「仕事の評価が不公平でモチベーション低下…」
「仕事量が不平等で自分だけ負担が大きい…」
「上司の不当な評価にイライラしてる」
そう悩んでいませんか?
世の中、いかなる環境でも不公平は付き物です。
とくに仕事においては、優秀な人や真面目な人ほど、多くの仕事を振られて不公平さを感じることが多いことでしょう。

はぁ…
なんで私ばかりに仕事が振られるんだろう…?
この記事をお読みの方も、きっと「自分ばかり…不公平…」とお悩みのはず。

自分ばかり仕事が増えて不公平だから
いっそ辞めちゃって転職しようかな…?

仕事が不公平で辞めるの構わないが
自分の考え方も変えないとまた次の職場同じ悩みを抱えるぞ!
職場で不公平な思いをして辞めたいと考えること自体には問題がないかもしれませんが、まずは本人の仕事の仕方や人付き合いの仕方を見直すことも大事かもしれません。
当記事では、仕事が不公平で辞めたいと感じている方に向けて、不公平な職場の対処法と、辞める際の注意についてご紹介していきます。
自分に仕事が集中する職場は不公平さを感じやすい?対処法はどうする?
自分に仕事が集中する職場では、不公平感を感じやすいと言えるはずです。
仕事が自分だけに集中して不公平と感じている場合、以下のような理由が考えられます。
▼自分に仕事が集中する理由
- 言わなくてもやるので勝手に仕事が増える
- 周りが仕事をしない社員ばかりなので自分がやるハメになりがち
- 上司や先輩に期待されているので仕事の量が増やされがち
総じていえば「自発的に動ける人材」「上司や先輩に重宝されている人材」であればあるほど、仕事で不公平感を感じやすくなりやすいわけです。
また、上司や先輩の仕事の割り振りが下手ですと、職場全体のモチベーションが低くなり、自ら率先して仕事をこなす方が不公平を感じやすくなります。

自発的に動いても給料が増えるわけでも
社内評価が上がるわけでもないのに
どんどん仕事を増やされて辛いかも…

残念ながら組織においては
仕事の出来る優秀な人ほど損をしやすいのが常だ…
周りよりも仕事量をこなせたり、自発的に動けることは仕事の出来る証拠ではありますが、逆に言えば都合よく使いやすい人だとも言えます。

がんばりすぎるのも良くないってことですね…

そんなこと言われても…
社内でついた評価が落ちるのも怖いし
今さら手を抜くわけにもいかないですよ…
自分に仕事が集中する職場で不公平さを感じている場合、考えられる対策は以下のような方法です。
▼自分に仕事が集中する場合の対策
- わざと手を抜いて遅くやる
- 上下の立場関係なく他人に仕事を割り振る
- 上司や先輩に相談し、仕事の割り振りを見直したり、職場のモチベーション回復に努めてもらう
自分自身が上の権限を持っていない場合は、まずは直属の上司に相談した上で、仕事の割り振りの不公平さや職場内のモチベーション回復を検討しておくといいでしょう。
また、自分自身の立ち回り方として「わざと手を抜く」「他人に仕事を割り振る」という考え方も大切です。

でも仕事でわざと手を抜くと
上司に怒られるのでは…?

普段から周りよりも仕事をしているなら
自分も怠けて他人を動かすのも立派な処世術さ…
もし、読者の方が仕事が集中して不公平さを感じているのであれば、それは「周りの仕事を奪っている」と考えてみて、他の人にも仕事を割り振るように仕事の仕方を見直すのも手かもしれません。
他人に仕事を割り振るスキルを身につけると、管理職・マネージャークラス候補となる可能性も高くなりますし、仮に今の職場で昇進できずとも、相応のスキルは身につくはずです。

目の前の状況だけ見れば「不公平」かもしれないが
自発的に努力した分は必ず自分自身の経験となって
将来的に役に立つはずだ!
怠ける奴が得する職場で全体のモチベーションが低いと不公平になりやすい?
組織においては「怠ける奴が得する」という仕組みになりがちなため、手を抜くほど有利になり、結果として職場全体のモチベーションが低下することがあります。
そうなると、仕事の出来る人間や気づいた人間がやるしかないという状態になるため、仕事で不公平さを感じやすくなります。

どうして私の周りはレベルの低い
ダメな社員ばかりなんでしょうか…?

それには以下のような理由が考えられるな…
▼職場全体のモチベーションが低下している理由
- 上司の指示・指導、仕事の割り振りが下手
- 仕事の目的意識の共有が出来ていない
- 社内の昇給・評価制度が曖昧なので社員がやる気を出さない
- 待遇や基本給の悪い非正規雇用者が多いので全体のモチベーションが低い
- 一部の怠け者が全体の足を引っ張って職場の雰囲気を悪くしている
どこの職場でも社員のモチベーション低下は避けられない事態ではありますが、とくに給与体制や雇用形態に根本的な問題があるような職場は顕著に社員のモチベーションが低い傾向にあると言えます。
集まる人材の質が悪く職場のモチベーションが低い、言わば「レベルの低い会社」では自発的に動ける人材ほど不公平になりやすいかもしれないです。

モチベーションの低い職場で
何か対処法はありますか?
職場のモチベーションが低い場合、上司(管理職・マネージャー)という立場であれば指示・指導の仕方を見直すという対処法がありますが、部下の立場の場合は改善に向けて動くのは難しいかもしれません。
なぜなら、モチベーションの極端に低い職場では、やる気のある社員は仕事を増やす存在として嫌われやすいからです。

(あいつ、変にやる気出して仕事増やしやがって!)
仕事で手を抜くことが慢性化している職場では、仕事を頑張る人間の方が嫌われるという状態になりがちです。

仕事を頑張る方が嫌われるっておかしくないですか?

残念ながら質の悪い会社は
「頑張るだけ無駄」という雰囲気が漂っているので
仕事も適当で手を抜いておけばいいという社員もいるのだ…
残念ながら、極度にモチベーションが低い会社は、努力するだけ損をするという構造になりやすく、不公平感を感じやすくなりやすいので、何をやっても無駄だと感じたら転職を考えておくべきでしょう。
社内派閥・政治の影響で仕事が不公平になることも?
仕事で不遇な目にあっているのは、今の会社が人間性や政治力重視の社風だからかもしれません。
人を見る目のない無能な人間ほど、他人を見た目や第一印象、性格で判断します。
日本の面接が第一印象重視なのも、そのためです。
また、日本の組織なんて、学歴・経歴・ステータスだけしか取り柄のない人間でも、社交力や政治力さえあれば、出世できてしまうものです。
それは、頭の悪い政治家が大半を占めていたり、経営階級ですら粉飾決算などの非合理的な判断をすることからして、明らかでしょう。
会社によっては、
「飲み会や交流会に参加しないことが理由で評価を下げられる」
「特定の誰かを怒らせただけで社内評価が著しく下がる」
「学歴が劣るから昇進を見送られる」
…みたいな、中学生の派閥争いレベルの感情的判断を仕事に持ち込む人もいます。
そして残念なことに、その中学生レベルの感情的判断が理由で、社内評価が下がって不公平な思いをする人も一定数出てくるわけです。
不公平な仕事は辞めた方がいいのか?
「不公平な仕事は辞めた方がいいのか?」と聞かれれば、私は「辞める理由の一つとしては立派な動機」だと思ってます。
というも、歴史的に見ても謀反や革命は不公平感が巻き起こしているものですし、転職のモデルケースも表面上はキレイな建前ばかり並べている人が多い一方で、実際は裏では憎悪が入り乱れている人ばかりだからです。
少なからず、私のような「社会のため」「自分の成長のため」だなんてキレイな動機よりも「正統評価されなくて悔しい」「無能な上司や同僚が過大評価されていてムカつく」「経営者のセンスがなさすぎて不満」といった醜い本音が先行する方は、一度キャリアを見直す時期に来ていると言えるでしょう。
だいたい、仕事を辞めるなんて背信行為、キレイな理由だけで行っている方が少ないのです方、汚い自分も素直に前向きに受け止めておき、合理的にブチ切れながら転職の準備をしましょう。
実務面の優秀さの割に合ってないなら辞めるべき
自分の実務面の優秀さと仕事量や社内の権限、あるいは給料が割に合っていないと思うのであれば、辞めることを前向きに考える時期に来ているでしょう。
だいたい、そういう人は自分を過大評価し過ぎているわけでもなければ、キャリアアップ転職は実現可能ですから。
いつまで経っても自分を無能扱いしている会社の下で生きていても、成長する道理があるわけもありません。
少なからず、人間は「周りの人間の要求や期待に応えて成長していく」という性質を持つ以上、自分を過小評価してくるセンスのない人間と仕事するよりは、期待してくる人間と仕事した方がマシです。
自分が客観的に見て「有能か?無能か?」は環境によって変わりますし、人によっても変わります。
少なからず、私は「自分が有能だと仮定して、的確な環境に当てはめた」だけで、勝手に仕事で成果が伴っており、逆の「自分が無能だと思って、誰かの言われた通りにやった」という状況で上手くいったことは一度もありません。
それがなぜかと言えば「結局、自分が一番正しくて間違いのない選択肢を選べる人間」だと思います。
そんな感じで、世の中の多くの人間は人を見る目もない、的確なアドバイスをする能力もないクソ無能ばかりであるにも関わらず、エラソーに他人にあーだこーだ言ってきますが、全部無視してOKです。
自分の目と耳で確かめた経験と判断が、自分の人生の選択肢においてはもっとも正しいと、自分だけを信じてください。
会社も何もかもが信用できない、最後に信じられるのは自分だけです。
社内政治や派閥争いに勝つ自信があるなら残るのもあり
もっとも、読者がそれなりの大企業や有名企業に属していたり、あるいは役職クラスであれば、社内政治や派閥争いで打ち勝つ処世術を身につけて巧妙に立ち回るのはありかもしれません。
私はしょーじき、みっともない大人の嫉妬争いや足の引っ張り合い、愚痴の吐き合いには付き合いきれないので、フリーランスでいた方が気楽です。
もちろん、私が組織人であれば社内政治でムカつく派閥に一泡吹かせるようなしょうもない遊びに付き合ってもいいのですが、そんなもんに時間を割いたり頭を使う暇があるなら、もっと生産的なことをした方がマシです。
政治家が国会答弁で茶番で言い争って税金泥棒しているのを見て、あまりにバカげていると思いませんか?
ですが、あの程度のガキのケンカレベルの議論が「政治」などと呼ばれるのですから、本質はお笑いエンターテインメントみたいなものです。
そして、社内政治で行われているのも、ああいったガキレベルの「意地の張り合い」や「しょうもないプライド争い」ばかりなのですから、付き合ってる方はたまったものではありません。
転職エージェントを利用してお早めの情報収集を
「社内で不公平に扱われている」と思うのであれば、仕事を辞めて転職を考えておくことが極めて合理的な判断だと言えます。
今や終身雇用がバレバレの嘘だと国民全体で気づいちゃっているのですから、転職を考えておかないほうが意味がわかりません。
仮に社内政治でハメられて、権限のある上司に「お前、一生出世させねえぞ?」と思われたら最後、一生不公平な目に遭い続けるのが大人の世界です。
それも一度「あいつは無能だ」と不公平なレッテルを張られたら、残念なことに周りの人がそういう目で見てくるのが、人間の普遍的な心理です。
であれば、不当評価など転職でさっさとリセットしてしまい、正統評価してくれる職場で自分の有能さを発揮して世間に認めさせたいと思いませんか?
もしそう思うのであれば、早めに転職エージェントなどを活用しておき、転職活動を始めておくといいでしょう。