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転職に悩んでいるなら「エンゼルバンク」を読んで転職エージェントについて知ろう!

ども!転職エージェントを利用して転職を成功させたことのある、デンジと申します!

私が転職を強く考えるきっかけになった漫画があります。

エンゼルバンク」という漫画ですね。

この作品、あの「ドラゴン桜」の続編として、知る人ぞ知る名作です。

ドラゴン桜と言えば、今の転職を考えている20代後半の方ならドラマで見てた人も多いかと思います。

「東大卒は簡単だ!」と言って、実際に底辺高校の生徒を、東大に合格させちゃうあのドラマですね。

「エンゼルバンク」は「ドラゴン桜」の続編ですが、物語としては”社会人向けのドラゴン桜”だと思ってもらうと、イメージしやすいかと思います。

…まあ、予め言っておくと、この漫画、かなり説教クサいです。

ですが「説教クサイ」といことは、普段周りの大人や先輩が口に出して教えてくれない「本音」でもあるのです。

それゆえに、職場や会社で聞けないような「社会人の本音」「リアルすぎる転職市場の実態」を漫画を通して知ることができます。

また、漫画以外にも「現役キャリアアドバイザーのインタビュー」も掲載されているため、転職を考える社会人にとっては、本当に参考になるばかりです。

今ならAmazonKindleで、3巻まで無料で読めます。

エンゼルバンクを読むべき人とは?

エンゼルバンク」のテーマは、ずばり”転職”

作中にもあるセリフですが「……てか、もう仕事から何も学ぶことはないんですよねえ……」という感じで、社会と仕事をなめてる人(失礼)は、ぜひ読んでみてほしいですね!

私も当時はそうでしたから。

正直な話。

今の仕事を天職だと思ってやりがいを持って働いているような人って、そう多くはないと思います。

「こんな仕事は自分には合わない」
「こんなはずじゃなかった」
「もっとやりがいのある仕事がしたい」

多くの社会人が、通る道です。

こういった悩みを解決できるヒントが隠されているのが「エンゼルバンク」です。

仮に転職を考えていない人でも、この作品を読めば「転職とは何か?」「仕事とは何か?」という気づきを得られることは間違いないはずですよ。

転職についての”マインド”が学べる

エンゼルバンクでは、主に転職についての”マインド”が学べます。

転職といっても、人によって答えや意味が様々で、働き方が多様化していく現代だからこそ、基本となる「マインド=考え方や心構え」が、大切な時代ですからね。

実際、転職を漠然と考えている方で、本当に仕事について考え尽くし、今の自分に納得できている方って、そう多くはないはずです。

そういった方こそ「転職とは?」「仕事とは?」を考えるきっかけにするために、この作品を読んで見る価値はありますよ。

ビジネスライク・合理的な視点から”転職”を知る

この作品のおもしろいところは、ビジネスライクで合理的な判断をする主人公「海老原」の、強烈な転職の価値観にありますね。

海老原は簡単に言えば、若手実業家の転職代理人、子供の頃から転売・投機で稼いでたような、天才肌なキャラクターです。

合理主義天才肌タイプの実業家というと、元ライブドア社長の「堀江貴文」さんや、元2ch管理人「西村博之」さんなどが当てはまりますね。

まあ、超簡単に言えば”言っていることが極端だけど、説明されたら「ああ、それわかるわ」”ということを発言するタイプの人です。

頭がいいので結論が飛躍する」わけですね。

エンゼルバンク内での海老原というキャラクターも、どっちかというと「言っていることは正しいけど、嫌なヤツ」という感じで、もうひとりの主人公となる転職代理人「井野」はもろにそういう態度で接しています。

物語最序盤で転職代理人に転職する井野ですが、極めてフツーの社会人キャラなんですが、彼女が緩衝材となることで、嫌味な海老沢の言っていることもわかりやすいように工夫されてますね。

言っていることが極端な天才肌の海老沢と、ごく普通の社会人感覚のある井野との掛け合いや仕事に対する意識の違いが、この作品のおもしろさ・わかりやすさにつながっていると感じます。

転職とは相場だ!

転職とは相場だ!」本作品を代表するべき名言であり、転職市場の確信をつく海老沢の発言です。

人の価値もそうです

自分で決めるんじゃないんです
決めるのは相場なんですよ

「仕事の価値は人間だ!」
「それぞれに個性がある!」
「自分には頑張った実績や信頼がある!」

転職する際に、こういった「自分勝手な基準」を根拠に自分を過大評価してしまう人は、少なくありません。逆に、過小評価する人もいます。

なぜ、そうなるのかというと、答えは簡単。

転職市場は”相場”が存在し、人材には”価値”があるから。

「人をモノみたいに扱うな!」と思われる方もいるでしょうが、これは残酷なまでの現実です。

景気のいいときには人件費や予算も降りるので、企業は大量採用できますが、そうでない時は採用は控えめになります。これも”相場”が影響しているからですね。

そして、言うなれば人材とは「商品」でもあります。
つまり「価値」があるんですね。

たとえば、高学歴・ステータスの象徴とされる「東大卒」なんていうのも、一般的に言えば「すごい」「周りよりレベルが高い」のは間違いありません。

しかし、相場を意識すれば、すぐに「東大卒」というライバルがたくさんいることに気づくわけですね。

やっぱり、人間って比べたがるもの。

周りよりちょっとすごいと「自分ならもっと出来る!」って調子に乗っちゃうのは仕方ないかと思います。

でも、それって「井の中の蛙大海を知らず」という状態であったり、あるいは社内にいる「実はすごい上司や先輩」に気づけていないだけかもしれないんですよ。

社会人になって仕事すると
自分のキャリアに自信持ちます

自分が唯一無二の存在だって思うこと
わかります

でも……
世の中いっぱいいるんですよ

自分みたいな人って……

で……
相場を知らずに勝手に取り引きしちゃうから
失敗する

転職がうまくいかない人の原因はここにあるんです

本作品のひとつのテーマは「いかに自分の転職市場での相場を高めるか?」というところにありますね。

この「相場」を意識しなければ、自分を過大評価したまま転職活動してしまい、一向に転職先が見つからず、挙句の果てに自信をなくして「妥協してもいいや…」と心が折れて、転職に挫折してしまうわけです。

ちなみに、この「転職は相場」という考えですが、近年の転職市場でも主流の考えですね。

「今の自分の適性年収はどれぐらいか?」
「自分の能力と経歴はどれぐらいの価値なのか?」

…というところに、転職願望のある人の意識が向いていますね。

MIIDAS(ミーダス)」という転職サイトでは、自分の年齢やキャリアから、今の適性年収がわかるので、相場に興味がある人は試してみるといいですよ。


転職に失敗してしまう人の特徴もわかる!

転職は失敗するもの」というイメージはまだまだ強いですよね。

実際問題、転職に失敗してしまう人はかなり多いのです。

「エンゼルバンク」では、転職に失敗してしまう人の特徴もわかりやすく紹介されています。

「ならば訊くが
お前はどういう方法で進めるきだ」

「それは……
ネットとか雑誌で調べて
自分に合った仕事を探そうかと」

多くの人が転職で失敗してしまうのは「ネットや雑誌の、メディアの情報に流されてしまうから」という理由ですね。

情報化社会に若手不足の今の日本では、ますます「自分に合った求人サイトは?」「どの転職サイトがいいの?」という悩みが増えて来ています。

そして、多くの転職会社やメディアが、あの手この手で人材を集めようとアレコレ戦略を巡らせています。

そして、その情報とはすべからく「イメージ」であり、その会社が自分に合っているかどうかは「入って働いてみなければ、わからない」わけですね。

しかし、人は失敗を恐れます。

「思っていたものと違ったらどうしよう…」
「今の会社より悪かったら後悔する…」

そうして、いくら調べて考えたところで、企業実態などわかるはずもないのに、「求人票の情報」「転職サイトの情報」に悩み続けることになるのです。

決まんないよ
業務内容
企業業績
福利厚生
字で見たって…

でもね
転職のストレスから早く逃れたいから
無理に決めちゃう

それでみんな失敗する

「文字だけの情報では、何もわからない」

この事実に気づけずに、転職活動でさまよってしまった上、抜け出すために転職先を妥協してしまい、転職に失敗してしまう人は、多いのです。

私も転職について知らなかった頃は、漠然とネットの情報の海をさまよっていました。

転職エージェントの仕組みがわかる!

「転職で失敗したくない…」というのは、何も求職者側の悩みではありません。

企業側とて、中途採用でミスマッチ人材を抱えたくないのは、当然です。

しかしながら、書類選考や職務経歴書と面接だけでは、本当に会社に合った人材を選び出すのは至難の業ですよね。

そこで近年生まれたビジネスが「転職エージェント」というビジネスモデルですね。

「エンゼルバンク作中」では「転職代理人」と呼ばれていますが、基本的には同じです。

簡単に言えば「転職したい人と求人している企業を仲介する仕事」であり、近年の転職サービスでは、ほぼ代理人がついてサポートしてくれるところばかりですね。

「なぜ、代理人がつくの?」と問われれば、それは本作を読めば必ず理解できます。

本作では、ストーリーを通して「転職代理人(エージェント)とは、どのようなお仕事か?」ということが、わかりやすく描かれていますからね。

近年ではネット普及に伴い、転職エージェントで代理人を仲介して転職活動することが主流となっております。

転職エージェントを利用するかしないかで、転職の成功率は大きく変わってくると言ってもいいぐらいですね。

「エンゼルバンク」では、転職エージェント(代理人)について、実にわかりやすく解説されています。

転職に関心のある方は、まずは「転職で代理人を仲介するメリット」をよく理解しておくべきですよ。

転職エージェントとは合理的なビジネスだった!

転職代理人(エージェント)とは、非常に合理的なビジネスです。

転職希望者、求人企業、仲介業者、三社Win-Winの関係が成り立つわけですね。

その理由が、わかりやすく解説されています。

我々(転職代理人)の利益は
転職が成功した時の成功報酬のみだ

ではどのような形の
成功報酬が払われるのか?

転職代理人(エージェント)は、原則的に成功報酬型のビジネスです。

転職希望者を最適な企業に紹介して、始めて報酬が発生するわけですね。

転職者の年収の約30%が
ウチの会社に支払われる

採用先の会社は
こんなに金を費やすなら
自前で募集したほうが
いいと思うかもしれない

しかし
書類作成や選考など
採用のための業務量とコストは経営の負担になる

転職活動は、はっきり言って「めんどくさい」のですが、それは企業側も一緒です。

人件費や採用に関する業務量の増減など、会社のコストも負担になり、出来れば企業側も楽をしたいわけですね。

その一部を
転職仲介会社に任せたほうが
効果的ということ

一度我々のようなところを通すことで
受験者の質も最低限保証される

転職希望者にはちょっと想像できないかもしれませんが、会社側が一番採用で大事にするのは「リスク」です。

つまり「質の低い転職希望者」には、正直なところ時間を割きたくないわけですね。

あまりに間口を広く募集をかけると、そういったリスクも高まるわけですが、仲介業者を通すことで「最低限」は満たせるようになるわけです。

さらに我々を使うメリットは
成功時のみ報酬が発生するということ

これも企業側の事情になりますが、基本的に求人雑誌・求人サイトで求人を出すには「広告費=固定費」が発生することになるんです。

つまり「誰一人求人を見ていなくても、お金がとられる」ことにもなるわけですね。

そのため、資金に余裕のある企業や、広く浅く募集をかけている企業でなければ、割に合わないわけです。

これは
求職者 採用企業
両方にとって有益なんだ

まず求職者は
無料で相談に
乗ってもらえる

転職代理人(エージェント)事業では、求職者は完全無料で利用できます。

「転職は相場」という言葉にある通り、求職者はいわば”商品”だからですね。

転職代理人は、その求職者の市場価値を高め、最適な値段で企業に売りつけることで、経営が成り立つわけです。

採用する側の企業も
採用時だけ金銭が
発生するので
常時人材の募集をかけておくことが可能になる

これは採用にあまりコストをかけたくない
ベンチャーなどには大きなメリットがある

彼らは先払いが必要な
求人webサイトに登録する余裕がない

我が社はエントリーがタダなので
数多くの企業が登録していて
webサイトの約10倍の求人がある

このように、転職代理人はコスト・効率の観点からして、企業側に大きなメリットがある上に、手軽に求人を出せるため、エントリー数も多くなるわけですね。

大手求人サイトだけでは出会えない、意外な天職にも出会いやすくなるわけです。

転職希望者と面談を重ねることでマッチング精度が上がる!

しかしながら、ぶっちゃけた話「無料で求人を出す」だけなら、ハローワークでも済むんですよね。ですが、ハローワークは誰でも閲覧・応募できる上に、職員の対応もまちまちなので、ミスマッチ人材がたくさん来てしまう恐れもあり、そもそも事務手続きもめんどくさいです。

しかし、転職代理人(エージェント)では、求職者の質をより企業の求める人材に近づけるために、様々な工夫がされています。

とくに、転職代理人と求職者が面談するところが、大きな違いですね。

転職代理人にとって
いちばん重要な仕事は
求職者との面談

面談をして
なぜ転職しようとしているのか

その求職者の能力は何か
どのような仕事が向いているのかを
見抜くことが求められる

面談に来る求職者の悩みは漠然としていて
本人も理解していないことがほとんどだ

すごく重要なのですが「面談に来る求職者の悩みは漠然としていて、本人も理解していないことがほとんどだ」という一文はすごく大事です。

転職を希望している人は、実は自己分析がしっかりできていなく、自分の悩みの正体や、不満の原因を理解していないのです。

そんな状態で転職活動をしても、うまくいくはずがありません。

転職代理人(エージェント)では、そういった求職者の漠然とした悩みを掘り下げ、本当に自分に向いている仕事を一緒に見つけてくれるわけですね。

実際に自分で
企業の人事担当に会って
多くの企業の
内情を知るのが理想だけど
それにも限りがある

代わりに
社内にいる企業担当の営業とコミュニケーションを図り
求人情報を手に入れる

要は、転職代理人が営業してくれることで、企業の情報を代わりにリサーチしてくれるわけですね。

第三者を仲介することで、先入観や感情的判断にとらわれずに、より客観的に人材の評価ができるわけです。

求職者が企業面接に進むと
スケジュールの管理と年収や
福利厚生などの条件面交渉を
転職者の代わりに
行うことも業務の一つだ

また、転職活動の際にネックになるのが「年収や待遇の交渉」「残業時間などの実態を聞く」など、心証を下げかねない質問ですね。

しかし、これも代理人を仲介することで、聞きやすくなるわけです。

転職代理人(エージェント)では転職希望者の負担も減る

転職代理人(エージェント)は、求職者の事務手続きなどの負担を代わりに行ってくれるため、転職希望者は純粋に転職先選びに集中しやすくなります

転職代がついてるということだけで
大きなアドバンテージなんです

なぜなら……
転職はものすごくエネルギーを使うから

一人で活動なさってる方は特に……

疲れ果てて 途中で諦めてしまう人がとても多いんです

1人で転職活動をしたことがある方ならわかるでしょうが、転職活動って本当にエネルギーを消耗します

新卒時の就活がを、仕事をしたまま続けると考えてもいいでしょう。

そして、学生時代とは違い、学校側のサポートも一切受けられません。

さらに、いくら自分で必死に考えて、時間をかけた履歴書や職務経歴書も「今後のご健勝をお祈りします」という、無慈悲な不採用通知で返される期間を乗り越えないといけません。

これ、実際に経験してみればわかりますが、どれだけ必死に頑張ってみても、何の成果も得られないのは、本当に辛いです。

では なぜ疲れ
諦めてしまうか……

それは面倒臭いから…

はい。ぶっちゃけ、膨大な情報から自分に合った転職先見つけて、応募する度に履歴書・職務経歴書作成して、面談の日程決めて…のサイクル。

めんどくさすぎじゃ!!!!!!!!!!

…と、なってしまうんですね。

最初の数社は「絶対に受かるように丁寧に、時間かけて書くぞ!」と意気込むんですが、落ちる度に面倒になって、適当になって、そのうち転職する気もなくなってしまうんです。

具体的には…
まず企業を調べること

大手企業などは
四季報や業界新聞などで業績ぐらいは把握できますが
活字には表れない部分……

社内の雰囲気や環境などを個人の力で情報を得ることは
ほとんど無理ですよね

当然
仕事をしてるので家に帰ってから調べることになる

大変だと思いませんか?

やっと数社に目星をつけても
今度はそれぞれの企業に向けて履歴書を書かなくてはいけない

これもやってみると
面倒臭い……

「それぞれの企業に向けて履歴書を書かなくてはいけない」

これも意外と面倒臭いんですよね。

テンプレートコピペじゃ通用しませんし、企業をリサーチして、相手向けに書かないといけませんからね。

何通も同じような履歴書を書くのは
忙しい身にはかなりこたえます

やっと面接へ進んでも
今度は数社と面接の日程調整をするのは
とても面倒臭い

文章を自分で考えて書く」というのは、実は超面倒くさいんです。

ビジネスメールでも、初対面の相手への文章は頭使いますからね。

これが、結構な重労働なんです。

でも 転職代理人がついていれば
書く履歴書は一通で……

あとは応募企業に合わせてアレンジしてくれる

さらに今の仕事と転職活動を併行する際に
面倒なスケジュール管理もしてくれる

例えば有給をとって
その日のうちに何社も受けられるよう
調整してくれたり
日程の交渉も代理人がしてくれます

要するに
個人だと転職にまつわる
煩雑な作業が多く
ストレスもたまる

転職代理人は
そのストレスを
肩代わりしてくれて
上手に転職できるよう
最大限の配慮をする

わかりやすく言えば
個人の転職活動は
短いダッシュを小刻みに続けるようなもの
これでは長い距離は走れない

これに対し
転職代理人がついていれば
サポートを受けながら
しっかりしたペース配分で
走り抜けられる

転職について学べるのは確か。しかし、うのみにするな!

ここまでお読みいただいた方で「エンゼルバンク読んで、転職について真剣に考えてみようかなあ」と迷われている方に、ひとつだけ言っておきたいことがありますね。

しょせんは漫画だから、あまりうのみにするなよ!

…ということですね。

決して「しょせん、漫画は娯楽」「作者の言っていることは無茶苦茶」という意味ではありません。

むしろ、作者は明治大学卒業後、大手企業勤めから、転職を経て漫画家になった経緯もありますし、作品はリクルート社のキャリアアドバイザーへの取材なども踏まえて作られているので、説得力は十分です。

ただ、逆に「説得力は十分」だからこそ、自分に取り入れるべきことは、しっかりと見極めるべきなんですね。

この作品の初版2012年、つまり2011の震災後の時期、まだスマホも普及している途中の時代の話です。

作品でも語られているとおり「転職とは相場」です。

自民政権・働き方改革の進んでいる今では、当時とは転職市場もだいぶ変わってきています。

たとえば、終身雇用制度が崩壊した今「ブラック企業」というワードに若者は敏感で、最近では「すぐ辞める若者」「転職をする若者」も増えています。

ですので「転職以外の人の出入りは定年退職と新入社員の入れ替わるぐらいだから…」というのは、正しくはありません。

冒頭で海老沢が述べている「転職した人の給料は下がる」というのも”人による”としか言いようがなくなってきている状態ですからね。

高学歴・大手勤めのエリート街道コース歩んでいる一部の人間ならともかく、そうでない大多数はこの法則は当てはまりません。

運悪く、年収の低い職場に入社してしまった人や、部署や所属のせいでポテンシャルを発揮できず、正当に評価されていない人もいるのも、事実です。

今では「キャリアアップ転職」で前向きに転職して成長していける人材であれば、年収アップの転職は十分可能です。

まあ、このあたりは「読者の転職に対するなんとなくのイメージ」というのをあえて大げさに説明しているだけの、演出として読むべきですね。

実際、海老沢は作中で言っていることとやっていることが一致してませんから。

それも含め、大人の世界ではよくあることです。

あと、この作品すご~くビジネスライクで、合理的に書かれているので、やや人間味や感情的な部分が抜け落ちているのも確かです。

たとえば、冒頭で海老沢はこんなこと言っていますが、なんだかんだで井野は転職代理人として採用しているので「上げて落とす」ための方便です。

転職して社会的地位と収入が上がるかどうかか、は本人のポテンシャル次第…ですからね。

あくまで、この「エンゼルバンク」で参考にするべきは

  • ビジネスライクな視点で、合理的かつドライに”転職”を考えるきっかけにする
  • 転職は「相場」だと知る
  • 転職エージェントは、企業と求職者に”縁をつくる仕事”だと理解しておく

…ということですね。

勘の良い方は、この作品を読んでいけば、

アレコレ理屈並べてるけど、結局転職の決め手は運やフィーリングじゃねえか!

…と気づくはずです。

結局、転職の決め手は「いい人と出会えるか」「ビビッとくる職場に出会えるか」なんですよね。そして、誰と働くか。

「仕事」というとストレスの多いもので、複雑な業務もあるために見失いがちですが、最終的には”人”が大事なんですよ。

転職エージェントは、あくまでその補助をしてくれるだけなんです。

そんな当たり前のことを「エンゼルバンク」は教えてくれます。

転職エージェントを利用することは”縁を作る”ということである

私が転職代理人(エージェント)を通して転職を成功させた上で、改めてこの作品を読んで思うことは「仕事とは人とのつながりが大事だ」というメッセージが、一番大事だということですね。

海老沢の鋭い分析にグサッとくる読者もいるかと思いますが、それはただのミスリード。

海老沢やドラゴン桜の主人公桜井みたいな、天才肌で実行力もあるビジネスマンなんて、ごく少数です。

あんな極端なことを言ったり考えているような社会人は、そう多くはないですよ。

本当に大切なのは、作中に出てくる井野などの「普通の社会人、転職希望者」からこそ、学ぶべきなんです。

転職代理人(エージェント)は、決してあなたの夢や希望を叶えてくれるような仕事ではありません。

これを理解しておかないと、自分で転職活動しようが、エージェントを通そうが、失敗してしまうことになると思います。

かといって、海老沢や桜井のように、ビジネスライクで利益重視で動いているわけでもありません。

結局は、転職代理人(エージェント)も一人の人間です。

相手を転職のパートナーとして信頼すれば、より良い職場も見つかるでしょうし、そうでなければお互い「仕事でやっているから」程度の関係でしか、いられません。

言わば、転職エージェントを利用するのは「縁をつくる」ことなのです。

海老沢のように”利(理)”で動く代理人もいれば、井野のように”感情”で動く代理人もいる。

この事実を理解しておけば、転職代理人を仲介した転職も、きっとうまくいくはずです。