「非正規社員の末路は悲惨…」
「非正規で不安だけど、どうすればいいかわからない…
「正社員よりも頑張っているのに、給料が低くて理不尽だ!」
もしかして、読者は以上のように悩んでおりませんか?
ククク…。
でしたら、私と同じかもしれませんね。
私は新卒入社した企業の出世競争についていけずドロップアウト後、派遣社員として貴重な20代の時間をダラダラと使い潰し、結婚すらままならないまま、みすぼらしく40代を独身のまま迎えました。
給料は手取り20万以下、もはや疑うまでもなく「人生の負け組」「社会的底辺」だと言えます。
関連:底辺人間の特徴。こんな底辺層の人間とは関わらないほうがいい
もし、読者がまだ若い20代の方であれば、私みたいにはなりたくないですよね?
今、転職アドバイザーとしてスコシテン編集長に拾われた私の出来ることと言えば「若い方々に、私のような過ちを犯してもらわないために、知恵を授ける」ぐらいです。
「このままじゃダメだと思っているけど、どうしたらいいかわからない…」
「非正規社員の末路が悲惨で不安なので、早く現状を変えたい…」
そう本気で思っている方は、最後までお読みください。
非正規社員の末路は”悲惨”
タイトルの通り「非正規社員の末路は悲惨なもの」であることは、火を見るよりも明らかです。
- 出世コースがない会社の場合、一生非正規のまま
- 給料が上がらない・ボーナス出ないなど、収入も不安定
- その他、福利厚生・年金などの待遇も悪い
- 仕事内容がショボいので、経験やスキルが身につかない
- 世間体が悪く、結婚は絶望的(とくに男の場合)
以下の動画などは、詳しく非正規社員の末路と実態を紹介しています。ショッキングな内容も含みますので、現実を受け入れる覚悟のある方だけ、御覧ください。
…そして、気づいたときにはすでに時遅し。
20代の若いうちならともかく、私のように40代ともなると「過去は取り戻せなくなる」のです。
非正規社員のレベルが低い理由とは?
自分の仕事だけしかしない
非正規社員のレベルが低い理由は、単純に「自分の仕事だけしかしない」からです。
どういうことかというと、具体的には以下の通り。
- 正社員から指示された仕事しかしない
- 「出来る仕事」しかせず、挑戦心がない
- 正社員が仕事をたくさん抱えていても知らんぷりで手伝わない
- 残業・休日出勤などに非協力的
- 責任の重い仕事はアレコレ言い訳して逃げる(出張・取引先との調整・本社会議など)
- 飲み会・セミナーなど、仕事につながるプライベートの付き合いを避けてばかり
以上のように「決まった時間に、与えられた仕事だけしかしない」という非正規社員は、実際かなり多いです。
私ももちろん、その一人です。
これの何が悪いかと言うと、自分の仕事だけしかしない人間なんて、組織人である必要がないんですよ。
これが正社員であれば、上の指示には逆らえないため、理不尽な指示や要求も必死に対応せなければならず、時にはプライベートを犠牲にしてまで仕事で結果を出さないといけないこともあります。
一方、非正規社員であれば、嫌な仕事からは逃げられますし、会社の経営や利益のことなんか知らんぷりも出来ます。
とくに派遣社員の場合は、雇用主が派遣会社ということもあり、業務範囲がしっかり別れており、会社の経営のことなど興味も持たずに済む立場です。
よく就活生に「経営者目線を持て」と言いますが、それと同じことです。
仕事で手を抜く・本気を出さない
非正規社員のレベルが低いのは「仕事で手を抜く」「本気を出さない」からです。
これは「与えられた仕事を完璧にこなす」という意味ではなく「完璧でなくてもいいから、しっかり仕上げる」「出来なかった分は次で取り返す」という意味です。
ところが、レベルの低い非正規社員は「納品したから後は知らん」「時間が来たから後は知らん」という感じで、責任を投げ出すのです。
まるで、宿題を提出したから、もう勉強しなくてもいいと勘違いしている、学生気分ですね。
もちろん、そういうナメた態度で仕事している非正規社員は、いつまで経っても正社員から信用されません。
そして、非正規社員ではそういう低い意識でしか仕事していない人多数なので「それが普通なんだ…」と思ってしまい、周りのレベルに飲み込まれてしまうのです。
ちなみに、私はもう出世も転職も絶望的ですので、あえて「手を抜くために非正規社員で居続ける」という選択肢を選んでおります。
詳しくは以下の記事で。
40代にもなって、手取り20万以下の独身、しかも20代の若造にボロクソこき使われるみじめな人生を送りたくなければ、若いうちに仕事で手を抜くのはやめましょう。
歳をとって「あの時こうしておけば…」と後悔しても、もう遅いのです。
正社員を敵視してばかりで、協調性がない
非正規社員で一番クソなのが「正社員を敵視してばかりで、協調性がない」ことですね。
正社員として働く場合、どんなに理不尽で合わない上司や取引先とも、折り合いをつけて付き合わなければいけません。
それが非正規社員、とくに派遣社員であれば「気に食わなければ、他の派遣先に行けばいい」と思うだけならともかく、なぜか「自分のほうが正社員よりも仕事が出来る」だとか「正社員よりも苦労している」だとか、考えがちです。
よく考えればわかるのですが、本当に仕事が出来るのであれば、正社員としての正式な採用の話を持ちかけられるはずです。
非正規社員としてずっと同じような仕事を繰り返しているのは、本当は仕事が出来ていないからです。
向上心がなく、努力をしない
非正規社員って、向上心がなく、努力をしないんですよ。
たとえば、派遣会社でもキャリアアップ支援で、色々な支援を行っていますが、それを活用するどころか、存在すら知らない派遣社員も多数。
大手の「JOBNET(マンパワーグループ)」や「テンプスタッフ」では、通信講座など、しっかりとしたキャリアアップ支援体制が整っております。
また、ビジネス用語では「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」という言葉もあります。
参考リンク:OJT-Wikipedia
これが意味するところは「仕事する以上は、常に努力して、己の技術や知識を高めなければいけない」ということです。
努力したことが直接役に立たなくても、場合によっては「努力している姿勢」が評価されることもあります。
たとえば、絵が超下手くそなイラストレーターでも、1年間創作成果を公表していれば「この人は段々絵が上手くなってきていて、成長性がある」と評価され、スカウトされることもあるんです。
逆に「どうせ努力してもいいことはない」と思って何もしないと、チャンスは訪れません。
責任を負う気がない
非正規社員がレベルが低い最大の理由は「責任を一切負う気がない」からでしょう。
たとえば、正社員であれば、仕事で大きなミスをしたり、取引先に損害を与えると、最悪訴訟問題にまで発展することもあります。
ですが、そこでしっかりと立て直せば、責任を果たせる一人前の人材として評価されます。
ところが、意識の低い非正規社員は「それは正社員の仕事でしょ?」「自分には関係ない」と知らんぷりして、責任を追おうとは一切しません。
また、非正規社員は本当は自分が無能で自信がないことを知っているので「そんな仕事、自分には出来ない」だとか「間違ったら責任取れない」などの理由で、自ら重い責任を背負う仕事に挑戦しようとすらしません。
そういう態度が「責任を負う気がない」と、思われるのです。
非正規社員から抜け出したいのであれば、早めの転職を
以上、非正規社員がレベルが低い理由と、その末路についてご紹介してきましたが、正直私がこのようなことに気づいた時は遅すぎて、もうやり直しがききませんでした。
しかし、もし読者がまだ若いのであれば、いくらでもやり直しが利きます。
とくに20代の方であれば「既卒・第二新卒」として、未経験職に正社員として採用されやすいので、挑戦してみる価値はありますよ。
関連:【20代必見】既卒・第二新卒・フリーター・ニート向けの就職・転職情報まとめ
また、非正規社員として真面目に頑張っているのにも関わらず、なかなか評価されないことも、あります。
そういう人は、一度転職エージェントでプロのアドバイザーに相談してみて、自分のキャリアについて考え直してみるのも手かもしれません。
転職エージェントの解説記事
転職エージェントの仕組みについて知りたい方はこちら→転職エージェントの仕組み・特徴・メリット・デメリットを徹底解説!転職サイトとの違いは?
転職エージェントのよくある質問集はこちら→転職エージェント初心者向けのよくある質問!読んで登録前の心配を解消しておこう!
転職エージェントで客観的な意見をもらえれば、本当に自分が非正規社員としてレベルが低いのか、あるいは正社員以上に仕事が出来るのか、本当の意味で判断できます。
非正規社員は偏見が強い立場でなかなか正当評価されませんし、会社内で意図的に差別的に扱われることも多いです。
しかし、転職エージェントでは客観的に自分のキャリアについて評価してくれ、しかも正社員になれる求人を紹介してくれるので、本気で今の自分を変えて正社員になりたい方は、早めに登録しておくといいですよ。