「フロントエンドエンジニアになりたいけど向いているかどうかわからない…」
「フロントエンドエンジニアになった後に向いてないと思って辞めてしまうのは避けたい…」
このようにお悩みではありませんか?
フロントエンドエンジニアとは、主にWEBサイトやスマホアプリなどのUI(ユーザインタフェース)/ユーザーエクスペリエンス(UX)面の開発を担当するプログラマーやITエンジニア相当の職業を指します。
使用するプログラミング言語としては「HTML」「CSS」「JavaScript」などが主流のため、これらのプログラミング言語の使用経験があれば適性はあると言えるでしょう。
ただ、読者の中にはプログラミング経験もなく、フロントエンドエンジニアを目指したいと思って自分に向いているかどうか悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
そこで当記事では、フロントエンドエンジニアに向いてる可能性のある人の特徴から求められる能力、また実際にフロントエンドエンジニアになるまでの方法まで、合わせてご紹介していきたいと思います。
フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴とは?
未経験段階からフロントエンドエンジニアに向いているかどうか判断する指標があるとしたら、主に以下のような性格や価値観だと言えます。
- 人とのコミュニケーションよりも作業に打ち込む方が好き
- 安定性よりは革新性や挑戦を重視する
- システム・アプリ開発に関する仕事がしたい
- WEBサービスやアプリの設計について興味がある
- 裏方よりは人気のあるWEBサービスの開発やリリースに関わりたい
実際に働いているフロントエンドエンジニアにも上記のような性格や価値観の人が多く、一定以上は「フロントエンドエンジニアとして続けやすい性格」があるのは間違いないと感じています。
とくに未経験段階であれば「フロントエンドエンジニアが向いている!」と感じられるかどうかが、仕事を続けていく上でのモチベーションにも関わってくるはずなので、当てはまる項目が多いのであればフロントエンドエンジニアとしてキャリアを歩むことも考えてみるといいでしょう。
人とのコミュニケーションよりも作業に打ち込む方が好き
他人とのコミュニケーションするよりも、作業に打ち込むことが好きなのであれば、フロントエンドエンジニアに向いていると言えます。
人と関わることが好きかどうかはともかく、他人が干渉してこない環境下での方がパフォーマンスを発揮しやすいのであれば、プログラマーやエンジニア全般に適性が高い可能性があります。
少なからず、人と関わってる時間よりはPC相手に作業している時間が多いという意味では、コミュニケーションが苦手でもフロントエンドエンジニアの仕事が成立しやすいことには間違いありません。
ただ、あくまで「人と関わる仕事よりは作業に打ち込める仕事の方がいい」という消極的な側面があり、フロントエンドエンジニアだからと言ってコミュニケーション能力が要らないというわけではないので、どうしても仕事で人と関わりたくないのであれば、以下の記事を読んで他の職種も知っておくといいでしょう。
関連:誰とも関わりたくない人に向いてる仕事28選【人と極力関わらず作業に打ち込める仕事がオススメ】
安定性よりは革新性や挑戦を重視する
フロントエンドエンジニアはバックエンドエンジニアと比べて、ベンチャー企業や少数精鋭のWEB企業の方が多く、フリーランスとして活躍する人も少なくない職種です。ですので、安定性よりは革新的なWEBサービスを開発するような挑戦心を求められることとなります。
そのため、中堅企業の多い「バックエンドエンジニア」や「インフラエンジニア」よりは、最新のプログラミング言語やWEBサービス・アプリを把握しておき、トレンドに敏感であることも大事になってきます。
また、WEBサービスを手がける都合上、デザインについての理解やマーケティングスキルも身につけておいた方がいいこともあり、フリーランスとして独立したいなら営業スキルも必要で、総合的なビジネススキルも問われることとなります。
高い向上心や挑戦心が求められる以上、安定性重視のバックエンドエンジニアとは真逆の方向性のキャリアになりやすいことは知っておくといいでしょう。
WEBサービス・アプリに強い興味関心がある
フロントエンドエンジニアはその名前の通り、表で目に見える部分のWEBサービスの開発を行うことの多い仕事です。逆にバックエンドエンジニアは、サーバーに関する裏方の仕事が主となります。
フロントエンドエンジニアになると常に最新の技術や開発環境について理解しておく必要があるため、日頃からWEBサービス・アプリに強い興味関心を持っておく必要があります。
ですので「プログラマー(エンジニア)になりたい!」という漠然とした願望よりは「フロントエンドエンジニアとして自分でWEBサービスを作りたい!」ぐらいに具体的なイメージを持っておいた方が長く続くはずです。
一つの技術を極めるよりは多彩なスキルを身につけたい
フロントエンドエンジニアは「一つの技術を極めるよりは多彩な技術を身につけてかけ算式に活躍する」という性質が強くなります。
そのため、後述するような多数のプログラミング言語を習得しておく必要があります。
ですので、ただ一つの技術を極めるだけでなく、様々なプログラミング言語やWEB知識を習得しなければなりません。
逆に言えば、フロントエンドエンジニアとして働けば嫌でも様々なスキルが身につくため、新しいスキルを身につけていくことにやりがいを感じるのであれば、向いている可能性が高いと言えるでしょう。
少なからず、以下の記事で紹介しているような「スキルを身につけてる実感の湧きにくい仕事」よりは、最新のスキルを身につけてる実感が湧きやすい仕事がフロントエンドエンジニアだと言えるはずです。
関連:将来が不安!?スキルが身につかない仕事に共通する5つの特徴
フロントエンドエンジニアになるには?
ここまではあくまで「フロントエンドエンジニアの適性や素質」という部分についてお伝えしてきましたが、どれだけ素質や適性があったとしても、実際に行動してみなければ本当に適性があるかどうかはわかりまません。
そこで、ここからは実際にフロントエンドエンジニアになるまでの具体的なステップや意識しておくべきことについてご紹介していきますので、フロントエンドエンジニアになりたいと考えているならぜひ参考にしてみてください。
WEBサービス開発・実装に関するスキルや基礎知識を身につける
フロントエンドエンジニアになるためには、まずは基礎的なプログラミングスキルを習得することが不可欠となります。
具体的には、以下のプログラミング言語は身につけておけばWEBサービスの表面上の部分の制作はすぐにでも行えるようになります。
・html
・CSS
・JavaScript
Apple端末のアプリを開発する場合には「Swift」と呼ばれるプログラミング言語の習得も必要です。
また、場合によってはWEBサービスを動かすために必要なプログラミング言語「Java」「PHP」や、サーバーサイドの技術である「MySQL」を理解していく必要もあり、バックエンドエンジニア領域に相当するスキルも身につけておくと仕事の幅が広まります。
小規模なIT/WEB企業で様々なWEB開発に携わる
フロントエンドエンジニアはフリーランスとしてでも一人で仕事できる気軽さがあるためか、小規模な企業で働くことも少なくはありません。小規模な企業で働く場合、担当する業務領域が広くなりやすいため、多彩な業務を通して様々なスキルを身につけることができます。
そのため、フロントエンドエンジニアとして活躍したいなら、業務領域が細分化されて専門性を極めていく大きな企業よりは、小さめの企業でWEBサービス開発全体に関わった方が将来のためになると言えるでしょう。
ただし、小さめの企業では即戦力級の人材が求められやすい傾向があるため、最低限のプログラミングスキルやビジネススキルを身につけておかなければ採用されにくいことは忘れてはなりません。
少なからず「今までプログラミングを触ってWEBサービスをカスタマイズしたいことがない」「パソコンすら触ったことがない」というレベルであれば、未経験から採用されるのは難しいでしょう。
オンライン講座を利用してプログラミング言語を習得しておく
フロントエンドエンジニア領域のプログラミングスキルは独学でも学びやすいものも多いですが、確実に習得したいならオンライン講座を利用してプログラミングスキルを習得しておくのが一番でしょう。
とくに「html」「CSS」「JavaScript」のようなフロントエンドエンジニア入門用のためのプログラミング言語は未経験者が思ってる以上に簡単なため、隙間時間に学ぶ程度でも基礎は身につくはずです。
パソコンを所有しているのであれば、オンライン講座を受ける前に教則本を購入して独学でプログラミングを触ってみるのもいいでしょう。
プログラミングスクールに通って基礎知識を学び就職支援も行ってもらう
もし読者の方が今までまったくプログラミング技術に触れてこなかったレベルの未経験者でプログラマーへの転職を考えているのであれば、素直にプログラミングスクールに通って、その後の転職支援も行ってもらった方が間違いないはずです。
とくに以下の記事でも解説している通り、未経験からのプログラマー転職は様々な罠があり、勉強方法や転職先選びを間違えると後悔することにもなりやすいです。
関連:実際どうなの?未経験からプログラマー転職を考えているなら知っておきたい6つの不都合な事実
少なからず、フロントエンドエンジニアとして活躍したいのであれば、独学でプログラミング言語を習得してWEB開発できるスキルがなければなりません。
もし、独学でプログラミングを学ぶことができないのであれば、プログラミングスクールでバックエンドエンジニアやインフラエンジニアとして活躍できる基礎的なスキルから身につけた上で、フロントエンドエンジニア相当のスキルを身につけていくという順序の方が安全なキャリアを歩めます。
ただ、現在は様々なプログラミングスクールが運営されており、中には独学で学べるレベルのプログラミングや知識しか教えてくれないサービスも少なくはないのが実情です。
当サイトでも、様々なプログラミングスクール業者からの広告掲載の打診を受けることがあり、日々業界内情やサービス内容についての調査を重ねておりますが、読者に紹介する際には、以下のような問題があると感じております。
無料スクール | 有料スクール | |
広告イメージ | 誠実な就職支援サービスというイメージはあるものの、カリキュラム内容の詳細などが少ないなどの問題がある | プログラミングを学ぶことで自由に働ける・高年収になるなどのイメージを優先しているが、実情は未経験者を欲しがらない企業に無理やり斡旋する形 |
就職先の実情 | 不十分な知識やスキルのまま就職先が決まり、早期退職につながることも珍しくない | 広告イメージとは真逆の地味な仕事を行う転職先が多く、理想と現実のギャップに苦しむ利用者も少なくない |
料金設定 | 無料で利用できる分、利用ユーザーの質が低い・学習内容よりも就職斡旋が重視されるなどの問題がある | 50万円以上もする高額スクールは一等地にオフィスを用意する・広告費を過剰に使うなどの無駄が多い |
無料スクールでは「就職斡旋が主な目的になるため、カリキュラムの質が低い」という問題が生じやすく、逆に高単価なスクールは「ビジネス的な側面が強く、無駄なところにお金をかけすぎていて受講料が高くなる」という傾向にあります。
この2つの問題をクリアしており、適性な料金相場でなおかつ受講後のキャリア支援も見据えたプログラミングスクールが「ウズウズカレッジ」です。
ウズウズカレッジが手がける株式会社UZUZは20代の就職・転職支援の実績のある会社で、WEB・IT領域にも強いのが特徴です。
ウズウズカレッジでは「プログラミングコース(Java)」「CCNAコース」の2つのコースがあり、これまで人材紹介を手がけてきたウズウズならではの、業界内情に合わせた学習プランの用意されているプログラミングスクールだと言えます。
スクールで行われるカリキュラム内容も、安定した就職・転職先を見つけ出すために厳選されたものとなっており、これからプログラミングを学んでキャリアを固めたい人にとっては真っ先に利用を検討しておくべきサービスです。
ウズウズカレッジは有料ではありますが、事前の説明や相談は無料で行ってくれ、その後に本当に受けるべきかどうか判断できるので、気になった方は登録だけでも済ませてみて説明だけでも聞いてみるといいでしょう。
また、もし「どちらのコースにするべきか悩む…」という方がいらっしゃいましたら、どちらかのコースから登録だけ済ませてオンライン説明会でどちらのコースを選ぶべきか相談することも可能です。
プログラマーになるべきかどうかで転職について悩まれている方も、ウズウズでは「ウズキャリ」という転職支援サービスも行っており、各サービス間の連携も強い会社ですので、仮にプログラマーにならないにしても他の転職先を見つけたい際に強い味方になってくれるはずです。
以下の記事では、ウズウズカレッジで学ぶカリキュラム内容の是非や、実際の流れなどを詳しく解説していますので、より詳しい情報をお求めの方は合わせてお読みいただき、ぜひ利用を検討してみてください。