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【ヤバい】携帯代理店の将来性は低い?オワコンと言われる理由

今回、分析・考察したいのが「携帯ショップ業界の将来性」です。

以下の記事にも書いてますが、携帯ショップ(販売代理店)業界自体は、残念ながら「衰退業界」「斜陽産業」だと言えます。

私も求人票でよく携帯ショップの募集は見かけますが、募集は契約・派遣社員ばかりで、給料は悪くはないけど「長く働くにはどうなのかなぁ…?」と思う募集内容が多いです。

また、後述しますが「docomo」「au」「softbank」というブランド名に釣られて就職した人もいるでしょうが、携帯ショップ自体はまったく別の会社が運営していることがほとんどなので、まず本社勤めのチャンスとかないです。

※後述しますが、コンビニ業界のフランチャイズに似た感じのビジネスモデルで、搾取構造です。

まぁ、ショップ店員・販売員の経歴に関しては、転職活動のやり方さえ工夫すれば、他の文系職へ未経験からでも就けるチャンスがあるので、携帯ショップ勤めだからと言って悲観する必要はないとは思います。

ですが、若いうちにキャリアを見直して転職活動しておかなければ、不遇な目にあいやすいのも確かです。

携帯ショップの将来性に不安を覚えている方は、この機会にキャリアを見直すきっかけにしてみてください。

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携帯ショップの将来性が低い理由とは?

携帯ショップ=大手携帯会社ではない

携帯ショップの将来性が低い理由としては「携帯ショップ=大手携帯会社ではない」からです。

冒頭でも述べた通り、docomoやauの大手携帯会社のブランド名を借りているだけで、ほとんどの携帯ショップはdocomoやauとは別の会社です。

そのため、携帯ショップに勤め続けたとしても、大元であるNTTやKDDIの本社勤めに上がるチャンスはまずありません。

派遣社員・契約社員での採用が多い

携帯ショップの将来性が高くない理由としては、派遣社員・契約社員の非正規雇用が非常に多いからです。

無料求人でよく携帯ショップの募集が出ておりますが、そのほとんどが非正規であるならともかく、店長クラスですら契約社員であることが多く、あまり社員を大事にしている会社・業界だとは思えません。

また、無料求人・非登録求人サイトで求人がいつも出ているという事実からも、携帯ショップが離職率が高い背景が見えてきます。

契約社員に関しては、試用期間として契約扱いで様子見している会社と、そうでない人件費削減目当てで無期契約社員で雇っている会社があるのですが、携帯ショップ業界に関しては後者寄りです。

ショップ店員のスキルが伸びない

携帯ショップの将来性が高くない理由としては、ショップ店員として大してスキルが身につかないからです。

覚えることが多い割に、転職市場や他の会社で通用するスキルはほとんど身につきません。

もちろん、基本的な接客スキルや説明力は身につくのですが、それも他の営業職などと比べれば大したものではありません。

大手キャリアの手数料による収益に依存している=収益源が少ない

携帯ショップのビジネスモデルですが、大手キャリアから手数料を差し引かれる形で運営されています。

コンビニのフランチャイズと同じで「ブランド名使わせてやるから、これだけ手数料払え」という形で運営されているので、根本的に搾取構造です。

その手数料も、大手携帯会社側が一方的に決定できるので、非常に弱い立場にあります。

しかも、携帯ショップ運営会社の多くは収入源を大手携帯会社に頼っているため、理不尽な手数料差し引きも飲まざるを得ません。

携帯市場自体が飽和状態で伸び代がない

携帯電話・通信回線市場が飽和状態で伸び代がないのも、携帯ショップ業界の将来性が低い理由です。

日本国内では携帯普及率が非常に高いわけですから、すでに新規開拓の余地はなくなっているわけです。

そのため、2年契約ごとの乗り換えプランなど、無駄な機能の押し売りがはびこる結果になり、携帯ショップに理不尽なノルマやセールスのしわ寄せが来るわけです。

大元のNTTやKDDIもそれはわかっていて、携帯通信事業は格安SIM会社に下請けとして任せるなど、すでに携帯通信事業は外部委託するという経営方針に移行しています。

MVNO(格安SIM)の参入による低価格競争化

携帯ショップ業界が将来性が低い理由としては、方規制緩和に伴い、MVNO(格安SIM)の市場参入が進んでいるからです。

最近では、UQモバイルやQTNETなどの格安事業者もショップ進出しており、低価格競争が進んでいます。

これが何を意味するかと言うと、近い将来、大手キャリアショップの顧客層がMVNO(格安SIM)に流れてしまい、既存の携帯ショップはさらに苦しい状態になるということです。

また、格安SIMは昔は「IT知識がある人が、自分で設定をするから安くで使える」というビジネスだったのですが、今はファミリー層も対象としているためか、サービスの質やサポート体制も求められるようになってきております。

そのため、大手キャリアを扱う携帯ショップに関しては、さらに上のサービスの質を求められることになり、今まで以上に仕事内容が大変になってくるはずです。

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