Spring転職エージェント(Adecco)の特徴と強みを徹底解説!世界No.1の手がけるエージェント制の圧倒的合理性とは?

今回紹介するのは、世界最大No.1の業績を誇るAdecco(アデコ)の手がける「Spring転職エージェント」です。

Spring転職エージェントの特徴を一言で表すなら非常に合理的

「転職エージェント」というビジネスモデル自体が欧米発なわけですが、スイス発の世界No.1人材サービス会社であるAdeccoなら、圧倒的な転職サポートに期待できると言ってもいいでしょう。

当記事では世界No.1人材サービスであるアデコの運営するSpring転職エージェントの特徴を徹底に解説していきます。

Spring転職エージェント運営会社「Adecco(アデコ)」の強みとは?

まずは、Spring転職エージェントの性質を正しく理解するために、運営会社である「Adecco(アデコ)」について解説していきます。

アデコの業績は世界No.1!

アデコはスイスに本社を置く外資系企業で、人材サービス会社として世界No.1の売上を誇っています。

・国内人材サービス会社の総売上高

リクルートHD…1兆8,399円
パーソルHD…5,919億円
パソナグループ…2,803億円
アデコ(日本国内)…1,595億円
マイナビ…1,097億円

・世界規模の人材サービス会社の総売上高

アデコ(スイス)…2兆8,385億円
ランスタッドHD…2兆5,855億円
マンパワーグループ…2兆1,816億円
リクルートHD…1兆8,399億円

出典:「会社四季報」業界地図 2018年版

日本では広告展開が圧倒的な「リクルート」やネット広告展開で知名度バツグンの「マイナビ」が有名ですが、業績だけで見るとアデコは世界No.1なんです。

国内での業績もマイナビを越えており、人材サービス業として高い成果を出していることがわかりますね。

国内では”合理的”な人材ビジネスを手がける

世界No.1のアデコですが、国内ではそこまで知名度は高くありません。

というのも、競合であるリクルート社の派手な広告展開による圧倒的知名度と効率重視の人材サービス業とは違い、世界No.1の人材サービス会社として独自のノウハウを活かしつつ、日本の人材サービス事情に合わせたビジネス展開をしているからです。

例えば、全国各地にスモールオフィスを展開し見栄よりも”成果”を重視していることや、ネット広告などで適性のある者だけを集客するなど、非常に合理的なビジネス展開をしています。

逆に日本の企業では、新卒一括採用からもわかる通り、リクルート式の「数撃てば当たる方式」が主流で、転職エージェント方式もまだまだ未成熟で課題が多いのが実情ですからね。

純粋に「企業-エージェント-求職者」を結ぶ転職エージェント方式であれば、アデコのノウハウに軍配が上がるでしょう。

Spring転職エージェントのメリットとは?

運営会社であるアデコの概要を抑えた上で、Spring転職エージェントのメリットを見ていきましょう。

転職情報がハイレベルで充実している

Spring転職エージェントは転職情報サイトとしても非常に高精度な情報が掲載されており、実用的な転職ノウハウサイトとしても非常に参考になります

レジュメ(履歴書・職務経歴書)の書き方から、各キャリア・業界・職種の転職の実情、さらには在籍コンサルタントのメッセージまで、転職に関する情報が大量に公開されています。

また、日本の転職情報サイトと違って広告色が強くないので、極めてビジネスライクかつ実用的な情報が厳選されて書かれています。

「よくある質問」ひとつ取ってみてみても、実際に運営する中で起こったと思われる詳細な質問・回答が掲載されており、おおむね利用前にサービス概要が理解できるレベルですね。

一方で、日本の転職エージェントおよび転職情報サイトは「実際に会ってから判断する」という意図だけならともかく、恣意的に「転職者に余計な情報は与えない」という意図で情報掲載を渋っている業者もあるので、利用する前に不安になってしまう側面もあります。

その点、アデコは惜しみなく有用な情報を公開しているため、安心して利用できます

過剰広告やオトリ求人が少なめ・情報公開がフェア

アデコの求人や転職情報を見てみますと、勘のいい人であれば「あれ?モデルケースの年収低くない?」と気づくことかと思います。

これはアデコが嘘偽りなく求人先や自社データの年収を公開しているからであり、リアルな数字を公開しているからです。

一方で日本国内の転職業者は利用者を募るため、過剰な広告や平均年収よりも上の極端なモデルケースを出すなどして、実態とは離れた情報を公開しているところもかなり多めです。

ただし、これについては過剰な広告で夢を抱いた利用者を呼び込む広告が有効手法な以上は、一概に悪いこととは言えないでしょう。

アデコはあくまで現実的な数字や情報を公開するスタンスはブレていませんので、その点では非常に信頼できる転職エージェントだと言えます。

コンサルタントの提案力に期待できる

Spring転職エージェントでは、担当エージェント(コンサルタント)の提案力に期待できます。

というのも、360度式(両面型)コンサルティングと呼ばれる形式を採用し、求職者と企業の交渉を完全に1人で担当する形式を採用しているからです。

これは外資系転職エージェントに全般に見られる傾向であり、個人の決定権の大きい外資系の社風だからこそ為せることですね。

一方で日本国内ではエージェント(コンサルタント・キャリアアドバイザー)がただの相談窓口としてしか機能しておらず、実際の提案や企業側とのやりとりは他者が担当する実態も珍しくはありません。

たたし、この360度式コンサルティングの欠点は、担当者との相性が悪かった場合に”合う・合わない”がハッキリしすぎる点です。また、コンサルタントと綿密に話を進めなければいけないため、相談者側にも一定の交渉力・コミュニケーション能力が必要とされる点にも注意ですね。

世界規模の企業なので外資系の紹介にも期待できる

Spring転職エージェントは自社が外資系企業運営ということもあり、外資系企業の紹介先を見つけやすいというメリットがあります。

外資系転職ノウハウや英文レジュメの作成ノウハウ情報も充実しており、何より担当コンサルタント自身が外資系勤務ですので、国内エージェント以上に外資系への転職サポートは期待できると言ってもいいでしょう。

Spring転職エージェントのデメリットとは?

以上のように、純粋な転職エージェント制として非常に合理的な運営がされているアデコのSpring転職エージェントではありますが、利用者にとってはデメリットもあるので把握しておくといいでしょう。

転職意欲の高さが要求される

アデコのSpring転職エージェントは合理的な分、転職意欲の高さが要求される点には注意です。

正直な話が「転職しようかどうか迷っている…」という利用者が相談に来ても、話が進まないので合理的ではないのです。

Spring転職エージェント公式サイト内の情報を見ても、意識の高いビジネス用語が頻発しており、転職意欲・ビジネスに関する意識の高い人物像を対象にしていることがわかります。

ただし求められる経歴は第二新卒層(新卒3年以内)でもOKと比較的緩めですので、大きな実績や成果がない方でもやる気や意欲次第ではサポートしてもらえる点は知っておくといいでしょう。

Spring転職エージェントでは、このほど20代・第二新卒の方に向けて、個別のキャリアカウンセリングを実施いたします。社会に出て、「本当にこの仕事は自分に向いている仕事なのか?」という思いが頭によぎった経験のある方は、この機会にSpring転職エージェントの経験豊富なコンサルタントとともに、適職探しをしてみませんか?

出典:第二新卒について|よくある質問|Spring転職エージェント

また、長期での転職活動を考えている方であれば、サポートしてもらえる可能性も高いです。

Q.具体的な転職時期が決まってはいないのですが登録はできますか
A.「いい企業があれば転職を考えたい」と漠然と考え始めた……という早い時期からでも、お気軽にご相談ください。

逆に、転職意欲がそこまで高くなく「今の仕事辞めたい…」「楽に転職先決めたい…」という方は、素直に日本式の転職ノウハウで効率よく次の見つかる「リクルートエージェント」「doda」の二社を利用しておくべきでしょう。

日本の転職エージェントでは、登録された経歴から事務的に採用される確率の高い求人を選出している内情があるので、意欲が低くても転職を成功させることは可能です。

外資系特有の運営方針なので「合う・合わない」が激しい

アデコのSpring転職エージェントは外資系運営のため、人によって合う・合わないの差が激しいことは覚えておくべきでしょう。

担当コンサルタントは日本人ではあるものの、外資系企業の社風や環境でビジネス経験を積んでいるため、国内のビジネスパーソンとは違った価値観や判断基準を持っています。

また、前述の通りコンサルタントの裁量幅が広いがゆえに、担当者によって転職先の傾向が左右される点は必ず知っておくといいでしょう。

担当者1人の判断によって転職先が左右されるリスクを避けるのであれば、他者エージェントも併用しておくことが無難です。

地方・海外勤務の求人は少なめ

アデコのSpring転職エージェントの欠点としては、地方・海外勤務の求人が少ないという点です。これは公式サイト内にも明記されています。

Q.地方や海外在住ですが、登録できますか
A.もちろんご登録は可能です。しかし、地方や海外勤務の求人が少なく、ご希望の仕事の紹介が難しい場合がございます。あらかじめご了承ください。

Q.日本に拠点(日本法人・支社)を持つ外資系企業に入社後、最初から海外勤務(駐在)として赴任できる求人はありますか
A.前述でほとんどそういった求人はないと書きましたが、Spring転職エージェントにいただく求人の中には年間数件は、すぐに海外赴任をするという前提での求人が存在します。理由としては、急に海外展開を強化したため、語学の堪能な社員が少ないであるとか、ある特殊な技術やスキルを持った人を赴任させる必要があるなどといった特殊なケースがあるからです。

代替エージェントとしては、同じく外資系運営のハイキャリア海外転職をサポートしている「JACリクルートメント」か、地方転職に強みを持つ「ランスタッド」があります。また、国内エージェントであれば、外資系・グローバル部門のある「リクルートエージェント」や、地方創生に力を入れいている「パソナキャリア」などの利用を検討しておきましょう。

対象キャリア層が広すぎる

転職エージェントとして非常に合理的なアデコのSpring転職エージェントですが、国内の大手エージェントと同じく「広く浅く」の人材サービス業ですので、専門性にはやや欠けるというデメリットがあります。

担当コンサルタントに業界知識や理解力があれば話はスムーズに進むかもしれませんが、そうでない場合は提案に納得できない可能性も十分ありえます。

とくにハイキャリアかつ専門職になればなるほど、転職に関する話がディープになっていくため、合理的で利用満足度の高いSpring転職エージェントでも納得の行く提案が得られない可能性も出てきます。

その場合、ハイキャリア転職特化の「JACリクルートメント」やヘッドハンターを自分から探せる「ビズリーチ」、あるいは対応が丁寧でマッチング精度に期待できる「パソナキャリア」を利用するといいでしょう。ものづくりエンジニアには「メイテックネクスト」もあります。

まとめ

以上、アデコのSpring転職エージェントについてご紹介してきましたが、外資系らしくビジネスライクながらも合理的な転職サポートに期待できます。国内の転職エージェントと違い広告面での誇張表現も少ない分、現実的な情報を得られる点もメリットですね。

一方で、担当コンサルタントの裁量幅が広い分、担当者次第で転職先傾向が左右される面もあるので、利用者にもコミュニケーション能力が求められる点には注意です。

受け身でプロの提案通りに転職先を探したい方は、素直に国内最大手の「リクルートエージェント」や第2位の「doda」を使っておくべきでしょう。どちらもキャリアアドバイザーの提案した求人に応募すれば高確率で転職先が決まりやすいので、かなり日本人向きですよ。

Spring転職エージェントの登録方法は?

アデコのSpring転職エージェントに登録するには、公式サイトからフォームに従って必要な情報を入力していくだけでOKです。

登録の際の注意ですが、必須項目以外もしっかりと入力しておくことで、担当コンサルタントから連絡が返ってくる可能性が上がります。

逆に言えば、必須項目しか入力しない場合は登録手続きが完了しても面談に呼ばれない可能性もあるということです。

また「Adecco」から登録すると派遣社員支援サービスに登録されるおそれがあるので、必ず「Spring転職エージェント」から登録しましょう。

登録後の面談箇所は以下の拠点で行われます。

東京(秋葉原UDX)、名古屋、大阪、札幌、茨城(つくば)、岡山、広島、福岡

ただし、相談すれば面談箇所は柔軟に変更してもらえることもあるので、面談に行けなそうな方でもまずは登録しておくといいでしょう。

ちなみに、アデコのSpring転職エージェントは「経歴不問」「転職検討段階」という方でも登録自体は出来ますので、気になった方はこの機会に登録しておきましょう。

登録は完全無料です。

Spring転職エージェントの登録はこちら【完全無料】

タイトルとURLをコピーしました