広告業界・WEB業界・マスコミ業界への転職を考える方にオススメしたいのが、今回紹介する「マスメディアン」。
マスメディアンの特徴
- 広告業界・マスコミ業界専門の転職に圧倒的強みを持つ
- 60年以上の実績を持つ「宣伝会議」による運営サービス
- 全国対応、面談箇所も全国展開
デザイナー・クリエイター向けの有名転職サービスは「マイナビクリエイター」がありますが、どちらも「広告業界・マスコミ業界の求人情報は弱め」という弱点があります。
一方で、大手広告代理店への強いコネが期待できる「シンアド」は原宿に本社のあるベンチャー企業のため、全国区の求人や大企業のような効率・安定性重視の転職サポートにはやや不向きです。
ですので、広告業界・マスコミ業界への転職を考える方なら、実質マスメディアン一択の選択肢となると言ってもいいでしょう。
今回は60年以上の実績を持つ宣伝会議社による「マスメディアン」の特徴や強みについてご紹介していきます。
マスメディアンの特徴と強みとは?
- 広告・マスコミ業界の求人に圧倒的に強い
- 運営会社に60年以上の実績あり
- 求人・面談箇所が全国区
広告・マスコミ業界の求人に圧倒的強み!
マスメディアンは広告・マスコミ業界特化の転職サービスであり、他の転職サービスと比べてみても圧倒的に情報量や求人量が充実しています。
マスメディアンの運営会社は60年の実績を持つ「宣伝会議グループ」
マスメディアンがなぜ広告・マスコミ業界の求人に圧倒的に強いかと言うと、運営実績60年以上を誇る「宣伝会議グループ」による運営サービスだからです。
宣伝会議グループの事業内容をざっくりとまとめると「広告業界・マスコミ業界向けにコアな情報を提供する出版社」という特徴があり、コピーライター養成講座も行っています。
また、マスメディアンや宣伝会議の発行する情報誌では、紹介先企業のインタビューなども掲載されており、マスメディアン自体が広告業(出版業)を営んでいるところにも注目です。
宣伝会議グループは紹介先企業の人事や経営者と太いコネがある何よりもの証拠です。
「求人情報を取り扱っているだけの大手人材サービス」とは違い、広告業界やマスコミ業界とのコネはかなり強いため、詳しい情報や業界実態に基づく転職先の提案に期待できそうです。
専門性の高さに期待できる
また、マスメディアンは広告業界・マスコミ業界の内情に詳しいため、職種分類もかなり細かく分けられており、より専門性の高い相談や転職先にも期待できます。
上の画像からもわかりますが、「デザイナー」の区分もかなり細分化されているので、大手人材サービス会社のように見当違いな求人提案のリスクも大幅に下げられます。
また、クリエイター・デザイナーだけでなく、広告・マスコミ業界の一般職・管理職の転職相談にも対応しているため、キャリアアップ転職を目指す方も利用しておく価値は十分あります。
インハウス求人多め
マスメディアンの強みはインハウス求人も多めというところにあります。
「インハウス」とは「企業内の」という意味で、企業専属のデザイナー・クリエイターという意味で使われます。
デザイナー・クリエイターと言えばフリーランスや非正規形態で働いている方も多く収入・待遇が不安定な方も多いでしょうが、インハウス求人から内定をもらえば、正社員として安定した待遇に期待できる点には注目しておくべきでしょう。
取扱求人・面談箇所が全国区
マスメディアンはクリエイター・デザイナー向けの転職支援サービスとしては珍しく、全国区の求人や面談に対応しているところもメリットですね。
Q.面談・相談はどこで行うのですか?
A.当社の面談ルームで行います。 本社(東京・表参道)及び 関西本部(大阪・堂島)、中部本部(名古屋)、九州本部(福岡・天神)、北陸本部(金沢)にて実施しております。
美大のある金沢に面談箇所があるところからしても、マスメディアンが本格的な広告・マスコミ業界向けであることがわかることかと思います。
また、面談に行くことが難しい方の場合は電話相談も受け付けているため、興味があるなら登録しておくといいでしょう。
Q.遠方のため、面談・相談に行くことができないのですが?
A.遠方にお住まいでご来社が難しい方には電話でご相談を承っております。詳しくは、総合窓口までお気軽にお問い合わせください。
マスメディアンのデメリットは?
広告・WEB・マスコミ業界の転職に圧倒的強みを持つマスメディアンですが、いくつかデメリットがあるのでご紹介しておきます。
非正規・フリーランス案件の取り扱いあり
マスメディアンは正社員だけでなく、非正規(派遣社員)やフリーランス(委託)形式の求人の扱いもあるとことがデメリットです。
ただし、これはクリエイター・デザイナー業が派遣形態・フリーランスとも相性がいいため、働き方の多様性や選択肢が広がる意味ではメリットです。
正社員にこだわるあまり、正社員限定の転職サービスで希望する働き方が見つからないリスクを考えると、正社員・派遣社員・フリーランスと柔軟に選べるマスメディアンは他の転職サービスを併用する必要がなくなるとも言えます。
主婦向けの求人に強いというメリットも
デザイナー・クリエイターは女性も多いため、主婦層向けに派遣社員・フリーランスを提案できるところも、マスメディアンのメリットだと言えますね。
派遣社員は法律が複雑でマイナスなイメージもありますが、柔軟な働き方を選べると言う点ではメリットもかなり大きいので、マスメディアンでしっかりと相談しておくといいでしょう。
キャリアアドバイザーの実力が未知数
マスメディアンのデメリットとしては、キャリアアドバイザーの情報が一切公開されていないため、実力や対応力が未知数だという点です。
ただ、マスメディアンおよび運営会社である宣伝会議の社風を見ていると、利益重視の商売色はかなり弱めな会社ですので、効率重視の大手人材サービスと比べれば対応が丁寧であることは想像に難くないです。
また、初回の面談時間も「1時間~1時間半」と長めな時間設定がされているので、効率よりも対応力重視と考えていいでしょう。
運営会社が古風な方針
マスメディアンの運営会社「宣伝会議」は60年以上の実績を持ちますが、その分古風な点には注意です。
もっとも、マスメディアン自体は働き方改革やワークライフバランスといった現代の働き方に対しての理解も高いので、問題はないでしょう。
ただし、紹介先企業とのコネが強い分、古風な会社の紹介先が多くなる可能性は考慮しておきましょう。
WEB・IT業界求人にはやや弱め
マスメディアンのデメリットは、WEB・IT業界の求人にはやや弱めということです。
弱めというよりは、広告・マスコミ業界寄りのWEB業務の範疇が多く、他の転職サービスと違ってIT・WEB系の会社の求人は少なめの傾向です。
つまるところ、WEB・IT系に疎い古風な会社からの求人が多くなるため、WEB系人材の年収相場や働き方に対してどこまで理解を得られるかがわかりにくいということです。
古風な広告・マスコミ・出版会社は、まだまだWEBマーケティングやIT技術に対しての理解力が乏しい傾向があるので、会社側に流されないように事前にしっかりと情報を集めておいたほうが無難です。
WEBデザイナー・WEB系のクリエイター向けの転職サービスは、大手・ベンチャーともにかなりの数あります。
選択肢はかなり広いので、マスメディアンだけでなく他のWEB・IT系の転職サービスを利用しておくほうが無難でしょう。
まとめ
以上のように、マスメディアンは華やかなイメージのある広告・マスコミ業界向けとしては、かなり地道かつ誠実に運営されている古風な転職サービスだとわかってきたことでしょう。
また、求人情報主体型の転職サービスとしては珍しく、紹介先企業とも強いコネやつながりもあるため、情報の質にも期待できますね。
マスメディアンの類似転職サービスは?
転職サービスは複数併用しておくことが鉄則です。
関連:転職エージェントは複数併用が鉄則!その理由と実際の活用の仕方をご紹介!
マスメディアンの場合は、広告・マスコミ業界特化の転職エージェントの競合がほとんどないので、WEB業界向けの転職サービスを併用しておくことをオススメします。
広告・WEB・マスコミ業界向けの転職エージェントであれば、ベンチャー企業の「シンアド」が少数精鋭のコンサルタント集団として実績があります。
「マイナビクリエイター」はIT・WEB求人が多いものの、出版・マスコミ業界の求人も少数取り扱っており、ポートフォリオの作成のサポートに強みを持ちます。
ゲーム業界専門であれば自社がゲーム会社でもある「シリコンスタジオエージェント」もオススメです。アートワークやデザイナー求人も多数取り扱っているので、ゲーム業界に興味があるなら使っておくといいでしょう。
マスメディアンの登録方法は?
最後にマスメディアンの登録方法をご紹介します。
登録を済まずとも求人情報は閲覧できますが、より良い求人や情報を得るためにも登録を済ませておくことを強く推奨します。
「転職支援サービスお申し込み」を押すと、登録手続きに進むことができます。
また登録して求人を見るだけで満足せずに、必ず面談に参加しておくことでより自分に合った優良求人を優先的に紹介してもらえるようになります。
面談に関する公式動画もありますので、参考にしてみてください。
他の転職サービス同様、マスメディアンは内定が決まるまで完全無料で利用できるので、気になった方はぜひ利用してみてください。