「ニートだけど正社員になるのは無理ゲーだと感じる…」
「就活が無理で既卒になってしまって正社員になるのは諦めた…」
「自分は無能だから就活も転職も無理…」
このようにお困りではありませんか?
もしそうなら、そのように「自分には無理…」と諦めてしまうのはまだ早いかもしれません。なぜなら、20代の若いうちは自分で思っている以上に社会からは高く評価されて働き口は数多くありますし、未経験採用から思わぬ職業や会社に入社できるチャンスも山ほど落ちています。
もちろん、就職活動に失敗したり、入社した会社で挫折を経験して早期離職してしまうなどのトラウマを抱えてしまい、正社員になることを過大に恐れてしまう気持ちもわかります。
ですが、そういう時ほど冷静になって、客観的に物事を考えてほしいのです。
社会に出て自分自身が正社員となって働いてみたり、職場内でも社外でも仕事の中で多数の人と関わる中で、驚くほどに「なんでこんな人でも正社員なんだ?」「こんな人間でも管理職になれるのか…」と周りに感じさせてしまう人物もいます。
人間は未知の物を過大評価してしまったり、大して危険でないものを過剰に恐れてしまう習性を持つ生き物です。
たとえば、就職後に正社員としてエスカレーター式に出世しているような人物は「辞めたら跡はない。自分は死ぬ」ぐらいに思って必死に会社にしがみついているでしょうが、そうでない就職活動に失敗したり退職経験がある人ほど「辞めても案外どうにかなる」と経験的に学ぶことでしょう。
以上のように、正社員になることが無理だと悩む人にとっては非常にハードルが高いように思える正社員ですが、案外、一度働き出してみれば「思ったよりも楽だった」ということ方が多いぐらいでしょう。
そこで本記事では、正社員への就職が無理だと悩む方に向けて、正社員になることも就職することも思っている以上に簡単だと思えるような情報の数々や、就職という無理ゲーを攻略していくための手順や方法など、まとめて知りたい情報をご提供していきます。
ニートが「就職は無理」「正社員は無理」と思う理由と原因は?
なぜ、ニートは「就活は無理」「正社員になるのは無理ゲー」と考えてしまうのでしょうか?
まずはその原因や理由を突き止めていきましょう。
「自分が出来ること」にしか自信が持てないから
人の多くは、経験を積むことで徐々に自信をつけていきます。
しかし、就職・転職活動は「経験したことないことに挑戦」するわけですので、自分の出来ることではどうしようもありません。
たとえば、勉強だけが取り柄だった学生であれば、社会人になると直接勉強が役に立つわけではないので、テストで100点とる能力だけでは、通用しないのです。
あるいは、就職を無理と考えているニートの方は、こう考えていませんか?
「事務職なら楽だし、自分でも出来そう…」
「資格や学歴があれば、絶対に採用される」
これらは、すべて間違いです。
日本人は「まずは勉強してしっかり知識を身につけてから…」という考えの人が多いですが、勉強は仕事と並行しながらやればいいのです。
ここに気づけないまま「ニートで何もないから、資格をとってから就職しよう…」「ニートで空白期間が長いから、しっかり就職情報を調べて完璧にやろう…」と考えてしまうと、正社員になるのはいつまで経っても無理です。
なぜなら、勉強したり事前に調べたところで、一切行動しなければ、それは「宝の持ち腐れ」にしかならないからです。
「そんなこと言っても、自信が持てないよ…」
そう思われる読者もいるかもしれません。
しかし、若いうちは「自信がなくても、自信を持つ!」しかないのです。
それで正社員になれるチャンスが巡ってくるのであれば、儲けものですから。
「無理…」と言っている人ばかりの情報を読んでいるから
インターネットでは「ニートに就職は無理」「新卒逃した時点で無能」「ニートが正社員になるのは無理、バイトで我慢しろ」など、狭い視野で極端な意見が目立ちがちです。
しかし、世間をよく知らないニートは、ネットで社会を知った気になるため、まるでサンタクロースが実在すると信じている子供のように、そういった意見を信じてしまうのです。
これらの多くは、就職出来ないでネットで被害妄想を書き込んでいる人や、社会人としてブラック企業でストレス貯めている人が下の人間を見下すために書いているだけの、なんの生産性もない文章ばかりです。
普通の社会人や、ニートから正社員になる人物は、そういった意見は参考にしませんし、書き込むこともしません。
それはなぜか?
わざわざネットに愚痴や被害妄想書く暇があるのであれば、次の求人に応募する時間に当てた方がいいからです。
現実では「他人の足を引っ張る人」が大勢いますが、ネットで「ニートに就職は無理」と書いている人も、同じようなものです。
もっとわかりやすく言いましょう。
たとえば、あなたが自分と同じような境遇のニートがいて、まったく就職活動してないと「自分も頑張らなくていいや…」と考えちゃいますよね?
それと同じで、ネットで書き込みしているニートも、同じような境遇の仲間が正社員にならないことで、安心感を保とうとするのです。
もしあなたも身に覚えがあるのであれば、それは「ニートである自分に安心感を得たい」から、同じような境遇で正社員になれないニートの情報ばかりを好んで読んでいる証拠です。
書類作成・面接の時間を「コスト」として考えすぎているから
「就職するのは無理…」と思い込んでいるニートは、書類作成や面接にかかる時間を「コスト」として考えすぎています。
たとえば、以下のように考えていませんか?
「履歴書を書くのがめんどくさい…」
「履歴書の郵送代がもったいない…」
「落ちたら、面接に行くまでの交通費が無駄…」
これらの考えは間違いではありませんが、正社員になるためには避けては通れない手間や努力に含まれます。
ネットで便利になった時代ですが、だからこそ「大事なことは会って話したい」「わざわざ書類を送ってくれたり、直接会いに来てくれる人材を採用したい」と思う企業が増えてきています。
どんなに時代が便利になっても、そういった細かい努力や根回しが出来ないような人物は、運を逃しやすいのです。
失敗にビビっているから
「就職が無理…」と思っているニートの本音は「失敗するのが怖い…」です。
ニートが就職活動・転職活動で失敗しても、失うものは何もありません。
あるとしても、せいぜい郵送費と交通費、あとはちょっとの時間ぐらいです。
それでも失敗が怖いのであれば、それは「ニートの自分が、本当に就職が無理…」という現実を知ることが怖いだけです。
ですが、行動しないまま「就職は無理…」と自信なさげに生きつつも「いや、自分はやればできる!まだ本気を出してないだけだ!」という可能性も残しておけば、そりゃあニートは理論上は「何にでもなれる」のは間違いないです。
しかし、そんなものは現実を見ないで、挑戦すらしないまま、小さい頃に「子供には可能性や夢がある!」と親や教師に言われたことを、ずっと信じ続けているようなものです。
「就職は無理…」と思っているニートであれば、むしろそういう現実は嫌というほど見えているはずです。
世の中、失敗や思い通りに行かないことだらけですが、いちいちすべてを気にしていては、疲れますし前に進めません。
選択肢や視野が狭く、他の方法を試せないから
「就職は無理…」と悩んでいるニートの人は、自分で思っている以上に視野が狭く、人生の選択肢も窮屈です。
ですので「新卒採用に失敗したら人生詰み」「会社を辞めたら負け」「ニートを採用してくれる会社は存在しない」など、一つの考え方にとらわれてしまうのです。
たとえば、就活生で失敗して既卒になる人の中には、リクナビに登録しただけで就活している気になって、そこから一切応募も行動もしない人がいます。
そして、そういう人ほど「リクルートはクソだ!」と言って会社や社会の不満ばかりを言って、それを変えるために行動しません。
リクルートがクソだと思うのであれば、他の会社の就活支援サービスを使えばいいだけですし、それも嫌なら自分で一から企業説明会などに参加すればいいだけです。
もし、ニートの方でそこまで考えが及んでいないのであれば、やはり「視野が狭い」と言わざるを得ないでしょう。
…もっとも、社会人にも「自分の視野が狭いことに気づいていないで、自分は視野が広いと思っている人間」がたくさんいるので、そこに気づける分、ニートはまだどうにかなります。
素直に他人に相談しないから
「就職は無理…」と悩んでいるニートの方は、おそらく他人にしっかり相談していないと思います。
他人に相談すれば「ニートだから正社員は無理」という発想には、まず至りません。
…が、ニートで悩んでいる方は以下のような、他人に相談できない理由があるのだとは思います。
- 身近な人間が相談してもちゃんとしたアドバイスをしてくれない
- そもそも「誰に相談すればいいか?」わからない」
- 他人に求めすぎていて「答え」を望みすぎている
他人に相談するのも慣れや経験が必要ですが、その人との関係や距離感で言うことが変わってくるので、色んな人に相談してみることが大事です。
また、相談しても結局最後に決めるのは自分の意志なのですから、他人に答えを求めすぎるのもよくありません。
誰もがあなたの味方になるかと思ったら大間違いですが、かと言ってすべての人間が敵でもありません。
ニートからの就職が無理でない理由は?
冒頭にもお伝えした通り、ニートが正社員になるのは別に無理でもなんでもありません。
むしろ、若ければ若いほど就活生並に正社員になりやすいので、その事実はしっかりと知っておいてほしいです。
正社員はニートが思っているほど「完璧な存在」ではない
「就職は無理…」と思っているニートの方は、その大半が「自分で勝手に正社員のハードルを上げすぎている」だけです。
企業側からすれば20代の正社員なんて全員ペーペーのガキに思われているぐらい、全員未熟で当たり前なのです。
そこに気づかずに「正社員はすごい人じゃないとなれない」「正社員は完璧にビジネスマナーが出来たり、優秀な経歴がないとなれない」と思い込んでいるニートが、実に多いのです。
むしろ逆です。
多くの社会人が、就活で何度も不採用通知を受け取って、それでも諦めずに応募し続けて採用された会社で、失敗と挫折を重ねながら成長していくのです。
わざわざ、自分の悩みや弱みをさらけ出すほど、すべての社会人は暇ではありません。
そういった「多くの社会人の見えない努力」に気づけていないから、ニートは勝手に「自分に就職は無理…」と思ってしまうものなのです。
「既卒・第二新卒」という言葉が生まれている
ニートが現実的に正社員になれる理由は「既卒・第二新卒」という言葉が生まれ、人材業界でもサポート対象として優遇されている事情を考えればわかります。
これも背景には「国が若者の就職支援に取り組み、積極的にニートを採用している企業には助成金を出している」という社会事情があるので、少し政治や社会に詳しい方ならしっかりと理解いただけるかと思います。
それだけ、国も社会も「若い人には正社員になって欲しい」と思っているのです。
ニートに正社員になってもらったほうが、会社・社会・国・本人にとってもプラスになりますからね。
既卒・第二新卒を雇う会社は、別にボランティアでニートを正社員にしようとしているのではなく、社会的な利益や自社のためにニートを採用しているのです。
つまり「ニートを助けてあげよう」と思っている人と会社も、決して少なくはないのです。
20代後半、30歳以降も正社員になれるチャンスはある
冒頭では「ニートでも正社員になるのはカンタン」と自信満々にお伝えしましたが、それは20代前半(第二新卒・既卒)に限った話で、20代後半以降はやや厳しくなります。
もともと、企業側からすれば「未経験者を正社員として採用すること自体、破格の待遇」なので、就活生・第二新卒・既卒はそれだけで有利な立場になります。
一方で、20代後半からは徐々に「若さ=将来性・ポテンシャル」と言った要素での採用が期待できなくなるという事情があります。
ですが、だからといって「20代後半のニートから正社員になるのは無理か?」と言えば、無理ではありません。
選択肢としては、以下のような方法が考えられます。
20代後半のニートが正社員になるためには?
- 20代後半の未経験者でも正社員として雇ってくれる企業を地道に探す
- 契約社員・トライアル採用で採用してくる会社に入社し、正社員を目指す
- 派遣社員として働き、紹介予定派遣制度などを活用し、正社員を目指す
以上のような選択肢は「いきなり正社員として雇ってくれる会社じゃなきゃダメ」と思っているニートであれば、考えもしない選択肢でしょう。
こういった制度や社会状況を知っておけば「厳しくはあっても、絶対に無理ではない」と、可能性は見えてくるのです。
一方で、学生のように「いい学校に出て、いい企業から内定をもらえなければ人生終わりだ…」と一つしか選択肢が考えられない人は、就活失敗・早期退職の挫折から立ち直れなくなります。
あるいはネットの非正規雇用者のネガティブな愚痴を参考にして「非正規社員になった先が真っ暗だ…」「非正規雇用者は搾取され続けるだけだ…」と思っている人も、そこから抜け出す方法を考えもせず、正社員にこだわりすぎてチャンスを逃します。
派遣社員について
派遣社員は制度がややこしいので誤解されやすいのですが、しっかり制度を理解して企業側の意図を読んでおけば「正社員になれる可能性も用意されている」とおわかりいただけるはずです。
→正社員から派遣社員はもったいない?働き方をしっかり考えれば派遣は必ずしも負け組ではないと知っておこう
また、派遣社員は働く側の意識が低いと手を抜く働き方も出来るため、正社員を目指す方はあまり意識の低い派遣社員の意見は参考にしないようにすることも大事です。
このように「自分が正社員になれる可能性がある」と知っておくだけでも、心が少し楽になって、道が開けてくるのです。
ニートでも利用できる就職支援サービスが増えている
ここまで解説したように「正社員になるのは無理ゲー」という考えは、単に自分の中で「勝手にハードルを上げてるだけ」のことが大半です。
社会に出てみればわかりますが「こんな人でも働くことができるの?」というぐらい、仕事に大して能力や実績は求められません。むしろ、若いうちほど「経験のなさを許してもらえる」というボーナスタイムだと言えます。
経験がないうちは誰もが未知の挑戦を過剰に恐れてしまうものです。
就職するために求人選びをしようとしても、1人で考えていると「この会社はブラックじゃないか?」「ハラスメントするような上司がいないか?」「年収は上がるのだろうか?」など、ついつい不安になりがちです。
そういった「なんでも無理だと決めつけて行動できない自分」を変えるための第一歩として、まずは20代向けの就職支援サービスでプロに相談してみることがオススメです。

20代向けの就職支援サービス?
怪しくない?ブラックばかりじゃない?
このように思われる方も多いでしょうから、20代向けの就職支援サービスが成り立つ理由について少しだけ解説させてください。
職歴なしは卒業後3年以内なら「既卒」と呼ばれます。既卒は人材市場では「若いという理由だけで価値がある人材」として需要があります。卒業後3年が経過していても、20代までは未経験職への就職をサポートしている業者は数多く存在します。
これは企業目線で考えた際にも、若手向けの人材紹介サービス経由で採用するメリットが大きいからです。
「企業は完璧な採用ができる!」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
企業からすれば、若手の採用の際に判断ポイントとなるのが「すぐに辞めないかどうか?」「社内で問題を起こさないか?」といった点です。「職歴なしかどうか?」「経歴が足りない」「能力がない」といった要素は、実はさほど見られてません。
「採用ノウハウがなく求人を出しても人がこない」
「応募が来ても自社に合うかどうか見抜けない」
「誰でもOKな無料求人で募集したら変な人まで来て面接の負担が増える」
「すぐ辞める社員やモンスター社員の採用だけは避けたい」
こういった悩みを抱える企業の代わりに、就職支援サービスを運営する会社が採用や面接の負担を背負っている…という構図になるわけです。
ここまで説明すれば勘の良い方はお気づきかもしれませんが、就職支援サービスを利用すること自体が「採用企業の代わりに人材の選考や教育を行う=就職支援サービスのサポートをちゃんと受ければまともな職に就ける」ということになります。
自分一人で就職活動する場合に、ゼロから「求人探し→履歴書作成→面接対策」しなければならない負担を、就職支援サービスが代わりにしてくれるというわけです。その証拠に、ほとんどの就職支援サービスでは「履歴書なしで面接可能」となっています。

「自分一人で就職活動しなきゃ…」と思ってたけど
そんなことしない方が実は効率的だった…!?
企業目線で見た場合も、無料求人で「誰でも応募できる」状態にするよりは、実績のある就職支援サービスを経由して人を雇った方が「すぐ辞める人材や問題社員を採用するリスクを減らせる」というメリットがあります。
ですので、採用に慎重で「いい人ほどを雇いたい」という優良企業ほど、実は表に求人を出さず、就職支援サービスを経由して人を雇おうとするわけです。

今までハローワークや無料求人サイトで
条件の良くない求人ばかり見ていた時間が
無駄だったかも…
この記事に訪れた「仕事の探し方がわからない…」という人ほど、就職支援サービスに相談した方が間違いのない仕事選びができるはずなので、この機会にチェックしてみてください。