接客が嫌いな私が接客業で勤め続けて起こった精神の変化…。人間嫌いになりたくなければ接客業は辞めるべきです

私は高校卒業後、某量販店に正社員として勤務することになりました。

もともと、私は人と話すことが好きで、コミュニケーション力はそこそこあると思っていました。

そのため、持ち前のコミュニケーション能力を活かし、仕事でも活躍できると思っていました。

しかし、そんな甘い考えは、仕事では通用しませんでした。

接客業では、お客さんは決して同級生や教師・親のような味方ではありません。

いいえ。

むしろ、お客は敵です。

いつ、牙をむき出して襲い掛かってくるかわからない存在なのです。

私はそんな接客業の厳しい現実と直面し、ついには人間不信にまで陥りました。

そんな私の接客業経験と、接客業を辞めるに至った経緯をお話します。

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お客様は”敵”

「お客様は神様」という言葉はよく聞きますが、これはウソです。

お客様は敵です。

いつ、機嫌を損ねて難癖つけて、怒鳴ってくるのかわからない、怖い存在なんです。

接客業では、不特定多数、すべてのお客様を「敵」だと疑って仕事しなければなりません。

これは、私にとってすさまじいストレスでした。

売り場で少しでもサボったり、緩んだ態度を見せれば、どこでクレームになるのかわからないのです。

実際にWebクレームで

  • 〇〇というスタッフの態度が最悪。教育し直せ
  • 〇〇というスタッフの声がやる気がない
  • 〇〇というスタッフの説明が適当だった。不快。もう二度と利用しません

…など、顔の見えないお客からクレームをつけられたこともあり、私は自信をなくしました。

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店長からは「Webクレームだし、気にしなくていいよ」とフォローされましたが、お客さんの誰かからそう評価されていると思うと、もうお客さん全員信じられなくなるのです。

そういえば、アメリカに留学した友人の話を少し思い出しました。

アメリカでは銃社会なので、初対面では過剰にフレンドリーに接するらしいです。というのも、相手が銃を持っていることを前提にしているかららしいです。

その話を聞いた時、日本の接客業も同じだと思いました。

接客業では、お客さんが銃やナイフを持っているぐらいに疑って、笑顔で愛想よく完璧な対応をしないといけないのです。

監視され続ける恐怖

接客業では、売る場にいる限りは常に監視の目でお客さんから見続けられます。

服装や身だしなみ、業務態度まで、常に監視されているものと思わなければなりません。

どこで難癖つけてクレームにつながるかわかりませんからね。

働いている8時間の間、誰かに監視されていると思うと、気が狂いそうになります。

休憩時間だけが、唯一気の休まる時間です。

あまりに売り場での緊張状態が馴染みすぎて、プライベートで他の店に行った時も、人の目が無意識に気になるぐらいでした。

8時間の間、ちょっとした気の緩みすら許されないのですから、これほど狂った仕事もないと思います。

ある意味で、カメラやビデオの前で笑顔を作っていればいい役者さんやモデルよりも、よっぽどプロ意識のいる仕事だと思います。

毎日、8時間売り場がステージのアイドルなんて、寿命が縮むと思いますからね。

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のしかかるノルマ

ただでさえ、お客という敵に怯えながら仕事しなければいけないのに、会社からはノルマが課せられます。

このノルマが達成できなければ、エリアマネージャーから説教を受け、昇給査定にも響きます。

お客さんに必死にオススメしてみても、

「要らないんだけど」
「早く精算済ませてよ、こっちは忙しいんだよ!」
「はあ?なにそれ?」
「金がねえんだよ!」

…など、迷惑になるばかりです。

いざ、お客さんが話に食いついてきても「ええ?そんなに高いの?」「今度ね、今度」などと言われるばかりで、まるでノルマは達成できませんでした。

このノルマのせいで、私の接客でのストレスはさらに膨れ上がる結果となりました。

エリアマネージャーに「なぜ売れなかったんだよ!」と怒鳴られても、決して「お客が悪い」「商品や値段が悪い」とは言い訳できず「私の努力が足りませんでした」と平謝りばかりでした。

それからというもの、ノルマのある時期はますます憂うつな仕事だと感じました。

笑顔という仮面・セールストークという演技

そうして、私は入社3年目には、コワレタ笑顔を貼り付けて明るい声で笑う、ピエロみたいになって仕事をしていました。

同級生とプライベートで会う際も、無意識で笑顔を作っていたようで「怖い」「笑ってるようで笑ってない」などと言われる有様でしたね。

まるで、感情のない人形が、笑顔を貼り付けているみたいでした。

接客業を続けていると、どんどん感情が失われていくのを実感しました。

ワタシハコワレタ

もともと、人と関わることが好きであった私にも関わらず、ついには人間不信で顔に笑顔貼り付けるだけのピエロになって、私はコワレて行きました。

接客用語も完全丸暗記、まるで感情のこもっていない「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」という声も、ただただ不快でしたね。

プライベートで他のお店に行っても、お店のスタッフさんのコワレた笑顔や接客を見ると、とても買い物など楽しめません。

接客業は、人が信じられなくなった時に、仕事として完成するんだと思うんです。

もし、人が嫌いになりたくなければ、接客業は続けるべきではないと思います。

実際に、接客業を続けている人は、ほとんどの方が「お客=敵、人間なんて嫌い」というスタンスで仕事していますからね。その次元まで至って、初めてプロとして認められます。

ワタシモコワレテ、プロとして接客業をこなせる自信がついた時、もうこの仕事を辞めようと思いました。

せめて、お客さんを敵と疑うのではなく、誰かに感謝される仕事がしたいと思ったからです。

転職して、人と関わることが楽しめる仕事に就きました

その後、私は無事に転職に成功しました。

量販店のようなお客が敵ではなく、お客様一人一人との関わりが大事にできる、ショップ店員として転職することになりました。

量販店のようなお客さんが敵のような職場と違い、座ったままで一人一人のお客さんと向き合ってお話できるため、コミュニケーション好きな私にはぴったりだと感じました。

接客業と言っても、店や業種でガラリと変わるんだと実感しましたね。

今では、量販店や大手小売は、お客さんを機械的に対応していく、人間味のない仕事だったと痛感しています。

接客業で人間不信に陥っているような方は、他の業種で落ち着いて接客のできる仕事に就くべきですよ。

関連:接客業からの転職はどうすればいい?サービス業・小売業・飲食業からの異業種への転職先はある?

転職エージェントで適職と出会いました

そんな私が現在の適職を見つけるきっかけとなったのが「転職エージェント」というサービスでした。

転職エージェントは、登録・利用無料で、担当エージェントの方が面談した上で自分に合った仕事を紹介してくれます。

そのため、接客業でもとくにコミュニケーション面が重視される、やり甲斐のある仕事を自分で見つける手間なく紹介して頂けました。

社風や職場の人間関係なども教えてもらえたため、間違いのない転職先を選ぶことが出来ました。

履歴書・職務経歴書の作成から、面接指導まで丁寧に対応していただいたため、初めての転職もスムーズに進むめることができました。

何と言っても、担当エージェントの方がコミュニケーションを大事にしてくれる方でしたので、今まで量販店の接客業で疲れ切っていた私でも、安心して相談することが出来たのも、心理的には大きな助けになりました。

量販店や、小売のような「お客は敵」みたいな仕事って、私みたいな人と人つながりを大事にする人よりも、割り切って機械みたいになれる人でないと、長く続かない仕事だと思うんです。

もし、今の接客業で人間嫌いになっている人は、人との関わりを大事にできる仕事を探すために、転職エージェントを使ってみてくださいね。

きっと、いい仕事に出会えますよ。

転職コラム

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転職エージェントの面談に呼ばれやすくなるためには?→転職エージェントから面談の案内が来ない原因と見直すべきポイント

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