営業マンが本当に参考にすべき名言集。営業の基礎を教えてくれた熱い商売人の営業マインド。チープなビジネス書はもう読むな!

私は新卒で営業職として入社しました。

その職場の上司は、私の今までの固定観念をぶち壊し「営業とはなんたるか?」を教えてくれる上司でした。

彼の言葉は営業の本質を考えさせる言葉として、今も胸に残り続けています。

世の中には「まずは天気の話をしよう」だなんて、薄っぺらい方法論ばかり書かれていますが、上司の言葉はそんな役に立たない方法論とは違い、営業という仕事の楽しさややり甲斐を今でも私に刻み続けてくれます。

そんな凡百の成功者の言葉よりも百倍役に立つ、営業マン向けの名言をお届けします。

弊社の商品はゴミだ!

弊社の商品はゴミだ!
お客はみんな最初そう思っているからな!
ゴミを価値あるものに思わせるのが営業の仕事だ!

始めて営業部に出社した時に、部長が口一番に言った台詞でした。

「オレたちの会社が作っている商品を決して素晴らしいと思うな!宗教じゃねんだぞ!」
「まずはゴミだと思って、何が良いのか徹底的に考えろ。オレたちはゴミを宝石に代えて売るのが仕事だ!」

私は「弊社の会社は素晴らしいです!」と思い込まないといけないという認識があったため、衝撃を受けました。

「上の奴らは難しいゴタク並べて商品をアピールするが、そんなもんで人の心は動かねえ!」
「人の心を動かすのは理屈じゃねえ!感情だ!オレたちは感動を生み出すんだよ!」

その後も、上司は営業について熱く語っていきました。

最初は「体育会系かよ…」と思っていましたが、それは違いました。

上司には徹底した理屈や理論の上、感情で動いているのです。

そのため、体育会系ノリで精神論かざしているかと思いきや、部下の悩みにはしっかりと答える人物でした。

そこで学んだこととは、学校や本・新聞で得た知識はすべて自分を支える礎でしかなく、営業はその礎の上で”感情で動く”ことが大事だということでした。

成功者の本は読むな!

成功者の本やビジネス書は読むな!
何も役に立たない!
商談は現場で起きているんだ!
学びたいことはすべてオレや顧客に聞け!
本を読んでも相手のことはなんもわからないぞ!
オレを信じられないやつは、お客からも信じてもらえないぞ!

私がビジネス書を読んでいるのを見て、上司が言った一言でした。

この言葉には「信用のなんたるか」の本質が込められています。

人が信じるものは、本や知識でなく、まずは目の前の人間であるという、当たり前のことを上司は教えてくれました。

「だが、読むのは勝手だ。しかし、壁にぶち当たったらオレに相談しろ!本には解決策なんか書いてない!オレに相談したほうが100倍早く正確に解決できる!」

なかなか「オレを信じろ」と言って、責任を持ってくれるリーダーが少ない日本の職場で、これほど頼もしい言葉はないと思います。

「まずは相手を信じる」というマインドを身につけることで、顧客との話もスムーズに進むようになりました。

日経新聞は斜め読みしろ!

日経新聞なんて話合わせるための回覧板だ!
あんなものは斜め読みでいい!
新聞の情報なんて一週間も経てば歴史の教科書同然だ!

日経新聞を職場で読んでいる社員に対しての一言です。

上司曰く「新聞なんて机上で好き勝手ゴタク並べてるやつの戯言だ!」だそうです。

新聞はせいぜい話題作りにしか役に立たない、しかし、共通の話題としては大事というのが上司の持論でした。そんな上司ですが、私たちよりもしっかり日経新聞の話題は抑えている方でした。

新聞を読むことの本当の意味を、教えてくれる名言です。

営業マンはスパイだ!

営業マンはな、スパイ、忍者だ!
笑顔で相手に近づいて、情報を引き出す策士だ!
主婦の立ち話みたいなゴシップ話は、絶対にするなよ!
相手の弱みを引き出して、そこにつけこんで商談を成立させるんだ!

営業マンは=スパイという、新しい発想を私に与えてくれた名言です。

古今東西、組織を運営するには良質な情報を集めることが大事ですが、上司もその本質を理解していました。

営業先で集めた情報はすぐにまとめ上げ、社内で共有することを大事にしていました。

「商品は売れずとも、有用な情報を引き出せば一歩前進だ!」と、上司は言っていましたね。

顧客はすぐ裏切る!

顧客はすぐに人を裏切るからな!それを絶対に忘れるなよ!
オレたちの仕事抜きでは生きられない体にするんだ!
脅せと言っているんじゃない。
信用や笑顔という麻薬で、相手を中毒にするんだ!

「顧客はすぐに裏切る!」という、社会人の信用もクソもあったもんじゃないという、暴言にして真理です。

発想が完全に悪人ですが、一理あります。

信用や笑顔など、相手を中毒にさせるための手段でしかないことを教わりました。

実際に、ゴリ押しだけで成約した相手は、すぐに離れていきますからね。

営業は決して焦るな!だが、相手は焦らせていい!

営業マン足るもの、焦った瞬間負けだ!
常に涼しい笑顔で居続けろ!
商売は相手を焦らせたほうが勝ちだ!
時に大胆に、あるいはじっくりと時間をかけて、相手を焦らせろ!
焦った相手はオレたちの商品に必ずすがるからな!

「決して焦るな!だが、相手は焦らせていい!」というのが、上司の教えでした。

ビジネスは焦ったほうが負けです。

オラオラ系の威圧も、相手を焦らせるためには実に有効な手段ですからね。

逆に威圧の聞かない相手は、じっくりと攻めて少しずつ焦らしていく大切さも教えてくれました。

商品にすがらせた瞬間、営業マンの勝ちです。

営業を制するものはビジネスを制する!

「営業の仕事をくだらねえと思ってる奴がいるだろうが、それは違う。
営業さえできれば、どこに行ってもやっていける。
なぜなら、オレたちの仕事の相手は最後は”人”だからだ!
営業が出来ないやつは、誰かに食わせてもらうだけの人生しか待っていない。
ロボットや機械を操作しても、人の心は動かせねえからな!
人の心を動かせるやつは、どんな時代でも生きていける!
今の仕事でそれを学べ!」

私がもっとも心に刻んでいる、営業職の教訓です。

この技術革新のめまぐるしい時代に、忘れてはいけない教訓だと思います。

人の心を動かすことは、ありとあらゆる仕事に応用できます。

決められた作業をこなしているだけで給料のもらえる仕事は多いですが、それはいつか必ず食えなくなる仕事に変わります。

しかし、

人の心を動かすことができれば、何をしても仕事になります。

そういった、営業職の醍醐味とやり甲斐、そして重要性を私の上司は教えてくれました。

営業職の本質は”人を動かすこと”

私がこの名言製造機のような上司から学んだことは「営業とは人を動かすこと」という、営業職の本質でした。

人が動けば経済が動き、商品を買ってもらうこともできます。

相手に気持ちよく動いてもらうにはどうするか?
相手から有効な情報を引き出すにはどうするべきか?

そういった試行錯誤が、とても大切なのです。

その結果に成約があるのであって、最初から売ることだけを考えていてはいけません。

もし営業職で伸び悩んでいたり、やり甲斐を感じていない人は、今回紹介した名言を胸に、少し視点を変えて仕事に取り組んでみてください。

営業職を制すれば、どこの職場・どんな時代でも生きていけます。

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