「クソな仕事しかない!」と思った時に見直したいポイント

編集長
あらゆる権威に中指を立て
伝統や規則にツバを吐き続ける
スコシテン編集長です

「なんだ、このクソみてえな求人は!???」
「社会は労働者をナメてんのか!???」
「誰が手取り10万クラスで社畜に成り下がるかよッ!」

そう考えていた時期が私にもありましたが、今はすっかり取引先の奴隷と成り下がっております(結果、時給0円で12時間労働を強要されるハメに…)。

そんな私から「ハロワにはクソみてえな仕事しかない!」とお悩みの読者に、一言だけ言っておきたい。

世の中の仕事なんて、全部クソです。

クソの中から、一番マシなクソを選ぶのみです。

どうせ今の世の中、クソをクソで塗りたくってクソを投げ合うようなクソみてぇな状況(下請け地獄、粗製濫造ビジネスの横行、やりがい搾取、技術者いぢめ…など)になっているのですから、どの道クソまみれにならないとやっていけません。

世の中には文字通り「クソまみれになる仕事(バキュームカー清掃員)」もありますが(参考記事)、ガチでクソまみれになって働く苦労を思えば、大半のクソは耐えられるはずです。

そんなわけでこの記事では「クソみてえな仕事しかない…」と悩むあなたに捧ぐ、クソをクソで塗りたくるクソみそ記事です。

そもそも「クソな仕事」の定義とは?

「クソな仕事」とは、一体どのような仕事か?

若い人でハロワ通いを経験したことがあるのであれば、思わず「うんうん♪」とうなずくこと間違いなしのクソな仕事をご紹介していきます。

給料が著しく低い

クソな仕事、それはシンプルに「給料の低い仕事」でしょう。

私もハロワ通いの時期がありましたが、たしかに「給料安すぎてクソ」みたいに思わずにはいられない求人ばかりです。

しかも地方住みなので、給料の低さには唖然とせずにはいられない(正社員でも手取り10万切るレベル)。

MIIDAS(ミイダス)で市場価値年収700万円以上の価値のあるオレ様が、
月給10万円台の仕事なんて割に合うわけねえぜ!!!!」

…そう思っている時期が、私にもたしかにありましたとも。

常識的に考えて、20代のキャリア層でも、こんなに年収出る会社滅多にありません。

待遇がクソ

クソな仕事は、だいたい待遇がウンコです。

関連:待遇の悪い職場の特徴。あなたの職場は崩壊寸前かもしれない

以下、職安で出ているビックリするぐらい待遇の悪い会社の例。

  • 福利厚生なしは、もはや当たり前
  • 交通費支給なし、営業車も自家用車は当たり前(ガソリン代も自腹)
  • 週6勤務も当たり前
  • 残業100時間越えは当たり前(求人票では「20時間以内」と書いてるだけ)

「はぁ??土日完全休業、有給しっかりとれて、
定時帰りじゃない会社とかクソでしょ?ww」

…という感じならまだマシ。

拘束時間長いだけならまだしも、ただでさえ安月給から交通費支給なしのコンボで、手取り額からガンガン差し引きになることを思うと、ほんともうゲンナリしてしまいますよね…。

もはや「仕事のために人生のすべてを捧げろ!」と言われているみたいで、たまったものではありません。

そりゃあ就活生も、中小企業以下には見向きもせず、大企業or公務員志向になって然るべきですよ。

将来性に期待できない

クソな仕事は、将来性が全く見えません。

「どうせ定年退職まで、安月給でコキ使われ続けるんでしょ?」

こう思うと、ホントバカらしくなりますよね。

それも中小企業以下の仕事ですと「この会社、ちょっとしくじれば倒産するんじゃ…?」と不安になるレベルの会社ばかりで、もうホント先が見えない仕事ばかり

関連:仕事辞めたい…先が見えない…つらい…泣きたい…苦しい…助けてよ!ねぇ!誰か!!

その一方で「これからはITやAIの時代だ!!」「仕事の効率化でテレワーク・在宅勤務余裕でした^^」など、スマホの広告やテレビの特集で煽られまくるから、これはもう耐え難い。

ただでさえ陰気くせえ救いのない現代日本で「少子高齢化で年金圧迫ゥ!」「外国人労働者ガンガン雇うで!」「派遣社員もっと増やすで!」なんてニュースを毎日見ていると、将来なんてあってないようなもんですよ。

せめて、クソみてえな仕事でも、夢ぐらいは見せてくれよ…。

汚い(物理・精神)

クソな仕事と言えば、物理的に「汚い仕事」が多く、汚れながら…そして、命を削りながら働かなければなりません。

俗に言う「3K」「ブルーカラー」の仕事ばかりで、これは体力も根性がいるので、今どきの軟弱な若者には堪えるモノばかり。

3Kとは?

「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」

例:インフラ系(建築・製造など)

一方で、ブルーカラー以外の仕事も「新3K」などと揶揄され、かなりブラックな状況になりつつあり、これはこれで精神と肉体をじわじわ削られるばかり…。

新3Kとは?

「きつい(Kitsui)」「帰れない(Kaerenai)」「給料が安い(Kyuryo-ga-Yasui)」

例:IT土方、ブラック企業など

「高貴な生まれのオレ様が、
手を汚すなんてありえねェ!!!
肉体労働なんて死んでもごめんだね!!
効率重視のデスクワーカー以外ありえませんぞwww
(ただし、うつ病・過労死リスクはNO!)」

こんなことを思ってみても、もはや労働者にはどこも逃げ場もなく、クソの中からクソを選ばざるを得ない時代に来ているのも、確かです。

有名大卒出身者・大企業勤めですら過労死してしまうこのご時世、我々に逃げ場はないみたいですね。

なぜ、クソな仕事しか見つからないのか?

では、なぜ「クソな仕事」しか見つからないのでしょうか?

率直に言いますと「あなた自身の考えがクソだから」です。

クソにはクソなりの矜持と誇りがあります。

現実でもクソが肥やしになって作物を育てることがありますが、それと同じ。

我々は文字通り「クソ」となって、誰かの養分になるしかないのです。

それが仕事ってヤツね。

…まあ、人生なんて「クソ溜めの中からダイヤの原石を探す」ようなものなので、クソにまみれるにしても、一番マシなクソを選ぶべきでしょう。

そのためには「なぜ、クソな仕事しかないか?」を考え抜くことが大事です。

世の中「クソな仕事」しかないから

クソな仕事しか見つからないのは、現実には「クソな仕事」しかないからです。

若いうちに「ボクの考えた、理想の職場環境」というもの自体が、実は存在しないということに気づくべきなのです。

たとえば、テレワーク導入・超絶効率のいい会社でも、実際は過酷なノルマに追われていたり、なまじ効率がいいばかりにガンガン仕事が増えまくるなど、見えない苦労があるものです。

逆に「3K」と呼ばれている仕事は、よーく調べるとインフラ系で公共事業として金回り自体は安定しているので、下手な営利企業に入社するよりは将来性はあったりしますが、表面上は「クソな仕事」に見えてしまうわけですね。

このあたり、日本のキャリア教育の敗北、広告ビジネスの勝利と言わざるを得ないでしょう。

だいたい、最近の若者はクソに金箔塗りたくって「夢のような仕事」に見せている広告イメージに流されすぎです。

関連:だまされるな!「やりたいことを仕事に」「好きな事を仕事に」「夢を叶えよう」というのは信じないほうがいい

クソな仕事は人気がないのでハロワにあふれまくる

クソな仕事は人気がありません。

やっぱり、みんな「こんなクソな仕事したくない!」と考えてしまうわけです。

たとえば、学校では仏頂面で愛想のない教師がいたりしますが、そういう教師ほど実は生徒のことを考えていて仕事も出来るとかよくある話ですが(ハリポタのスネイプ先生)、ミーハーな生徒からは嫌われやすいですよね。

それと同じで、やっぱり「クソに見える仕事」というのは多くの人から避けられてしまうものです。

んで、ハロワは「求人掲載無料」という条件があるので、誰も応募に来ないクソな仕事がボットン便所のようにガンガン溜まっていく寸法なんですよね。

…まあ、中には「いざ働いてみたら、求人票よりも条件良すぎでワロタww」みたいな仕事もあるとは思うのですが、それを狙って見つけ出すのはかなり難しいっちゅう話です。

クソな会社は人件費や採用費を削りまくる

クソな会社は、人件費や採用費を削りまくる傾向にあります。

今のあなたと同じで「待っているだけで、優秀な人材が来てほしいなあ…」という感覚で人材募集をかけているわけですね。

んで、そういう会社は「人手足りていないので、とりあえずハロワに求人出しておくわ」という感じで、あんまり深く考えていない企業が多いです(競合他社の給料や待遇条件調べてみたり、人材サービスの利用を検討したりなど、そういうことをしない会社ね)。

…まあ、要はこの人手不足が深刻な社会状況において、人材採用に関しての努力や改善を行っていない情弱企業、それがクソな会社の正体ね。

そういう会社に「お前の会社の採用方法クソだわ、ワイが人材採用してきたるわww」と代案出せて実行できる人はリクルートみたいな会社に入るわけで、世の中そう上手く行かないもんなんです。

クソな仕事は「人材使い捨て」

また、最近では企業側も開き直りまくって「クソな人材にはクソな仕事振って搾取するわww」という感じで、非正規雇用制度を乱用しまくっております。

ハッキリ言ってこの辺は「クソな人材VSクソな企業」というクソの投げ合いにしかなってなくて、傍目から見れば「どっちもクソ」という感じです。

まあ「派遣社員」も「契約社員」も企業側に有利な面もあれば、労働者にとってはチャンスを得られやすくなる制度なので、その性質をよく理解して使うべきでしょう。

だいたい、仕事なんて「人を見る目」というヤツが大事なわけで、求人情報をうのみにするのはバカのする所業でありまして…まあ、その辺は自分で経験積んでどうにか見極めましょう。

クソじゃない仕事は「非公開」「コネ」などを通し、表に出ない

ちまたに「クソな仕事」があふれているのは、逆に言えば「クソじゃない仕事」が一般に公開されないからです。

これは企業目線で考えればわかるのですが、一部の優秀な人材しか集めていない求人を一般公開すると、人気殺到でクソ人材が殺到して、面談に無駄な時間を割かなければいけなくなります。

常識的に考えて「効率が悪い」ですよね。

このあたりは、国内でもハイレベルの人材の利用者を想定した転職サイト「ビズリーチ」が、公式サイト内でわかりやすく解説しております。

ビズリーチの解説記事→BIZREACH(ビズリーチ)の特徴と強みを徹底解説!”選ばれた人”のみが利用を許される驚きの仕組みとは?

上の画像を見ればわかりますが「クソじゃない仕事は、適性のある人にしか紹介していない」わけですので、いくらクソ溜め(無料で得られる情報)を漁っても、優良求人が見つかるわけがないのです。

これは別にビズリーチ限らず、人材業界の中でも常識でありまして「非公開求人」という形で全体の8割以上を占めています。

つまり、転職活動でしっかり行動する人や、経歴・実績のある人にしか「クソじゃない仕事」は紹介してもらえないわけですね。

こういった「世の中の裏ルール」に早いうちに気づいて、いかにそこに近づくかが重要なのです。

また、よく大学で「裏口入学」とか「公正ではない入学審査」が話題になりますが、社会では割とあーいう「コネで入社した」「よくわからんルートで入社してきた」とか、ざらによくある話です。

そういう人は地道に営業活動していたり、人脈を有効活用したり、あるいはセミナー参加で自分を売り込んだり、見えないところでコネ回ししまくっております。

「与えられた選択肢」だけでしか行動できない人間は、そりゃあクソな仕事ばかりが押し付けられて当然というヤツですよ。

「クソじゃない仕事」は都市部に集中している

地方住まいですと「クソな仕事ばかり」というのは、嫌でも実感します。

ビジネス・経済・トレンドの中心を作り出す企業は都市部に集結しており、都市部で人気のない地味な仕事を田舎の安い人件費でまかなうというのは、実に資本主義的構造です。

んで、都市部ほど「クソじゃない仕事」が集まる結果になり、これが地方過疎化の原因のひとつでもあります。

しかも残念なことに、地方では人材サービス会社の手も行き届いておらず、ハローワークを使わざるを得ない状況になっています。

それがまた、クソな仕事しか見つからないことに拍車をかけているという構造なわけですね。

…まあ、地方暮らしの場合「年収面は諦めて、地方で働く(物価が安いので生活費はなんとなる)」「都市部に出稼ぎ」の2択しかないので、割り切るほかないでしょう。

関連:地方暮らしのニートやフリーターが正社員として働ける会社を見つけるコツ。地方にこだわるのはやめたほうがいい

クソの中から出来るだけマシなクソを選ぶには?

では、ここからが本題。

クソみたいな仕事があふれている今の日本で、どうするべきか?

それは以下のような手段を選ぶほか、ないでしょう。

  • 人材ビジネスのお世話になる(金をかけているビジネスなのでハロワよりマシ)
  • 職業訓練校などで勉強・訓練してから仕事に就く(国のお世話になる)
  • 地方から都会に出る(都会に行けば賃金面はだいぶマシになる)
  • 一発逆転(やり方は自分で考えろ)

「一発逆転」に関しては「自己責任で勝手にやってどうぞ」という感じなので言及しません。

人材ビジネス会社のお世話になる

まず、現実的な選択肢としては「人材ビジネス会社のお世話になる」という方法でしょう。

人材会社の場合、ちゃんと採用にお金をかけている企業への紹介が中心な分、ハロワよりは相対的にマシです。

また、人材会社が求人の実態調査を行っているので、ブラック企業も少なめです。

中でも「転職エージェント」を活用すれば、プロが自分に合った転職先を紹介してくれる上に、書類作成から面談日程の調整まで行ってくれるので、転職活動が効率よく確実に行えます。

「転職エージェントを利用するのって経歴ないと無理じゃないの?」みたいに思い込んでる人もいますが、若い人材はやり直しが利くので、サポートしてもらいやすいです。

また、最近は就職活動で折れる若者・辞める若者・働かない若者多すぎなので、そういう人向けのサポートも増えております。

…まあ、別に人材会社の転職エージェントを使っても、金もかからないし、無理やり転職を強要されるワケでもないので、使えるものはなんでも使っておくといいのではないでしょうか。

職業訓練校を利用する

国の運営している職業訓練校を使うのも、クソの中からマシなクソを見つけ出す、現実的な手段でしょう。

とくに特別なスキルも資格も経歴もない奴は「クソな仕事=誰でも出来る仕事」しか紹介してもらえないわけで、それは本人がただのクソです。

よくネットでは「ハロワを使っている奴は情弱!」と言いますが、ぶっちゃけ職業訓練校とか社会復帰支援系のサービスを利用しないやつも大概情弱ですから。

冗談抜きで日本は人手不足でマジやべえ状態ですので、人手の足りていない業界の職業訓練についてはかなり充実しています。

興味のある人は、最寄りのハローワークに問い合わせましょう。

地方から都会に出る

地方の仕事は、若者からすればクソばっかりです。

そもそも、地方に住んでいる時点で生の情報では情弱になることを強要される世の中です。

思い切って地方から都会に出るのも、現実的な選択肢だと言えます。

しかしその場合、就職先が見つかるかどうか不安ですよね?

そういう方は、以下の人材サービスを使ってみることをオススメします。

関連:地方暮らしのニートやフリーターが正社員として働ける会社を見つけるコツ。地方にこだわるのはやめたほうがいい

また、待遇面…とくに拘束時間や福利厚生にこだわりがある方は、全国区に派遣会社のある「テンプスタッフ」や「JOBNET(マンパワーグループ)」の利用もオススメです。

どちらも全国47都道府県に事業所があるので、地方住まいでも安心して利用できます。

ただし、派遣社員という性質上、会社側から都合よく使われやすいので「正社員になりたい!」という意志のある人は、事前に担当者や紹介先企業にアピールしておくことが大事でしょう。

関連:派遣労働法改正で今、派遣形態が熱い!正社員にならずとも派遣社員で安定して働ける理由とは?

逆に正社員になる気がなければ、わざと手を抜いて楽な仕事を見つけることも可能なので、どうしてもクソな仕事を避けたいなら、そういう使い方も出来ます。

関連:正社員が嫌なら派遣社員がオススメ!楽に仕事したいならあえて非正規で行くべき!

クソの中からダイヤの原石を探し出そう!

今回紹介したように、クソな仕事ばかりに見える世の中でも、考え方を少し変えて視野を広げれば、道は見えてくるはずです。

クソの中からダイヤの原石を見つけ出せるかは読者次第ですし、企業側もクソ人材の中からダイヤの原石を見つけ出しているという点では、立場は同じようなものです。

そういったことも考えながら、クソみてえな仕事にも前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。