突然ですが、皆さん、飽きっぽいって感じたことありませんか?
同じことを繰り返す毎日、興味も失せる仕事、そんな日々にうんざりしていませんか?
私も昔は、すぐに新しいことに興味を持っては、すぐに飽きる。その繰り返しでした。
でも、社会はそんな飽きっぽい人を「根気がない」「集中力が足りない」とか言って評価しない。
むしろ、同じことを続けることができる人間が偉いとされるこの社会、どうなんですかね?
飲み会で「同じことばっかり」やってる連中を見ると、もう吐き気がするくらい退屈。
新しいことに挑戦し続けることがそんなに悪いことですかね?
でも、ある日気づいたんですよ。
「飽きっぽい人間ほど、広い視野を持つ」ってね。
だってそうでしょ?
新しいことに挑戦し続けるからこそ、幅広い知識やスキルが身につくんです。
でも、世の中は「一つのことに集中する(笑)」人たちばかりを評価する。
ならば、話は簡単。
飽きっぽい自分を活かせる、評価される場所で働けばいいだけ。
ここでは、飽きっぽい私が苦悩した末に見つけ出した「飽きっぽい人ほど評価されやすい職業」を解説していきましょう。
飽きっぽい人の弱みや短所:仕事ができないと思われやすいデメリット
飽きっぽいという特性は、新しいことへの興味を追求する力としては強みですが、一方で仕事における持続力やコミットメントを求められる状況では、さまざまなトラブルの原因となることがあります。この特質を持つ人が、どのような点で周囲との摩擦や誤解を生む可能性があるのか、詳しく見ていきましょう。
継続的な努力や同じことの繰り返しへの耐性がなく信頼を得られないことがある
飽きっぽい人は、新しいものや環境に興味を示すことは得意でも、同じことを継続して行うことへの耐性が低いことが一般的です。
このため、長期にわたるプロジェクトや繁重な業務に対するコミットメントが低くなり、チームや上司からの信頼を失うことがあります。
衝動的な行動や無計画な行動が多いため周りから迷惑だと思われることがある
飽きっぽさが、計画せずに衝動的な行動をとる傾向を生むこともあります。
その結果、仕事の進行を乱すことや、後戻りが必要な状況を生み出すことがあり、結果的に他のメンバーや部門から迷惑だと思われることがあります。
飽きたことを投げ出したり怠けがちなので無責任だと思われることがある
飽きっぽい人は、興味を失ったものに対してはモチベーションを保つことが難しい傾向にあります。
そのため、途中で業務を放棄したり、怠ける姿勢を見せることがあり、これが無責任な行動と受け取られることがあります。
飽きっぽい人に向いてる仕事【解説付き】
「向いてる仕事」の基準は色々とありますが「才能を発揮できる仕事」「今までの経験が活かせる仕事」などが該当します。
飽きっぽい人には、以下のような隠れた才能や適性があります。
▼飽きっぽい人が持つ意外な適性
- 多動・多才
好奇心旺盛、多趣味、興味関心が広い、異文化交流を行う - 早熟
理解力がある、学習能力が高い、なんでも挑戦する、考えるより行動、天才肌 - 適応力がある
新しい環境に馴染む、初対面の人とも打ち解ける、変化を好む、未知の状況にも対応できる - 創造性豊か
アイデアを出す、ひらめきを試す、提案する
こういった適性は、意外と自分でもわかってないことが多いです。
しかし、アピール次第では転職活動を有利に進めることができ、思いもしなかった天職を引き寄せます。
以上の性質を踏まえ、飽きっぽい人に向いてると言える仕事を紹介していきます。
プロジェクトベースで進行する仕事
- プロジェクトマネージャー
- プログラマー
- イベントプランナー
- ツアープランナー
- セミナープランナー
プロジェクトマネージャーやプログラマーは、定期的に異なるプロジェクトに取り組む必要があります。イベントやセミナーの企画・運営も同様です。
これらの職業では常に新たな課題や目標を設定し、それを達成するための計画立案や実行力が求められます。そのため、自由な裁量を求めたり、日々学習や創造性を働かせることで、飽きっぽい人でもやりがいを見出しやすい仕事だと感じるかもしれません。
クリエイティブな職業
- 放送作家
- イラストレーター
- グラフィックデザイナー
- ファッションデザイナー
- スタイリスト
放送作家やグラフィックデザイナーなどのクリエイティブな職業では、常に新しいアイデアや表現方法を求められます。飽きっぽい人にとっては、創造的な仕事が刺激となります。自分の才能を発揮しながら、常に新たなチャレンジをすることができるでしょう。
コンサルタントやアドバイザー
- 経営コンサルタント
- ファイナンシャルアドバイザー
- 法律顧問
- ITコンサルタント
- 健康・栄養コンサルタント
コンサルティング業界では、さまざまな企業や個人の課題解決に取り組みます。
飽きっぽい人に向いてる理由は、異なるクライアントから依頼されたプロジェクトごとに新たな知識やスキルを身につける必要があるからです。また、専門知識を活かして他者の成長支援も行います。
起業家やフリーランス
- フリーランスデザイナー
- フリーランスライター
- フリーランスコーチ
- ウェブ開発者
- 起業家
起業家やフリーランサーは、自分自身でビジネスを立ち上げることが求められます。新しいプロジェクトに取り組むことが多く、飽きっぽい人には適しています。また、自己管理能力や柔軟性も必要ですが、自由な働き方や成果の直接的な反映を得ることも可能です。
マーケティングや広告業界
- マーケティングマネージャー
- 広告企画会社スタッフ
- CMプランナー
- ソーシャルメディアマネージャー
- PR担当者
マーケティングや広告業界では常に市場の変化に対応する必要があります。新たな商品・サービスの企画立案から実施まで幅広い仕事内容があります。飽きっぽい人に向いてる理由は、常に新しいトレンドを追う必要性から来ています。
報道・メディア関連の職業
- 新聞記者
- テレビレポーター
- カメラマン
- 編集者
- ブロガー
報道やメディア関連の仕事では、常に最新の情報を追い求める必要があります。飽きっぽい人には刺激的な環境であり、さまざまなテーマや出来事に取り組むことができます。また、自分の意見や情報を発信することも可能です。
旅行・観光関連の職業
- 旅行代理店スタッフ
- ツアーガイド
- ホテルコンシェルジュ
- クルーズスタッフ
- 旅行ライター
旅行や観光業界では常に異なる場所や文化と接する機会があります。飽きっぽい人に向いてる理由は、新たな体験を通じて自己成長し、他者と触れ合うことができるからです。また、クリエイティブな企画立案も求められます。
その他多岐にわたる職業
- 宇宙飛行士
- 研究者
- 商社マン
- 貿易スペシャリスト
- インフルエンサー
さまざまな職業においても、飽きっぽい人に向いてる仕事は存在します。宇宙飛行士や研究者は常に新たな発見を追求し、商社マンや貿易スペシャリストは異文化との交流を通じて成長します。また、インフルエンサーとして自己表現することも可能です。
飽きっぽい人が自分に合った仕事を見つけ出すコツ~就くまでの方法
「向いてる仕事がわかっても求人が見つからない…」
「適性があっても経歴やスキルが足りない…」
「惹かれる求人がを見つかっても受からない…」
向いてる仕事を見つけたとしても、直面するのがこのような問題です。
そこで最後に、本当に自分に合った仕事を見つけ出すコツから実際に就くための方法まで、すぐに行動に移せる実践的なノウハウを紹介していきます。
向いてない仕事を見極める
世の中には数多くの転職サイトや求人があり、選択肢に迷うものです。
その中で、効率良く理想の仕事にたどり着くためには「自分はどの職業に惹かれないか?」「どんな仕事が続かなそうか?」を見極めましょう。
▼飽きっぽい人に向いてない仕事の例
- 長期間同じタスクやプロジェクトに取り組む必要がある職種
例:研究者、ドキュメンタリー映像制作、建築家、小説家、アカデミックな学者
向いてない理由:一分野の専門性を深く追求したり、作品を完成させるために長い期間を要するため。途中で投げ出したり興味関心が移る飽きっぽい人は継続が難しい。 - ルーチンワークが多い職種
例:経理(事務職、税理士など)、データ入力スタッフ、受付業務、工場のライン作業者、カスタマーサポート(同じような問い合わせ対応)
向いてない理由:毎日、同じ作業を繰り返すことが多いため。また、創意工夫の余地もなく、手順通りに決められたことをこなすだけで退屈を感じやすいかも。 - 細かい手間がかかり緻密な作業を要する職種
例:時計職人、細密画家、手縫いの職人( 革製品製造者)、宝石加工職人、刺繍師
向いてない理由:細かな品質向上や自身の技術向上など、同じ作業の繰り返しの中で腕を上げる必要があるため
こういった「向いてない可能性の高い業界や職業」と「向いてないと言える理由や根拠」を知っておくだけでも、迷いが少なくなります。
また、職業そのものだけでなく、
- 一緒に働く人との相性(社員の価値観や性格傾向、上司の仕事観や方針)
- 社風(会社の組織風土や企業理念、経営者の考え方)
- 会社の扱っている商品(サービス内容や製品)
といった要素でも、向き・不向きが変わってくる点に注意です。
そのためには、仕事内容や採用条件以上に、
- 面接時に、多くの社員とフィーリングが合ったか?
- 会社の理念やビジョン、経営層の考えに惹かれるか?
- その会社が扱っている商品に惹かれるか?
といった点も重視して判断するといいでしょう。
「この職業=向いてる」ではなく
会社/人/扱ってる商品やサービスなど
様々な情報から判断しましょう
プロに相談して本当に向いてる仕事を見極める
以上のように、向いてる仕事に就くためには考えるべきことが大量にあります。
これを何のキャリア知識も、求人情報を見極める能力もないまま行っても、考えもまとまらずに行動できなくて当たり前です。
なので、向いてる仕事を探しているなら、まずは転職サービスでプロに相談してみることを強くオススメします。