Geekly(ギークリー)の特徴と強みを徹底解説!IT・WEB・ゲーム業界専門の転職コンサル業の実態とは?

今回紹介するのは、IT・WEB・ゲーム業界の転職サービスである「Geekly(ギークリー)」。

IT・WEB業界は転職が盛んで転職サービスもかなり存在していますが、Geeklyは他社と比べてみても、かなりビジネス色の強いIT・WEB・ゲーム業界専門の転職エージェントです。

求人傾向としてはIT・WEB・ゲーム業界内のデスクワーカー・ホワイトカラー向けの求人に強みがあり、逆にエンジニア・プログラマ・クリエイターに向けての情報公開は弱めの傾向があります。

Geeklyはネットではやや悪評が目立ちますが、それはGeeklyの性質やビジネスモデルをよく理解せずに利用してしまい「期待を裏切られた」と駄々こねているように思えますね。

そこで今回はGeeklyのメリットとデメリットを抑えた上で、効率よく活用する方法をご紹介していきます。

Geeklyの特徴と強みとは?

Geeklyは、リクルート・doda・マイナビのような「求人情報主体の転職エージェント制」ですので、求人数や情報力、効率面にはかなり期待できます。

ただ、Geekly公式サイトを見てみますと、他社のサービスとの差別化が意識されていない部分も多いと感じたので、

競合と比べてもかなりビジネス色の強い社風

GeeklyはIT・WEB・ゲーム業界向けの転職エージェントの中でも、とくにビジネス色が強いところが最大の特徴です。

転職エージェントは「効率重視orマッチング精度」という「利用者の満足度を上げるか?」の判断を迫られる仲介業者であるわけですが、Geeklyは効率重視・ビジネス色の強い転職エージェントだと言えます。

ビジネス色が強い転職エージェントの場合、以下のようなメリットがあります。

  • 年収アップに期待できる
  • 経歴・実績などのスペックだけで選考をパスしやすい
  • 効率よく転職先から内定をもらいやすい
  • 提案・対応が事務的な分、担当者の質が低くても一定の質は保証される

ビジネス・効率面の強い転職エージェントは、経歴や実績で機械的に求人を選ぶ傾向があるので、経歴が十分な方は効率よく自分に合った求人を紹介してもらえるメリットがあります。

逆に言えば、人柄重視やマッチング精度は落ちる傾向があるので、Geeklyを利用するのであれば予め妥協ラインを決めておくといいでしょう。

管理職・デスクワーカーの求人に強みを持つ

「IT・WEB・ゲーム業界専門」と聞くと、エンジニアやクリエイター職のイメージが強いですが、Geeklyはデスクワーカー・管理職側に寄っているのも特徴ですね。

Geekly自体がコンサル業中心・デスクワーク主体型なので、IT・WEB・ゲーム業界で働く管理職・デスクワーカーには非常に相性のいいサービスだと言えるでしょう。

どの業界・いつの時代においても「現場の人間とデスクワーカーは相容れない」という悩みがありますが、その点Geeklyはデスクワーカー寄りですので話も通しやすいでしょう。

また、公開されている求人も、競合転職サービスと比べても年収が高めの傾向にあるので、年収アップの意欲が高いなら利用しておくべきです。

大手・有名企業の求人数が多い

Geekly最大の強みは、IT・WEB・ゲーム業界の大手・有名企業の求人数が圧倒的に多いところですね。

主要取引先だけで見ても、以下のような有名企業がズラっと並んでいます。

株式会社Cygames
株式会社サイバーエージェント
株式会社カカクコム
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
株式会社カプコン
コーエーテクモホールディングス株式会社
株式会社ナビタイムジャパン
NHN PlayArt株式会社
株式会社ディー・エヌ・エー
株式会社BookLive
ライフネット生命保険株式会社
株式会社デジタルガレージ
株式会社アイ・エム・ジェイ
ネットイヤーグループ株式会社

出典:Geekly-会社概要-主要取引先

また、ビジネス色の強い非公開求人のレア度や年収・キャリアにはかなり期待できそうですね。

「IPOの関係で、公開できない のだが経営幹部やCTOを探している」
「社員の手前、おおっぴらに募集できないが、新規事業のためのスタッフを急いで採用したい」

他のビジネス色の強い転職エージェント全般に言えますが、非公開求人の中でもレア案件・業務拡大に伴う求人を優先的に紹介できる人材は優遇されやすいので、転職エージェント側の探している経歴や実績さえあれば高待遇を受けられることは知っておきましょう。

利用対象者の間口は意外と広め

Geeklyはビジネスライクで年収重視の利用者を対象にしている印象が強く、やや登録ハードルが高く感じるかもしれません。が、実際には既卒・第二新卒・フリーターや他業種からの転職希望者も募集しており、利用者の間口はかなり広いと言えます。

Geekly内のレジュメサンプルを見ても「派遣やフリーター期間が長い」「未経験職種に応募する」「転職回数が多い」「未熟業期間がある」「年齢が高く職歴が長い」なども対象としており、あらゆる経歴層を対象としていることがわかります。

ぶっちゃけた話、Geeklyは現場の声と離れた求人情報主体型のビジネスモデルですので、技術や経験に関しての選考基準はガバガバになりやすいという弱点があります。

ですので、ポートフォリオ原則必須の「マイナビクリエイター」や、ゲーム会社が運営する「シリコンスタジオエージェント」と比べ、事務的な手続きだけでIT・WEB・ゲーム業界からの内定をもらいやすいという事情も予測されます。

ですので、IT・WEB・ゲーム業界の勤務経験がない方やフリーター期間が長い方でも、意外なチャンスを得やすいという点ではGeeklyを使っておくといいでしょう。

Geeklyのデメリットは?

Geeklyは良くも悪くもビジネスライクな転職エージェントですので、デメリットはかなりハッキリしています。あらかじめGeeklyのデメリットを知っておくと、過剰に期待せずに済むでしょう。

コンサルタント型なので現場の声や業務内容の専門性に弱い

Geeklyは大手人材サービス同様、企業側への聞き込み調査をもとに求人を作成しているため、紹介先企業の詳しい情報や仕事内容の専門性に欠けるという明確なデメリットがあります。

Geekly公式サイト内でも、業務内容について「社員の一日」という形で書かれています。

新規開拓

リクルーティングアドバイザーの腕の見せ所です。設立間もないベンチャー企業様から上場企業様まで、課題はさまざまです。その課題に対して「どういった人材を採用すべきなのか」それに対して「ギークリーであればどんな提案ができるのか」をコンサルティングしていきます。単なるテレアポ業務ではなく、より高度なコンサルティング営業になりますので日々成長を実感できるかと思います。

出典:Geekly – 社員の一日

求人情報の作成が「紹介先企業への聞き込み調査・営業主体」ですので、コンサルタントの業界理解力や勉強量が不足している場合、求人内容の精度に欠けるリスクがあるわけです。

もともと、IT・WEB系はベンチャー企業の転職エージェント・転職コンサル業が乱発している業種でもありますので、あくまで”IT・WEB・ゲーム業界求人について広く浅く”と知っておくといいでしょう。

また、コンサルタントの経歴の詳細も公開されておらず、業界勤務経験の明かされていないコンサルタントも多めですので、専門性や業界内情についての情報も不安が残りますね。

エンジニア・クリエイターの方の場合、仕事に関する専門性の強い相談がコンサルタントに通用しない自体も考えられるので、その点はあらかじめ知っておくといいでしょう。

紹介先のコネや影響力は未知数

Geeklyは人材ビジネス・コンサルティング型の転職エージェントですので、紹介先企業とのコネや影響力は未知数というデメリットがあります。

取引先のインタビュー記事を掲載している「シリコンスタジオエージェント」や、定期的にセミナーを開催して紹介先企業との接点を設けている「マイナビクリエイター」と違い、紹介先企業とのコネや影響力が見えてこない点で、Geeklyの影響力には不安が残りますね。

担当コンサルタントに交渉力や営業力があれば有利に転職活動を進められるかもしれませんが、そうでない場合は求人情報の提案しかもらえない可能性があることは覚悟しておきましょう。

ビジネス色が強すぎて人柄・個性重視の方には不向き

Geeklyはビジネス色が強くサイト内容も真面目すぎる割に具体的な情報が掲載されておらず、人柄や個性が見えてこないというデメリットがあります。

とくにIT・WEB系の転職サービスはベンチャー寄りで社風やアドバイザーの人柄や個性の見えてくるサイトが多い中で、やや古風で情報公開量に欠ける印象は拭えません。

また、IT・WEB・ゲーム業界向けにもかかわらず、クリエイター目線の情報公開にはかなり弱めだというところもデメリットです。

クリエイター向けであれば、Geeklyと紹介先業界とビジネスモデルの被る「マイナビクリエイター」を利用しておくといいでしょう。

面談箇所が都内限定

Geeklyの面談箇所は都内限定ですので、関東圏の求人がほとんどです。

これはIT・WEB・ゲーム系の会社が都内に寄っている事情があるため、他の転職エージェントも同様のことが言えます。

ですので、Geeklyだけのデメリットとは言えません。

また、面談に行けない利用者向けに関する情報記載に関しても不足している点は、不親切ですね。

面談に行けない人向けに電話・メール・スカイプでの対応も可能と公式に記載されている「マイナビクリエイター」と違い、Geeklyでは一切説明なしです。

ただし、こちらから相談すれば電話面談・メール対応してもらえる可能性もありますので、利用したい方は登録を済ませてから問い合わせておくといいでしょう。

まとめ

Geeklyの社風やビジネスモデルをまとめていきますと「IT・WEB・ゲーム業界求人に特化した、求人情報主体型の転職エージェント」という全貌が見えてきます。

ビジネスライクかつ事務的な方針ですので、求人内容の提案や転職に関するサポートに安定性がある反面で、求職者の希望は通しにくいデメリットもあります。

ただし、逆に言えば紹介先企業側からすれば効率がいいということでもあるので、転職意欲の高い方やキャリアアップ志向のある方なら、非公開求人を提案してもらうために利用しておく価値は十分あるでしょう。

また、事務的かつ効率的でマッチング精度が落ちる分、未経験者や経歴にネックがある方でも転職サポートしてもらえる可能性がある点は注目しておくべきでしょう。

Geeklyの類似転職エージェントは?

転職エージェントは複数併用しておくことが鉄則です。

関連:転職エージェントは複数利用が鉄則!その理由と実際の活用の仕方をご紹介!

Geeklyは良くも悪くもビジネスライク・事務的な傾向があるので、他の転職エージェントも活用しておくと間違いのない転職先選びが出来ます。

マイナビクリエイターとの比較

とくに「マイナビクリエイター」は完全にGeeklyとビジネスモデルや利用者層が被っているので、表にして比較しておきました。

Geekly マイナビクリエイター
取扱業界 IT・WEB・ゲーム IT・WEB・ゲーム
ビジネスモデル 求人情報紹介型 求人情報紹介型
公式サイトの情報量 少なめ 多め
運営傾向 効率重視・ビジネスライク ポートフォリオ作成など満足度重視
欠点 専門性や紹介先の情報に不安が残る キャリアアップ転職には自身の営業力も必要

マイナビクリエイターは就活生・既卒クリエイターのポートフォリオ作成や転職ノウハウ指導など、より初心者向け・マッチング精度重視の傾向に寄っています。デメリットとしては、紹派遣・契約求人なども含み、キャリア志向にはやや向いていない傾向があります。

ただし、セミナーで大手企業や経営者と接点を持つ機会も得られるので、自分からアプローチできる方ならキャリアアップ転職も十分狙えるでしょう。

どちらのサービスにも共通して言えることは、企業で集めた求人情報をもとにビジネス展開しているため、リアルな紹介先企業の情報やコンサルタントの提案力には不安が残るという点でしょう。

大手転職エージェントとの比較

Geeklyのビジネスモデルや運営方針は、大手人材ビジネスとほぼ同じでかなり日本の大企業式だと言えます。

ですので、他の大手転職エージェントを使っておき、求人情報を比較しておくのもいいでしょう。

ビジネスモデルが同じでマッチング精度があまり変わらない分、他の転職業者に同じ求人が出ている可能性も高いので、Geekly側の提案に流されすぎないためにも他の転職エージェントも比較対象にしておくのがベターです。

転職業者によって優先して紹介したい求人や得意先が違うという事情があるので、利用しておくだけ損はありません。選択肢は確保しておきましょう。

Geekly同様のビジネスモデルですと「リクルートエージェント」「doda」の大手二社はもちろん、20代・30代若手向けでIT・WEB系にも強い「マイナビエージェント」も競合他社になります。

また、コンサルタントの裁量幅が広い外資系運営の「Spring転職エージェント(アデコ)」は、根本的に日本の企業とビジネスモデルが異なるので、こちらも利用しておくと選択肢が広がります。

Geeklyより詳しく紹介先の情報を得たいなら?

Geeklyは求人主体型の転職エージェントですので、紹介先企業の詳しい事情や専門性の高い相談にはあまり期待できません

ですので、エンジニア・クリエイターなどの技術面・専門性についてこだわりたい方は、他社の転職エージェントも併用しておいた方が間違いないでしょう。

自社がゲーム会社でもある「シリコンスタジオエージェント」はゲーム業界専門エージェントとして、かなり情報量も充実しています。

広告業界にぶっといコネのある「シンアド」は少数精鋭のベンチャー企業で、クリエイター・デザイナーなら面白い求人と出会えるかもしれません。

また、広告・マスコミ業界寄りのクリエイターの方は「マスメディアン」もあります。

Geeklyの登録方法は?

Geeklyは完全無料で利用でき、公式サイトから登録するだけでOKです。

履歴書・職務経歴書は登録段階では必須ではないので、後から追加でアップロードすることも可能です。

ですので、気になる方は今すぐ登録しておくといいでしょう。

他社エージェント同様、面談に呼ばれる確率を上げるためにも、余裕のあるうちに履歴書・職務経歴書を作成・更新しておくと優先的にサポートしてもらえます。

面談箇所は東京の渋谷の本社限定ですので、事前に場所を確認しておくとスムーズに相談ができます。