ども。診断ツール大嫌いなスコシテン編集長でございまする。
私が診断ツールが嫌いなのは「機械ごときがオレをわかったつもりでいるんじゃねぇ!」という、単純な理由です。
しかし、昨今の就職・転職では「自己分析」が非常に重要になってきています。
中でも「アセスメントツール」を活用した、性格・適性診断が自己分析の一環として有効とされています。
・アセスメントツールとは?
個人の能力や特性、能力に関する情報を得るために、実務・実践とは異なる方法で測定するためのツールである。目的としては、採用・人員配置・異動・昇進等に利用される。最近の傾向としては採用や人員配置のためだけではなく、研修や能力開発の目的で使用するケースも増えてきている。また検査内容については3つのタイプにわかれている。性格・気質などを測る検査、興味・関心・価値観などを測る検査、能力・スキルなどを測る検査。
出典:アセスメントツールとは|用語集|法人向けサービスの比較なら「BIZトレンド」
中でも、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」は診断に30分もかかるガチのアセスメントツールとして評判が高く、診断結果をもとに自分に向いている仕事や適性のある求人が届くほど。
つまり、使っておくだけで天職に出会える可能性が上がる神ツール。
ですが、前述の通り「診断ツールなんて参考になるわけねえだろwww」とぶっちゃけ疑っている人も多いはずです。
そこで今回は編集長自ら時間を割いて、グッドポイント診断の信憑性について検証してみました。
グッドポイント診断とは?
人は誰しも”強み”を持ちます。
世の中には人の弱みを握って陰湿に責めてくるクソ野郎ばかりですが、人は本来”強み”を持つのです。
”強み”とは英語で「Good-Point」。
つまり、グッドポイント診断は使うだけで「己の強み」に出会えるわけです。
・グッドポイント診断で目覚めるパワー
- 己のまだ見ぬ才能が覚醒、新世代を担う人材としての才覚が萌芽するきっかけになる
- 己の強みを活かし、最強の人材となれる会社に転職できるチャンス
- 転職活動の自己アピールの”強み”として、効果的に活かせる
漫画やアニメでもよく「何かが目覚める瞬間」ってありますけど、あれが”強み”です。
グッドポイント診断を使えば、自分の強みを知って、己の力の気づくことが出来ちゃうんです。
己の中に潜む”18種類の強み”を呼び覚ませ!
グッドポイント診断は統計的なアセスメントツールとして「18種類の強み」が設定されています。
最近のリクルートらしく、ゆるキャラがイメージとして設定されておりますが、どのキャラも心に美しき刃を持つ魔物ですので、だまされてはいけませんよ。
つまり、今の仕事で自分の能力も強みも活かせていない人は、心の刃を鞘にしまったままというわけです。
己の強みと出会えないまま、誰かに弱みを握られたり、弱みを指摘されるだけの人生なんて嫌じゃないですか?
私は嫌です。
もしあなたが自分の”強み”と出会いたいなら、グッドポイント診断を使うべきです。
「グッドポイント診断」を試してみた
「30分かかる本格ツール」と言いましたが、私のように選択肢即答するタイプであれば15分もあれば診断は終わります。
編集長のグッドポイント診断結果
悠然
あなたは常にゆったりと構え、じっくりと考えたり取り組んだりすることができます。長い目でものごとをとらえ、あせらず気長に進めることが得意であり、目先の小さなことに気を取られて考えが変わるようなことはありません。特に将来のことを考えるうえで、あなたの長期的な視点から生まれる発言や提案はとても参考になるでしょう。
また、悠然とした態度には、周囲の人を落ち着かせ、「改めて考えてみよう・焦って決断してはいけない」と考えさせる効果があります。あなたの精神的なゆとりが、周りの人を落ち着かせるのです。独創性
「人と同じではつまらない」あなたはいつもそう考えています。あなたはオリジナリティにこだわりをもち、仕事でもプライベートでも自身が納得できるかを重視します。あなたは、常識にとらわれず広い分野から情報を収集し、興味がある題材が見つかると自分だったらどうするか必ず考えるなど、自身の独創性をより高める努力をし続けます。
周囲の人はあなたのユニークな発想に魅力を感じ、次にあなたが創り出すものを楽しみに待っています。親密性
あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。
相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。
多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。慎重性
あなたは物事を掘り下げて考え、先々のことまで見通しを立てながら、注意深く課題を進めることができます。目指すもの・状態に対し想定されるリスクを洗い出し、それらを1つ1つ検討し、すべてについて安心できる状態を目指します。ものごとを安易にとらえて軽率な判断を下すことは、決してありません。
周囲の人は、そんなあなたの姿勢に対し信頼を寄せ、徐々に重要なものごとを任せるようになります。あなたはその信頼に応えるべく、より真摯に全力を尽くすでしょう。自立
あなたは、何事も自力でやっていこうとする心構えを持っており、常に主体的に行動することができます。また、対立を恐れず、どんな相手に対しても臆せず自分の意見を伝えることができます。自身の軸がしっかりとしており、周囲の意見や状況に簡単に左右されることがありません。
主体的に行動できる人は限られます。解決のために費やせる時間が限られたり、困難な課題に直面するなど難易度が高いほど、あなたの力が必要とされ、周囲から頼りにされることでしょう。
私は戦国武将で言えば、熟考で有名な「小早川隆景」が一番近しいと思うのですが、この診断結果からは、そのような感じがしました。
…が、仕事で人と関わる機会を避けてきたので「頼られる」あたりは、ちょっと実感わきませんね。
「親密性」なんかは、対人関係構築能力クソな私からすれば、ちょっと「は?(威圧)」と言う感じもします。
ただ「本人も意識していない”隠れた強み”」として見ると、将来的にはそういった人材に成長できるのだと、前向きにも受け取れますね。
つまり、自分の適性を活かせる仕事でなければ、自分の”強み”は花開くことはないということです。
グッドポイント診断の転職活動アピール方法は?
ちなみに、このグッドポイント診断の結果は、リクナビNEXTから求人応募する際に企業側に自己アピール材料として送ることも可能です。
つまり、転職活動の際の自己アピールとして、少しだけ説得力アップするというわけですね。
また、履歴書や職務経歴書の作成の際に、自己分析の参考としても使えます。
…とは言っても、実際にどう使えばいいか迷っちゃいますよね。
同業者さんのサイトで以下の記述を見つけたのですが、どうもこれが正しそうです。
グッドポイント診断の結果は、必ずどんな人でも5つ強みが表示されるのですが、必ず「5つ全てに注目するのでなく、上位2つのみに注目する」事を心がけてください。
確かに、上位2つである「悠然」「独創性」は私自身が自負している部分でもあるので、結構当たってますね。
転職活動の自己アピールに活用する場合は「上位2つのみに注目する」を意識してみるといいでしょう。
ただ、私ならロジカルシンキングを活用するためにも、さらに絞って「上位1つのみを盛大にアピールする」という戦略で行きますね。
だって、初対面の人間の多様性とか意外性なんて、面接だけでわかるわけないじゃないですか。
であれば、論点は明確に、自分の強みをひとつに絞る。
人間単純なので「〇〇=〇〇」みたいな、画一的考え方をしたがるんですよ。
ならば、強みとか1つでOK。
しかも「独創性」とか、あえて自己アピールを一点特化に絞ることで、すでに独創性にあふれているのでアピール可能。
・「悠然」を活かした面接での自己アピール例
私の強みは「待つこと」です。
動かざること山の如し。
かの、ナポレオン・ボナパルトの残した「じっくり考えろ、しかし時が来たなら考えるのをやめて、すすめ」が座右の銘でもあります。
私は10年後の未来を想定して動いていますが、熟慮を重ねた結果、御社を志望しました。あなたがたには、この会社の10年後の未来が見えているでしょうか?
そして、10年後に私がどんな人材になっているかお考えでしょうか?
もし、短期的な人材補給で私を即戦力として使い潰すつもりなのであれば、この場で不採用通知をしていただいて構いません。
今勤めている会社は、先行きを考えないその場しのぎの業務発注と、行き当たりばったりの経営方針にまったく将来性を感じませんでしたので、10年先も生き残っているであろう御社に賭けることにしました。
あなた方は「待つこと」が出来ますか?
グッドポイント診断で「悠然」と判定された、私の中に眠る魔物が目覚める瞬間を?
…いいでしょう、あなた方が答えてくれるまで、待ちましょう。
私は孤独と沈黙を愛せます。
あなた方が今ここで答えを出すまで、待ってみせましょう。
「熟慮」は私だけの特権であり、あなた方には答える暇など与えません。
今、ここで、決めていただきましょうか。
以上が、私がグッドポイント診断の結果を用いて、面接で使う自己アピールパターン1ですね。
面接で「悠然さ」をアピールするには、あえて「待ちの姿勢」を作らなければならないわけで、これが結構難しいんですよ。
ちなみに以上の自己アピールでは一見すると急かしているように感じますが、「日本の会社は絶対にその場で採用の是非を判断するわけがない」と見越しての長期的視野での自己アピールですので、結果的に「待つことになる」ことを見越しての自己アピールです。
ビジネスにおいては焦ったほうが負けますが、自分が焦る前に相手を焦らすことこそ「待つ側」に回る秘訣なのです。
「敵にしたら厄介だが、味方にしたら心強い」
これぞ、転職の真骨頂。
グッドポイント診断を活用した、己の強みの活かし方の一例です。
グッドポイント診断だけに自分を委ねるな!
ただし、グッドポイント診断を使う時の注意点。
グッドポイント診断のみに、己の強みを委ねすぎないこと。
やはり、この手のアセスメントツールは、実務経験での判断基準や経験がないと、やや精度に欠けます。
私などは、その時の気分でコロコロ回答が変わるので、診断ツールとか毎回結果が変わりますからね。
とくにブログ編集の仕事をし出してから、判断基準や価値観が変わることも増えてきたので、グッドポイント診断のみに依存するのはあまり良くなさそうです。
ですので「当たっている・当たっていない」だけで考えずに、前向きに自分のキャリアや方向性を考える意図でも、グッドポイント診断を使ってみるといいでしょう。
リクナビNEXT・グッドポイント診断の使い方は?
このように自分の”強み”をカンタンに知れる「グッドポイント診断」ですが、リクナビNEXTに登録するだけで無料で使えます。
また、リクナビNEXTは転職総合情報サイトとして、優良企業からスカウト・オファーが来ますので、使っておくだけもっと自分に合った仕事に就ける確率が高くなります。
今どき、転職なんてみんな当たり前に行っていますので、登録がまだの方は今すぐ使ってみてください。