内向的な人にとって、この世にはコミュニケーション能力や人当たりの良さが求められる仕事が多いと感じ、自分の適性が活かせる仕事が少ないと悩んでいるかもしれません。
ですが、世の中には内向的な人の持つ強みを活かせる仕事はたくさんあります。とくに最近では、コロナウイルスの影響によりテレワーク導入会社も増えたため、内向的な人の活躍機会も増えてきているはずです。
そこで当記事では、内向的な人に向いてるかもしれない適職の数々をご紹介した上で、実際に向いてる仕事を見つけ出すためのコツや方法まで合わせてご紹介していきます。
内向的な人の特徴【弱みや短所、欠点】
内向的な人はどんな特徴を持っているのか、彼らの弱みや短所、欠点について解説します。これらの特徴が仕事や人間関係にどのように影響するのかを知って、対応の方法を考える手助けになれば幸いです。
関心が内的になりやすく外界への興味が乏しくなる
内向的な人は自分の心の中や思考に集中する傾向が強く、外界に目を向けることが少ないことがある。
新しい情報や変化に気づきにくくなる。
チームでの情報共有や議論に積極的に参加しづらい。
周囲の状況変化に対する対応が遅れることがある。
→ この短所で他人に思われること:「あの人は情報に疎い」「新しいことに興味がないのか」と誤解される。
控えめになることで能力を過小評価されたり機会が得られないことがある
内向的な人は自己アピールを控えめにすることが多いため、その能力を正しく評価されにくい。
昇進やプロジェクトリーダーへの任命の機会を逃すことがある。
実力を発揮するチャンスを得ることが少なくなる。
他の同僚や上司からの評価が低くなる可能性がある。
→ この短所で他人に思われること:「あの人は自分に自信がないのか」「積極的じゃない」と評価される。
初対面の相手と打ち解けることが困難
内向的な人は新しい人とのコミュニケーションを控えることが多く、その結果、人間関係の構築が難しくなることがある。
ネットワーキングの機会を逃すことがある。
新しい人との協力関係を築くスピードが遅れることがある。
仕事上のコラボレーションや提案を受け入れられないことがある。
→ この短所で他人に思われること:「あの人は人見知りしている」「他人と関わるのが苦手」と思われる。
対人関係で強いストレスや疲労感を感じる
内向的な人は人間関係の中でのストレスを感じやすい。
長時間のミーティングやイベント後、極度の疲労を感じることがある。
人間関係のトラブルに巻き込まれやすい。
継続的なコミュニケーションを求められる仕事が困難と感じることがある。
→ この短所で他人に思われること:「あの人は人間関係が難しい」と感じられる。
外向的な人への強い偏見や忌避感を持っている場合がある
内向的な人は外向的な人に対して、誤解や偏見を持っていることがある。
チーム内の外向的なメンバーとの摩擦が起こりやすい。
外向的な人の意見や行動を過小評価することがある。
コミュニケーションのスタイルの違いから、協力関係の構築が難しくなることがある。
→ この短所で他人に思われること:「あの人は偏見が強い」「協調性がない」と感じられる。
この項目のまとめ
以上のような欠点を抱えていると、仕事でもプライベートでも上手く行かず、生きづらさを感じることが多いかもしれません。
もし、自分の弱みや欠点が理由で仕事で活躍できていないと感じているなら、リクナビNEXTのグッドポイント診断を受けてみることをオススメします。

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内向的な人の特徴【強みや長所】
内向的な人は、社交的でないと思われがちですが、実は仕事で発揮できる潜在的な能力や才能を持っています。彼らの内面に秘められた強みを活かすことで、驚くべき成果を上げることができるのです。
自分自身の強い世界観や価値観を有することが多い
内向的な人は、自分の中で深く考えることから、しっかりとした世界観や価値観を持つことが多いです。
この強固な価値観は、困難な状況でもブレずに行動する原動力となる。
長所としての利点:自分の信念や方向性に基づき、一貫して判断や行動をすることができる。
→ この長所で他人に思われること:「あの人は原理原則がしっかりしている」「信念を持った行動ができる人だ」と信頼される。
打ち解けた相手やチームでは非常に高いパフォーマンスを発揮できる
内向的な人は、信頼できる相手や環境ではその能力を存分に発揮します。
一度打ち解けると、チーム内での役割や貢献度は外向的な人と比べても遜色ない、もしくはそれ以上になることが多い。
長所としての利点:深い人間関係の中での協力や助け合いを通じて、目標達成やプロジェクト成功の確率を高める。
→ この長所で他人に思われること:「あの人と一緒に仕事すると安心だ」「彼との連携は強力だ」と頼りにされる。
権威やステータスに振り回されずに本質を追求できる
内向的な人は、外部からの圧力や期待よりも、本質的なものや真実を重視します。
社内の政治や権威に左右されず、真の目的や意義を見失わない行動ができる。
長所としての利点:本質を追求することで、より質の高い成果や結果を生むことができる。
→ この長所で他人に思われること:「あの人は真っ直ぐだ」「偽りのない評価や意見をくれる」と信用される。
成長に合わせて高い思考力や感受性を有するポテンシャルがある
内向的な人は、反省や独自の思考を深めることで、高い思考力や感受性を磨くことができます。
これは、新しいアイディアや視点、感性を生み出すための大きな資産となる。
長所としての利点:複雑な課題や問題に対しても、独自の視点や解法で対応することができる。
→ この長所で他人に思われること:「あの人の意見や提案は独特で新鮮だ」「彼の考えることは他の人とは違う」と期待される。
内向的な人に向いている職業【適性や才能を発揮できる仕事】
ここからは内向的な性格の人に向いてる仕事をご紹介していきます。
- マーケティングリサーチャー
- データアナリスト
- 証券アナリスト
- バックエンドエンジニア
- ライター
- 事務職
- 農業技術者
- 生物学者
- 考古学者
- デザイナー
- CGクリエイター
- 伝統工芸職人
一つだけ注意点を説明しておくと「”向いている・向いていない”よりは”自分がどう内向性の強みを発揮したいか?”が重要になる」ので、内向性だからと言って職場にこもって1人で作業する仕事がすべて向いているわけではありません。
ただ、傾向としては「作業に打ち込む仕事>人との関わることが主な仕事」というだけなので、場合によっては人と関わることが主な職種で、要領よく分析や下準備などに回る方がかえって成果を出しやすくなることもあります。
また、内向性は良く悪くも他人に流されない強い自我も持つため、将来的にはリーダーシップを発揮しやすい性格であることも考量に入れておく必要があります。
筆者自身、別にリーダーシップを発揮したいわけではないのですが、能力的に実行可能というだけでリーダーポジションを担わされることが増えているので、将来的にマネージャー・管理職になることも視野に入れて、短期的には苦手な人とのコミュニケーションに注力した働き方を経験しておくという考え方も重要です。
なお、自分の性格傾向か向いてる職種・業種を診断したり、リーダー適性を診断するには転職サイト「ミイダス」の「コンピテンシー診断(旧:ミイダス適性チェック)」が非常に精度が高いので、使っておくといいでしょう。
ミイダスのコンピテンシー診断に関する解説は、以下の記事に詳しくまとめてあります。
関連:ミイダス適性チェックを無料で使ってみた感想と評価。仕組みや活用方法も合わせてご紹介!
マーケティング職(分析・企画・コンテンツ制作など)
マーケティングとは、日本マーケティング協会では「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である」と定義しています。マーケティング職の仕事は『商品企画』『営業企画と販売促進』『市場調査と分析』『広告と宣伝』など多岐にわたります。
企画・広報職
企画・広報の仕事は、プロモーション戦略を考えて実行し、企業および企業の製品を宣伝したり、社内広報誌などを作成するのが仕事です。これらの仕事を企業に代わって行なう代理店も存在します。
開発・研究職
開発・研究職は長期的な視野での開発や研究がおもな仕事となります。予算さえ降りてしまえば納期や売上などの数字に追われ続けることは少ないため、ほかの仕事と比べて比較的自分のペースで仕事をすることができます。ただし、理系大卒に相当する高度な知識と教養は求められます。
開発・研究職を目指すのであれば、専門性の高い人材サービスなどを利用すると良いでしょう。
クリエイター
クリエイターとはイメージを具現化するのが仕事です。何もないところから新しくモノを作り出す人は皆クリエイターになります。自身の価値観を提示するアーティスティックな作品を作って対価をもらうクリエイターから、クライアントのニーズや目的を達成するための制作物を作って稼ぐクリエイターまで、あまりにも幅広く存在します。
いずれにしてもクリエイターとして活動していくならば、作品実績を積んでポートフォリオを充実させ、就職活動や営業する際に活用できるようにしておく必要があります。未経験から目指すのであれば、アシスタントポジションで入社するか、雑務で簡単な素材などを作れる程度の仕事が求められる職場を選びましょう。
ITエンジニア・プログラマー
ITエンジニア・プログラマーは、ソフトウェアや物流や金融システムなどの設計仕様書をもとに、プログラム言語を用いて、コンピューターに行なわせたい情報処理の手順を指示するソースコードを作成するのが仕事です。プログラム言語とひとことで言ってもシステムやソフトウェアに合わせてさまざまを言語を使うため、その習得は必須となります。また、プログラムを仕様書どおりにつくったとしても意図する動きにならない場合が多くあります。そういった不具合を見つけて、修正することもプログラマーの重要な仕事のひとつとなっています。場合によっては不具合の修正だけでもが数か月にわたる場合もあるため、論理的な思考はもちろんのこと、細かく正確な作業を行なう根気と忍耐力が必要とされる職業です。また、プログラマーはシステムエンジニア、あるいは発注主のクライアント(顧客)や企業と一緒に、連携を取りながら仕事を進めなければならないため、円滑に進めるためにもコミュニケーション能力も求められます。
プログラマーになるには、大学や専門学校でプログラミングに関する専門知識を身に付けた上で、IT企業やソフトウェアの開発会社に就職するのが一般的なようです。
事務職
事務職の仕事は、企業に関する様々な業務を処理することが多くなるため、受け身な人に向いている仕事だと言えるでしょう。「事務職」とひとことで言っても、事務仕事に特化している会社もあれば、受付や接客対応などの幅広い仕事を行なっている会社もあります。
スキル的な面だけで言えば、基本的なパソコン操作ができて、MicrosoftOfficeソフト(WordやExcel)が使え、簿記検定取得が可能な程度の経理の仕事がこなすことができるのが、事務仕事をこなすために最低限必要な適性です。
事務職に就くメリットとしては、会社を経営する上で必要な仕事が事務職の役割となるため、一度実務経験を積めばその後のキャリアで融通が利きやすくなることでしょう。
営業職
営業職は、顧客のニーズや課題の解決に応える自社の商品やサービスなどを提案し、購入してもらうことで自社の売上に貢献する仕事です。事前の段取りや計画、自社製品の勉強など、比較的自分ひとりで動きやすいのも特徴です。営業職で高い成績を出すのであれば、分析力や察しの良さが必要となります。売上や成績次第では、年収アップも比較的見込みやすい職種と言えるでしょう。
接客業
接客業とは、業種に関係なく、お店を訪れたお客様を案内したり直接もてなしたりする仕事のことです。どのような業種の接客業でも大切なのはお客様に心地よく過ごしていただくことです。
接客業を目指すメリットとしては、入社のハードルの低さや全国チェーン規模の大企業であれば地方でも転職のチャンスがあるという点です。アルバイトとして短期で働いたり、店長としてマネジメント経験を積んだりと、自分に合った働きかたを選ぶことができます。接客業に興味がある人は以下の記事もご確認ください。
この項目のまとめ:自分の特性を理解して適性を活かせる仕事選びを
以上のように、自分の性質を活かした職業を見定め、強みを活かせるキャリアを歩むことが人生の成功には大切です。そのためには、世の中に数多く存在する職種を知ることや、自分の特性を深く理解することが大事です。
もし、より自分の向いてる仕事の選択肢について知りたいなら、自分の経歴や価値観をもとにAIでキャリアの選択肢を可視化してくれる「ASSIGN」という転職アプリがオススメです。
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内向的な人に向いてない可能性のある仕事【ストレスが多く活躍しにくいと感じる仕事】
内向的な性格の人は、一部の仕事の特性や業務内容によってはストレスを感じやすく、その環境での最高のパフォーマンスを発揮しにくい可能性があります。
仕事においても最高のパフォーマンスを発揮するためには、自身の性格や好みに合わせて職種を選ぶことが大切です。間違った選択は、モチベーションの低下や職業適合不良を招きかねません。
積極的な対人コミュニケーションが必要な業務
内向的な人は、大勢とのコミュニケーションやアクティブな対人関係が必要な仕事において、エネルギーの消耗を感じることが多いです。
- 営業職:顧客との定期的な打ち合わせや新規開拓が主な業務。
- リーダー・マネージャー職:部下の指導や業務の進行管理、モチベーションアップが主要な役割。
- イベントプランナー:多くの関係者とのコーディネートや連携が求められる。
- カスタマーサービス:顧客からの問い合わせ対応やトラブルシューティングが中心。
- PR担当:企業や製品の魅力を多くの人々に伝えるためのコミュニケーション活動が主な業務。
これらの仕事は、積極的なコミュニケーションが求められるため、内向的な性格の人がストレスを感じやすいです。ただし、コミュニケーションの方法やスタイルを工夫することで、これらの職種でも活躍する例も多くあります。
大規模なチームでの連携や協働を求められる仕事
内向的な人が大規模なチームでの連携や協働を求められる職種では、緊張やストレスを感じることが考えられます。
- プロジェクトマネージャー:多くの部署やステークホルダーとの調整が中心の業務。
- 大手企業のチームリーダー:チームの動向やタスクを常に確認・指示する役割。
- TV番組のディレクター:数多くのスタッフと連携し、番組制作を進行させる。
- 舞台裏の制作スタッフ:複数の部門と協力して、公演を成功させる役割。
- スポーツチームのコーチ:チーム全体の調和やプレイスタイルを統一する役割。
これらの職種で求められる大規模な連携や協働は、内向的な人には過酷に感じるかもしれません。ただし、個々の役割や業務範囲を明確にすることで、内向的な人でもこれらの仕事で活躍する道があります。
多くの人前でのプレゼンテーションや発表が頻繁に求められる仕事
内向的な性格の人にとって、頻繁に多くの人前で発表やプレゼンテーションを行う仕事は、心理的負担が大きいと感じる可能性があります。
- 講師・トレーナー:生徒や受講生を前にしての授業やセミナーが主な業務。
- アナウンサー:テレビやラジオでの情報発信や進行役としての活動。
- モデレーター:ディスカッションや対談の進行役として、観客や参加者との対話が求められる。
- イベントMC:大勢の観客を前にしての司会進行やアナウンス。
- ステージアーティスト:パフォーマンスや演技を多くの観客の前で行う。
これらの職種は、頻繁に多くの人前での発表やプレゼンテーションが求められるため、内向的な性格の人が緊張やプレッシャーを感じることが考えられます。ただし、経験やトレーニングを積むことで、このようなシチュエーションにも慣れてくることが期待されます。
この項目のまとめ:向いてない仕事は無理に続けないことも大事
向いてない仕事に無理して就くことや続けることは、自分を苦しめるだけの結果になりやすいので注意が必要です。
自分に本当に合った仕事を見つける上では、逆に自分に向いてないと言える職業を避けることも重要な考え方です。もし、自分に向いてない仕事を避けて安定した職業に就きたかったり、今の仕事が向いてないと悩んでいるなら、転職活動を行うことをオススメします。
とくに、20代の方は未経験職へのやり直しがしやすい時期なので、向いてない仕事を無理に続けたり、今までの経歴に縛られて選択肢を狭めるよりは、未経験職へチャレンジした方が将来性の高いキャリアを歩みやすくなります。

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内向的な人が自分に合った仕事を見つけ出すコツ
ここからは内向的な人が自分に合った仕事を見つけるために意識しておくことをご紹介していきます。
面接時のアピールや求人選びの際に参考になる情報も交えているので参考にしてみてください。
人と関わることが中心ではない仕事を選ぶ
内向的な人の特徴として「他人との関わりよりは自分の内面に関心がある」という性質があります。
ですので、人と関わることが中心の仕事よりは作業に打ち込める仕事を選んだ方が合う可能性が高いと言えるでしょう。
具体的には「エンジニア」「クリエイター」などの仕事や「事務職」などのホワイトカラーは人と関わるよりは作業に打ち込む時間の方が多いです。逆に「営業職」「接客業」「医療従事者」「介護職」などの仕事は、不特定多数の人を相手する時間が多いため、内向的な人にとってはストレスに感じるかもしれません。
ただ、組織で働く以上は人と一切関わらないということはあり得ないので、あくまで「仕事の内容そのもの」に焦点を当て、
人と関わる比重の少ないものを意識的に選ぶとよいでしょう。

個人プレイが重視されやすい職場を選ぶ
人と一緒にいるよりは1人でいる方がパフォーマンスが上がるところも内向的な人の特徴です。
具体的には、以下のようなことに当てはまるなら、個人プレイがしやすい職場を選ぶべきでしょう。
- 他人にアレコレ指図されるよりは自由にやる方が伸び伸びとできる
- 他人の目や評価が気になる
- 他人に足を引っ張られると感じる
- 自分の段取りや計画を崩されるのが苦手
個人プレイがしやすい職場は、以下のような特徴があります。
- 個人の裁量が強い職種(営業職、店長職など)
- 外資系・ベンチャーなど個人の資質が問われやすい職場
- 一人で打ち込める仕事(クリエイター・エンジニア・コンサルタントなど)
逆に、大手企業や公務員など、組織が大きくなればなるほど個人の重要性は低下し、協調性の高さが重視されやすくなるの個人プレイを重視したいなら避けるべきでしょう。

社員の仲が良すぎない会社を選ぶ
社員の仲が良すぎる会社も、内向的な人にとっては避けるべきかもしれません。
社員の仲が良すぎる会社は、不特定多数の人を相手にするコミュニケーション能力とは別の、閉じた関係内で上手く立ち回る能力が必要とされるので、内向的な人にとってはストレスと感じやすいかもしれません。
とくに中途採用から入社する場合、社内の人間関係に馴染めないと不遇な扱いを受けることもあるため、社員同士の一体感が強すぎる会社には注意が必要です。
また、会社の社風が社内の人間関係重視であればあるほど、飲み会などのイベント参加が半強制的になったり、仕事の評価に上司や他の社員との相性が重視されるなど、内向的な人の強みが活かせない可能性が出てきます。

専門知識やスキルを極められる仕事を選ぶ
内向的な人の特徴として、行動して経験で覚えていくよりは知識や理論に頼るという性質もあります。また、内省的で向上心が高いことから、スキルアップを常日頃から求められる仕事も向いてます。
ですので、エンジニアや技術職などはもちろん、勉強が大事な士業・コンサルタントも向いてる可能性は高いです。
また、大学卒相当の知識・教養があるなら、研究・開発職にも適性が高いかもしれません。
ただ、20代のうちは「知識や専門性よりは経験や行動量」が求められることも非常に多いため、専門知識やスキルが活かせるかどうかにこだわりすぎない仕事選びも大事なことは覚えておきましょう。

内向的な人に向いている仕事が見つかる転職サービス
最後に自分に向いている仕事を見つけ出すために、使っておくべきオススメの転職サービスについて紹介していきます。
ここで紹介するサービスは完全無料で使えるものも多く(※キャリアコーチングサービスのみ有料)、登録しておくと非公開求人の紹介もしてもらえるため、自分に向いてる仕事を見つける上では必ず使っておきたいです。
また、いずれも使いこなせば心強い転職ツールではありますが、自分のキャリア段階や要望に合わせて向き・不向きが変わってくるので、いくつかのサービスを併用して活用することも重要です。
それぞれのサービスの特徴も紹介しているので、自分に合ったものを選んでご活用ください。