突然ですが、自分、気分屋なんです。
気分によってやる気が変わり、集中力が持続しないこともしばしば。
そんな自分を「安定してない」とか「信頼できない」とか批判する人もいるけど、ちょっと理不尽じゃないですか?
だって、気分屋だからこそ、新しいアイデアや発想が生まれることもあるんです。
固定概念に囚われず、その時々で柔軟に対応できるのが強みなんです。
むしろ、変化の激しい現代社会において、気分屋の方が適応力が高いとも言えるんです。
だってそうでしょ?
ある芸術家が「芸術家は爆発だ」って言ってましたけど仕事も爆発力こそが大事。
いつもちまちました仕事しかしない人より、たまにとんでもないパフォーマンス出すほうが優れてるって思いませんか?
機械じみたマニュアル作業を延々と繰り返すだけの仕事、感情のある人間がやるべき仕事ではないって思いませんか?
そう考える私が徹底的に調べ上げた「気分屋に向いてる変化を楽しめる仕事」を紹介していこうかと思います。
【まずは自分を知る】気分屋の特徴
向いてる仕事を探すならまずは自分を知ることが一番の近道。
キャリアで成功する人は「自分は他人と比べて何が得意か?」「どんな仕事なら能力を発揮できそうか?」をよく理解して自分に合った仕事を見つけ出しています。

あなたが持つ意外な適性を探しにいきましょう!
気分屋とは?
気分屋とはどんな人のことを指すのでしょうか?辞書には以下のように書いてあります。
気分屋とは「気分の変わりやすい人。気分次第で行動する人」を指す言葉です。気分とは「きもち。心もち。恒常的ではないが比較的弱く、ある期間を持続する感情の状態。爽快・憂鬱など」を指します。※広辞苑 第七版より
これだけだとイマイチわかりにくいので、さらに深堀りしていきます。
気分屋の強み
▼気分屋な人が持つ意外な適性
- 高い感受性
創造性がある、芸術的、感情を他者に伝染させる、自分の世界に他者を引き込む、他人を感動させる、インスピレーションを与える、 - 衝動性
爆発力がある、ハイパフォーマンス、興味関心が広い、人を惹きつける、カリスマ性がある
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
気分屋が抱える苦悩
つい他人と比べてしまったり自分の適性を活かせない職場で働くと次に紹介するような苦悩を抱えがち。
とくに以下のような環境にいると思うように能力が発揮できずに周りの評価が落ちることもあるので要注意。
1.気分の浮き沈みが激しい
「今日はやる気が湧かない」「昨日は頑張れたのに」と感じることはありませんか?
気分の浮き沈みが激しい人にとって、感情や気分の変動がその日の仕事の取り組みに大きく影響します。ポジティブな気分のときには高いパフォーマンスを発揮しますが、落ち込んだ日やモチベーションが下がったときには、仕事が手につかず周囲とのギャップを感じてしまうことが多いです。
周囲にどう思われるか?
周囲からは「気分で仕事のクオリティが変わる」と見られる可能性があります。安定性が求められる職場では「信頼できない」「真剣さが足りない」と判断され、評価にネガティブな影響が出ることも。
こんな仕事は向いてないかも…
- 新聞記者:締め切りが厳しく安定した記事原稿が求められる
- 銀行員:日々のルーチンワークが多く毅然さが求められる
航空機のパイロット:一瞬の判断ミスが大きな影響を及ぼす
向き合い方
落ち込んでいる時は仕事については考えないようにする
気分の浮き沈みが激しい方は、落ち込んでいる時はついついネガティブな考え方に陥りがちで、どのような仕事にも希望が持てなくなることもあるでしょう。
そうなると、まるですべての求人がブラック企業に感じ、自分の適性が発揮できるイメージが湧かなくなるものです。
ですので、落ち込んでいる時は無理をせず、仕事とは距離を置くことも大事でしょう。
改善のコツ
- 朝に「やることリスト」を1つだけ書く
気分が乗らない日でも、最低限やるべきことをリスト化しておくことで、仕事への取り組みやすさが増します。たとえば「メールの返信1通だけ」といった簡単な内容でも構いません。 - 自分の気分パターンを記録する
日々の気分の変化を記録することで、「自分はこの時間帯に集中しやすい」などの傾向をつかむことができます。それに合わせて仕事のスケジュールを調整することで、浮き沈みをカバーできます。
2.その時の状態で仕事のパフォーマンスに落差が出やすい
「昨日は集中して効率よく進められたのに、今日は全然進まない」
そんな日々のパフォーマンスの波に悩んでいませんか?
気分屋な性格の人にとって、その日の精神状態が成果に直結するため、周囲と足並みを揃えることが難しく感じられることがあります。
周囲にどう思われるか?
「この人に任せるとムラがある」と見られる可能性があります。
一貫性を重視する職場では、成果のばらつきが信頼を損なう要因になるかもしれません。また、「何を基準に仕事をしているのかわからない」と困惑されることも考えられます。
こんな仕事は向いてないかも…
- プロジェクトマネージャー:全体の進行管理が求められ規律正しさや一貫性が求められる
- 看護師:勤務中、常に集中力と注意力が求められる
向き合い方
感情のムラで仕事に影響が出ることを前向きに受け入れる
仕事では誰もがその時の感情のムラで仕事のパフォーマンスに上下が出るものです。
ですが、それを悪く思う必要はありません。
大事なことは、自分の感情のムラや性格をよく理解し、それを制御することです。
たとえば、ポジティブな時に活動的になるのであれば、なるべくポジティブな状態の維持できる職場環境を選ぶべきですし、ネガティブな時に思考が研ぎ澄まされるのであれば、人と関わるよりは作業に集中できる環境で働くべきでしょう。
改善のコツ
- 高いパフォーマンスが出やすい時間を見極める
自分が調子よく働ける時間帯に重要なタスクを集中させ、調子が悪いときは単純作業を割り当てるなど、仕事のスケジュールを工夫してみましょう。 - こまめな休憩を入れる
長時間同じ作業を続けると気分が変化しやすいため、1時間ごとに5分程度の休憩を取る習慣をつけることで、パフォーマンスの安定化を図れます。
3.仕事の量や質にムラッ気がある
「やる気が出たときはすごいけど、普段は……」と思われることはありませんか?
気分屋の人は、調子が良いときには高い成果を出すものの、それが続かないことが悩みの種です。結果として、周囲から「一発屋的な印象」を持たれてしまうこともあります。
周囲にどう思われるか?
「頑張るときはすごいけど、普段の安定感がない」と評価されがちです。継続的な成果が求められる職場では、不安定さがマイナス要因になる場合があります。また、急にパフォーマンスが低下すると、「気分で手を抜いている」と誤解されることも。
こんな仕事は向いてないかも…
- 事務職:爆発力より日頃の管理や正確な計算が求められる
- データ入力者:一貫性と集中力が重要
改善のコツ
- 短期目標を設定する
「今日中にこの部分だけ終わらせる」など、1日単位で達成できる目標を作ると、ムラを少なくすることができます。 - 成果を見える化する
自分がどれだけ進んだのかを可視化すると、気分が落ち込んでいる日でも「これだけやった」と実感が得られ、モチベーションを保ちやすくなります。
気分屋に向いてる仕事や業界
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
マーケター
評価項目 | 評価 | 背景コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 幅広い適性を活かせ行動派は実践の中で成長できる |
難易度 | ★★★☆☆ | 大卒以上の募集が多いが経験やスキルがあれば未経験からもOK |
年収目安 | 400~700万円程度 | 実績や業界によっては高収入に期待できる |
働きやすさ | ★★★★☆ | フリーランスやリモートワークが可能で柔軟な働き方ができる |
将来性 | ★★★★★ | トレンドやデジタル化の進展により需要が拡大中 |
マーケターとは、マーケティングに関する仕事を行う人のことを指します。
気分屋な人は、調子がいいときに爆発的なクリエイティビティや行動力を発揮できるため、マーケティングの世界で大いに活躍できます。
もちろん、気分の上下が激しい分、波が来ないときにはモチベーションの維持が課題になることも。
でも、その“振れ幅”が面白いアイデアやエネルギーを生むのも事実。
自分のテンションの波をうまく仕事に活かして、周囲を巻き込める人ほどマーケターとしての可能性を広げられるでしょう。

その理由を詳しく解説していきます
マーケティングってどんな仕事?
セールスが「直接相手に売ること」なのに対し、マーケティングは「買ってもらう仕組みをつくる」ことが目的となります。
商品を買ってもらうために、調査や分析、広告の制作や配信など、色々なことを行います。
下記のようなことを関係者とミーティングしながら決めて実行します。
- マーチャンダイジング:
「どの場所にお店を出せば売れるか?」「品揃えや陳列方法はどうするか?」 - アカウントプランナー:
「どの媒体でどんな広告を出すと効果が高いか?」 - デジタルマーケティング(Web・SNS):
「公式サイトやSNSでどのように情報を発信するとフォロワーや売上が伸びるか?」 - ブランディング:
「商品や企業の好感度を高めるためにはどんなデザイン・ストーリーが有効か?」 - PR(パブリックリレーションズ):
「プレスリリースやメディア露出を通じて企業や商品の印象を向上させるにはどうするか?」
日常で目にする、CMや広告、製品やチェーン店など、ほぼすべての物にマーケティングが関わっていると考えると、イメージしやすくなるでしょう。

人々の手に情報や商品が届くまでに多くのマーケターが関わってるんですね
マーケターに向いてる人の特徴
マーケターの業務は幅広いので多種多様な適性を活かせます。
1.調子がいい時の閃きや衝動に身を任せて仕事したい
マーケターは新鮮なアイデアが求められることが多く、ノっているときのひらめきや行動力は大きな武器に。気分が上がっている時に一気にプロジェクトをリードできるのは、周りにとってもポジティブな刺激になります。
2.他人を巻き込む企画力や実行力がある
「絶対に成功させて見返してやる!」という負のエネルギーも、マーケティングの企画や分析では強力なモチベーションに転換可能。
失敗や批判をバネにしてリベンジを狙う気合いが、次の斬新な施策につながることもあります。
3.よくも悪くも気分で周りを動かすことがある方だと思う
マーケターは周囲を巻き込みながらプロジェクトを進める仕事。気分屋ならではの“熱量の振れ幅”が、まわりをグッと巻き込む推進力になる場合も。自分が盛り上がっているときにうまく周囲のテンションを引き上げられれば、チーム全体が短期間で大きな成果を上げる可能性があります。
マーケターになるメリット
1.社内向けのビジネスコミュニケーションスキルが身につく
マーケティング案件では、社内の関係者との連携やプレゼンテーションが多いため、論理的に物事を整理し、納得させるコミュニケーション力が自然と鍛えられます。
議論や発表が好きだったり、会議で発言するのが好きな人は才覚を表しやすいです。
また、文章や資料でのコミュニケーションも多いので、文章力がある人や基本的なPC操作やデザインができる人も、適性を発揮できる場があります。
2.幅広い分野で応用が利く経験が手に入るので将来性が高い
マーケティングの力がなければ、どんなに良い物を作っても売れずに会社は成り立ちません。
なのでマーケティング経験を積めば一生物のスキルになると言っても過言ではないでしょう。
転職するのが当たり前となった人生百年時代、どんな職場でも応用できる「どこでもやっていける本質的なスキル」が身につくマーケティング職は、非常に魅力的です。
3.様々な適性やスキルを活かす場が用意されている
さらにマーケティングの仕事は、トレンドや市場ニーズを掴むセンスや情報収集力、キャッチコピーやデザインなどのクリエイティブ、データ分析や統計計算など総合的な知力を試せる仕事でもあります。
仮に思うように実力が発揮できなくても、次のプロジェクトで売る製品や関わる会社が変わると思わぬ適性が発揮できることもある点も、向いてる仕事を探してる人にとっては魅力でしょう。
マーケターになる際の注意点
以上のように魅力的で人気のマーケティング職ですが、いくつかのデメリットもあります。
1.地味で地道な作業が想像以上に多い
まず第一に意外と地味なデスクワークが多いということです。
Excelにちまちまデータを入力したり、地道な調査を繰り返したり、社内との調整やミーティングをこなすなど、派手なイメージとは真逆の地味な作業にギャップを感じる人も多いです。
2.わからないことを自分で調べたり学ぶ能力が問われる
次に、マーケターは日々難しいマーケティング理論やトレンド情報を追う必要があるため、情報収集が得意であったり、好奇心旺盛でないと長く続かない可能性があります。
最低でも「わからないことがあったら理解できるまで調べる」ことができないと、仕事についていくのが難しいでしょう。
3.高度な専門スキルや高い知識レベルが求められることがある
最後に、マーケティングの中でもデータ解析を行うような仕事では、統計や経済学が理解できるレベルの高度な専門知識が求められます。知識がなくてもセンスや勘でどうにかできる人もいますが、いずれにしても高度なスキルです。
総じて言えば、求められる知識やスキルが高度で勉強が必要な分、マーケターになったとしても仕事についていけない可能性もある…というリスクをあらかじめ知っておきたいです。
ただ、マーケター自体が需要の割に人手が足りていない上に範囲がかなり広いため、SNSマーケターなど、知識がなくても挑戦しやすい仕事も多いため、過度に恐れる必要もないでしょう。
マーケターになる方法
1.未経験者が求人応募だけでマーケターになるのは難しい
マーケターは総合的な知識や頭脳が求められます。そのため、正攻法で転職しようとなると「大卒以上」の学歴か実務経験が求められやすいです。
求人での職業名に注意
また、求人では「マーケター」という呼称ではなく「販促企画」「商品企画」「流通企画」などの「企画職」として募集されていることもあります。業界知識がない人にとって求人情報だけでマーケティング職を見極めるのは困難です。
業種選びも重要
マーケターになりたいと考える人は「どの業種を選ぶか?」も重要です。
たとえば、美容品や化粧品に興味がないのに美容業界に就いても、消費者心理がわからないので職場に馴染むのが難しくなります。
自分の興味関心がある業種や、経験がある業種を選ぶと、マーケターへの道も開かれやすいです。
2.未経験者はWebマーケティングから始めるのが主流
なお、マーケターの中でもとくに人手が足りてないWebマーケターであれば、未経験から就きやすいです。スクール系のサービスやリスキリングを経由して転職するといいでしょう。
WorX(ワークス)を利用する
未経験からWebマーケティングに挑戦するなら「WorX(ワークス)」に相談するのがオススメです。
WorXでは適職診断が受けられるので「自分でもマーケティングはできる?」と不安な人、「他に適性が活かせる職業があったらどうしよう…」と迷っている人ほどオススメ。
3.これまで業界経験を活かしてキャリアアップ転職
営業経験、接客・販売経験があるとマーケティングでも応用が利きやすく、キャリアアップ転職が見込めます。
「キャリアアップ」とは、今の自分よりも成長しより良いキャリアを築いて、収入アップや上の仕事に挑戦することを指します。
キャリアアップ転職の例
たとえば、
- アパレル販売員 → アパレル企業の通販担当
- 飲食店の店長 → フードデリバリーサービスのマーケティング担当
- 家電量販店の販売員 → 家電メーカーのブランドマーケティング担当
など、同じ業界内でのマーケティング職へのキャリアアップ成功事例が多めです。
ただ、こうしたキャリアアップ転職は転職エージェント担当者の提案力がないと成功させるのが難しいのが現実です。
LHH転職エージェントを利用する
ですので、数ある転職エージェントの中でも担当者のサポート能力が高いと定評のある「LHH転職エージェント」の利用をオススメします。
LHH転職エージェントでは、求人だけでは知ることができない「企業文化」「詳細な仕事内容」などが事前にわかるので、本当に自分に合った会社を見極めやすいです。
フィルドセールス(外勤営業)
フィールドセールスとは「外勤営業」のことで典型的な外回りの営業職を指します。
「営業職」と聞くと「なんか嫌…」「大変そう…」と避ける人も多いかもしれません。
しかし、合う人にとっては天職と感じるレベルの面白い仕事なので、選択肢から外すのはもったいない!
- 新規顧客の訪問:見込み客を訪問して、自社の商品やサービスを提案し、契約を目指します。
- 既存顧客のフォロー:取引先を定期的に訪問し、関係を維持しながら追加の提案を行います。
- 商談・交渉:顧客のニーズをヒアリングし、それに合った提案や条件の交渉を行います。
- 市場調査:競合状況や業界の動向を現場で把握し、自社の戦略に活かします。
- 営業活動の報告:訪問結果や顧客の反応をまとめ、上司やチームに共有します。
営業職の目的は「会社の製品を買ってもらうこと」にあります。
買ってもらうために、名刺を配り、新しい会社に訪問し、相手の話を聞き、自社が提供できる製品を売り込む…。
あるいは、飲み会やゴルフで接待して関係を構築することもあります。
要は「会社の製品を買ってもらうためならなんでもあり」なので、そのために知恵を働かす楽しさがフィールドセールスの最大の魅力です。
慣れれば、出張先で遊ぶついでに営業先へ訪問したり、効率よく売れるお客さんだけ見極めてノルマを達成して、空いた時間は出先の車で寝て過ごす…なんてことも可能。
このように「営業」「セールス」と言っても、やり方は会社によって様々。
自分の工夫次第でサクッと成果を出せば、自由度の高い働き方も実現可能。
- そのときの気分が乗れば思い切り行動できる人
- いつも同じことをするより、日々変化がある方がモチベーションが保ちやすい人
- 自分が「面白そう」と思ったことには全力で取り組める人
フィールドセールスは、訪問先ごとに状況や求められる提案が異なるため、日々新鮮な刺激があります。
気分屋な人は、好きなことや「面白そう」と思えることへの集中力が高い場合が多いので、変化に富んだ営業の現場で大きな力を発揮できます。
また、気分が乗ったときに一気に行動できるパワーは、商談や新規開拓などで成果につながりやすいでしょう。
気分のムラがある分、切り替えや工夫をしながら働けば、自分のペースで結果を出しやすい職種です。
- 基礎的なビジネススキルが身につく
- 年収が上がりやすい
フィールドセールスでは、ビジネスマナーからコミュニケーションスキル、対客経験やメンタルの強さまで、どんな職場でもやっていける基礎的なビジネススキルが身につきます。
フィールドセールスをやり切る能力と根性さえあれば他の仕事も大半はこなせると言っても過言ではないレベルです。
人生100年時代、どんな会社でも活躍できてキャリアの自由度が上がるフィールドセールスは、若いうちに経験しておく価値は大きいと言えるでしょう。
また、フィールドセールスの仕事の成果は売上などの数字に反映されやすく、成績が良ければ、給料に「インセンティブ(成果報酬)」が上乗せされるため実力次第で稼ぎやすいのも魅力です。
- 地頭の良さが求められる
- ノルマに追われやすい
フィールドセールスの仕事で活躍するためには、地頭の良さが求められます。
会社の製品を売るため戦略的なコミュニケーションや、自社の製品について学習し売り込むトーク力が求められやすいからです。
ただし、賢さだけでなく、愛嬌や人柄、行動力やコミュニケーション能力でもカバーできることも多いです。
また、営業職は数字として成果が可視化されやすい分、ノルマに追われることが多いのも人によってはプレッシャーかもしれません。
なお、営業職を「フィールドセールス」と呼ぶような現代的な会社なら、セールススキルを磨くための社内教育が充実していることも多めです。
昔のように「入社早々、右も左もわからないまま、いきなり新規飛び込み営業させられる」という無茶ぶりも減ってきています。
営業の仕事は会社によってやり方が様々なので、頭の良さに自信がなくても、自分の強みを活かせる働き方ができそうな会社を見つけましょう。
営業職はどの企業にも必要な仕事で幅広く募集が出ています。
ハローワークなどの求人検索で探すなら「フィールドセールス」よりも「営業職」「法人営業」といった職種名で探すと見つかりやすいです。
また、フィールドセールスは仕事内容だけでなく「業界」「会社が扱っている製品やサービス」も選ぶべきポイントになります。
たとえば、車にまったく興味がない人が自動車の部品を作る会社のセールスを担当することになっても、知識の習得に時間がかかって向いてないと感じやすくなります。

自分の興味関心がある業界や会社を選ぶのが重要です
なお、最近のトレンドとしてはIT系商品のフィールドセールスの求人が多めで未経験からでも採用されやすいのでオススメです。
フィールドセールスの中でもとくに「法人営業(BtoB)」は実務経験を求められやすい傾向にあります。
対企業取引でビジネスマナーなどの基礎知識が求められ、取引単価も数百万〜数億円規模と大きなりやすいからです。
しかし、販売・接客経験などのBtoCでの対客経験があれば未経験からでもフィールドセールスへの転職成功事例は多めです。
というのも「物を売る」という共通点があり、基礎的なセールススキルが身についてることが多く、転職後も吸収が早いからです。
感情を作品で表現する仕事
これらの職業は、感情や独自の世界観を直接的に表現するものです。
- アーティスト:自らの感性を形にする
- クリエイター:独自の発想で作品を生み出す
- 画家:感情をキャンバスに映し出す
- 俳優:役柄を通して多彩な感情を表現
- 伝統工芸作家:伝統を受け継ぎながら新しい感性を織り込む
これらの仕事は、その瞬間の感情や気分を直接的に作品に反映できるため、気分屋の性格を持つ人には最適です。自分の感情を自由に表現し、人々に感じてもらうことで、真の適性を発揮できます。
不特定多数向けに話し続ける仕事
公の場で自分の声を届ける仕事です。
- ラジオDJ:リスナーに情報や音楽を届ける
- 講演家:専門知識や経験を伝える
- TV司会者:番組を盛り上げる役割
- ポッドキャストホスト:話題を提供し、リスナーとの交流を楽しむ
- イベントMC:場の雰囲気を盛り上げる
これらの仕事では、その時の気分や感情を盛り込みながら発信することが求められます。気分屋の性格の人は、その瞬間の感情や気分を大切にすることで、視聴者や聴取者とのコミュニケーションが豊かになります。
他人の感情をコントロールする仕事
感情は他人にも伝染する性質を持ちます。
怒りっぽい人がいれば職場がギスギスしますし、ムードメーカーがいれば職場は明るくなります。
気分屋は自らの感情と向き合い成熟することで、他者の感情をコントロールする能力に長けることがあります。
そのため、他人の感情をコントロールする必要のある仕事に就くのも手でしょう。
感情をコントロールするには、まずは「どういった感情があるのか?」「人の心はどう動くのか?」を知る必要があります。
そのために「心理学」を学び「カウンセラー」「臨床心理士」となる人もいます。
- 臨床心理士:心の問題を持つ人々の診断や治療を行う
- カウンセラー:悩みや問題を持つ人を支え、解決へと導く
- セラピスト:さまざまな手法で心のケアや癒しを提供
- 人事コンサルタント:組織の人事戦略や人材の適正をアドバイス
- キャリアカウンセラー:個人のキャリア形成や職業選択のサポート
前述のアーティスト・クリエイターも他人に何らかの感情を与える仕事ですが、他にも「広告業」「マーケティング職」などの不特定多数の感情を刺激する仕事、ラジオパーソナリティのようなトークで不特定多数の感情を刺激する仕事などもあります。
ファッション・美容関連職
美しさやオシャレを追求する仕事です。
- スタイリスト:人や物の見た目をコーディネートする
- ヘアスタイリスト:顧客の髪型をデザインし、提案する
- メイクアップアーティスト:顔のアートを作成し、美しさを引き出す
- ファッションデザイナー:独自のファッションスタイルを生み出す
- モデル:ファッションや商品を身をもってPRする
これらの仕事は、毎日の気分やトレンドに合わせて変化し続けるため、気分屋の人がその日その日の気分で最良の結果を出せる職種です。ファッションや美容における瞬時の感性が求められるため、気分屋の特性が強みとなります。
エンターテイメント業界職
エンターテイメントの裏側で活躍する職種です。
- 芸能マネージャー:タレントのキャリアをサポートする
- 映画監督:物語をビジュアルで伝える
- プロデューサー:エンターテイメントの企画や制作を行う
- 音楽プロデューサー:アーティストの音楽を支え、方向性を示す
- タレントエージェント:新しい才能を発掘し、マーケットに紹介する
これらの仕事は、多岐にわたる業界の動きやタレントのニーズに応じて臨機応変に対応する能力が必要です。気分屋の人は、その直感や柔軟な考え方で業界の変化に迅速に対応できると言えます。
広告・マーケティング関連職
ターゲットに合わせた情報発信やプロモーションの企画・実施を行う仕事です。
- CMプランナー:効果的なテレビCMの構築やストーリー作成を担当
- 広告デザイナー:ビジュアルによる訴求力のある広告をデザイン
- クリエイティブディレクター:全体のクリエイティブ方針や戦略を策定
- コピーライター:文字を用いた情報伝達や広告メッセージの作成
- マーケティングマネージャー:市場分析からプロモーション戦略を策定
これらの仕事では、その時々の社会の動向や消費者の気分を敏感に感じ取り、適切なメッセージや方法で伝える力が求められます。気分屋の人は、その変わりやすい感性で新しいアイディアやアプローチを提案できると言えます。
自由業・フリーランス職
独立して活動し、クリエイティビティを発揮する職業群です。
- フリーライター:様々なメディアに向けて記事や内容を提供
- イラストレーター:オリジナルの絵やイラストを作成・提供
- フリーフォトグラファー:イベントや風景、人物の写真撮影を担当
- フリーデザイナー:デザイン案件を独立して受ける
- 自主制作映画作家:映画の制作・監督を独立して行う
これらの仕事では、日々の気分や感じたことをそのまま作品に反映させることが可能です。気分屋の人は、毎日の違ったインスピレーションを活かして、多様性のある作品を生み出すことができます。
飲食・料理関連職
食に関する専門知識と技術を活かす職業群です。
- シェフ:レストランや料亭で料理の調理・提供を担当
- パティシエ:スイーツやデザートの製造・開発
- ソムリエ:ワインの専門知識を活かし、おすすめやペアリングを提案
- バーテンダー:バーでのドリンク作成や客の接客
- フードコーディネーター:料理の盛り付けや写真撮影、メニュー作成をサポート
これらの仕事では、五感をフルに活用し、その日その日の感性で料理やドリンクを提供することが求められます。気分屋の人は、日々変わる感性や気分を活かして、常に新鮮な料理やサービスを提供できると言えます。