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IT・AI時代資本主義の絶対勝者「GAFA」から学ぶエゲつない企業戦略とは?

GAFA以後の世界は現代の必修科目だ

IT・AI時代において、容赦なく世界の資本主義市場を食い荒らし、我々の生活に浸透してきた4大企業と言えば「GAFA(ガーファ)」だろう。

Google…全知全能の神、すべての疑問に答えを与えてくれる
Apple…現代の新興宗教、使っているだけでクリエイティブな存在になれる
Facebook…すべての人間とつながれる、人生が充実するSNS
Amazon…「日用品の購入」という日々の苦行を楽にしてくれる

今、スマホ(あるいはPC)でこのサイトを見ている読者であれば、この4大企業のサービスを使ったことない人は少数派だと思う。

おそらく、多くの読者はこのGAFAのサービスに対して、こう感じているはずだ。

「なんて便利なサービスなんだろう!」

しかし、消費者(コンシューマー)目線でGAFAのサービスを盲信してしまうことには、現代人にとっての危うさもある。

みなさんに、ひとつ考えてほしいことがある。

高度な文明化により、人類は確かに幸せになった。

だが、文明が高度化しても人間が高度化するわけではない。

電球が生まれたことで夜にも働かざるを得ない人間が増えたし(不夜城と化した都会のオフィスが文明の象徴だ)、携帯電話の普及と共に連絡先を知っている人間を「いつでも都合よくコキ使える存在」と勘違いしている人間も一定数いる。

そう。

いつの時代も技術革新(イノベーション)は”便利さ”の名の下、人間の尊厳と自由を奪う悪魔の力でもあるのだ。

スマホ普及とGAFAの事業拡大後、間違いなく我々の生活は変わったはずだし、便利にもなった。

しかし、今のあなたは本当に幸せか?

もし胸を張って「幸せだ!」と言い張れるのであれば、むしろそれは幸運なのかも知れない。

時折、私はこう思うことがある。

「自分が機械を操作しているのか?それとも、自分が機械に動かされているのか?」

そう、寝起き前になんとなくSNSをチェックする、あの瞬間に「これは自分の意志なのか?」と問うと、底知れぬ空虚感が全身を襲うのである。

そして当ブログの最大の目的は、読者にその「情報に支配されているおぞましい恐怖」を呼び起こすことにある。

少なからず、技術革新で容赦なく変化し続ける現代において、その恐怖を克服することは必修科目なのだから―――

GAFAとは?

Google

Googleのビジョンはシンプルで「地球上のあらゆる情報を集約する」ところにある。

人類の集合知「アカシックレコード」の概念にもっとも近しい存在が、Googleの提供するサービスだと言っても過言ではないだろう。

もっと大げさに言えば、Googleとは現代においてはもっとも”神”に近しい、全知全能の存在に思える。(少なからず、利用者にそう錯覚させるほどのサービスを提供している)

事実、Googleに聞けば大半の答えは返ってくる。

グーグルに祈れば答えが返ってくる。グーグルは誰に対しても知識を授けてくれる。生い立ちや教育レベルは関係ない。スマートフォン(消費者の88%に浸透)かインターネットに接続できる環境(同40%)があればどんな質問にも答えてもらえる。

神はすべての人間に平等でなくてはならない。

知識・情報に関しては、現実は冷酷なまでに不平等だ。

企業は不都合な事実は社員や大衆に隠す。
歴史は常に勝者の都合のいいように塗り替えられる。
大学に行って教養を身につけるには、金と一定の努力が必要だ。

その点、Googleは誰に対しても平等かつ楽に「知る権利」を与えてくれる。

昔は一部の知識階級でしか手にとることを許されなかった書物が活版印刷の普及で大衆の手の届くようになったように、Googleの検索エンジンもまたすべての人間に叡智を授けることを可能とした。

…しかも、無料で。

そして恐ろしいことに、日常の些末な問題はGoogleの検索結果が解決してくれるし、知識欲も満たせてしまうのだ。

Amazon

Amazonのビジョンも単純明快だ。

「すべての小売企業の存在を消し去る」

この一文だけでは夢物語のように思えるが、現実はそうではない。

確実にAmazonは小売を取り巻くあらゆる資本会社を殺しにかかっている。

「薄利多売」が基本の小売業界は、原則どおりにビジネス展開するのであれば、資本力のある強者が勝つ単純な仕組みだ。

我が国のイオンが地方アーケード街を無慈悲に潰した例を見れば、一目瞭然であろう。

その理由は至ってシンプルで「消費者は単純」だからである。

人は欲望に正直で、こと日用品や食品に関しては「安くて楽に早く、できるだけ品質が良いもの」を求めるからだ。

アマゾンの強みは、生きるための必需品を手に入れるという退屈な作業のつらさを軽減していることにある。苦労する必要はない。狩りはしなくていい。採集する必要もほとんどない。1回クリックするだけでいい。

そして、Amazonの恐るべきところは「自分が必要と感じた時には、すでに自宅に品が届いている」という状態にまで進歩しているところだ。

これは例えるならば「自分が飲みたいと思ったタイミングに、お茶を淹れてくれる伴侶や、コーヒーを淹れてくれる部下」のようなもの。

そんな、心を見透かしたような都合のいい人間が社会にいるわけがないのだが、なぜか我々は他人にそのようなサービスを求めてしまう。

…その先にあるのは、一体何か?

AIによる完全効率化による小売業界の労働力削減。
消費に関して、もはや自発的な思考や行動を忘れた完全なる消費者。

消費者の果てしなき「安く早く」という欲望と、それに忠実に答えてきた企業側の結論こそが、Amazonが見せる未来のビジョンなのだ。

労せずに、支払いとクリックだけで消費が出来てしまう現代の危うさと、Amazonによる便利さは、二律背反なのである。

Facebook

実名公開・顔写真ありのSNSとして、圧倒的な普及率を見せるFacebookは、スマホ時代の「ネットでリアルとつながる」という体験をもたらす存在だ。

まるでアルバム、あるいは名刺か。

Facebookはその性質上、現実の生活との密接な関わりを持ち、それまで匿名利用や法人利用が当たり前であったネット界の情報の在り方を変えたと言ってもいい(少なからず、国内では一般人が理由なく実名公開することはFacebook登場前は少数派だった)。

ゆえに、匿名時代のネットをよく知る人物からすれば、Facebookがいかに危ういツールかは容易に想像できる。

自分から不特定多数に向けて個人情報を喜んで差し出すことは、極端に言えば「ストーカーしてください!」と言っているようなものなのだが…。

それをFacebookがもたらす、充実した体験や価値、そして”つながり”が本質を隠しているのである。

皮肉なのは、フェイスブックがまわりの友人たちよりもその人のことをよく理解しているのではないかと思えるレベルに達していることだ。フェイスブックは私たちがクリックしたもの、使っている単語、動き、そして友人のネットワークから、詳細な――きわめて正確な――人物像を描き出す。

「たとえどんなに現実が冴えていなくても、Facebookを見れば誰かとつながっている気がする…」

そう思うことで、明日も頑張ろうと思える人たちがいる。

他人の結婚報告や仕事の充実っぷりを見て喜ぶ裏で、膨れ上がる嫉妬心や劣等感に気づけないままで…。

ちなみにFacebookと似たようなユーザー層に人気のSNS「インスタグラム」はFacebookの子会社なのだが、この事実から何を思うかは利用者の自由だ。

「いいね!」される度に幸福感が増すのであれば、こんなにうれしいことはないのだから。

―――たとえそれが、本来の自分からかけ離れた、偽りの自分だとしても…ね。

Apple

Appleの功績は大きいが、それは「宇宙に唾を吐いた」ものだ。

Appleから学ぶべきは、直感的なユーザーインターフェースでも、タッチスクリーンやiPhoneの普及によるスマホ市場拡大もない。

「ブランディング戦略による、新たな日常の価値提案」

つまり「Apple製品を手にした先にある未来」という価値を提供し続けたところに強みがある。

スティーブ・ジョブズというペテン師が、盛大なマジックで民衆を欺いたのが、Appleの商売の本質だ。

大なり小なり、マーケティングにはそのような性質があるが、スティーブ・ジョブズというカリスマはその本質を見事なまでに捉え、世界を「あっ」と驚かせてしまったのだ。

友人や初対面の人に、能力もDNAも経歴も含め、自分が上位1%に入る人間であることを、さりげなく伝えるにはどうすればいいか、簡単な話だ。iPhoneを持てばいい。

Appleのイケてるプロダクト製品を持てば、クリエイティブな気分になれる。

そう。

「つまらねえ世の中に反抗しているオレかっけえ」
「流行の製品をいち早く使いこなしている」

人がブランド物を手にする心理を巧みに突いたことこそが、Apple成功の最大の秘訣なのだ。

良い物を作れば売れるのではない。
ゴミでも「良い物だ」と思わせることが、価値を釣り上げる最大の戦略だ。

認めたくないだろうが、これが現代の事実になっているのは否めない。

自己アピール合戦となった就職活動の面接合戦。
人気になって話題になれば雪だるま式に「ファン=信者」の増えるメディア時代。

職人気質の多い日本においては、まさにAppleの市場侵略は「ジョブズ(あるいは得体の知れないIT企業)に唾を吐かれた」気分なのではないか。

GAFA時代に立ち向かうには何が必要か?

以上のように、GAFAには「目に見えない価値の提供(=消費者心理を巧みに突いている)」という、IT時代のビジネス成功の本質が集約されている。

良い物を作っておけばいい時代は、とっくの昔に終焉を迎えた。

現代のビジネス・マーケティングの難しさだけでなく、利権・技術・人間心理などのあらゆる知識や分析を元に戦略設計しないといけない複雑さも、GAFAの成功事例から学べる。

この記事では割愛しているが、GAFAに関しては対政府・国家に対する防衛策も巧妙であり、資本主義社会における”穴”さえも浮き彫りにしてしまう。

そして、我々日本人が恐れるべきは、そんな資本企業の勝ち組がインターネットの無法地帯にじわじわ触手を伸ばし、治外法権を盾に巧みに消費者を囲い込んでいるのだ。

GAFAに日常の侵略を許している自覚を持とう

GAFAの慈悲のない日常への侵略から身を守るためには、今この文をスマホかPCで読んでいるあなたもまた、GAFAの手の中で踊っている自覚をしっかり持つべきだ。

「敵を知らなければ、敵から味方を守ることすら出来ない」

こんな事実は、かの第二次大戦の情報ダダ漏れが敗因であることから、嫌というほど学んだではないか。

少なからず、日本のあらゆる小売・販売店はAmazonの利便性を認めなければいけないし、メディア・出版などの情報媒体は街で暇あればスマホに夢中な現代人を直視しなければならない。

GAFAは日本の企業に「お前らの仕事なんてその程度だ」と唾を吐き、消費者の心をじわじわ侵食しているのだから。

もっと俗っぽく言おうか。

海外の実態もよくわからない、得体の知れない企業にケンカ売られてるんだぞ?

恥ずかしげもなく仕事中にわからないことをググったり、Amazonで買い物して「便利~」とプライム会員になったり、Facebookでリアル知人と交流して満足しているのであれば、それはGAFAに飼いならされている証拠。

真の支配者とは、奴隷に奴隷である自覚すら持たせないものなのだ。

見ろ、このサイトを。

Googleの広告張って、検索結果にも表示される奴隷サイトだぞ?

我々はすでにGAFAの支配下にあり、スマホを見ている瞬間は”奴隷”である自覚を持たなければいけない。

ひれ伏す他に、なし。

機械ごときが人間に勝てるとでも?

だが、悲観しないで欲しい。

機械ごときが本気で人間様に勝てるなどと思っているのであれば、それは技術者や資本家たちの傲慢だ。

考えてもみてほしい。

人間は決して他人の思い通りには動かないじゃないか。

指示通りに仕事しない部下。
言われたとおりに仕事したのに「勝手なことをするな!」と怒鳴るクソ上司。
自分の理想通りにならない恋人。
…否、意志の利く自分でさえ朝決まった時間に起きたり「無駄だとわかってるのに…」と思いつつ、スマホでSNSを見る体たらく。

この事実からわかるのは、単純だ。

どんなに天才エリート様たちが、古今東西のあらゆる知識と情報、ビッグデータ活用で最強の戦略練ろうが、すべての人間が想定通りに動くわけではない。

そこに勝機があるのだ。

仮にあなたがGAFAの提供するサービスの利便性に溺れているのであれば、一度すべてを捨てて欲しい。

お 前 が 本 当 に 欲 し い も の は 、
ネ ッ ト の 中 に は 絶 対 に 存 在 し な い 。

GAFAに与えられる価値で満足している豚で居続けるな。

IT・AIを駆使した資本主義の勝ち組GAFAに負けたくないのであれば、誰よりも人間臭くなり、人間を理解しろ。

機械みたいに作業しているような毎日に、半ば義務感でスマホを眺め続けるから、本当に機械みたいになっちまうんだ。

GAFA時代についていけない業界・企業からは早めの転職を

最後に営利上の諸々の都合で、読者の皆様に「転職」という選択肢の提案を。

Googleにいいように使われたニューヨークタイムズ社のような、時代についていけない企業は今後はさらに労働力搾取が続いていく未来しか見えない。

AIにとって変わられる仕事も確実に増えていくことは、聡明な読者であれば想像に難くないはず。

何より、GAFAにいいように市場侵略を許している日本企業はさっさと滅んでしまうべきなのだ。

なぜなら、そんな企業には意地も誇りもないからだ。

「自社の利益がそこそこ維持できればいいや」
「なんかITとかAIとかよくわからないから子会社にやらせておこ」
「既得権益維持しておけばいいや」

こんなクソみたいなのが、今の日本大企業の体たらくね。

てめえら、そんなんで金もらってて恥ずかしくねえのか?

そんなんだから、GAFAの超便利なシステムに心も市場も侵略されるんだ。

GAFAのビジネス的な大成功が我々に教えてくれる教訓は単純だ。

IT・AIに侵略される生活から、人間の尊厳を奪わせるな。

もしあなたが仕事で「自分なんて機械みたいだ…」と思っているのであれば、人間の尊厳を取り戻せる仕事を見つけ出すことをオススメする。

…少なからず、GAFAの文明・文化侵略とエゲツない搾取構造こそ、今の日本国民を疲弊させている一つの原因なのだから。

参考文献:the four GAFA 四騎士が創り変えた世界