「会社が信用できない…」
「社長や上司が信用できない…」
「会社に不信感を抱いて退職を考えるようになった…」
このようにお悩みではありませんか?
仕事では実務能力や経験、スキルなども大事ですが、それ以上に重要となるのが「会社を信頼できるか?」どうかです。なぜなら、信用や信頼を保証する確かなものは存在せず、積み上げるのには長い時間を要し、時に細かな対話を要するからです。
極論、たとえ毎月決まった給料をもらえる仕事だとして、相手がどこの誰かも知れない状況で怪しい仕事をしているとすれば、それが詐欺や犯罪に加担していないかと不安になることでしょう。そこまで極端な状況でなかったとしても、自分がしている仕事に意義はあるのか、また上の意向と一致しているかどうかが確かめられない環境では、次第に不安が募り信頼も揺らいでいくというものです。
また、昨今では終身雇用制度の崩壊を告げるような大手企業のリストラも毎年報道されるような時代ですから、従業員としては愛社精神や忠誠心といった「義理人情」も無下に扱われやすい時代になったと言えます。
ですので、出来るだけ長く働ける信頼できる職場環境であった方が、たとえ会社の将来性に不安が残るとしても、働きやすいことは言うまでもないことでしょう。
もし、読者の方が会社が信用できないと悩んでいるなら、それは今の会社に自分がどう評価されどのように扱わているかを冷静に判断し、キャリアを見直すべきタイミングに来ているのかも知れません。たとえ、どんなに優秀で資質のある人材であっても、会社や上司から信用されず過小評価されていては活躍の期待すら与えられないこともあるからです。
そこで当記事では、信用できない会社や経営者・上司の特徴の解説に加え、会社が信用できなくなった際に行うべきことまで、合わせてご紹介していきます。
- 信用できない会社の特徴とは?
- 経営者や上司に一貫性がなくコロコロと方針や業務内容が変わる
- 反感を買うこと必至な指示や命令に十分な説明や交渉を行わない
- 事業戦略やビジョンを持たず、目先のことに右往左往してばかり
- 必要な情報共有を社内全体で行おうとせず、社内での交流が希薄
- 上司や経営階級の公私混同が目立つ
- 社長や上司の周りがイエスマンばかり、イエスマンが出世する組織風土
- 組織の不正や失態を、外部や末端の責任に転嫁する
- 表向きの公開情報と内部の実態が違いすぎる
- 商品/サービスの品質が低く、詐欺的な方法での販売を行っている
- 会社が閉鎖的で透明性がなく、自浄作用が働いていない
- 法令遵守の意識が低く、社内に明確なガイドラインがない
- 問題社員を注意しないで放置し続けている
- 不正や法令違反行為を平然と行い隠蔽を推奨するような組織体質
- ボーナスが支給されない、昇進が行われない
- 信用できない会社/社長/上司によく見られる事例
- 信用できない上司や社長の特徴は?
- 会社の誰も信用できない場合は?
- 信用できない会社を退職したい時はどうする?
信用できない会社の特徴とは?
あれ?この会社、なんだか信じられないと感じたことはありませんか?社会の裏側で囁かれる、そんな信用できない会社の内側の秘密を、少しだけお伝えいたします。
経営者や上司に一貫性がなくコロコロと方針や業務内容が変わる
今日言っていたことと、明日の発言が全然違う…そんな上司や経営者、あなたの周りにもいませんか?一貫性のない指示に、社員は戸惑いを隠せません。
具体例:ある日は「こうする方がいい!」と言い、次の日には全く逆の方針を提示する。新商品の戦略が、月ごとにガラリと変わる。
反感を買うこと必至な指示や命令に十分な説明や交渉を行わない
「この指示、本当に大丈夫?」不安や疑問が湧く指示を受けた経験、誰しもがあるはず。でも、上司からの詳しい説明や背景情報は…皆無。
具体例:大きなプロジェクト変更を一言の説明もなく通達。残業が必須になる新ポリシーを、その理由も伝えず強制。年度末の繁忙期に無茶な期限を設け、その背景を説明せず。社員旅行の日程や宿泊先を一方的に決定し、社員の都合を全く考慮しない。急な組織変更を伝えるも、その意図や目的を一切共有せず。
「なぜ私たちにこの方針変更が必要なの?」社員たちの困惑や疑念は、深い闇の中で増幅しているようですね。一体、何が裏に隠されているのでしょうか…。
事業戦略やビジョンを持たず、目先のことに右往左往してばかり
流行に敏感すぎるあの会社、ちょっと待って!大きな方向性を見失い、風の向くままに動く姿勢は、長期的な信頼を損なうことになりますよ。
具体例:ライバルが新商品を出すと、すぐにマネする。大きな市場の変動に、すぐにビジョンを変える。
必要な情報共有を社内全体で行おうとせず、社内での交流が希薄
「え、それ初めて聞いた!」が日常茶飯事の会社。隠された情報があるのではないかと、社員間でウワサが立ちますよね。
具体例:重要な決定がされても、それを知るのは一部の社員のみ。社員間のコミュニケーションの場がほとんどない。
上司や経営階級の公私混同が目立つ
あれれ?仕事中にもかかわらず、上司のプライベートな話題で持ちきり…。そんな場面、ちょっと気になりませんか?公と私の境界があいまいになると、組織の信頼も薄れていきますよ。
具体例:上司の家族の話や週末の予定が、業務ミーティングで頻繁に取り上げられる。社員間の飲み会で、上司のプライベートな悩みが主要な話題になる。
社長や上司の周りがイエスマンばかり、イエスマンが出世する組織風土
「上司の言うことは絶対!」そんな空気を感じたことはありませんか?疑問を持つことすらタブー視される文化の中では、新しい風は吹きにくいものです。
具体例:異論を唱える社員が、出世の道を閉ざされる。同意することが、評価の主要なポイントとなっている。
組織の不正や失態を、外部や末端の責任に転嫁する
大きな失敗やトラブルがあっても、なぜか上層部の責任は問われない。そんな状況、ちょっと不自然に感じませんか?信頼の薄れる会社の代表的な特徴かもしれませんね。
具体例:プロジェクトの遅れを、新人社員のミスとして一方的に発表する。経営陣の意向を無視しての行動が原因で失敗しても、責任は外部の業者に押しつけられる。
表向きの公開情報と内部の実態が違いすぎる
「うちの会社、実は…」と、社内の秘密を知ると驚きの連続かも。外部にアピールする姿と実態が大きく異なる場合、そのギャップに驚かされることもしばしばですよね。
具体例:企業のホームページには「働きやすい環境!」と謳っているのに、実際は残業が多い。会社の広報誌では「環境に優しい取り組み」と紹介されているが、実際の業務はエコを無視。
商品/サービスの品質が低く、詐欺的な方法での販売を行っている
CMや広告で魅力的に見える商品。でも実際に手にすると「これじゃない」感が…。品質とのギャップにガッカリしたこと、ありませんか?
具体例:購入前は高品質とアピールしていた商品が、実際にはすぐに壊れる。契約時の説明と実際のサービス内容が大きく異なる。
会社が閉鎖的で透明性がなく、自浄作用が働いていない
「何でこんな決定が?」と疑問に感じること、社内でよくありますよね。情報が少なく、何が何だかわからない…そんな閉鎖的な環境は、働きづらいものです。
具体例:経営方針や将来のビジョンが一切社員に共有されない。経営層の会議内容や決定事項が、常に非公開。
法令遵守の意識が低く、社内に明確なガイドラインがない
「この会社、実は大きな秘密を抱えている?」閉ざされた扉の向こう、知られざる闇の実態が…。
具体例:社内の不正行為や失態が外部に漏れないよう厳重に情報を管理。外部の監査機関の介入が困難となり、真実が日の目を見ることがない。
問題社員を注意しないで放置し続けている
社内に1人や2人、問題行動を起こす人っていませんか?その背景に、実は上層部の放置があったりして…。
具体例:度重なる遅刻やミスを繰り返す社員に対して、上司や人事が何もアクションを取らない。周囲の社員は苦言を呈するものの、改善の兆しが見られない。
不正や法令違反行為を平然と行い隠蔽を推奨するような組織体質
「この会社、実は大スキャンダルの渦中?」暗黒のビジネス裏側、その真相はいかに!
具体例:違法な営業手法を取る部署が存在し、それを知った社員が告発を試みるも、上層部によって沈黙させられる。
ボーナスが支給されない、昇進が行われない
「会社の業績は好調なのに、なぜかボーナスゼロ?」あなたの頑張りは、どこへ消えてしまったのでしょう。
具体例:前年度の業績が過去最高でもボーナスが全く出ない。上司の昇進が頻繁に行われる中、現場の社員の昇進は氷河期。新たなプロジェクトの成功報酬が約束されるも、最終的には支給されない。
信用できない会社/社長/上司によく見られる事例
会社が信用できないと感じたら、まず見極めておきたいのが「会社全体が信用できないのか?」「社長や上司などの”人”が信用できないのか?」という点です。
従業員数の多い大手企業クラスであれば社長や経営陣との距離が遠いため、社長が信用できないという事態はさほど多くないと思います。逆に社長の人格や意志が反映されやすい小規模の会社であれば、社長自身への不信感が会社への疑心暗鬼につながることもあるかと思います。
また、会社の規模関わらずによくある例が「上司が信用できない」というケースです。これはたとえば、社長や会社の方針と上司の言い分が食い違っていたり、ひどい場合には上司が自分を過小評価する言い分を上に報告して貶めているなど、そういった形で自身の信頼を損ねるように仕向けている場合もあります。
以上のような前提も踏まえた上で、信用できない会社/経営者/上司に見られる特徴をいくつかご紹介していきます。
給料が支払われない会社
最低限の基準として、給料がしっかり支払われない会社は信用できないと言えるでしょう。
法律の取り決めとして、会社は必ず毎月一回、決められた期日に従業員に賃金を支払わなければならない義務があります。
賃金は、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければいけません。したがって、「今月分は来月2か月分まとめて払うから待ってくれ」ということは認められませんし、支払日を「毎月20日~25日の間」や「毎月第4金曜日」など変動する期日とすることは認められません。ただし、臨時の賃金や賞与(ボーナス)は例外として適用はありません。
出典:https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/rule.pdf
給料未払いが起こるような会社は法律すら守れていないと言え、最低限の信用すらないと判断してもいいでしょう。

給料を支払わない会社なんてあるんですか…?

社内制度の整ってない零細企業・ベンチャー企業なら
十分にあり得る事例だ…
社内制度や給料の支払い体制がしっかりしていないような会社は、労働法を理解していないことも珍しくないため、給料の未払いがあったとしてもなんら不思議がありません。

もし給料が支払われない事態に遭遇したら
どうすればいいんですかね…?
仮に読者が信用できない会社で働いていて、給料未払いという事態に遭遇していたら「労働監督署」に相談したり、場合によっては弁護士にも相談しなければならないこともあります。

給料未払いに関する対処法は
弁護士監修の以下の記事を参考にしてくれ
給料が低すぎる会社
給料が支払われないのは論外として、給料が低すぎる会社も信用できない会社だと思って疑ってかかるべきでしょう。

給料の高い・低いって
どうやって判断すればいいんですか?

それは「最低賃金」を目安にするといいかもな
自分の会社の賃金が低すぎないかどうかを判断するには「最低賃金」を基準にするのがいいでしょう。
2020年3月現在、東京との最低賃金は時給1,013円、地方(沖縄、宮崎、青森など)の最低賃金は時給790円となっています。
※業種・職種や雇用形態によっては最低賃金を下回ることもあります。

最低賃金は厚生労働省の運営する
以下のサイトでチェックできるぞ!
ただし、この「最低賃金」はあくまで時間給制の雇用形態のみに適用され、法律上の抜け道も少なからず存在します。
つまり、雇用形態や賃金体制によっては、実労働時間に対しての時給が最低賃金を下回ることがあり、社員として働いているのにアルバイトよりも賃金が低いという状態になることもあり得るわけです。
もし、時間当たりの給料が最低賃金を下回る場合、仕事内容や雇用形態に対しての給料が不当に低すぎると言えるので、会社を信用しない方がいいと言えます。

自分の年収が低すぎると感じている場合は
転職アプリ「ミイダス」で適性年収を測ってみるといいかもな!
ミイダスでは自分の適性年収や適職診断が無料で使え、企業からのスカウト求人も届き、転職に役立つツールです。もし、今の会社の給料が低すぎて信用できないのであれば、転職して年収を上げる機会につながるはずですので、この機会に登録してみましょう。
ボーナス出ない・給料が上がらない会社
会社が信用できない理由しては、ボーナスが出ない・給料が上がらないという不満もあるかと思います。

「働けるだけありがたい」みたいな意見もあるけど
長く働いてても給料が上がらないのは辛いですよね…

何年も働いて給料が上がらないような会社は
不信感も溜まってしまいますよ…
給料が上がらない・ボーナスが出ない会社の場合、会社側にも事情や都合があるので一概に「信用できない」とは言い難いので、まずは「給料が上がらない(あるいはボーナスが出ない)原因」を抑えておくといいでしょう。
▼長く勤めても給料が上がらない・ボーナスが出ない原因
- 会社(あるいは業界全体)の業績が下がっている
- 給与体制がしっかりしていない
- 社内評価制度がしっかりしていない
一般的な企業であれば、経団連の定める給与ベースに則って査定されるため、数年働いておけば給料は年々上がっていくはずです。
逆に言えば、年々給料が上がらないような会社は、何かしらの問題があると考えて疑っておくべきです。

中には「上司がしっかり査定しない」という理由だけで
給料が上がらない…なんて事例もあるからな
給料が上がらない原因として「査定するべき人がしっかりと仕事しない」という理由だけで、長年の間、給料が横ばいという状態も珍しくはありません。

ボーナスについてはどう判断すればいいんですか?
ボーナス(賞与)の支給については、経済状況や会社の業績が大きく絡むため、経営に関する知識がなければ正確に評価できないのが実情です。

ボーナスが出ない場合の判断項目は
以下の記事にまとめてあります
求人条件と仕事内容が違う会社
求人表の内容や企業ホームページの事業内容と、実際の仕事内容があまりに違い過ぎる会社も信用できない会社と言えるかもしれません。
質の悪い転職求人サイトですと、求人票と実態の違い過ぎる会社の募集が出ていることも多く、入社後に不信感を抱いたまま働く人も後を絶ちません。
とくに、ハローワークのように企業側の自主申告によって求人内容が制作される場合は、求人の記載と実態が大きく違う場合が多くなりがちです。

「ハローワークの求人はウソが多い」と言われているが
様々な理由が重なって求職者と食い違いが多いみたいだ…
入社してみて「思ったのと違う…」と思われるような会社は、入社してきた人材に不信感を抱かせてしまうだけ…という意味ではあまり信用できない会社と言えるかもしれません。
信用できない会社は、入社後におかしいと感じて早期離職されるリスクを改善せず、採用された後に言いなりになるような人材だけを確保するやり方が当たり前になっているので、社内全体で不信感が蔓延しているのかもしれません。

たしかにブラック企業は新入社員を洗脳して
おかしい環境に不信感を抱かせないようにしますからね…
ひどい場合ですと「待遇条件を本来より良く書いてないと人が来ない」という理由で求人内容を良く見せているだけの会社もあるので、そういった場合は信用できない会社だと疑った方がいいでしょう。

求人内容と実態が違い過ぎる会社に入社してしまった場合は
以下の記事も参考にしてみてくださいね
事業内容に不透明なところが多い会社
事業内容に不透明なところが多い会社にも注意です。
事業内容が不透明な場合、以下のような業務に関わっている可能性があり、最悪、不正や犯罪に加担してしまう可能性もあるので注意が必要です。
- 詐欺的な手口を使っている会社(違法建築、詐欺商材勧誘など)
- 風俗・性産業に関わっている会社
- 反社会的勢力とつながりのある会社
わかった上で入社しているのであれば問題ありませんが、従業員に説明されないまま上記のような業務を振られていると感じているなら、要注意です。
中には、摘発された際に末端の従業員に罪を押しつけたり、会社が計画倒産して逃げるなど、非常に悪質な会社も存在します。
いずれにせよ、事業内容に不透明なところがあったり、社員ですら「何をしているか?」がわからないような会社は怪しいと言えるので、注意しておくに越したことはないでしょう。
信用できない上司や社長の特徴は?
会社・企業自体が信用できないと言うよりは、上司や社長が信用できないで会社全体に不信感を持つというケースもあるはずです。
社内で不信感を抱かれる上司や社長の特徴を見てみると、主に上記のような例が多いです。
日頃から、部下や社員の面倒を見たり、関係構築に力を入れていない会社は、部下や社員からの信頼を得る気がないと見られたとしても不思議ではありません。

社員や部下の信用を得ようとしない会社は
人が離れていっても不思議ではないので
転職する際の判断材料にしてもいいかもな…
理不尽な命令を突然下してくる会社は信用できない?
理不尽な命令を突然下してくる会社も、信用できない会社と言えるかもしれません。
仕事では多少の理不尽は付き物ですが、それにも度があるというものです。
少なからず、本人の意向を一切汲まず、一方的な指示や命令を下してくる会社は、気持ち的には信用できないと思われても仕方ありません。

どこからが社員に不信感を抱かれるラインですかね?
転職した人の経験談を見てみると「プライベートに影響を及ぼす」レベルの理不尽は不信感を抱いて退職するきっかけになってることが多いと感じます。
▼プライベートに影響を及ぼす理不尽な会社命令
- 生活レベルが激変する出張・転勤を準備期間なしに指示してくる
- 事前予告なしの給料カット・ボーナスカット
- 納得行く説明なしの理不尽な転属や出向命令

会社都合でプライベートが大きく変わるって
精神的にも色々答えますからね…
このような理不尽な指示・命令は、通常であれば会社側も余裕を持って通達したり、あるいは昇給・出世などの交渉材料を提示した上で行ってきます。
逆に言えば、そうでない会社は社員のプライベートの都合や気持ちを一切汲まない会社だと言えるので、信用できないと思われてもしょうがないことでしょう。

会社が理不尽で信用できないと感じているなら
以下の記事も参考にしてみてくれ!
会社の誰も信用できない場合は?
職場の誰も信用できないため、会社全体に不信感を感じることもあると思います。
▼職場の誰も信用できない原因
- 新入社員に冷たい職場
- 社員がウソをついて面倒事を押し付けてくる会社
- 教える内容が適当な職場(社員も完全に業務内容を把握していない)
- 自分のミスを他人に押し付けてくる会社
- 社員同士の仲が悪くギスギスしている職場

そういえば、女だらけの殺伐とした職場に入社して
誰も信用できないことがあったな…

上司の教え方が適当で仕事が身につかない職場は居づらいですよね…
誰も信用できない職場は全体の雰囲気がギスギスしており、他人に面倒な仕事やミスを押し付けたりするような事態が多くあるようです。
信用できない会社を退職したい時はどうする?
読者の中には「会社が信用できないので辞めたい…退職したい…」と悩んでる方もいらっしゃるはずです。
その場合、辞めるべきか続けるべきの判断はどのようにするべきなのでしょうか?
また、実際に辞めるためにはどのような行動をすべきなのでしょうか?
ここからは、読者の方が今知りたいであろう「辞めるべきか?辞めるためには具体的にどうするべきか?」について、お伝えしていきます。
今の会社で働き続けるメリットがあるかどうかを考える
まずは「今の会社で働き続けるメリットがあるか?」どうかを冷静に見極めましょう。
▼信用できない会社でも働き続けるメリット
- 社会的評価や給料が得られる
- 働き続けることで何かしらの能力は身につく
どのような会社でも言えることですが、働き続ければ最低でも「社会的評価」「給料」「能力」といった要素は得られます。逆に言えば、今の会社で働き続けても最低限のものしか得られないと感じているのであれば、それ以外のメリットを得られていない証拠だとも言えます。
さらに今の会社で働き続けるデメリットについても、考えてみると、より今の会社を続けるべきか辞めるべきか判断しやすくなってくることでしょう。
▼信用できない会社で働き続けるデメリット
- 働くモチベーションが維持しにくい
- 周りに相談しにくい状況が続き社内で孤立してしまう
- 人間不信になってしまい立ち直るまでに時間がかかる
上記のようなデメリットが大きい会社で働き続けることは、最悪、うつ病などで精神・身体ともに壊してしまうことになり、休職・退職する事態になるどころか、社会復帰まで数年以上かかってしまうことも考えられます。
そうならないためにも「信用できない…」と冷静に悩んでられるうちに、前向きに辞めることを検討しておくことは、今後の自分の人生を良くする意味でも大事なことでしょう。
上司を説得するための辞める理由はしっかり考えておく
仮に今の会社を辞めようとしていても、避けて通れないのが「上司を説得して退職表を受理してもらう」という、気の重いやりとりです。
とくに辞める理由が「会社が信用できないから…」という漠然としている場合は、言いくるめられてしまったり、退職受理を先延ばしにされてしまう恐れも十分にありえます。逆に「すでに転職先が決まっている」「辞めた後に資格を取って別業界に行こうと思っている」など、前向きで強い意志があれば、退職に関しての話し合いが難航せずに済むかもしれません。
いずれにしても、ただ「辞めたい…」と伝えるよりは、ハッキリとした退職理由をいくつも用意した方が上司を説得できる可能性は高くなるはずなので、事前に辞める理由はしっかりと考えておくといいでしょう。
また、辞める理由をしっかり考えておけば、後々の転職先探しでも役に立つことが増えるので、そういう意味でも、辞める理由を自分の中で明確にすることは重要です。
辞める前に転職先候補を見つけ出しておく
辞める前に転職先候補を見つけておくことも大事です。
理想で言えば「転職先から内定をもらった上で辞める」ことですが、現実的にはそう上手くいくことは少なく、今の職場を辞めて落ち着いた後でなければ、転職活動に望むこともままならない方も多いことでしょう。
かといって、衝動的に今の職場を辞めてしまっては、次の転職先探しで難航してしまい、妥協してしまってまた似たような信用できない会社に入ってしまって短い期間で辞めたくなることも想定されます。
そうならないためにも、辞める前に転職活動を始めておいて、今の自分でも転職できそうな求人や業界を把握しておくことが大事です。
そうしておけば、今の自分でも現実的に転職可能な会社や業界、見込める収入も把握できますので、今の会社を辞めるにしても落ち着いて辞められるようになるはずです。
転職で失敗してしまう人には「事前の情報収集や確認なしに辞めてしまう」「無職期間に焦って年収が低い上に労働環境も悪い業界に入社してしまう」といった事例も非常に多いので、少なからず、今ここまで記事を読める冷静さがあるうちに転職先候補を探すための行動を開始しておくべきでしょう。