転職エージェントの対応が悪い場合の対策。本当に対応が丁寧なエージェントと出会うためには?【電話が来ない・上から目線・電話がしつこい】

転職エージェントは国内で400社以上も存在します。

「対応の悪い担当者とあたって、不快な思いをしたくない…」

こう考える人も少なくないことかと思います。

わざわざ面談まで行って、普段は表に出しにくい仕事や転職の相談をするのですから、出来れば対応が丁寧なエージェントを使いたいものですよね。

今回は、転職エージェントの運営方針やサービス内容、口コミや評判などを基に、独自の視点でエージェントの対応の丁寧さを徹底分析していきましょう。

スポンサーリンク

対応が丁寧な転職エージェントは?

転職エージェントは相談者の経歴や担当者に寄って対応に差があるので、総合的に判断するために以下の基準を用いてます。

  • 運営会社の社風や方針が求職者寄り
  • 業績・従業員数・人材育成などで対応力を推測
  • 総合的な口コミや評判

総合的かつ統計的で、言わば「転職業者の業界分析・企業分析」的な判断基準ですので、利用する転職エージェントの平均評価としてご参考ください。

パソナキャリア

対応の丁寧さで言えば「パソナキャリア」は間違いなく期待できます。

というのも、パソナキャリアは社風や事業内容自体がかなり社会事業寄りで、商売色はかなり抑えめの人材サービスだからです。

しかも、パソナキャリアはコンサルタントの社内教育方針もしっかりと公開しており、コンサルタントの”質”にこだわっています

たとえば、パソナキャリア公式サイトで公開されている社員教育方針や従業員の比率についても、利用を検討する上で非常に参考になるデータが公表されていますね。

各業界のコンサルタントのプロフィールも充実しており、かなり信頼性があり、対応力にも期待できそうです。

大手転職エージェントや口コミサイトでは「担当者の対応が丁寧!」「優秀なコンサルタントが多い!」なんて都合のいい広告を出しているところも多いですが、その信憑性には疑問が残りますよね。

その点、パソナキャリアは広告色なく”根拠”をしっかりと提示しているため、非常に説得力があると言えます。

また、人材業者第二位のパソナの業績を見ていると、国内第一位のリクルートや第二位のパーソルと比べるとかなり抑えめで、効率や利益よりも”顧客満足度”を最重視していることが見えてきます。

・リクルートホールディングス(国内1位)
売上高:1兆8399億円
営業利益:1272億円
営業利益率:約6.9%

・パーソルホールディングス(国内2位)
売上高:5919億円
営業利益:334億円
営業利益率:約5.6%

・パソナグループ(国内3位)
売上高:2803億円
営業利益:44億円
営業利益率:約1.5%

・アデコ(世界1位)※国外の業績も含む
売上高:2兆8385億円
純利益:903億円
純利益率:約3.1%

出典:「会社四季報」業界地図 2018年版

パソナキャリアは経営理念として「社会の問題点を解決する」を第一に掲げており、雇用についても真摯に取り組んでいることもあり、商業色の強いリクルートとは真逆の方針にあります。

転職に関して親身で丁寧なアドバイスを期待するのであれば、パソナキャリアは確実に利用しておくといいでしょう。

→パソナキャリアの詳細記事はこちら

メイテックネクスト

製造業・メーカーの理系卒エンジニアに概ね好評なのが「メイテックネクスト」です。

エンジニア人材派遣会社として40年以上の実績を持つ「メイテック」の子会社として設立された経緯を持ちますので、信頼性もバツグンです。

エンジニア経験のあるコンサルタントが集結しているため、理系・エンジニア寄りのエージェントして密かに満足度が高めです。

公式サイトを閲覧してみてもわかりますが、広告色はあまり強くない反面、エンジニアらしい理知的な情報やコンテンツが目立つところも特徴ですね。

また「リクナビNEXT」が主催する「グッドエージェント」の満足度ランキングでも毎回ランクインしており「地味ながらも堅実に転職を成功させている実績がある」ことがわかってくるでしょう。

エンジニア自体が「縁の下の力持ち」という立ち位置でもあるので、広告色の強い文系寄りのエージェントと比べると、目立たない割に根強い実績がある点は注目しておくべきでしょう。

→メイテックネクストの詳細記事はこちら

ハタラクティブ

都内近郊限定、既卒・第二新卒・フリーター向けですが「ハタラクティブ」も対応の丁寧さには定評があります。

公式サイト情報を見ても、中卒から大学中退者、あるいはフリーターまで経歴にコンプレックスを持つ若手の就職・転職事情に相当量の理解があり、対応の丁寧さには十分期待できそうです。

ハタラクティブの運営会社である「レバレジーズ」はベンチャー企業で、利益よりも社会事業寄りな経営方針を持つので、社員教育も利益重視というよりは満足度重視の傾向にあります。

就職Shop

リクルートグループの運営する既卒・第二新卒・フリーター向けの「就職Shop」も、対応の丁寧さには期待できます。

就職Shopはリクルート運営にもかかわらず、人柄重視の面があり、やや緩めの傾向があります。リクルートグループにしては過剰な広告イメージもないので、思い違いもなく利用できるサービスでしょう。

ただし、腐ってもリクルートグループ運営なので、ある程度はビジネスライクかつ現実的に対応してくることは想定しておきましょう。

アイデムスマートエージェント

アイデムスマートエージェント自体が「他エージェントの対応に不満がある人向け」という方針で、対応力に自信を持っています。ただ、あくまで自社側の広告キャッチフレーズですので、その信憑性はしっかりと吟味しておきたいですよね。

運営会社であるアイデムは、スモール企業として40年以上生き残ってきた実績があるので、それ相応の対応が期待できそうです。

ただし、企業規模が小さい上に総合求人サービスの傍らにエージェント部門を営んでいるので、提案力や紹介先への営業力にはやや疑問が残ります。

かいつまんで言えば「大手ほど対応の悪い担当に当たる可能性は少ないが、その分提案力のある担当にも期待できない」と言ったところでしょう。

良くも悪くも”堅実”と言った感じです。

→アイデムスマートエージェントの詳細記事はこちら

アデコ(Spring転職エージェント)

外資系企業で世界No.1の人材サービス会社「アデコ(Spring転職エージェント)」は、対応が丁寧というよりは「これと言った欠点や悪評が目立たない」という感じですね。

外資系エージェントで「知る人ぞ知る」という転職エージェントですので、広告イメージの強い国内エージェントに比べて悪い評判はかなり控えめです。

公式サイト内で情報がフェアに公開されているため、話の食い違いや利用者の過剰な期待がないという面でも、悪い評判を抑えている結果につながっていると考えられます。

また、外資系らしく360度(両面型)コンサルタント形式で担当者の裁量幅が広く、コンサルタントの対応力が高いことが悪評が少ない最大の理由でしょう。

マイナビエージェント

「対応の丁寧さに期待できる」という点では「マイナビエージェント」も紹介しておくべきでしょう。

マイナビエージェントはネット上でも「対応がすごく丁寧だった」という評判と「熱意がありすぎてこちらの意向を無視された」という評判がキレイに分かれており、キャリアアドバイザー個人の裁量幅がかなり広いことがわかってきます。

マイナビエージェントは、若手のアドバイザー多めのベンチャー気質があるので、担当者に寄ってかなりムラがあるのが原因と考えられるでしょう。

もともと、マイナビエージェント自体が近年成長中のサービスで、キャリアアドバイザーはほぼヘッドハンティングで揃えた形になるので、アドバイザー経験自体は短めな社員が多いわけです。

そのため、対応の丁寧さは個人の力量や考え方に依存している部分もあり、社員教育がまだ定まっていない部分があるのだと考えられますね。

マイナビエージェントは20代・30代向け、IT・ベンチャー寄りという社風もあるので、利用する前に社風や方針を知っておくと、相違なく相談できるでしょう。

→マイナビエージェントの解説記事はこちら

対応の悪い評判が目立つ転職エージェント

ここまでは対応の良い転職エージェントをご紹介してきましたが、逆に対応の悪い評判の目立つエージェントも紹介しておきます。

率直に挙げると、大手二社です。

どちらもビジネスライクな会社で組織規模も大きく、良くも悪くも事務的かつ機械的になりやすい傾向があります。

その上で利用者の母数が多いため、必然的に不満や愚痴もネットに上がりやすくなるわけです。

公務員やお役所仕事もそうですが、組織規模が大きかったり社内マニュアルがしっかりしている会社ほど、対応が悪くなりがちという側面があるので、予め知っておくと期待しすぎずに済むでしょう。

リクルートエージェント

ネットの評判でもとくに悪評が目立つのが、リクルートエージェントですね。

  • 上から目線の態度で対応された
  • 求人情報やメール対応で間違いがあった
  • こちらの意向を聞かず、一方的に求人を薦めてくる

転職エージェントのネガティブな評判の中でもとくにリクルートエージェントは「対応が悪い」という声が激しく出ております。

実際、リクルート自体が利益・効率重視な会社ですので、顧客対応が悪めであることは想像に難くなく、上記のような悪評もウソではないはずです。

ただし、すでにエージェント部門で31万人もの紹介実績があり、求人数や情報量も圧倒的である事実は忘れてはいけません

また、圧倒的ブランド力と求人数を誇るということは、転職先となる企業からも評判がいい証拠であり、決して求職者だけの意見を参考にすべきではないでしょう。

リクルートは人材サービス業界でモンスター級のエージェントで、利用対象者層も広いので悪い評判が目立つのは当たり前の話でしょう

メディア露出の多い政治家が叩かれるのと一緒で、もはや「有名税」みたいなものです。

利用者が多ければ多いほど、悪い評判もその分たくさん出てくるわけです。

「リクルートエージェントの評判が悪いから使うのはやめておこう」と考えるのではなく、悪い評判が目立ちやすい事情を知っておき、効果的に使っておくのがかしこいやり方です。

どちらにせよ、本気で転職を考えるのであれば「物事の良い側面・悪い側面」どちらも客観的に判断できなければエージェントの都合のいいように扱われるだけですので、そういう意味でもリクルートエージェントはひとつの指標になります。

→リクルートエージェントの解説はこちら

doda

doda」は国内第二位の人材サービス会社である「パーソルグループ」の手がける転職エージェントですが、こちらもネット上では悪評が目立ちます。

dodaのエージェントはリクルートエージェントとは違い「対応は丁寧だけど、提案力や対応力が低い」という評判が多く”質”の面で不満が多めです。

逆に「担当者の感じが悪い」「態度がムカつく」と言った感情的な悪評はそこまでありません。

良く言えば真面目、悪く言えば実力不足が目立つ」と言った感じでしょうか。

これはdodaエージェントの「キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の完全分業制」が原因にあるかと思われます。

このdodaのエージェント分業制ですが、効率のいい反面、キャリアアドバイザーが相談窓口としてしか機能しないリスクもあり、アドバイザーの提案力が低くてもどうにかなってしまうというデメリットもあります。

また、採用プロジェクト担当とキャリアアドバイザー間の連携がそこまで密接ではないため、届いた求人メールとキャリアアドバイザー間での話の食い違いも起こり得ます。

dodaの評判を見てみると「担当者の人柄はいいけど対応力に不安がある」といった意見も多く、とくにキャリアアップ意識の高い人からはあまり評判がよくない傾向です。

ただ、dodaのシステムをよく理解すればわかりますが、dodaを経由して他社エージェントからスカウトされる可能性もあるので、対応が悪いと評判だからと言って登録を避けるのは機会損失でしょう。

あくまで「総合転職情報サイト」として、エージェント制以外のサービス領域もdodano評価に含めておく必要があります。

doda同様、他社エージェントからヘッドハンティングされるマッチングサイトとしては「リクナビNEXT」「ビズリーチ」も同様の機能も備えており、dodaはあくまでエージェント制も事業の一環として行っているので、やや対応力に劣るのは仕方のないことでしょう。

どの道、本格的に転職活動をするとなると、職務経歴書の作成や自分の市場価値を把握しておく必要があるので、初めにdodaの提案を受けて参考にしておき、他社エージェントを利用するための踏み台にしておくのがかしこい使い方でしょう。

→dodaの解説記事はこちら

まとめ

以上、あらゆる情報をもとに各転職エージェントの対応の丁寧さをまとめてみましたが、悪いネットの口コミや評判にも”裏”があるので、冷静に見極めることが大事だとわかってきたでしょう。

もっとも、転職を本格的に考える20代後半のビジネスパーソンであれば、安易に口コミや評判に流されるような人は少ないでしょうが、日本人はまだまだ広告イメージや企業イメージに流されやすい傾向があるため、今回詳しくまとめておきました。

対応が丁寧であることがいいことではない

ここでひとつ注意しておいて欲しいことがあります。

それは担当者の対応が丁寧であったとしても、転職に関する提案力があるとは限らないことです。

いくら対応が丁寧であっても、丁寧してくる転職先やキャリアプランが見当違いであれば、ただ「感じがいい」だけでキャリアアドバイザーとしての能力には疑問が残ります。

逆に対応は少々雑でも、提案する転職先やキャリアプラン、提供してくれる情報が有用なら非常に心強いパートナーとなってくれますよね。

要は好み・相性の問題なんです。

今回はあくまで総合的に対応の良い転職エージェントを挙げていきましたが、本格的に転職エージェントの利用を検討されている方は「対応の丁寧と評判なのがいいエージェント!」という先入観にとらわれず、総合的な視点でエージェント選びをする能力も大事でしょう。

転職エージェントの利用は「お客様」ではない点にも注意

また、ひとつ留意しておきたいことは、転職エージェントは無料で利用できる上に相談者は決して「お客様ではない」という点ですね。

あくまでビジネスの一環で対応の丁寧さを決めているわけですので、相談者の経歴や意欲によって対応も変わるということは知っておきましょう。

自身の経歴や方針に近い転職エージェントを利用することで、よりよい対応を引き出すことも転職エージェントを有効活用する秘訣です。

タイトルとURLをコピーしました