「この会社の求人怪しい…」
「怪しい会社なので応募するか迷う…」
このように悩んでいませんか?
求人情報のみならず、就職・転職情報には怪しい情報も多数混ざるため、判断に困る方も非常に多いはずです。
ですが、怪しい情報を自分自身の直観で見極めていかなければ、優良企業と出会う機会も逃しがちなので、行動出来ないままでいるのは非常に損な考え方だと言えます。
そこでこの記事では、怪しい会社を見分けるコツをご紹介した上で、読者がより良い転職先を見つけ出せるための知恵を提供していきます。

ブラック企業を見分ける方法も
以下の記事でで紹介しているので
合わせて参考にしてみてくれ!
怪しい会社を見分けるためには「事業内容」をしっかり確認すること
就職・転職する会社が怪しいと悩んでいるなら、まずは「事業内容」をしっかり確認しておくといいでしょう。
事業内容とは、会社全体で主に取り組んでいる仕事の内容のことです。
まともな会社であれば、求人票や企業ホームページにて事業内容が記載されているはずです。
ただし、以下のような理由から事前に事業内容が確認できないこともあります。
- 事業内容が多岐にわたるので求人票に詳細が書かれていない
- 会社規模が大きすぎて採用段階では仕事内容が明確でない
- 企業側の情報提供不足で事業内容がわかりにくい
事前の情報で事業内容が把握出来ないのであれば、面接時にしっかりと入社した後に自分が行う仕事内容を聞いておくと、怪しい会社に入社してしまう事態は避けられるはず・
自分で判断できないのであれば「事前に公開されている情報で何をする会社か予想がつくか?」を基準にするといいでしょう。
また、会社全体で行っている事業内容と入社した後に自分が行う仕事内容は必ずしも一致するわけではないので、あくまで事業内容を確認するのは「会社全体でどんな仕事を行っているか?」を把握するためだと考えておくと、間違いのない判断が出来るはずです。

怪しい会社を避けてまともな会社に就きたいなら
以下の記事も参考にしておくといいぞ!
怪しい会社を見分けるためには「会社の実績・運営期間」を見ておくこと
怪しい会社を見分けるためには、会社の運営期間や実績を見ておくと、その会社の信頼性の目安となります。
企業ホームページがある場合、主に「会社概要」のページに以下のような情報が記載されているはずです。
- 会社の運営期間(設立年月日)
- 資本金
- 取引先
大手企業のホームページを見ればわかりますが、実績のある会社ほど会社概要の情報が充実しており、そうでない企業ほど情報が少ないです。
ですので、怪しい会社が本当に信用できるものかどうかを判断するには、企業ホームページの会社概要で運営期間・実績を見ておくと参考になるはずでしょう。
ただし、以下の会社には注意。
- 企業ホームページに力を入れていない会社(WEB関係に疎い)
- 設立からの運営期間が短い会社
- 設立からの運営期間が長いのに規模が小さい会社(零細企業)
- 会社概要のページがない会社(企業ホームページではなく自社商品のサイトしかない)
必ずしもすべての会社にホームページがあるわけではなく、場合によっては会社概要を記載していないサイトもあります。
また、設立から会社の運営期間が長いにもかかわらず、従業員数が少ない・取引先も少ない零細企業は、良くも悪くもニッチな企業なので、経営者との相性が問われます。
逆に設立からの運営期間が短い会社はベンチャー・スタートアップ企業なので、場合によってはかなりブラックな環境も予想されます。
怪しい会社を見分けるにはオフィスの所在地も確認しておく
怪しい会社を見分けるためには、オフィスの所在地をあらかじめ確認しておき、Googleマップで外観の写真も確実しておくのもいいでしょう。
本当に怪しい会社は、オフィスがアパートやマンションの一室など、何かしらおかしい箇所があるはずです。
単純に土地代・賃貸料や社員・取引先のアクセスのしやすさの関係上、有名企業ほど一等地にオフィスを構えていることが多いです。
中小以下の企業であれば、都市部の一等地からやや離れた場所にオフィスがあったり、賃貸料を削るために見た目の悪いオフィスを借りているなど、その会社の性質が出るものです。
この傾向から考えると、会社の規模がそこまで大きくないのに一等地に不自然にオフィスがある企業は、事業内容が爆発的に儲かる企業かオフィス賃貸料で経費を負担し過ぎているなど、何かしら特殊な事情がありそうなので注意する必要があるかもしれません。
怪しい会社を見分けるためには面接で企業と人を観察をしておく
怪しい会社を見分けるための最終手段は、面接でしっかりと企業と人を観察しておき、防衛策も用意しておくことでしょう。
もし、面接で以下の点に遭遇したら、怪しい会社だと疑って入社は慎重に検討しておくべきです。
- 面接用の部屋が汚い(客を迎え入れるような場所ではない)
- 人事や面接官が時間を守らない・名乗らないなど失礼がある
- 選考が1回切りで2次以降の面接がない
- 不自然に入社を急かしてくる(その場で契約書に同意させるなど)
すべてが怪しい会社だとは言い切れませんが、不自然に入社を急かしてきたり、雇用契約書を書くように迫ってくるような企業だけは絶対に内定を辞退しておけば、トラブルに巻き込まれる自体は避けられるでしょう。

少しでも面接で「怪しい…」と感じたら
内定を辞退する選択肢も用意しておくのも大事だな
面接では最後にこちらから質問する機会を与えられることが多いですが、そこで事前にわからないことがあったら聞いておくことで、その会社が信用できるかどうかも判断できます。
もし、会社側に不利な質問でも答えてくれればやましいことのない企業だと言えますが、そうでなければ何かしら怪しいところがあるはずです。
怪しい会社でも隠れ優良企業はあるので応募はしておくべき
求人情報や企業ホームページだけで実態の見えない怪しい企業でも、隠れホワイト企業は存在するので、面接だけでも受けておく価値は十分あります。
というのも、採用に関する情報発信に力を入れていない企業は、採用に関する情報発信せずとも経営できている企業とも言えるので、人手が足りている状態で余裕があるはずだからです。

隠れホワイト企業を見つけたい方は
以下の記事も参考にしてくださいね!
また、ハイクラス転職では「非公開求人」として情報を隠すことが前提なので、優良企業の求人は怪しい方が当たり前なぐらいに考えておくと、結果として良い求人に出会えるはずです。

非公開求人の事情について知りたいなら
以下の記事も確認してみてくれ!
逆に、わかりやすい・都合のよい情報ばかりの求人の方が、募集内容と違うなどの事態に出くわしやすいので、怪しい会社でも自分の判断で見極めることが大事だと言えるでしょう。
怪しい会社に入社しないために利用しておくべき転職サービス
最後に怪しい会社に入社してしまう確率を下げるために、オススメの転職サービスをご紹介していきます。
まず、多くの方が仕事探しの際に利用されるハローワークですが、以下の記事に書いている通り、求人内容と実態が違う企業も混ざっているので、使うにしても慎重に求人を見極める必要がある点に注意。
次に転職サイトを使う場合ですが、自分の経歴に合わせて非公開求人を閲覧するためにも、登録制の転職サイトでしっかり職務経歴書を記入した上で、スカウト・オファー求人の中から選ぶことをオススメします。

転職サイトも年々機能が増えてきているので
自分に合った求人・情報が得られるサイトを見つけておこう!
怪しい会社を見分ける自信がなかったり、確実に転職先を見つけ出したいのであれば「転職エージェント」で、プロからアドバイスやサポートを受けておくことを強くオススメしておきます。
転職エージェントは自分に合った転職先を紹介してくれるサービスで、転職に関するあらゆるサポートを行ってくれます。
転職エージェントは以下のような理由で、怪しい会社に就くリスクを大幅に下げられます。
- 企業側に実態調査した上で求人情報を作成している
- 非公開求人8割越えなので表に出ない求人を紹介してもらえる
- エージェントが仲介に入ることで待遇・年収面での交渉がしやすくなる
- 人件費を惜しまない会社が利用するので優良企業が多め
- 事前に企業情報や事業内容を知ることができるので求人だけではわからない情報も得られる

転職エージェントの詳しい解説は
以下の記事にもまとめてあるので確認してくれ!
怪しい会社ばかりで判断に困っている方は、一度転職エージェントに相談してみて、優良求人を紹介してもらうとこれからの転職活動でもプラスになるはずです。
ぜひ、この機会にご利用を検討してみてください。