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携帯ショップ店員で病む前にやめた方がいい理由「スマホ販売の闇」

「携帯ショップ店員だけど仕事で病む…」
「携帯ショップ辞めたい…」
「携帯販売員きつい…」

このようにお悩みではありませんか?

携帯ショップ店員は、所属する会社によっては「ケータイショップ店員」「携帯ショップ販売員」「スマホアドバイザー」「キャリア名+クルー(例:ソフトバンククルー)」「スマートフォン販売員」「モバイル端末販売スタッフ」などと呼ばれます。

そんな携帯ショップ店員の仕事ですが、ブラックな仕事として有名です。

また、携帯ショップである「docomo,au,softbank」の名前に釣られて就職した方もいるでしょうが、実は携帯ショップは代理店でしかないので、本社に出世とかまず無理です。

※厳密には「docomo→NTT」「au→KDDI」が本社になり、携帯ショップはブランド名を借りているだけの代理店だけのまったく別の会社です。

大手携帯会社のブランド名や高めの時給に釣られたものの、その過酷な仕事内容についていけずに辞める人も大多数…。

今回はそんな携帯ショップを辞めたほうがいい理由と、その場合の転職活動の方法について紹介していきます。

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携帯ショップ店員のきつい部分や辞めたいと感じる要因

携帯ショップを辞めた方がいい理由はどのようなものがあるのでしょうか?

もし、読者の方が携帯ショップ勤めで辞めようか悩んでいるのであれば、ご自身のご環境と照らし合わせて、お読みください。

激務:シフト制勤務、職場が頻繁に変わる、覚えることが多いなど

携帯ショップ店員で働き続けるとうつ病になりやすいと言われていますが、確かに仕事の内容や労働環境を踏まえると、うつ病になりやすい条件が整っていると言えます。

▼携帯ショップ店員がうつ病になりやすい原因とは?

  • キャリア大手からのノルマ要求が厳しい(新規契約数や販売数など)
  • 契約プランが複雑な割にミスが許されない
  • 契約プランが複雑なためクレームにつながりやすい

これは携帯ショップ店員関わらず、販売員・接客業全般に当てはまるかもしれません。

ですが、携帯ショップ店員の場合は、契約プランが複雑で顧客単価が高いにも関わらず、客層が一般層全般になるため、話の通じない客と接する機会も多くなり、クレームのリスクが爆発的に高まるわけです。

また、携帯ショップでの販売ではお客はお金を払って契約するわけですから、店員に対して感謝することはあまりなく、クレームで向けられる悪意の方に目が向きがちなのも、うつ病になってしまいやすい原因かもしれません。

それに加え、携帯キャリア会社からのノルマ要求も過剰なのが、仕事のやりがいを奪っていくと言えます。

言ってしまえば、携帯ショップ店員は真面目で真摯にお客のことを考えられるほど、うつ病になりやすい状況が整っているわけです。

このように異常な環境な中で「自分はまだまだだ…」と無理に働き続けると、うつ病になってしまってもおかしくありません。

「仕事を辞めたい…」という考えは
決して甘えではありません

うつ病寸前まで追い込まれてたら
以下の記事も読んでみてくださいね

求められる知識量が多く十分な顧客対応ができない

携帯ショップが辞めたくなるのは、あまりに覚えることが多すぎるからでしょう。

私も過去に格安SIMを仕事で扱っていた経験から、携帯の料金プランから格安SIMのビジネスモデルも一通り抑えているのですが、正直「あれ全部暗記しているショップ店員いないんじゃ…?」というぐらい、複雑でわかりにくいです。

実際、ショップ店員の方もタブレット端末で操作しており、すべてを理解している方は少ないと思います。

携帯販売ショップでのクレーム対処の難しさ

携帯ショップを辞めた方がいいのは、クレームがキツイからでしょう。

私が携帯ショップに行った時も、頭の弱そうな老人が「これ、使い方わかんないんだけど?」とエラソーにクレームつけてるの見ると「そんぐらい自分で調べろよ…そのスマホは何のためにあるんだ?」と、傍目から見ても嫌な気分になります。

以下の記事にも書いてますが、クソクレーマーの対処したところで精神的に消耗するだけで、一銭の得にもなりません。

正直、最近の日本の販売職は過剰なサービス要求で、クレーマーの好き勝手やりたい放題になりがちで、頭の悪い人と関わらざるを得ない仕事ほど、悪質クレーマーに当たる確率が上がります。

強引なセールス方法に良心が痛む

大手携帯会社と言えば、過剰な数字表現やわかりにくい料金プランで、まるで利用者をだますような姑息な商売方法で儲けていることで有名です。

何度も関係省庁から指導が入っていることからして、姑息な殿様商売であることがわかりますね。

しかも、そんな商売上手な大手携帯会社ですから、携帯ショップの現場で働く人間は派遣・契約の非正規で使い捨て、しかも出世してもせいぜい店舗マネージャークラス。

大手携帯会社の本社務めは、一部の新卒エリート層のみに許された特権なのです。

そして、現場で働く人々は客から「わかりにくい」「どうすればいいの」「もっと安くしろ」と罵声を浴びせられ、本社の奴らは快適デスクワークで土日完全休業、有給休暇もありで給料も高い。

携帯販売員に向いてない人や辞めて良かったと思える人の特徴

携帯販売員として働くことは、一見魅力的な仕事かもしれません。しかし、実際にはその仕事に向いていない人や、辞めてよかったと感じる人も存在します。

この項目では、携帯販売員に向いていない人や辞めてよかったと思える人の特徴について探っていきます。

なお、ここで紹介する特徴はあくまで代表的な例や考え方の一つで、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。最終的には読者自身の資質や適性によりますので、参考程度にお読みください。

一人一人の顧客に誠実に対応したい人

携帯ショップ店員やスマホアドバイザーは、信頼を築きながらお客様のニーズに合わせた提案をするというのは、業界構造や接客と販売を並行しないといけない難しさより、極めて困難です。

よって、一人一人の顧客に誠実に対応して、販売やサービス業のやりがいを見い出したい人は、辞めてよかったと思える可能性が大きかもしれません。

しっかりとした知識やスキルを身につけて働きたい

携帯販売員として十分な仕事をするためには、携帯電話や通信技術に関する知識やスキルの習得が欠かせません。

しかし、携帯ショップ販売の仕事では覚える知識量が多い割に、給料や待遇の面で割に合いません。

また、会社がマニュアルを用意しているわけでもなく、タブレット端末で調べて案内する流れとなるため、知識やスキルを身につけるのは自己学習に依存します。

よほどスマホや携帯業界に興味関心が高くてプライベートの時間も勉強に費やせるほど仕事熱心ならともかく、そうでないなら、自分が自主的に興味を持って日々のスキルアップや学び続ける意欲の湧く業界に転職した方が良いという意味で、向いてないと言えるかもしれません。

携帯販売員の将来性は?無理に働き続けた末路はどうなる?

携帯ショップ店員と言えば、お世辞にも将来性が高くないところが、辞めたくなる理由と言えます。

携帯会社本社務めは間違いなく将来安泰でしょうが、現場で働く人の将来性は著しく低いと言ってもいいでしょう。

お客の罵声を浴びてノルマを達成したとしても、せいぜい将来は店舗マネージャークラス。

それもわかりにくい携帯プランを必死で覚えながら、お客をだますような方法でノルマを上げ、客のクレーム処理をこなすだけの将来しか待っていません。

それも非正規雇用社であれば、キャリアもスキルも積めないため、若いうちに行動しておかないと転職先すら限られる結果になりかねません。

少なからず「携帯ショップ辞めたい」と感じるのであれば、早いうちに転職活動で将来設計を見直したほうがいいでしょう。

…でなければ、いつまでもつらい携帯ショップ勤めを続けなければなりません。

派遣社員での雇用で将来性の不安により拍車がかかる

携帯販売の仕事では派遣社員の方も多く活躍されています。

中には「派遣社員だから携帯ショップを辞めると次がないかも…」と不安な方もいらっしゃることかと思います。

文中でもお伝えしている通り、携帯ショップ店員は過酷でうつ病になりやすい環境が整っており、派遣社員として働くにしても割に合わない仕事だと言えるので、辞めてしまっても問題はないでしょう。

また、派遣社員として携帯ショップ店員として働き続けても、今後のキャリアに不安が残ることからしても、辞めたいと感じているなら早めに行動しておいた方が将来のためになると言えるはずです。

社員が使い捨て前提

携帯ショップ店員と言えば、最近では派遣社員での使い捨てが主流になってきています。

また、正社員・派遣社員として勤めれば、圧倒的なノルマの重圧に苦しめられ、客からのクレームにもつぶされかねません。

そしてなんと言っても、本社勤めの出世コースがほぼ絶望的なところが、携帯ショップ店員の辛いところ。

本社との接点も少ないのでコネも人脈も築きにくいため、本社勤めの座を獲得するのであれば売上・数字で勝負するしかありません。

携帯ショップを辞めたい時は?携帯販売からの転職を成功させるポイント

以上のように客観的に見ても、携帯ショップ店員は病む要素が多い職業だと言えます。

このまま続けるとうつ病になりそう…
仕事のキツさの割に薄給すぎて自分は負け組や底辺だ…

このように悩んでいるなら、前向きに辞めることを検討しておくといいでしょう。

仕事を辞めることは甘えではなく

次に本当に自分に合った仕事を見つけるために

必要な人生のステップです

自分に合った退職計画を立てる

仕事を辞める際には「計画性」があればあるほど、次は失敗せずに済みます。

通常、採用が決まって企業と雇用契約を結ぶ際に「退職時は1ヶ月前に申告する」という旨の記載があるため、辞めるにしても1ヶ月間の猶予は見て辞めるべきでしょう。法律でも最低2週間前に通告しないといけないという決まりもあるため、円滑に辞めたいなら準備は必須です。

それ以外にも、退職を決断するにあたり、以下のことを考えておかなければなりません。

  • 本当に辞めるべきか?続けるべきか?
  • 退職手続きは誰にどう伝えて行うべきか?
  • 退職手続きはスムーズに進められそうか?引き留められないか?
  • 辞めた後も収入面の心配はないか?
  • 次の仕事を見つける目処はあるか?

転職の志望動機は「反省→改善」を活かそう

携帯ショップ店員を一年未満で辞める場合は、当然ながら転職活動では「こいつはすぐに辞めそうだ…」と警戒されやすくなります。

ですので「反省→改善」の志望動機アピールがオススメです。

たとえば、若い方なら「事前のリサーチもロクにせず、ブランド名や給料だけで携帯ショップ店員を選んだのが間違いでした」「今度は長く働ける職場に就くために、入念に御社のことを調べて応募しました」という感じで、携帯ショップ店員として入社してしまった自分の甘さを反省すると効果的です。

もともと、接客業自体が離職率の高い業界であり、未経験者歓迎の中途採用の場合は「長く働いてくれるかどうか?」が重要ですので、前の職場で散々辛い目にあったので長く働ける職場に就きたいというアピールだけで割となんとかなります。

転職先候補の業種・職種への知識を深める

携帯販売の仕事は、その名の通り「販売(≒セールス)」「接客(=サービス)」としての側面を持ちます。そのため、同質の職業へは転職を成功させやすいです。
以下に、携帯販売からの転職先の例を示します。

  • 店舗マネージャー/オーナー
    携帯ショップでの経験を活かし、店舗マネージャーまたはオーナーとしてキャリアを築くことができます。店舗の運営管理やスタッフの指導育成など、経営的な視点を持ちながらチームを牽引する役割です。
  • インサイドセールス/カスタマーサ―ビス
    携帯ショップで培った接客スキルや製品知識を生かし、インサイドセールスやカスタマーサービスとして活躍することができます。顧客との電話やメールでの対応や問い合わせのサポートなど、お客様とのコミュニケーションを重視する仕事です。
  • ECショップ運営/WEBマーケティング
    インターネットの普及に伴い、ECショップの運営やWEBマーケティングの需要が高まっています。携帯ショップで培った商品知識や顧客対応力を生かし、オンライン上での販売促進やマーケティング活動に携わることができます。
  • マーチャンダイザー/販促企画(スマホ製造メーカーなど):
    携帯ショップでの経験を基に、スマートフォン製造メーカーや販促企画に携わることができます。製品開発や販売戦略の立案、マーケットニーズの分析など、商品の企画・提案に関わる仕事です。
  • 営業職(ITサービス/SaaS/通信機器メーカーなど):
    携帯ショップで培った営業力やコミュニケーションスキルを活かし、ITサービスやSaaS、通信機器メーカーなどで営業職として働くことができます。新規顧客の開拓や既存顧客の拡大など、営業活動を通じて企業の成長に貢献する仕事です。

また、転職先の業種・職種のビジネスモデルへの理解を深めることも大事です。

携帯ショップ店員で、とくに接客や将来性に不満を感じている方は「BtoB」の仕事を選ぶことを意識しておくといいでしょう。

BtoB とは「Business to Business」の略称で「企業間取引」を意味します。

BtoB 取引は、BtoC 取引(企業対消費者)とは異なり、以下の特徴があります。

  • 取引単価が高い
  • 取引関係が長期化する
  • 購買プロセスが複雑
  • 専門知識が必要

携帯販売は典型的な「BtoC」となり、接客や販売がメインとなります。

そのため、人手不足の現場に専門知識を習得しないまま放り込まれたり、スキルが身につきにくいなど、キャリアとしての不安がつきまといます。

転職サービスを利用してプロのサポートを受ける

以上のように、携帯ショップからの転職を成功させるためには、退職~転職までに多くのことを考えて計画的に行動する必要があります。

とくに携帯販売のようなブラックで知られる職業に就いてしまうような人は、様々な業界に対する知識や職種の選択肢が少ないこともあり、無自覚に求人選びの幅が狭くなっている可能性が高いです。

そのため、辞めることを検討してるなら、まずは転職サービスでプロに相談してみることをオススメします。

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