ブラック企業を見抜くコツ。転職に失敗したくないなら読んでおこう!

元転職アドバイザーのヒビキです。

「ブラック企業に就いて人生失敗したくない」

こう考えている人は少なくないはずです。

とくに最近の若者は「ブラック企業問題」をTVやネットで嫌というほど目にしており、リスクに敏感な方が多いですね。

私も転職アドバイザー時代「ブラック企業だけは避けたい」という要望を何度も聞いてきました。

しかし、結論から言っておくと「ブラック企業を完全に見分ける方法はない」ということを、皆さんには知っていただきたく思います。

というのも、会社の経営状況は経済や人員数によって変わるからですね。

極端な話、100人いる会社で90人が一斉に辞めれば、1人で10人分の仕事をしなければ会社が回らないわけです。

ですので、職場がブラックかどうかは”運”であり、それは入社して働いてみるまではわかりません。

ただし、ある程度コツやポイントを知っておけば、ブラック企業に入社してしまうのを避けられるのは確かです。

そこで今回は、ブラック企業を見分けるコツをご紹介していきます。

ブラック企業を見分けるコツ

まずは”離職率”をしっかりと調べておこう

ブラック企業かどうかを見極める最善の手段は「離職率」を予め確かめておくことです。

離職率とは「全体に対して辞めた人数の割合」であり、高ければ高いほど、辞める人数が多いということになります。

関連:本当に離職率の高い業種・企業を見抜く方法。あなたのリサーチ力、大丈夫?

「離職率が高い=ブラック企業」というわけではありませんが、辞める人数が多いというのはそれなりに理由があると考えてもいいでしょう。

ただし、離職率は積極的に公開していない企業が圧倒的多数であることは忘れてはいけません。

どういうことかと言うと「離職率を公開している=それなりに誠意ある会社」ということであり、離職率が出ている時点でブラック企業だとは断言できないのです。

あくまで、業界全体や関連企業の離職率を参考にする程度に留めておきましょう。

労働時間の実態を面接で確認しておこう

ブラック企業を見分けるためには、労働時間・勤務実態を必ず面接で確認しておきましょう。

求人票の情報はあまり参考にしてはいけません。

ここだけの話、職安は「正直に勤務時間を書くと労働法違反で掲載できない」という矛盾を抱えており、さらに求人サイトでは「そもそも、実態調査していないケースも多数」という問題があります。

ですので、求職者自身が面接でしっかりと確認しておくことしか、確実な手段がないのです。

よく巷の転職サイトでは「失礼のないように残業についてはあまり聞かないように」と書かれていますが、私は逆に「入社前に徹底的に聞いておくべき」だと考えています。

なぜなら、ブラック企業じゃなければ快く答えてくれるからです。

逆にブラック企業ほど、素直に返答しない・言葉を濁す・曖昧な返答を返してくるなどのケースが多いです。入社してしまってからは取り返しがつきませんので、面接の段階でハッキリとさせておきましょう。

現場で働く”人”を観察しておこう

ブラック企業に入社してしまわないためには”働いている人”をよく観察することです。

人は追い詰められたり、日常の何気ない瞬間にこそ本性が現れます。

ですので、ホームページに掲載されているインタビューはあまり参考にしてはいけません。

一番いいのは「相手の想定外の質問」をいくつか用意しておくことですね。

なぜなら、無茶ぶりな質問ほど、相手が普段考えていることや大事だと思っていることがわかるからです。

また、オススメなのが「実際に現場を見学させて頂いてもよろしいでしょうか?」と提案しておくことです。

やましいことがなければ、快く見学させてもらえます。

なぜなら、まともな企業なら「自分の会社について知ってもらいたい」と考えるからです。

仮に面接で不採用になったとしても、どこで縁があるかわかったものではありません。

ですので、企業側からすれば「どんな人でも、自社に興味を持って面接に来てもらった人には、せっかくだから自社について知っておいてもらいたい」と考えて当然なのです。

取引先(株主・関連会社)を確認しておこう

ブラック企業に就いてしまわないためには主要取引先を知っておくといいでしょう。

日本の企業はピラミッド型の下請け構造であることが多く、ブラック企業は孫請け以下の最下層に所属していることが多めです。

また、取引先がブラック業界であれば、その分発注先である企業もブラック勤務になりやすいです。

筆頭株主や関連会社も抑えておけば、その会社の立ち位置や勢力図もわかり、おおよその目安となります。

ただし、これには経済や社会についての全体的な理解が必要になってきますので、わからないのであれば無理に調べる必要はないでしょう。

社風や理念を確認しておこう

ブラック企業かどうか見極めるためには「社風」や「企業理念」を知っておくといいでしょう。

全体的に宗教くさかったり、キレイごとばかり書いてある企業理念であれば、ブラック企業を疑っておくといいかもしれません。

なぜなら、会社は利益(=売上)あってのものだからです。

ただし、会社が公共事業寄りである場合はその限りではありません。

大事なのは「その会社がどこを目指しているか?」を見極めることです。

社風は「雰囲気」や「社長や従業員の経歴」を確かめておくといいでしょう。会社は似た者同士が集まりやすいので、自分と似た経歴や考え方の人がいるなら、ブラックと感じることも少ないでしょう。

経営者や役員が身内で固まっていないか確認しておこう

ブラック企業かどうか見極めるためには、経営陣の人間関係を知っておくのも大事です。

韓国の「ナッツ姫」ではありませんが、頭のおかしい経営一族で経営されている会社も少なくはないからです。

参考外部リンク:「ナッツ姫&水かけ姫」姉妹の母親を立件 暴行容疑で韓国警察|産経新聞

というのも、法人格ですと役員に家族を採用して節税することができ、法律的にも有利という事情があるからですね。

とくに中小企業・零細企業は人数が少ない分、経営者や身内の権限が大きくなりやすいので、事前に確認しておくといいでしょう。

ブラック企業を一般の情報で見分けるのは困難

ここまで言っておいて難ですが、ブラック企業を一般に公開されている情報だけで見抜くのは非常に困難です。

また、あまりブラック企業に対して神経質になるのもどうかと思います。

というのも、ブラック企業に当てはまる特徴があっても、実際には優良企業もたくさんあるため「この条件だからブラック企業!」と言って応募しないのは、非常にもったいないからですね。

ブラック企業に就くリスクを下げることはできても、ゼロにすることはできません。

また、超優良ホワイト企業に就いたとして、一年後にはブラック企業になってしまうリスクもあります。

なので、ブラック企業に就くリスクを恐れるのもナンセンスです。

むしろ私としては「ブラック企業に就かない方法」よりも「より自分に合ったいい企業に就くための方法」を考えていただきたいのが本音です。

とくに最近の若者は「人生で間違えないための方法」ばかりにこだわって失敗を恐れるあまり、せっかくのチャンスも見逃しているように感じます。

「ブラック企業に就きたくない…」と恐れている方は一度考え方を変えて「自分に合った仕事に就きたい!」と前向きに考えてみましょう。

ブラック企業を避けるなら転職エージェントを使っておこう

どうしてもブラック企業に就くリスクを最小限に抑えたいのであれば、転職エージェントを活用しておくことを強くオススメします。

転職エージェントとはプロのキャリアアドバイザーが、自分に合った転職先を紹介してくれるサービスで、無料で利用できます。

転職エージェントは以下のような理由で、ブラック企業に就くリスクを大幅に下げられます。

  • 企業側に実態調査している
  • 第三者が仲介に入ることで、待遇・年収面での交渉がしやすくなる
  • そもそも、人件費を惜しまない会社が利用するサービス
  • 事前に社風や職場の人間関係を知ることができる

転職エージェントは、企業側にとっては仲介料が発生するサービスで人件費がかさみますが、逆を言えばお金をかけてまで欲しい人材を求めている企業が利用しているということです。

ブラック企業のような、人材使い捨ての会社は転職エージェントなど使わずに、ハローワークや広告での募集を使います。

転職エージェントは無料で利用でき、履歴書・職務経歴書の作成から内定後の手続きまでサポートしてくれるため、ブラック企業に就きたくない人や確実に転職を成功させたい人は必ず利用しておきましょう。

転職コラム

とくにオススメの転職エージェントは「リクルートエージェント」と「DODA(デューダ)」です。

→リクルートエージェントをオススメする理由の詳細はこちら
→DODAをオススメする理由の詳細はこちら

なぜふたつもすすめるのかと言うと、転職エージェントは登録しても必ずしもキャリアカウンセリングが受けられるとは限らないからです。

しかし、大手である「リクルートエージェント」と「DODA」は全国に面談拠点があり、プロのアドバイザーも多数在籍していますので、経歴問わずにキャリアカウンセリング(面談)の予約を受けられる可能性が高めです。

確実に転職を成功させたいなら両方とも登録しておくのが間違いありません。

キャリアアドバイザーとの面談まで行き着けば、様々なサポートを受けられるので、自信のない方でも転職を成功させやすくなります。

転職エージェントは紹介先の企業が費用を負担しているので、転職希望者は最後まで完全無料でサービスを受けられます

ちなみに、転職サービスは法律で無料利用が義務づけられているので、途中で料金を請求されるようなことは一切ありません。

大手二社の転職エージェントは非常に効率よく転職を成功させやすいと評判で、求人数は10万件以上・転職者成功実績も数十万人と、実績もバツグンです。

しかも、3ヶ月間もあれば転職先から内定をもらえるので、今仕事を辞めたい方ならスムーズに転職することも夢ではありません。もちろん、腰を据えて自分のペースで転職活動することも可能で、相談だけでも利用可能です。

転職エージェントは国内でも400以上ものサービスが存在し、選ぶのが大変になってきています。

それぞれにメリットやデメリットがありますので、興味のある方は当サイトの情報を参考にしてみてください。

転職エージェントの登録方法

転職エージェントの登録はスマホ・PCからですぐに手続きが完了するので、興味があるなら今すぐ登録しておきましょう。

転職はタイミングが重要ですが今は景気がよいおかげで優良求人多め・転職が成功しやすいので行動は早めにしておくべきです。

転職エージェントの登録は個人情報の入力の他に、フォームに沿って簡単な職務経歴を記入していくだけですので、5分もあれば登録は完了します。

後日、面談の日程についての連絡が来るので、スムーズに対応しておきましょう。

転職エージェントを上手く活用するマル秘テクニック

最後までお読みいただいている方に、転職エージェントを上手く活用するマル秘テクニックを少しだけご紹介しておきます。

・転職エージェントでより優遇されやすくなるコツ

  • 登録段階で「すぐに・3ヶ月以内に転職したい」と入力して意欲を見せておく
  • 職務経歴などの個人情報をこまめに記入しておくと、優良求人の案内を受けやすくなる
  • 気になる求人に応募だけでもしておくと、スカウトされる確率が高くなる
  • 登録後にサイトにログインしたりメールの求人をクリックして閲覧するだけでも、キャリアカウンセリングを受けやすくなる

転職エージェントは無料で誰でも登録できる分、冷やかしや意欲の低い人もたくさん登録しているため、必ずしも面談の招待を受けられるとは限りません。

とくに「登録して後は待つだけ」という人は、連絡が来ない可能性もあります

しかし、転職エージェントの仕組みや事情をよく理解した上で、上記のコツを試せば、より有利な条件を引き出しやすくなるのは間違いないので、本気で転職を成功させたい方は登録して試してみてください。

詳しくは以下の記事にもまとめていますので、もし数日以内に面談の案内が来ない場合は参考にしてみてください。

転職エージェントの面談に呼ばれやすくなるためには?→転職エージェントから面談の案内が来ない原因と見直すべきポイント

今の仕事に不満のある方は、転職エージェントをかしこく活用し、より良い転職を成功させてください。

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