―――大企業を辞める勇気が欲しいか?
―――ならば、くれてやる…ッ!
大企業勤めは世間的には”ダサい”
まず、ひとつ言っておくと、世間的には「大企業勤めはダサい」です。
テレビでよく大企業の経営者が頭下げてるニュースが取り上げられますが、正直笑っちゃうぐらいダサいですね。
「いい歳して、ハゲ頭下げて、恥ずかしくないの?」って感じ。
もちろん、そこに至るまでには様々な苦労があったのでしょうが、ダサいものはダサいとしか言い様がありません。
ステータスと肩書きだけの虚しい人生が続く
大企業勤めが続くとステータスと肩書きだけでしか自分を保てない、虚しい人間になっていきます。
「会社の後ろ盾と肩書きないと、まともに話せないの?」という人が多いですからねえ。
開口一番から「大企業の〇〇勤めです」なんて言っちゃう人ほど「自分がない」「中身のない」人間が多い。
50~60代ぐらいの安定思考の大企業勤めのおっさんとか、つまらないオブつまらない…って感じ。
飲み屋でも、仕事と家庭の苦労話しか話してなくて「どんだけ人生充実してねえんだよ…」と哀愁を誘う。
いくら社会的ステータスがあろうが、年収が高かろうが、大企業勤めで虚しい人生を歩むのは嫌ですよね。
んで、挙げ句に信じていた妻からは熟年離婚宣告。安定志向のつまらない親の人生観に愛想尽きた子供とは絶縁状態、孫の顔も見れない。
んで、呆けて老人介護ホームに入るも、格差社会の怨恨から起こる殺人事件に巻き込まれでもしたら、必死に積み上げた実績も経歴も貯金も、ぜーんぶ水の泡。
「大企業に勤めておけば人生安泰だ…」なんて考えている人は「人生に安定なんて存在しない」という事実に、死ぬまで気づかないわけですね。
大企業勤めは先が見えきっている
大企業勤めは、良くも悪くも安定しきって「先が見えきっている」んですよね。
20代後半までには結婚して、マイホームローン組んで、定年退職までそこそこの地位まで出世して…って、あまりにつまらなすぎる将来設計。
「終活」って、言葉流行ってますけど、大企業勤めは入社した時点から”終活”が始まってるんですよね。
終活とは?
「終わる」の”終”と、「活動」の”活”と書いて、「終活(しゅうかつ)」。 今、話題の言葉なので、ご存知の方も多いと思います。終活とは、平成21年に週刊朝日が造った言葉で、当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備のことでしたが、、現在では「人生のエンディングを考えることを通じて”自分”を見つめ、”今”をよりよく、自分らしく生きる活動」のことを言います。
出典:終活とは|終活フェスタ in 東京
働き出した時から「他人に迷惑かけない立派な社会人になって、いかに円満死を迎えられるか」っていう、既に負け犬・逃げの姿勢に入っちゃってるんですよね。
20代前半の大企業勤めなのに、すでに心は老人並。
そういう「挑戦もせずに逃げた人材が集まる会社」が大企業なんですよ。
他人に頭を下げ続けるだけのつまらない人生が待っている
大企業勤めとはすなわち「頭を下げ続けるだけの人生」です。
それも、本気で心込めて土下座する気もねえ、上辺だけの「頭を下げる行為」。
ワンピースばりに涙ぐんで「この会社で死ぬまで働かせてください!」という根性もない奴が、大企業勤めでぬくぬくと「誠意を込めて謝罪している”フリ”」をしているわけですね。
謝罪会見でも、まったく反省していない口だけ経営者がよく取り上げられますが、はっきり言って「国民の前で生き恥晒す行為」ですからね。
大企業になって出世しても、ハゲ頭晒して誠意もなく謝り続ける人生、あまりにダサイです。
やりたいことがやれない
大企業勤めですと、やりたいことはまずやれません。
会社都合で異動・部署替えに従わなければならず、自分の願望や適正なんて二の次なんですよ。
んで、中高年になって自分の人生を振り返った時に気づいてしまうわけです。
「何一つ成し遂げられないまま人生が終わる」
「なんのために生まれてきたのか?」「自分はこのままでいいのか?」という問いかけに耐えられるのであれば、そんな人生でも我慢できるでしょう。
しかし、この先熾烈な出世競争が一生続く中、あなたは「自分の無能さ」に耐えられるでしょうか?
優秀な同僚が次々出世して新しい仕事を任せられる中、自分だけはしょぼーいやりたくもない仕事ばかり与えられたまま。
んで、結婚して「守るべきもの」ができても、当の本人たちは「お父さんくさい、ださい」としか思っていない。
「オレは一体、なんのために働いているのだろうか?」
大企業勤めであっても、心の安定が得られることなんて、一生ありません。
大企業勤めは”一生会社に養ってもらっている”だけ
そもそも、大企業勤めは「会社に養ってもらっているだけ」であって、本当の意味で自立できません。
会社の大きな名前や後ろ盾を得て「大人になった気でいる」だけなんですよね。
一生、自分の意志で動くことがないまま、会社や顧客のいいなりになりながら「オレには守るものがあるんだ…」と自分を慰めるも、自分が会社と社会から守られているだけである事実にも気づかない。
んで、リストラ食らった時に初めて「自分は無力だ…」と気づくわけですね。
いい歳して、転職も独立も考えたことのない大人は、本当の意味で「自立」できていないんです。
大企業を辞めると人生が充実する
大企業を辞めると、人生が充実します。
いかに自分が甘えた環境で、考えなしに仕事していたか、気づかされますよ。
大企業を辞めると「元・〇〇勤め」なんて肩書きだけじゃ通用しなくなるので、本当の意味で「自分を取り戻す」ことができます。
中小・ベンチャー企業なら挑戦し放題
大企業勤めを辞めたいのであれば、中小・ベンチャー企業で挑戦してみることを考えるといいですよ。
大企業は良くも悪くも組織体系がしっかりしているので、挑戦したいこともできませんが、中小・ベンチャー企業であればチャンスはいくらでもあります。
中小・ベンチャーは大企業と違い「挑戦的な人材」がたくさん集まるので、大企業とは仕事に対する熱量がまるで違いますからね。
大企業依存から脱出して”自分自信”を取り戻せる
大企業依存から抜け出すと”自分自身”を取り戻すことができます。
ライフワークバランスが叫ばれる中で「自分らしい働き方」「仕事に対するやり甲斐」に注目が集まってますが、中小・ベンチャー企業であれば、個人の裁量でいくらでも融通が利きます。
一方で、大企業勤めですと、定年退職まで会社都合に振り回され続けるだけの人生しか待っていません。
マイホームを建てて家庭生活を送れると思った矢先「君、今度海外出張な^^」と言われたら最後、会社都合で人生振り回されっ放しになるわけです。
大企業からの転職は転職先選び放題
大企業勤めはダサい事実には変わりありませんが、転職市場では評価されます。
とくに能力もないダサい政治家が、学歴や経歴で評価されるのと同じですね。
ハゲた哀愁あふれる無能なサラリーマンでも、経歴や実績さえあれば人材価値として評価される、これが社会の真実です。
「自分、大企業勤めでも大したことしてねえですから…」という人でも、経歴だけ評価される。
これが、大企業勤めがクソダサい生き方をしてでも、社会的地位を守り続ける一番の理由なんです。
世の中、人を見た目で判断する人が9割であるように、転職市場においては経歴で9割判断されます。
ですので「大企業勤め」というステータスは、社内でしょぼい仕事しかしてなかろうが、いくらでも評価されます。
一方で、中小企業や零細企業、あるいは非正規の仕事でどれだけ頑張っていようが、大企業勤めのステータスの前には無力です。
つまり、大企業勤めは本人の頑張りや能力関係なしに、転職先を選び放題になる最強のステータスとなるんです。
ただし、20代後半以降からは、社内でも明確に実力の差で社内評価が変わってくるので、転職するのであれば、周りと差がつく前にしておくべきです。
周りがドンドン出世していく中、自分だけ出世できていないという経歴になってしまうと、当然ながら転職市場ではマイナス評価になりますからね。
転職エージェントを活用して有利に転職先を見つけ出そう
大企業を辞めて転職を考えるのであれば、転職エージェントでプロのキャリアアドバイザーに相談しておきましょう。
大企業勤めからの転職で、一番避けたい自体が「自分の価値を見誤り、待遇の悪い会社に入社してしまう」ことですね。
「大企業から転職して後悔した…」という大半の人が、自分の価値を低く見積もってしまい、転職先を妥協してしまうことが原因なんです。
大企業勤めは世間的に見れば「立派な経歴」として、高く評価されます。
転職エージェントからしても、大企業勤務経歴は、紹介先企業に自信を持ってオススメできる優良人材なわけですので、素直に転職エージェントを活用しておくべきでしょう。