今回ご紹介したいのは「GEEK JOB」。
GEEK JOBの特徴
- プログラミングの講座が無料で受けられる
- 受講後の就職・転職サポートもしっかり対応
- 未経験からでも利用可能
- ただし、通信講座は未対応で、都内の拠点に通う必要あり
わかりやすく言えば「プログラマーになりたい20代向けの専門学校+就職・転職支援」という感じです。
さらに言えば「プログラミングの技術習得以上にプログラマー・社会人としてやっていくためのコミュニケーション能力の習得」に重点を置いているため「就職支援・職業訓練」の色合いが強い業者だと言えます。

目次
20代未経験者でもGEEK JOBを使うべきか?
いきなりですが「20代未経験者でもGEEK JOBは使うべきか?」という結論からお答えしておきます。
IT・WEB業界でプログラマーとして働きたいという強い意志があれば、オススメできます。
他の無料で使える人材会社のサービスと比べましても、GEEK JOBほどプログラマー特化の就職支援サービスはありませんから。
逆に、以下のような方は、オススメしかねます。
- 別にIT・WEB業界じゃなくても条件や待遇が良ければどこでもいい
- プログラミングに大して興味がない
- IT・WEB業界の実情をよく知らない
このような方は、そもそもが「自分はどの職種・業種に向いているかわかっていない」という感じですので、まずは通常の就職支援サービスを利用しておき、自分の適性や業界動向などをしっかり確かめた上で、利用を検討しておくのが無難でしょう。
GEEK JOBとの競合サービス
当サイトで取り扱っている人材サービス・通信講座などと比較してみると、ざっと以下の感じ。
講座で学べること | 料金 | |
GEEK JOB | PHP,Java,Ruby | 無料 |
ウズキャリ | Java,Ruby,Python,他別職種も対応 | 無料 |
Tech Academy | 各種プログラムスキル、WEBスキル全般 | 有料 |
比較対象となるのは、20代の未経験者向けの人材サービスでIT・WEB業界への紹介に強みを持つ「ウズキャリ」でしょう。
ウズキャリの場合は、IT・WEB系の会社で必要とされるスキルを”広く浅く”行っているのに対し、GEEK JOBに関しては「プログラム言語専門(プログラマー・エンジニア)」という感じで、完全に特化しております。
通信講座で言えば「Tech Academy(テックアカデミー)」があるのですが、こちらは他の人材サービスと違って、有料講座がメインの業者ですので、人材サービスとはやや色合いが違う点には注意。
また、IT・WEB業界は人手不足の業界です。
そのため、ハローワーク経由の職業訓練校で対応している自治体もあるので、事前に確認しておくと間違いないでしょう。
GEEK JOBの就職・転職先は?
GEEK JOBが客引きで紹介している有名企業ですが、そこまで有名じゃない企業が多めですので、紹介先企業の知名度にはあまり期待しないほうがいいでしょう。
(ちなみに「シリコンスタジオ」に関しては、同社もゲーム業界特化の転職支援サービス「シリコンスタジオエージェント」を手がけているので、ゲーム業界志望ならそちらを使った方が間違いないでしょう)
これについては、どの就職支援サービス・転職エージェントでも同じことが言えますので、他の人材会社を使っても似たような状況になります。
元々、既卒・第二新卒・フリーター向けの20代の就職支援サービス自体が、新卒生からは見向きもされないような、有名じゃない中小企業クラスの求人が多めの傾向にあるので、ここは割り切りが必要です。
GEEK JOBが気になるなら無料体験でも使っておこう!
20代の未経験者でなおかつ都内周辺在住の場合、利用できるサービスは多いため、説明会や体験講座などに参加しておき、慎重に決めたほうが間違いないでしょう。
とくにGEEK JOBを利用する際、事前に聞いておきたい項目は以下の通り。
- プログラミングを学んだ後の就職・転職先や、その後の働き方はどうなるか?
- 自分にプログラミング適性はあるか?(経歴・趣味関心などの面から)
GEEK JOBの場合、他の人材会社と違ってプログラマー特化の支援になるため、仮にプログラマーに向いていない場合は、受講時間が無駄になってしまう恐れもあるので慎重に利用を決めたいものです。
その点に関しては、無料体験や事前のチャット連絡でもしっかりサポートしてくれるますし、GEEK JOB側もわかっているでしょうから、強引な勧誘などはしてこないはずです。