マイナビエージェントの特徴と強みを徹底解説!20代~30代の若手・IT・WEB系勤務にオススメ!

今回は「マイナビエージェント」の特徴や傾向について徹底的に解説していきます。

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「マイナビ」は国内でも知名度が高い企業です。

しかし、実は未上場・転職業者としての歴史はまだ浅いベンチャー企業という側面もあわせ持ちます。そんな「マイナビ」ですが、近年はエージェント部門に非常に力を入れており、国内でももっとも熱量のある転職エージェントとして注目されています。

そして、マイナビエージェントで注目したいのは20代~30代の若手をメインターゲットにしており、その上でIT・WEB系の求人に強みを持つところです。

その上で総合求人サイトとしての実績もあってか、対応業種や職種もかなり広めに扱っており、情報量だけで見れば「リクルートエージェント」や国内第二位のパーソルグループの手がける「doda」にも負けていません。

マイナビは組織規模や業績はリクルートやパーソルには及びませんが、それを覆すほどの熱量や勢いのある転職エージェントだと言えます。

今回はそんな勢いのあるマイナビエージェントについて、徹底解説していきましょう。

「マイナビ」はベンチャー気質の強い会社

マイナビエージェントを利用する際に知っておきたいのは、マイナビは知名度の高さの割にベンチャー気質の強い勢いのある転職業者だと言うことです。

転職業者に限らず、企業のサービスは大きな組織になればなるほど、対応が雑になりやすいという性質を持っています。これは社内マニュアルや連絡体系が良くも悪くも機械的になり、融通が利かなくなるためですね。

しかし、マイナビはブランド力はある一方、転職業者としてはまだまだ中堅以下のベンチャー企業であるため、実は熱量や人柄重視の転職業者だと言えるんです。

転職業者としては”ベンチャー”

マイナビは未上場+売上高約1000億円と、転職業界全体で見ればまだまだ小規模の転職業者です。総合転職情報サイトを手がけている「リクルート」「パーソル(dodaなど)」と比べても、まだまだ弱小のサービスだと言えます。

・転職業者(人材サービス)の売上高

リクルートHD…1兆8399億円
パーソルHD…5919億円
パソナグループ…2803億円
マイナビ…1097億円
エン・ジャパン…317億円

出典:「会社四季報」業界地図 2018年版

マイナビの強みは”情報量”と”広告力”

しかし、マイナビは未上場企業にもかかわらず、知名度は比較的高くその上で情報量も圧倒的です。

その背景にあるのが”情報量”と”広告力”でしょう。

とくにネット媒体での転職情報の発信はリクルートにすら引けをとりません。

ですので、最近の若い方は「リクルートと同じぐらいマイナビは有名だ」と思い込んでいる方も少なくないことかと思います。

だとすれば、実はそれはマイナビの思惑通りでもあるんです。

マイナビは、

  • ネット情報媒体が主流
  • 20代~30代のデジタルネイティブ世代向けの転職サービス

…という具体的な戦略方針があり、サービス内容も若手向けに寄っているんです。

ですので、マイナビエージェントを利用する際に20代~30代の方は、前向きに「マイナビの戦略に乗せられている!」と考えて使っておくといいでしょう。

マイナビはエージェント部門に力を入れている!

マイナビエージェントはベンチャー気質もあり、業務範囲の拡大がスピーディーな傾向があります。

そのため、近年では転職エージェント部門に非常に力を入れており、急成長中です。

マイナビエージェント登場以来の推移を見ても、すでに以下の対応をとっており、非常にスピーディーで精力的なエージェント事業展開を行っています。

  • エージェントサイトの大幅リニューアル(情報量増加)
  • 事業所の拡大(全国展開中)

正直なところで言えば「リクルートグループ」や「パーソルグループ」のビジネスモデルの後追いではあるのですが、国内でまだまだ中堅クラスのマイナビがここまでエージェント部門に力を入れているということは、それだけ転職サービスに対して熱量がある証拠だと言えます。

また、マイナビは専門職に向けての特化型エージェントも設立しており、非常に対応力の高い会社であることが伺えます。

・マイナビの運営するエージェント部門

  • マイナビEXECUTIVE AGENT
  • マイナビ会計士
  • マイナビ税理士
  • マイナビ顧問紹介
  • マイナビ看護師
  • マイナビ薬剤師
  • マイナビ保育士
  • マイナビコメディカル
  • マイナビDOCTOR
  • マイナビクリエイター(子会社運営)

「マイナビエージェント」に登録しておけば、自身の経歴に合わせて上記のエージェントを紹介してもらえる場合もあり、高いマッチング精度が期待できると言えます。

転職者ニーズに応え、スピーディーに対応できるフットワークの軽さと、ネット情報を駆使した展開力は、ベンチャーならではの強みだと言えるでしょう。

キャリアアドバイザーが”業界出身者”ばかり

マイナビがエージェント部門に力を入れている根拠は、キャリアアドバイザーとして業界経験者を積極的にヘッドハンティングしているという点でしょう。

しかもマイナビエージェントは歴史が浅く、ここ数年内に業界で働いていた経験のある「フレッシュな経験のあるキャリアアドバイザー」が集結しています。ですので、必然的に「キャリアアドバイザー自身が転職経験者である」という強みを持つことになります。

転職エージェント制・キャリアアドバイザーの欠点として「業界経験がないキャリアアドバイザーに相談する可能性もある」という問題があり、これはミスマッチの原因にもなります。

とくにマイナビエージェントの強みである「IT・エンジニア系」は、業界の動向も目まぐるしく、10年前の業界知識は通用しないこともありえます。

そういったリスクを踏まえた上でも、直近の業界経験のあるキャリアアドバイザーが多数集結しているマイナビエージェントは、より具体的な業界の事情が得られる転職エージェントだと言えますね。

若手による若手のための転職エージェント!

マイナビは近年急成長してきた転職業者であり、顧客の年齢層も「20~30代」とハッキリしています。

これはマイナビ社の方針として「就活生に”マイナビブランド”を認知してもらい、転職時にもマイナビを利用してもらう」という明確なマーケティングプランあってのものと推察できます。また、マイナビ社の最大の特徴として「ネット情報に強い」という面もあり、ネット世代向けの転職業者としてはリクルートに並ぶほどの知名度の高さを誇ります。

マイナビエージェント内の情報を見てみても「20代・30代の若手向け」というターゲッティングがハッキリしており、その上キャリアアドバイザーも同年齢層の若手が集結しています。

ぶっちゃけた話、とくに理由もなく「20代~30代向け!」と言っている転職エージェントも少なくはないのですが、マイナビエージェントはしっかりとした運営方針があるため、間違いなく20代・30代の若手向けの転職エージェントだと言ってもいいでしょう。

とくにエージェント制では「年齢層による働き方の価値観の違い」も起こり得る問題です。

その点、明確に「20代・30代向け」とターゲッティングのしっかりしているマイナビエージェントは、話の食い違いも起こりにくいと言えるでしょう。

IT・WEB・エンジニア職の紹介に強みを持つ!

マイナビエージェントはとくにIT・メーカー系の紹介に強みを持ちます。

元々20代~30代向け+ネット広告主体のベンチャー気質ということもあり、IT・WEB系へのコネは非常に強いと言えます。

メーカー系転職にも強いですが、これは競合となる「メイテックネクスト」には歴史があるので、ベンチャー気質のマイナビエージェントと提案を比較しておくといいでしょう。

マイナビエージェントのデメリットは?

このように、ブランド力と成長性のあるマイナビエージェントですが、ベンチャーならではのデメリットもあります。利用する際にはあらかじめ知っておくといいでしょう。

マイナビ自体の歴史がまだ浅い

マイナビブランドが発足したのは2007年のことであり、その歴史はまだ10年足らずしかありません。大手のリクルートやパーソルグループ、あるいは細く長く続いているメイテックグループやパソナなどとは違い、あくまでベンチャー気質で成長中の転職業者であることは知っておく必要があるでしょう。

・マイナビの歴史が浅いことで起こり得るデメリット

  • 転職ノウハウの歴史が浅い
  • キャリアアドバイザーの提案力に疑問が残る
  • 老舗企業や大手企業とのコネが弱め

前述の業種別求人率を見ればわかりますが、IT・WEB系に強い一方で、古風な業界や企業への紹介には弱い傾向があります。

紹介先大企業にしても「メーカー」「IT・ゲーム会社」などが多く、逆に文系職の「商社」「販売会社」などは弱い傾向です。

キャリアアドバイザーが”業界出身者”中心というデメリット

マイナビエージェントは、キャリアアドバイザーが業界経験ありの若手が多いというメリットがある一方、それゆえのデメリットも考えておかなければなりません。

業界経験者としては具体的な提案をもらえるでしょうが、キャリアアドバイザーとしての的確な提案をもらえるかどうかには不安が残るということです。

良くも悪くも、業界経験がある故に熱量がこもり、冷静な提案を得られにくくなる可能性があるのです。しかも、マイナビエージェント自体の歴史が浅いため、転職ノウハウやデータに関しての実績もそこまで多くないことが想定されます。

ですので、良くも悪くもキャリアアドバイザーの人柄や提案力、そして相性が非常に大事になってくるわけです。

ただし、これについては大手転職エージェントほど事務的な対応をしてくるリスクも踏まえると、一概にデメリットとも言い切れません。

また、私個人的な考えで言えば、自身の考えや提案力のない事務的なキャリアアドバイザーなんて相談する価値もないと思っています。なぜなら、統計データからマニュアル通りに転職を提案するなんて、アルバイトや機械でもできるからです。

そういった意味でも、ベンチャー気質で業界経験者の集まるマイナビエージェントは、個性的で人情味あふれる提案を受けられる可能性は大きいでしょう。

外資系への転職に弱い

マイナビエージェントは求人量や取り扱い職種・業種は広い中で、外資系企業への紹介には力を入れていないという欠点があります。

ですので、外資系企業への転職を目指すのであればグローバル部門のある「リクルートエージェント」か外資系企業運営の「アデコ(Spring転職)」、さらに年収500万円以上のキャリア層は「JACリクルートメント」を利用しておきましょう。

マイナビのネット情報はやや”ゴシップ寄り”

これはマイナビエージェントは直接関係ありませんが、念の為。

マイナビは毎日新聞の関連会社として設立された経緯もあり、ネット情報媒体としてはややゴシップ寄りという性質を持ちます。

たとえばマイナビが運営するネットメディア「マイナビウーマン」は、完全にゴシップネタ好きな女性向けのメディアであり、見る人によっては「くだらない」「んなわけねえだろ」という見当違いの情報が掲載されていたりします。

また、就職・転職マナーやノウハウも実態とはかけ離れた情報を掲載しているメディアもあり、マイナビのネット情報をうのみにするのは危険です。

そのため、ネット情報に精通した方はマイナビにいいイメージを持っていない方もいることでしょう。

ただし、マイナビブランドの中でもネットメディアとエージェント部門は別であることは、覚えておくべきでしょう。とくにエージェント部門に掲載されている転職ノウハウは誠実な印象なものが多く、メディア事業と転職業者とは別物として考える必要があります。

このあたりは、ベンチャー企業として「企業イメージや方針がまだ固まっていない」と考えておくといいでしょう。

熱量・人柄重視の転職ならマイナビエージェント!

総評で言えば、ベンチャー気質の強い転職業者として、マイナビエージェントはもっとも熱いエージェントだと言えますね。

・マイナビエージェントの特徴と強みまとめ

  • 「マイナビ」は知名度の割にまだまだ発展途上のベンチャー企業
  • ベンチャー企業としてユーザーニーズに答える努力に励んでいる
    • 業界経験のあるキャリアアドバイザーのヘッドハンティング
    • ネットでの転職情報の公開に精力的
    • エージェント部門を細分化し他転職業者と差別化
  • 毎日新聞社の関連会社・IT企業という側面もあり”情報力”には強い

とくにマイナビエージェントのメインターゲットとなる「20代~30代の理系職」に関しては、必ず利用しておきたい転職エージェントだと言えるでしょう。また、マイナビエージェントはベンチャー気質も強いため、大手の事務的な対応や保守的な提案にしっくり来ない方も、試しにマイナビエージェントを活用してみるといいでしょう。

マイナビエージェントと併用しておきたい転職エージェントは?

マイナビエージェントは熱量や勢いがあって若手向けですが、ブランド力や勢い重視過ぎて、やや提案力には疑問が残る部分もあります。

ですので、運営実績のある大手の「doda」「リクルートエージェント」は併用しておくと間違いないでしょう。単純な情報量や求人数はマイナビエージェントより上ですので、利用しておいて損はないでしょう。

また、提案力や対応の丁寧さに期待するのであれば、IT系やエンジニア系企業の中でもとくに社会事業との結びつきの強い「パソナキャリア」も候補に上がります。また、外資系で広く業種・職種に対応している「アデコ(Spring転職エージェント)」も利用しておきましょう。

製造系ものづくりエンジニアであれば「メイテックネクスト」も鉄板ですので、より専門的な相談がしたいなら使っておくべきです。

マイナビエージェントは情報力や勢いがある分、冷静さや経験値には疑問が残るところもあるので、他の歴史と実績のあるエージェントを併用しておくことで、エージェント側に流されない客観的な判断が可能となります。

マイナビエージェントの利用方法は?

マイナビエージェント利用の際に抑えておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 登録から利用まで完全無料
  • 登録の際に職務経歴書必須(ファイルアップロードorフォームから入力)
  • 面談拠点:札幌、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡

職務経歴書のアップロードorフォーム入力に時間がかかりますが、その分マッチング精度の高い提案・相性のいい担当者に相談できる可能性が高まります。

以上の点だけ抑えておけば、スマホ・PCからでもすぐに登録でき、順次面談のスケジュールに関する問い合わせが来ますので、興味のある方は今のうちに登録しておきましょう。

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