将来性の低い、いわゆる「斜陽産業」「衰退業界」として代表的なのが百貨店・デパート業界。
率直に言って「百貨店業界、これから伸びる要素まったくないでしょ?」というぐらいに終わっている業界なので、その理由について様々な経済的なデータを元に、まとめてみました。
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---|
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以下の記事でも詳しく解説してます!
百貨店の将来性は低い

百貨店業界の将来性は低いです。
単純にバブル崩壊以降(1990年以降)、業績が落ちてきているからです。
有名百貨店店舗閉鎖のニュースも度々取り上げられことから見ても、時代に取り残されている業界であることは明らかでしょう。最近では、2018年3月に伊勢丹松戸店の閉鎖のニュースがありましたね。
百貨店の売上は年々減少傾向で衰退傾向
百貨店業界の将来性が低いことは、各企業の売上と利益を見れば、火を見るよりも明らかですよ。以下のデータをみてください。
・百貨店業界の業績

【大手百貨店】
1位:三越伊勢丹HD
売上高…1兆2534億円↓
営業利益…239億円↓
2位:J.フロント リテイリング(DIAMARU、松坂屋、PARCO)
売上高…1兆1085億円↓
営業利益…445億円↓
3位:高島屋
売上高…9236億円→
営業利益…340億円↑
そごう・西武
売上高…7606億円↓
営業利益…43億円↓
【ファッションビル】
丸井グループ
売上高…2730億円↓
営業利益…312億円↑
ルミネ
売上高…748億円↑
営業利益…125億円↑
【地域特化】
松屋:売上高…863億円↓
井筒屋:売上高…796億円↓
大和:売上高…463億円↓
さいか屋:売上高…463億円↓
丸栄:売上高…186億円↓
出典:「会社四季報」業界地図 2018年版
有名大手百貨店・地域密着型の百貨店ともに業績は下降。
唯一業績を伸ばしているのは「ルミネ」だけという結果が出ています。
もちろん会社の利益が出ないのであれば、従業員の給料も待遇も上がるはずもありません。
今後もネット通販の普及、若者のブランド物離れにより、ますます百貨店業界は苦しい状況となっていくことでしょう。
百貨店・デパート業界の離職率は平均10%~20%とやや高め
百貨店の離職率は、販売・接客業としてはやや控えめの傾向にありますが、それでも平均10%~20%の離職率とそこそこ高めです。
百貨店・デパート業界の離職率(新卒3年後以降)
・三越伊勢丹…12.7%
・高島屋…27.5%
・大丸松坂屋百貨店…14.8%
・阪急阪神百貨店…18.9%
・近鉄百貨店…10.5%
・東急百貨店…18.8%
・小田急百貨店…7.1%
・松屋…25.0%
・丸井グループ…15.1%
出典:就職四季報 総合版 2019年版
ちなみにこのデータは「就職3年後以降」ですので、定着率の目安として見るべきです。
3年以内に辞めた人も含めると、実際にはもっと多くの人が辞めていると考えておくべきでしょう。
とくに最近では3年以内に辞める若手も多いですからね。
百貨店・デパート業界の平均年収は40代で450万
百貨店業界の平均年収は、40代モデルで業界別に見ると介護職に次ぐワースト2位であり、かなり低いです。
華やかで高級なイメージとは裏腹に、実際に現場で働く人はかなり苦しい待遇で働いているのが実情のようですね。
百貨店業界の平均年収・年齢
40歳モデルの業界平均:452万(業界比較・ワースト2位)
高島屋/695万円(45.7歳)
松屋/605万円(43.6歳)
近鉄百貨店/450万円(42.8歳)
パルコ/762万円(42.8歳)
出典:「会社四季報」業界地図 2018年版