「いい加減な性格だけど向いてる仕事がわからない…」
そうお悩みの方に向けて、この記事では以下のようなことをご紹介して参ります。
- いい加減な性格な人の特徴
- いい加減な人に向いてる仕事
筆者自身、いい加減な性格で就職活動を途中で投げ出すダメ人間ですが、世の中はいい加減な人でもこなせる仕事がたくさんあります。
この記事で紹介する職業を参考にして、ぜひ自分に合った仕事を見つけ出してみてください!
いい加減な性格の人の特徴は?
いい加減な人には具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
いい加減なところがあるからと言ってくよくよせずに「自分のクズな部分やダメな部分とどう向き合うか?」が大事になってきます。
そういったことも踏まえながら、いい加減な人の特徴を抑えておきましょう。
最後までやり通せないで途中で投げ出してしまう
いい加減な人の特徴として、最後までやり通せないで途中で投げ出してしまうところがあります。
勉強にしても仕事にしても、責任を持って最後までやり通した経験が少ないため、どこかしら自信がないのです。
また、一度続かなくなるとそのまま飽きて放置してしまうところも、いい加減な人にありがちな特徴です。
何をするにしても中途半端
「何をやっても一番になることはできない…」
そんな中途半端でいい加減な性格の人も多いかと思います。
しかし、中途半端な性格を嘆く必要はありません。
人生とは、妥協を積み重ね、凡人でもチャンスを掴める状況に身を置くことです。
中途半端な性格の自分に悩んでいるなら、以下の記事を読んで自分に向いてる仕事を探し出してみましょう。
計画性がなく段取りを立てないで行動してしまう
計画性がなく段取りを立てずに行動してしまうのも、いい加減な人の特徴です。
前述の「最後までやり通せない」「何をするにしても中途半端」という性質も「ゴールを設定していないから」こそ起こるものなのです。
何らかの目的や目標を常日頃から意識しておらず、ノリや思いつきで行動しがちなため、無駄なことに時間を使ってしまったり、何かを達成した実感を持てないまま、生きることになります。
筆者自身、計画を立てたり段取りを立てるのが苦手で、その時々の気分で仕事してしまう部分もありました。
学生時代の進路選びも、社会人になってからの仕事選びも、しっかり計画せずに選んでしまうため、失敗が多いのもいい加減な人の特徴だと言えるかもしれません。
勘や感覚頼みで仕事している
いい加減な人は、勘や感覚頼みで仕事していることも少なくありません。
たまたま、良い職場に恵まれ活躍出来てしまった場合は、いい加減な人でも案外どうにかなってしまうものですが、それを誰かに伝えたり教えるとなると、今までの感覚頼みなやり方では通用しなくなります。
同様に、就職活動や転職活動においても、今まで自分が行ってきたことを面接で伝える必要が出てきます。
ですので、それまで努力してきたにも関わらず、感覚頼みで無計画に生きてきたため「自分がこれまでどのように努力してきたか?」が説明できずに、自分がダメ人間という感覚に陥るわけです。
興味・関心のあること以外は受け身で無気力
いい加減な人は、自分の興味・関心があること以外は受け身で無気力という特徴もあります。
そのため、就職活動時に企業研究や説明会の参加を避けたり、他人の生き方や考え方を聞いて、意外なところから自分に向いてる仕事を探す努力を避けてしまいがちなのです。
筆者自身、就職活動時は就職サイトに登録して、あとは送られて来る求人を眺めるだけで終わり…というほど受け身で無気力な人間でした。
欲望に流されがちで楽をしたがる
受け身で無気力ということは、目先の欲望に流されがちで怠惰になるということも意味します。
どれだけ興味・関心がないことだとしても、三大欲求に訴えかけてくるものには本能的に人間は食いついてしまうものです。
また、目先の面倒事を避けて、ついつい楽な方向に流されがちで、苦労する道を選べないのも、いい加減な人の特徴でなのではないでしょうか?
現実と向き合うのが苦手で逃げてばかり
現実と向き合うのが苦手で逃げてばかりなのも、いい加減な人の特徴です。
途中で投げ出したり、面倒事を避けてきたツケはいずれ支払わなければならない時が来るのですが、先延ばしし続け借金のように抱えてしまった面倒事に取りかかるのもだるくなってしまい、考えることも動くことも放棄してしまうのです。
ですが、その向き合いたくもない現実を一番わかっているのは、自分自身です。
無責任に仕事を辞めてしまった過去がある
何事も続かない、投げ出してしまうよう性質のため、無責任に仕事を辞めてしまった過去がある人も、いい加減な性格の人には少なくないと思います。
これもキャリアの計画や目標設定がなく、その場の気分やノリで生きてしまっているからこそ、後々辞めてしまったことに後悔や罪悪感が残り、ダメな自分に嫌になってしまうのです。
もし、仕事が長く続かないで悩まれている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連:仕事が続かない人が続く仕事を見つけるコツ。どうしても仕事が続かない場合に見直すべきこととは?
いい加減な人に向いてる仕事は?
ここからは、いい加減な人に向いてる仕事についてご紹介していきます。
いい加減な人に向いてると言える仕事は、以下の通りです。
- 営業職
- 販売店スタッフ
- 広告代理店スタッフ
- 広告企画制作会社スタッフ
- システムエンジニア
- 自動車製造工
- 食品製造工
- タクシードライバー
- 自衛官
- 警備員(ガードマン)
- 地方公務員
それぞれ、仕事内容や向いてる理由についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
営業職
いい加減な人に向いてる仕事No.1は、なんといっても営業職でしょう。
営業の仕事と言えば、身だしなみを整えてビジネスマナーをしっかりしなければならない印象がありますが、客先での営業さえしっかりしておけば後はダラダラしていてもOKな職場も多いため、いい加減な人には適性が非常に高い仕事だと言えます。
とくに「テストで及第点取るために一夜漬けでしか勉強しなかった」というタイプの人なら、要点さえ抑えて契約を取るだけでいい職場もあるので、要領良く手を抜ける人にとっては、営業職は天職だと言えます。
また、営業職には「その場を取り繕う能力」「ハッタリや詭弁をかます能力」も必要なので、いい加減で適当な人ほど、余計なことをごちゃごちゃ考えずにこなせる仕事だとも言えます。
逆に真面目過ぎるとノルマを気にし過ぎて勤まらない部分も出てくるので、いい加減な人は営業職という選択肢を前向きに考えておくといいでしょう。
大手小売店(接客業/店長職)
真面目系クズは大手小売が向いてますね。
「大手小売ってノルマやクレーム対応で忙しそう…」
「大手小売っていつも笑顔で真面目にしないといけないじゃん…」
こう思われている方もいるでしょうが、最近ではそうでもありません。
というのも、大手小売業界は二極化が激しく、弱小店舗はつぶされたり買収されまくってますよね。
つまり、上の大手小売ほど、店を置いておくだけで勝手に売れるんです。
もはや、自動販売機みたいなもんなんですね。
中のスタッフが真面目に働こうが、働かなかろうが、商品は売れますからね。
なので、ノルマ制のない・少ない業界を選べば、意外と楽です。
とくに土日・繁忙期と平日の落差が激しく、忙しい時期以外は暇なことも多いため、人が見ているところでだけ頑張る真面目系クズには向いてます。
たまにSV・エリアマネージャーなんかが視察に来ますが、視察に来るタイミングや点検箇所をチェックして対策しておけば、手が抜けます。
テストで点数取るのが得意だった人にはピッタリですね。
まさに「人が見ていないところでは徹底的に手を抜く」真面目系クズ向けの仕事でしょう。
上が「営業努力が~」「売上が~」など言ってきますが、立地や経済が売上の99%に影響するので、努力したところでそんなに変わりません。
いかに上司やお客様に不信感を抱かれず、上手く手を抜いて仕事するかが大事です。
システムエンジニア(カスタマエンジニア)
プログラム・IT知識や技術のある真面目系クズはSE(システムエンジニア)もおすすめです。
とくにカスタマエンジニアと呼ばれる、システムの保守・管理は真面目系クズ向けですね。
システムに不具合・トラブルがなければ、職場でネットサーフィンしててもOKな現場もありますからね。
保守・管理などのトラブル対応の仕事というのは「仕事がないことが理想」という状態になるわけですね。
犯罪の一切ない国での警察、戦争や災害の一切起きない自衛隊…というのを想像すればわかりやすいですね。
おすすめは、やはりIT・ネットサービスなど現場に出向くことの少ない職場ですね。
ネット上のシステム不具合ですと、わざわざ現場まで行く必要がないので、人の見ているところでは真面目にならないといけないですからね。
IT業界は成長中で人材育成の余裕もあり、20代前半ぐらいまでなら経験不問でもSEの募集はあるので、IT業界を目指す真面目系クズはシステムの保守・点検・管理の仕事を狙いましょう。
製造業(工場)
真面目系クズには、意外と製造業も向いてます。
「工場仕事というと延々と単純作業してそう…」
…と思われる方も多いでしょうが、それはバイトレベルの話です。
正社員・契約社員での雇用ですと、長期的視点で人材教育するので、実は扱いのいい業界もたくさんあります。
『製造業や工場勤務はブラックが多い?ホワイトな製造業・工場勤務の企業を見つけ出すコツとは?』という記事に詳しく書いていますが、競争の激しい業界と違い、製造業は穏やかで職人気質の求められる仕事です。真面目系クズの真面目な部分がしっかり発揮される仕事でもありますね。
とくに医薬品のように健康被害のないように検品・品質管理が求められる現場や、精密機器で誤差の許されない現場であれば、集中力=品質管理を徹底しているために、長時間同じ作業ということはまずないんです。まともな頭している会社なら、人間の集中力が8時間も持つわけ無いことはわかっていますからね。
逆に、薄利多売の商品、たとえば冷食などの工場は検品基準が甘く、人員も安くで使い潰して酷使しているため、しょっちゅう異物混入や食中毒の事件が発覚します。8時間ずっと立ちっぱなしだと、集中力も低下し、品質も落ちて当然です。
ですので、実は現場の実際の仕事で二極化の激しい業界が、製造業なんですね。
私にも製造業の友人がたくさんいますが、大手の工場や、金回りのいい業界の工場の人は安定した生活を送っている一方、安い商品の工場で働いている人は生活水準が低めですね。
業界選びを間違えなければ、製造業(工場勤務)は思っている以上に楽です。
検品・品質管理さえしっかりしておけば、見えないところで手を抜いてもいいので、真面目系クズ向けです。
逆に品質管理がガバガバな疲れきった業界は、常に集中力を働かせて作業する必要があるので、業界選びだけはしっかりしておきましょう。
ドライバー(タクシー/バス/トラックなど)
いい加減な人には、ドライバーの仕事も向いていると言えるでしょう。
ドライバーの仕事は運転免許(または大型免許)を取得しておけば、誰でも就ける仕事です。
その割には給料が高いことも多く、配送時間さえ守れば運転中は自由な会社もあります。
勤務中ずっと頭を使ったり、常に気を張っておかないといけないデスクワークと比べ、頭を使うことは少ないので、適当な性格の人でもこなしやすい仕事だと言えるでしょう。
自衛官
「自衛隊」の後方支援や事務などの雑事に関する仕事も、真面目系クズには向いていますね。
防衛大卒の士官候補生などはともかく、その他の雑事や後方支援的な職種については、メリハリの極み=真面目系クズの使い分けが必要になるわけですね。
だいたい、歴史的に見ても、兵隊は戦線に要る時以外はクズな生活していますからね。
ネットでの自衛隊のオタアピールネタもよく目にしますが、メリハリさえしっかりしておけば、そこまでステレオタイプな軍隊的な仕事じゃありませんからね。
あくまで自衛隊であって、兵隊ではないのですから。
警備員
いい加減な人には警備員の仕事も向いていると言えるでしょう。
匿名掲示板2chでも、警備員の仕事は「楽な仕事」と密かに有名だったりします。
おれ田舎で31の時から10年守衛やってるけど、本当に楽。ストレスないし、夜間好きなことやってられるし、眠くても昼間どれだけでも寝れるし。
守衛をやる上でネックになるのが1.安月給2.人間関係3.眠気・夜間起きてること。
1は独身ならなんの問題もない。結婚しているなら共働きは必須。トータルで年収500なら子供を私立学校にやらないことを前提に生活できる。
2は警備の場合、ありがちな石頭やへんちくりんな人間の巣窟でから、ほぼこれをクリアすれば居心地は良い筈。
3は仮眠と明けの時間帯に寝れる癖を付ければいい。人間環境に慣れるものだから1ヶ月で派遣先でサイクルを掴めれば、むしろ昼間働いてる人間より寝不足にならない←これ本当。
科学的に睡眠は1週間のトータルの時間で考えればいいらしい。昼間起きて仕事するよりも夜間2~3時間寝て、あと好きなことやって昼間は寝まくれば逆に寿命は延びる。※守衛~建築物などの警備をし、人の出入りを監視する職務の人。
公務員
以外に思われる方もいらっしゃるでしょうが、公務員もいい加減な人には向いていると言えます。
公務員の仕事は真面目な印象がありますが、現場で対応できる問題はそこまで多くないので、むしろ適当に住民をはぐらかしたり眺める能力が必要となります。
そのため、適度にいい加減さのある人にとっては、意外と適性が高いのです。
ただし、公務員として働くには国家資格の取得が必須な上に、年齢制限もあり、なおかつ転職市場ではツブシが利きにくい点には注意。
公務員を目指すのであれば、相応の計画性を持って臨むべきでしょう。
まとめ:いい加減な人にも向いてる仕事はたくさんある!
今回ご紹介したように、いい加減な人にも向いてる仕事はたくさんあります。
また、誰もがいい加減な部分を持っていて、会社で働くことで規則正しい生活が送れるようになったり、しっかりした性格になっていく部分もあるので、あまり気にしすぎるのもよくないでしょう。
今まで、どれだけクズでダメな生活をしてきたとして、仕事を通して人は変わって成長していくことができます。
そういったことも踏まえながら、自分に合った仕事を見つけ出してみてください。
いい加減な人に向いている仕事が見つかる転職サービス
最後にいい加減な人に向いている仕事を見つけ出すために、使っておくべきオススメの転職サービスについて紹介していきます。
ここで紹介するサービスは完全無料で使えるものも多く(※キャリアコーチングサービスのみ有料)、登録しておくと非公開求人の紹介もしてもらえるため、自分に向いてる仕事を見つける上では必ず使っておきたいです。
また、いずれも使いこなせば心強い転職ツールではありますが、自分のキャリア段階や要望に合わせて向き・不向きが変わってくるので、いくつかのサービスを併用して活用することも重要です。
それぞれのサービスの特徴も紹介しているので、自分に合ったものを選んでご活用ください。