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【アイカツスターズ!】桜庭ローラは負け続けるからこそ美しい。敗者の美学を知ってこそアイドルは輝く

そうだ!!
諦めたら負けなんだ!!!!!

「アイカツ!」に欠けていた”敗者目線”という問題

従来の「アイカツ!」には”敗者目線”のストーリーやドラマが欠けていた。

ハッキリ言って、伝説アイドルとスーパー商社マンの娘である星宮いちごが、トップアイドル神埼美月のコーチングを受けて、アイドルオタクであり親友である霧矢あおいのサポートまで受ければ、常識的に考えてトップアイドルになるに決まっている。

星宮いちご最強伝説は、本来劇場版で終わらせるべきであった。

しかし、商売上の理由で続編を作らなければならないことになり、二期の中盤で「大空あかり」という次期の主役を登場させておくという戦略を打ってきたのだが、これはあまり狙い通りに行ったとは思えない。

視聴者も制作者も、3期の主人公である大空あかり自身も、すべてが「星宮いちごというあまりに大きすぎる存在」に引っ張られる形になってしまい、3期以降は「消化試合」になっていた印象は拭えない。

もともと、一期で終わるはずであっただろう作品に、予想外のヒットで続編・劇場版が決まることになった経緯があるのだろうから、それ自体は仕方がない。

だが、努力型主人公である大空あかりも、星宮いちごのえこひいきがあった以上はイマイチ「本当に努力型主人公か…?」という疑問は拭えないのだ。

そもそもが、アイカツ!自体がコンプレックスや悩みと言った”敗者目線”のストーリーやドラマを盛り込むには、あまりに向かない作品だったのである。

事実、意図的に「失敗」「敗北」といった負の描写が象徴的に描かれているのが「紫吹蘭のトライスター脱退」のエピソードと「氷上スミレのスターライトクイーン決定戦でのSPアピール大失敗(逆位置の意味ならば挫折)」のシーンだが、それ以外には印象的なエピソードはあまり見当たらない。

(あっても、2期の霧矢あおいの苦悩ぐらい)

アイカツスターズ!は”コンプレックス”の物語

一方で、アイカツスターズ!では印象的なまでに「敗者の苦悩」が描かれており、キャラクター設定自体に”コンプレックス”が盛り込まれている。

誤解を恐れずに言えば、私はアイカツスターズ!をコンプレックスの物語だと思っている。

重度のシスコン・香澄真昼は言わずもがな、桜庭ローラも物語中盤で親友・虹野ゆめに勝てずにこじらせて「ゆめコンプレックス」状態になってしまう。

また、アイドル活動の動機を「自分のため」と明言した白銀リリィも「引きこもり文学少女」という立ち位置で描かれている。

「ツンドラの歌姫」として孤高のアイドル・強キャラとして物語中盤から登場する彼女は、後輩たちに刺激を与える先輩役として独特の存在感を放つ。

しかし、実際はあまりにも脆い本心を隠していることがストーリーの節々で描かれている点に注目すべきだ。

文学少女として「偉人の名言」を連発するあたり、実は自信のなさの裏返しでもあり、療養生活中の苦悩を語るシーンもある。

先輩として桜庭ローラを導く存在として描かれている白銀リリィだが「第39話 四ツ星学園、危機一髪!?」「第42話 幼なじみのふたり」では、孤独ゆえの欠点や思い込みが露呈することになる。

その孤高さの遠因は、実は親友である「二階堂ゆず」にあると言ってもいいだろう。

白銀リリィは表には出さないものと、2年生にしてS4となった二階堂ゆずと同じステージに立ちたいという本心があり、それが作中のいたるところで描写されている。

つまり、実は二階堂ゆずに対するコンプレックスが、白銀リリィの孤高性を際立てているのだ。

また「二階堂ゆず」と「白銀リリィ」の両者の関係は単に”幼なじみ”という関係だけでなく、「光と影・躁と鬱」という対比描写で描かれていることからしても、意図的なまでに「敗者のコンプレックス」を濃厚に描いていることがわかる。

つまり、アイカツスターズ!で脚本家が本当に描きたかったドラマは「桜庭ローラ」「香澄真昼」「白銀リリィ」の三人にあると筆者は解釈している。

桜庭ローラちゃんは意図的に「負ける」ように描かれている

アイカツスターズ!では「桜庭ローラ」と「香澄真昼」の二人が、わかりやすいまでにコンプレックスのかたまりとして描かれている。

それがわかるのがアイカツスターズ!44話「春の予感♪」だ。

諸星学園長が「あの二人は似た者同士」と言っているが、これはあからさまに制作者(脚本家)からのメタ台詞と受け取るべきだろう。

その後、コンプレックスの原因になる姉に勝ってしまう香澄真昼と、虹野ゆめに勝てないままの桜庭ローラという対比も、かなり計算して作ってある。

両者に違いがあったかどうかと言えば、大してない。

脚本的メタ視点で見れば「姉に勝った妹のドラマ」は絵になるし(学園長が唯一泣いてたシーンでもある)、主人公である虹野ゆめが勝つのは必然だろう。

なので、脚本の都合で桜庭ローラは負けたのだが、割とこういった「ワケのわからん、上の都合で負ける」という事態は、社会でもよくある。

(予算が降りずに消化不良で作品終了、スマホゲー「フォトカツ!」のサービス終了など)

それがまた、桜庭ローラが負け続けることに共感できる理由でもないだろうか。

香澄真昼は”約束された勝利”のもとにあった

ちなみに「香澄真昼の姉へのコンプレックス」は、最初から「姉に勝つ」という脚本のもと壮大な伏線が張り巡らせられていたことがわかる。

象徴的な例をひとつだけ書いておくと「第41話 燃えろ!星取りフェス!」の香澄夜空への憧憬から「第47話 香澄姉妹、対決!」において、ステージ曲「TSU-BO-MI~鮮やかな未来へ~」を姉→妹とバトンタッチしているところとか、あまりに演出レベルがやばすぎて震えるが、これは「楽曲・映像・脚本」で緻密な連携がとれてないと出来ない演出なので、早期から「香澄真昼は姉に勝つ」と決まっていたと捉えるべきだ。

この曲はミニアルバム「フユコレ」に収録されている。

その後の、姉である香澄夜空のステージ曲が「未来トランジット」。

この曲は「ハルコレ」に収録されている。

歌詞を見ればわかるが「異国に飛び立つ」という歌だ。

その後、香澄夜空が「海外に飛び立つ」と言ってしまうあたり、企画段階から「香澄妹は、最後に姉に勝つ。香澄姉は後進である妹に負けて満足し、海外に飛び立つ」という脚本が出来ていたとしか思えない。

S4戦で唯一現役に勝っているのも香澄真昼だけであることからしても、かなり意図的に「香澄真昼が姉を倒す物語」にスポットを当てていることがわかる。

「未来トランジット」自体が初期の曲にも関わらず「姉が妹に追い越されて満足し、海外に飛び立つ」というストーリーが暗示されていた。

つまり、香澄真昼は姉に勝つことから逆算して、アイカツスターズの企画が進んでいたと見るべきだ。

このあたり、アイカツ一期の最終話「思い出は未来のなかに」でED曲「カレンダーガール」にのせて、星宮いちごがアメリカに飛び立つ演出のリアレンジと見るのもいいだろう。

(その後、二期一話で即帰国することから見て、アイカツ!の続編予算が降りる前に、あの流れで完結する予定だったのだと思う)

ちなみに、アイカツスターズ一期の最終回「最強のLIVE★」も、同様にED曲「episode solo」の歌詞からの引用タイトルであり、このあたりも「アイカツ!」のリアレンジである。

桜庭ローラちゃんは物分り悪い可愛い

話を戻そう、桜庭ローラの話だ。

前述の「香澄真昼が勝つことは決まっていた」という緻密な計算による演出があったため、より桜庭ローラの負けてしまう運命が際立つことになる。

そのため、脚本家たちの演出にまんまと引っかかて魅入っていると「桜庭ローラは可愛そうなキャラ」「公式にいじめられている」という印象を抱く構造になっている。

しかし、それは誤ったアイカツスターズ!の見方だ。

これも誤解を恐れずに言うと、桜庭ローラは初期の時点ですでにアイドルとして一人前の活躍を見せている

初期は虹野ゆめの悩みにスポットを当てていたため気づきにくいが、桜庭ローラは間違いなく高スペックで優秀、S4になってもおかしくないトップクラスのアイドルだったわけだ。

事実、音楽家の母親からも「もう教えることはない」と褒め言葉で言われるほど、歌も上手く優秀だった。

ただ、同級生にアイカツシステムに愛されたワケのわからん天才「虹野ゆめ」がいて、彼女に勝てなかっただけだ。

これは視聴者からしても「なんで虹野ゆめが勝っているかわからない」という謎設定になっており、ローラ側に共感させるために機能している。(メインターゲットである女児からすれば、主人公のゆめに共感している場合「なんかよくわからないけど夢が叶った」という全能感を体験できる)

しかも、桜庭ローラは彼女を貶めることすら思いつかない高貴な生まれだったのが、すべての元凶だ。(これはアイカツの裏テーマである「他人を貶める真似をせず、正々堂々戦う」の制約のせいでもある)

その結果「なぜ勝てないのか?」と思い悩むことになる。

しかし、本来桜庭ローラは勝つ必要はない。

なぜなら、すでに一人前のアイドルとして「ゴーイングマイウェイ」を歩んでいたからだ。

これは桜庭ローラの担任であるアンナ先生が何度も指摘しているが、すでにアイドルとして自覚も能力も高い桜庭ローラは「虹野ゆめに勝ってS4になる!」という目標に固執するあまり、本質とは見誤ったところで悩み続けるハメになったのだ。

担任のアンナ先生も「別に虹野ゆめに勝つ必要はない、あなたはあなたのままでいい」と暗喩しているのだが、負けず嫌いの桜庭ローラに「負けてもいい」と言えば焼け石に水だから、あえてロックな表現を使ったのだろう。

この意図的な脚本家・制作陣による桜庭ローラいじめの真意は、負け続けたことのある人でなければ気づけない

つまり、視聴者も桜庭ローラと同じく「勝とうと思っても勝てない相手がいる」という現実に直面したことがなければ、桜庭ローラのあまりに美しすぎる敗者の物語に気づけない構造になっているのだ。

私が桜庭ローラというキャラクターを愛しているのは、同情からではない。

負け続ける運命にあるのに、前向きにアイカツし続けたからだ。

勝てないライバル・届かない夢だからこそ、追い続ける価値がある。

桜庭ローラの生き様が教えてくれること、否、アイカツスターズ!の裏テーマは桜庭ローラにこそ濃縮されていると言えるのだ。

アイカツとは泥くさい活動である

アイカツシリーズが愛されるわけには様々な理由があると思うが、私は「孫子」に書いてあるような「成功哲学」「自己啓発」など、どの時代にも変わらない古典の教えが、作中で巧みに描かれているところにあると思う。

桜庭ローラはキャラ設定としては

  • 音楽家の家系生まれ
  • その親からも「もう教えることはない」と言われるほど優秀
  • なのに、なぜか親友である虹野ゆめには勝てない

…と、典型的なエリートキャラとして描かれているが、エリートキャラ独特の嫌味さ・狡猾さがなく、どこまでも純真で真っ直ぐだ。

作中でも「たい焼きのきぐるみ被って広報活動」「老人ホームでのボランティア活動」など、泥くさいまでの努力も積み重ねている。

「家柄が良い+本人のスペック高い+努力も欠かさない」

そんな健気に努力してきた彼女でも、勝てない相手はたくさんいるのだ。

それも、ワケのわからん「才能」だとか「運」が、主な敗因。

ここまで書けば、すでに読者もお気づきのことだと思う。

どんなに家柄が優秀で学歴も経歴のある人物でも、前向きに泥くさく努力する必要があり、それでも勝てない相手がワンサカいる。

アイカツスターズ!における桜庭ローラが視聴者に伝えたかったメッセージは、シンプルなこの世の常だったのではないだろうか。

この事実を踏まえた上でアイカツスターズ!を見ると、桜庭ローラこそ間違いなくNo.1にしてオンリーワンの最強アイドルだとわかるだろう。

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