DTPオペレーターがデザイナーになる方法。DTPの現場からクリエイティブな仕事へ転職は可能なのか?

DTPオペレーターからデザイナーに転職したい!

そう考えるDTPオペレーターは少なくないことでしょう。

DTPオペレーターは、ソフトの使い方や現場のルールさえ経験して覚えれば、誰でも出来るお仕事です。

そのため、少しでも向上心のある方なら「もうワンランク上の仕事がしたい」と思って、デザイナーを目指すことも少なくありません。

しかしながら、DTPオペレーターの中には「今まで自分から提案したり企画するような仕事したことないから転職は不安」という方もいるでしょう。

ですが、心配してはいけません。

20代前半から中盤なんて、どこのデザイナー職も似たような立場です。

いきなり、新人デザイナーに提案から企画まで丸投げするような会社はありません。

デザイン事務所勤めの「デザイナー」であっても、実情は素材探しや細かな作業など、DTPオペレーターと大差のない仕事しかしていないことも多いのです。

そのため、若いうちであればDTPオペレーターからデザイナーへの転職は十分可能です。

そこで今回は、DTPオペレーターがデザイナーに転職する際に気をつけたいことや、求められる能力を紹介します。

DTPオペレーターとデザイナーの違いを意識しよう

DTPオペレーターがデザイナーに転職する際には、

DTPオペレーターとデザイナーの違いとは何か?

ということを強く意識し、具体的な将来設計をする必要があります。

DTPオペレーターのような、組立作業やソフトウェアの使い方が上手いだけでは、たとえ「デザイナー」と言われる仕事に就けたとしても、いつまで経っても雑務レベルから抜け出さない可能性もあります。

逆に「DTPオペレーターならではの強み」を活かし、デザイナーには出来ない仕事が出来ることで、人材価値を高めることができます。

「ソフトやPC技術についての理解度が高く、あらゆる環境に適応できる」
「DTPオペレーターとして細かい数値を気にした制作をしてきたので、正確さには自信がある」
「DTPオペレーターとして、実務経験でのチーム制作を経験してきたため、補助や組立には柔軟に対応できる」

…など。

デザイナーを支えてきた「縁の下の力持ち」としてDTPオペレーターの経験を効果的にアピールできれば、デザイナーとしての道も開けていくことでしょう。

自由奔放でセンス頼みなデザイナーとは違い、数字や技術に強いDTPオペレーターならではの実務経験を活かしたデザイナーになるという視点が重要です。

デザイナーとしての将来性をアピールするためには?

まず言っておきたいのは、印刷会社やDTP会社などのDTPオペレーターで実務経験を積んでいる人は「即戦力」として、間違いなく高い評価を得ることができます。

現場に入れば、デザインに関する雑務は高水準でこなせるのですから、デザイナーとしてのスタートラインには既に立っているわけです

今までの経験を活かし、デザイナーとしての展望を示すことが、採用につながる大きな秘訣となります。

ポートフォリオ作成は必須です

当然ながら、クリエイティブ職の転職はどんなアピールよりも、クオリティの高いポートフォリオひとつで評価が変わります。

DTPオペレーターは技術職が強く、チームワーク主体なこともあり、ポートフォリオ作成で躓く方も多いことでしょう。

出来れば、ポートフォリオ用の作品をいくつか手がけておくことといいですが、DTPオペレーターの真価は「受注した作品を高精度で仕上げる」ところにあります。

ですので、出来れば実務経験で制作した作品をポートフォリオに組み込むのが一番です。

ただし、DTPオペレーターの場合は「即戦力」として、技術力を見られる傾向が強いため、発想力や企画力などよりも、まずは「技術」をしっかり相手に見てもらえるように意識するべきです。

DTPオペレーターならではの「正確さ」を強みにしよう

DTPオペレーターの強みは「仕事の正確さ」と言えます。

これは間違いなく、転職に有利になる要素です。

とくに最近では、PCで誰でも簡単にクリエイティブなことが出来ることが簡単になったり、手探りでなんとなく制作できちゃった…というデザイナーも多いため、それを陰で支えられるDTPオペレーターの「仕事の正確さ」は、明確な強みになります。

データの整理や整合性、取引先との調整、品質管理…。

これらは、大雑把なデザイナーでは絶対に出来ない仕事です。

ソフトの技術も強みにできます

また、DTPオペレーターはソフトやハードウェアなどの高い技術力や効率性なども、強みとしてアピールできます。

経験値もそうですが、ソフトなどに高い理解力があれば、社内設備の導入の検討や後進への指導などの役割も担える立場になれます。

仮に、IllustratorやPhotoshopなどが廃れて最新のソフトウェア環境が出てきた時に、いち早く対応できるのは、技術に対する理解度の高いDTPオペレーター畑の出身者と言えるでしょう。

DTPオペレーターからデザイナーへの転職で意識すること

DTPオペレーターからデザイナーとして転職する場合は、まずは「縁の下の力持ち」として自分を売り込むのが一番でしょう。

実際、デザイナーといってもほとんどの企業ではチームワーク中心で、意見やアイデアを出して引っ張っていく典型的なイメージの「デザイナー」は、そうそういないのです。

なんでも卒なくこなせるフリーランスデザイナーならともかく、企業で勤める以上は、自分の役割や長所をハッキリさせておいたほうが、転職成功率は上がります。

まずはDTPオペレーターの実務経験をフルに活かし、デザイナーとしての経験も積める職場を目指しましょう。

DTP(紙媒体)とWebの違いを意識して、将来設計をしっかりしておくべし

DTPオペレーターが気をつけなければならないのは「紙媒体のみで行くか」「Webも出来る人材になるか」という、将来設計ですね。

まあ、今どき紙媒体のみに固執するメリットは皆無ですので、Webも手がけている会社への転職を目指すべきでしょう。

ただし、Web主体の会社ではDTPの技術だけでは即戦力として通用しないことも多いため、出来れば「デザイン会社」「デザイン事務所」など、DTP職の経験も活かせる職場を狙ったほうが、転職成功率は高まることでしょう。

Webへ転身するために、いちいち勉強し直しているDTP畑の人もいますが、現場で実務経験を積んだり、必要な技術を生で見てから自己学習した方がマシですからね。

とくに技術動向の早いWeb・IT業界では、勉強してから転職では、遅すぎます。

まずは、自分の経歴をフルに活かして転職できる職場を見つけるべきです。

デザイナーを目指すなら、自発性を活かせる職場を目指そう

DTPオペレーターからデザイナーを目指すなら、自発性を活かせる現場に就くべきです。

DTPオペレーターは指示されたことをこなすことの方が多い仕事だけに、自発性次第でチャレンジできる職場環境で働くことが、何よりも大事です。

何度も「縁の下の力持ち」という表現をしていますが、たとえば社内でデザイン力のある先輩のアイデアを超高速で形に仕上げるDTPオペレーターの能力があれば、まさに「即戦力」として大活躍できますからね。

デザイナーになるためには「自分から積極的に学ぶ姿勢」は死ぬほど大事です。

クリエイター向けの転職サービスに登録して、転職市場をしっかり知っておこう

ここまで説明しておいて難ですが「デザイナー」という仕事は、本当に幅が広いため、大手の求人サイトやハローワークだけで、自分の経歴を生かせる仕事を探すことは困難と言えます。

そこでオススメしたいのが、クリエイター向けの専門転職サービスを利用するという方法ですね。

最近のクリエイター向け求人はWeb業界向けが多いですが、まだまだ紙媒体・DTP求人もあります。

転職サービスでは、プロのキャリアコンサルタントが自分の適性を診断した上でオススメの転職先を紹介してくれるので、いちいち自分で膨大な求人とにらめっこする必要はありません。

また、履歴書・職務経歴書の作成方法から、面接の指導、そしてクリエイターがつまずきやすい「ポートフォリオの作成方法」まで教えてくれるため、転職初心者でも万全の態勢で転職に臨めます。

DTPオペレーターからデザイナーへの転職を考えている方は、あれこれ悩む前に、転職サービスを利用してプロの専門家に相談した方が、手っ取り早く転職できることでしょう。

とくにオススメの転職エージェントは「マイナビクリエイター」です。

マイナビクリエイターは大手求人サービス「マイナビ」が運営する、Web・ゲーム業界勤務者やクリエイター向けの転職エージェントです。

関連:マイナビクリエイターの特徴と強みを徹底解説!クリエイター向けの総合転職サービスとしては利用しておく価値あり!

大手会社ならではの、Web・ゲーム・クリエイティブ業界情報や有名企業と太いコネを持ち、専門のキャリアコンサルタントが集結しています。

求職者には専門知識を持つ担当がついて、相談者の適性をしっかり診断した上で、より活躍・成長できる転職先を紹介してくれます。また、年収や待遇の向上にもつながったと、利用者の評判もかなり高いです。

とくに、

  • Web業界勤務
  • ゲーム業界勤務
  • デザイナー・イラストレーターなどのクリエイター
  • プログラマーやSEなど技術者

…など、業界に携わっている方は、希望する条件の会社が見つかりやすくなるので、キャリアアップを目指すなら、必ず登録して面談を受けておくべきです。

現在Web・ゲーム・クリエイティブ系の学校に通っている卒業見込者や、フリーターの傍らに創作をしている方、あるいは一般職だけどクリエイティブ業界に強い関心のある方も利用できますので、是非登録してみてください。

マイナビクリエイターは登録から利用まで、完全無料です。

業界の特性上、転職先との相性が大切になるので、じっくり時間をかけて転職希望者が納得いく勤め先が見つかるまで、丁寧に対応してくれます。1年以上かけて転職を成功させた事例も少なくないので、慎重に転職したい人でもしっかり対応してもらえます。

その上で、履歴書・職務経歴書から面談の指導はもちろん、クリエイティブ系の転職者が悩む「ポートフォリオ作成」まで企業受けのいいように指導してもらえるため、コミュニケーション力や自己アピールに自信のないクリエイターの方でも、十分に企業に自分の能力をアピールして正当評価してもらいやすくなりますよ。

超大手の優良求人や、ビッグタイトルの関わるプロジェクトの求人、そして非公開の穴場求人など、思わぬ転職先と出会えるチャンスもたくさんあるので、是非クリエイター職の方は登録して面談を受けてみましょう。

マイナビクリエイターの登録方法(簡単1分)

「マイナビクリエイター」への登録は、公式ホームページから「無料申込」をタップして、必要事項を記入していくだけで完了です。

最後に「今までの経験」とありますが、記入例があるので、それを参考に簡潔にまとめましょう。どうしても思いつかない場合は、クリエイティブ経験・実務経験を箇条書きでもOKです。詳しい来歴や技術は、面談を通してキャリアコンサルタントと考えていくことになるので、簡単な紹介で問題ありません。

Web登録後はそれだけで満足せず、必ず来社登録を済ませておきましょう。

マイナビクリエイターは新宿にありますが、遠方で来社登録できない場合は電話対応もしています。

来社登録を一ヶ月以内に済ませておかないと、エントリー無効で冷やかし登録扱いされるので、有料求人を紹介してもらえるチャンスがなくなってしまいます。

「私はサービスを利用する意志がある」という意志提示のためにも、必ず来社登録は済ませておくべきです。最低でも、登録後の返信メールは早めに対応しておくべきです。

ここでしっかり誠意ある対応をしておかないと、担当のキャリアアドバイザーからも「やる気のない人材」と見られてしまい、優良求人を紹介してもらえるチャンスが減りかねません。キャリアアドバイザーは多数の相談者を抱えていますので、やる気のない人材の対応は後回しにされてしまうことを覚えておきましょう。

転職活動に時間をかける方針であっても、初動の対応は迅速に行っておいた方が、転職を成功させる鍵になります。