マイナビクリエイターの特徴と強みを徹底解説!クリエイター向けの総合転職サービスとしては利用しておく価値あり!

個人的に注目している転職サービス「マイナビクリエイター」ですが、2016年と最近のサービスのせいか、公式サイト内の情報がわかりにくかったり、ネットの評判・解説が不足していて、まだまだ知れ渡っていないどころか、本来利用すべき人が利用を戸惑っている印象もあります。

マイナビの転職サービス全般に言えますが、公式サイト内の情報が充実しているため、登録してしまってから公式サイトを見るのが手っ取り早いです。それでもわからないことがあれば、さっさと面談に行ってプロから話を聞くほうがスムーズですね。

…とは言え、マイナビ自体が若手の初心者向け転職サービスであり、とくにクリエイターは制作に夢中で自己アピールが苦手な方も多い傾向があるので、マイナビクリエイターに興味を持って公式サイトを読んでみても、今ひとつサービス概要を理解できない方も多いかと思います。

むしろ、読めば読むほど「自分は登録しても大丈夫なんだろうか?」と不安になる記事も多いですよね。

ちなみに、当サイトの管理人もマイナビのちんぷんかんぷんな就職ノウハウに心折られ、挫折した経緯を持ちます。

ですので、この記事では現在のリアルな転職事情をまじえながら、マイナビクリエイターについて解説していきます。

マイナビクリエイターの特徴と強みは?

マイナビクリエイターは一言で言えば「クリエイター向けの総合転職サービス」と言う感じで”広く浅く”です。

そのためか、やや利用対象者がわかりにくい印象は拭えませんね。

マイナビクリエイターは「転職エージェント」と呼ばれる、キャリアアドバイザーの力を借りて転職活動を進めていくタイプの転職サービスです。

転職エージェント制のメリットを解説していくと、ざっくり以下の通り。

  • 求人探しをキャリアアドバイザーが担当してくれる
  • 履歴書・職務経歴書の添削指導をしてくれる(クリエイターならポートフォリオも)
  • 「やりたいことがわからない」「今の仕事を続けるべき迷っている」と言ったカウンセリングも行ってくれる
  • 内定後の手続きやアフターフォローも行ってくれる

→転職エージェント制の解説はこちらの記事で

一方で求人情報や充実した転職ノウハウも閲覧できるため、転職サービス事情にあまり詳しくないと、普通の転職求人サイトと勘違いしてしまうところもあります。

このあたりは、総合転職サービス「doda」に似た性質を持ちますが、やや初見殺しの感が拭えませんね。

つまり、マイナビクリエイターは「キャリアアドバイザーに相談して転職を進める」「自分で求人を探して応募する」の両者に対応しているタイプの転職サービスなわけです。

良く言えば選択肢が広め、悪く言えば中途半端と言えますね。

これについては、マイナビクリエイター公式サイト内でしっかりと意図が言及されています。

転職支援サービスと求人情報サイトとの明確な違いは、「キャリアアドバイザーと転職活動を行うか」「独自で転職活動を行うか」です。

もちろんこの二つの方法には、どちらにもメリットがあります。

初めての転職で、「転職とはどのようなものか知りたい」「企業がどのような人材を求めているか知った上で応募したい」「在職中のため自分でじっくり求人を選定する時間がない」などの場合であれば、転職支援サービスを利用し、キャリアアドバイザーと共に企業に応募した方が効率的です。

逆に、すでに転職ノウハウを熟知し、ご自身で最適な求人を探せるのであれば、求人情報サイトを利用し、自分のペースで自分に最適だと思う企業に直接応募した方が効率的です。

マイナビクリエイターは、前者の転職支援サービスですが、私たちマイナビグループは、就職、転職、人材派遣などの人材サービスを総合的に提供しています。求人情報の収集はマイナビ転職を活用し、転職ノウハウの習得はマイナビクリエイターを利用、そして企業への応募はどちらからも行う、などと、ご自身に合った活用方法で転職活動をするのも良いでしょう。

ハッキリ言って、転職活動のことをまったく知らない初心者がこの文章を読んで、正しく理解できるかはやや疑問が残りますね。

この紹介文で転職サービスの意図がわからない方は、自己分析不十分で就職・転職の基本的な心構えやノウハウが不十分なわけです。

転職初心者はそもそも「キャリアカウンセリングの重要性」「転職活動はアドバイザーの力を借りた方がスムーズ」ということを知らない方も多いので、その点ではかなり不親切な説明です。

関連:キャリアカウンセリングの必要性について徹底解説!転職で第三者に力を借りる意外なメリットとは?

ですので、転職活動が初めてのクリエイター職の方は、マイナビクリエイターに登録してキャリアアドバイザーからアドバイスをもらっていく方がスムーズに転職活動が進むと言えるわけです。

一方で自分自身でガンガン転職先にアピールできる人は、求人情報だけ参考にする使い方も可能なわけですね。

就活生や未経験者のサポートも行っている

マイナビクリエイターは「転職サービス」として紹介されていますが、実際は学生や未経験者の利用も受け付けています

本日、10月5日より、新卒学生、既卒のクリエイター向け就職支援サービスを開始いたしました。

未来を担う若手クリエイターの活躍を支援し、個別カウンセリングや志望動機の明確化、ポートフォリオの作成講座など、様々なサポートを実施いきます。今後とも、さらなるサービスの充実を図るとともに、安心してご利用いただけるサービスを目指して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

就活生はともかく、卒業後3年以内(既卒)であれば支援が受けられるので、積極的に利用しておくといいでしょう。

関連:マイナビクリエイターは新卒・既卒・在学中の生徒でも使える。他の学生と差をつけたいなら使わない手はない

ポートフォリオ作成のサポートに強み

マイナビクリエイターの強みと言えば、クリエイター転職で必須の「ポートフォリオ」の支援が受けられることでしょう。

ポートフォリオ作成について相談するためだけでも、マイナビクリエイターを利用するべき価値はあります。

よく、就職活動や転職活動で1人で悩んでポートフォリオ・職務経歴書作成に時間をかける方もいますが、こればかりは企業ウケのいいポートフォリオの作り方を知っているプロから素直にアドバイスをもらった方が何倍もスムーズに進むでしょう。

正直、ネットの職務経歴書・ポートフォリオ作成ノウハウは、各公式サイトで言っていることがバラバラなので、誰かと相談して仕上げていくほうが間違いないです。

また、マイナビクリエイターは効率のよいポートフォリオ作成について取り組んでおり「MATCHBOX」というサービスを用意しています。

この「MATCHBOX」を使っておけば、マイナビクリエイターや紹介先企業にも自分の作品をスムーズにプレゼンできるようになるので、非常に効率的です。

ポートフォリオ作成がまだの方でも転職を考えているのであれば、マイナビクリエイターで相談しつつポートフォリオの完成度を高めておくこともできるので、早めに利用しておくに越したことはないでしょう。

求人数が多い

マイナビクリエイター最大の強みと言えるのが求人数の多さでしょう。

もともと、マイナビ自体がWEB・ITに強い20代・30代向けの転職業者なので、求人数自体はリクルートにも負けないレベルです。

しかも、クリエイター向けに「制作環境・職種・使用ソフト」と言った分類から検索できるので、自分の能力を活かした求人が探しやすいメリットがあります。

有名企業とのコネに期待できる

大手転職サービスで注目したいのが、有名企業とのコネクションなのですが、マイナビクリエイターはとくにIT・WEB・ゲーム系の最大手とコネがあります。

求人情報だけでなく、セミナーで有名企業の経営者やクリエイターと交流するチャンスも定期的にあるので、人脈を広げるチャンスも得られます。

ただし、マイナビクリエイター自体が求人情報主体の会社なため、コネクションの強さや深さにはやや疑問が残る面は否めません。

求人情報を得たりセミナーを開催する力があるのは間違いないですが、そこからチャンスを得られるかどうかは利用者のポテンシャルや営業力次第なので、期待し過ぎは禁物ですね。

ゲーム業界の転職であれば、自身がゲーム会社でもある「シリコンスタジオエージェント」がよりゲーム業界とのつながりが強めなので、使い分けておくといいでしょう。

ベンチャー系のIT・WEB求人も多数揃えている

マイナビクリエイターはIT・WEB系求人に強みを持つので、ベンチャー・中小企業の案件も多数扱っています。

ただし、これについてはベンチャー・中小企業のIT・WEB系の人材マッチングサービスはかなりの数存在するので、マイナビクリエイターの場合は「広く浅く」で使っておくほうがいいでしょう。

マイナビクリエイターのデメリットは?

マイナビクリエイターは良くも悪くも「広く浅く」という特徴があるので、細かいニーズは拾えないことが予測されませす。

ですので、デメリットはあらかじめ抑えた上で使っておくと間違いないでしょう。

運営実績が短いのでアドバイザーの経験値に不安が残る

総合求人型のマイナビは求人情報主体のエージェントですので、アドバイザーの転職先に対する理解度にはやや不安が残ります。求人情報や紹介先企業の聞き込みを基にビジネス展開しているので、現場の声を反映しにくいという課題があるわけです。

マイナビエージェント」でも説明している通り、マイナビはベンチャー気質で近年エージェント制を急展開している会社なので、熱量や人柄には期待できる反面、アドバイザーの経験値には疑問が残るところがあります。

とくにマイナビクリエイターでは、キャリアアドバイザーのクリエイティブ関連業界での実務経験が公開されていないところは、かなり不安が残ります。

キャリアアドバイザーのメッセージも言っていることがかなり曖昧なので、不安が残ります。

ネットのプロフィールでアドバイザーのことを判断するのは安易ですが、他の転職エージェントなどと比べると、専門性や具体性に欠け、アドバイザーの経験が見えてこない印象は拭えません。

この事情から鑑みるに「リクルートエージェント」や「doda」のような大手人材サービス同様、求人情報から分析・提案する傾向が強めと予想されます。

ですので、とくにキャリアアップ転職が目的で利用される方は「担当者がどこまで紹介先企業にコネや影響力を持っているのか?」はよく見極めておいたほうがいいでしょう。

大手求人サイト系の転職エージェントは、求人情報だけを棒読みしてくるアドバイザーもいるので、やや疑いの目で見たほうが間違いないです。

最悪、マイナビクリエイターでは求人も多数掲載されているので、こちらから応募したい求人を探し出してアピールしていくことも可能なので、担当者に依存しすぎないことも大切です。これはマイナビクリエイターに限らず、すべてのエージェント制に言えることですので気をつけておきましょう。

公式サイト内の情報がわかりにくいor過剰表現過ぎる

マイナビクリエイターのデメリットですが、公式サイト内に転職ノウハウが充実しているものの、何を伝えたいのかわかりにくい記事や文章が目立つことです。

マイナビはIT・WEB寄りでネット情報の発信に精力的ですが、中には「マイナビウーマン」などネットスラング寄りの情報サイトもあります。

また、マイナビ全体で就活マナーや面接ノウハウなどの実態とかけ離れた過剰表現な記事が目立ち、真に受け受けると返って転職で自信を失くしてしまうようなものも多いです。

これはWEBライターなどに記事制作を委託していてしっかり校閲をしていないなど、社内方針がまだまだ整っていない側面もあるのだと考えられます。

ぶっちゃけた話、マイナビの中のアドバイザーも「そんなマナーやノウハウは知らない」みたいな事態も考えられるので、サイト内のノウハウやマナーは参考にしすぎない方がいいでしょう。

サポート対象が東京(関東圏)

マイナビクリエイターのデメリットは、求人が関東圏に集中している上に、面談場所も都内の一箇所限定だというところです。

これはクリエイティブ系の主要な企業が東京近辺に集中する以上は仕方ないでしょう。

ただし、登録自体は全国からも可能な上に、場合によってはメール・電話・スカイプなどの面談も受け付けているようです。

Q.地方在住ですが、マイナビクリエイターのサービスを利用できますか?
A.もちろん登録可能です。何かしらのご都合により来社が困難なケース、また、地方や海外などの遠方からご登録をされるケースも最近では増えています。その場合は、メールや電話での登録やスカイプなどのインターネット電話を利用しての登録という形になりますが、実際に来社いただいた方と同様、求人紹介などのサービスを行っています。

出典:マイナビクリエイター|よくある質問

マイナビクリエイターは求人情報もかなり豊富でサイトから応募もできるので、面談に行けない方でもとりあえず登録しておく価値はあると言えるでしょう。

派遣・契約社員の求人もあり

マイナビクリエイターは総合型の転職サービスなので、派遣や契約社員の求人も混ざっている点もデメリットです。

もっとも、クリエイター職は派遣・契約形態も多めの業界ですので、選択肢を広げる点ではメリットともなりえます。

ゲーム業界転職エージェントの「シリコンスタジオエージェント」も派遣社員の求人を多数取り扱っていますので、マイナビクリエイターだけの傾向でない点は知っておくべきです。

まとめ

こうしてまとめてみると、マイナビクリエイターは公式サイトの説明が不足しすぎていて、イマイチわかりにくいサービスになっている印象は拭えません。

2016年の新興サービスであり、マイナビ自体がベンチャー気質の成長中企業なので、サイト情報もかなり荒削りな部分はあります。

マイナビクリエイターに限らず、多くの転職サービスでは「まずは相談者と会って話を進めていく」という考えが当たり前なので、ネット情報は不親切なところもあります。

ですが、マイナビクリエイターは他の転職サイトと比べてみても、かなり緩めの基準で利用でき「クリエイターなら誰でも登録OK!」という感じです。

ぶっちゃけ、マイナビクリエイター自体がWEB集客やサイト掲載情報に関してはまだまだ未成熟ですので、あまりサイト情報をアテにせずにキャリアアドバイザーの提案やアドバイス、求人情報だけを目当てに使うのがかしこい使い方でしょう。

また、マイナビ自体が求人情報主体の転職サービスで、とくにマイナビクリエイターは全体的に曖昧な情報が多い傾向が目立つので、より詳しい転職情報に期待するのであれば他のエージェントも併用しておくべきでしょう。

逆に転職初心者や学生・既卒であれば、転職活動について知っておいたり、ポートフォリオの完成度を高めるために利用しておく価値ありです。

広く浅く誰でも利用しやすい分、質や深さにはやや欠けているという点で、求人主体型のマイナビらしいサービスだと言えるでしょう。

マイナビクリエイターの類似転職サービスは?

転職サービスは複数併用しておいた方が各社の提案や求人を冷静に判断できますので、マイナビクリエイターの類似・競合転職サービスを紹介しておきます。

IT・WEB・ゲーム業界特化型のエージェントで言えば「Geekly」は競合他社として、完全に被っています。Geeklyはビジネスライクな方針なので、マイナビクリエイターと比べて効率・年収重視です。

ゲーム業界専門であれば「シリコンスタジオエージェント」がかなりオススメです。ゲーム会社が運営するエージェントですので、ゲーム業界への理解度やコネはかなり強いです。

デザイナーであれば「マスメディアン」もありますが、こちらは広告業界・マスコミ業界寄りなので、WEB・IT業界の求人は弱めですね。

さらにベンチャー系エージェントも挙げだすと、選択肢はかなり広く、IT・WEB系はかなり情報過多ですので、求人数の多いマイナビクリエイターで求人傾向を絞っておくと後の転職サービス選びもスムーズに進みそうです。

マイナビクリエイターの登録方法

最後にマイナビクリエイターの登録方法をご紹介しておきます。

まずはマイナビクリエイター公式サイトにアクセスして、手順通りに情報を入力しておきましょう。

転職サービス全般に言えますが、必死項目以外も出来る限り詳しく入力しておくと、面談に呼ばれたり、優良求人を優先的に紹介してもらえる確率が上がります

逆に言えば、必須項目しか記入せずに面談にも参加しない消極的な人も多いということです。

最悪なのが求人サイトだけ見て応募もしない・面談も行かないというタイプで、これはマイナビクリエイター限らず多くの転職サービスで一切サポートを受けられない登録者の典型例です。

せっかく登録するのであれば、チャンスを広げるためにもしっかりと記入しておき、出来ればアクションを起こしましょう。

また、ポートフォリオについても、出来る限り早い段階で作品をアップしておけば、アドバイザーの目にも止まりやすくなり、優先的にサポートしてもらいやすくなります。

マイナビクリエイターは新興サービスで、キャリアアドバイザーの対応が追いつかない自体も十分ありえるので、登録するだけで満足せずに「優先的にアプローチしてもらえる工夫」もしておくといいでしょう。

マイナビクリエイターは完全無料で利用でき、クリエイターにとって間違いなくプラスになる情報が得られるサービスですので、気になるなら必ず使っておくといいでしょう。