突然ですが、キャリアに関する情報を探してると「自分で考えて判断しないといけない」「難しい知識やスキルがないといけない」…そんな仕事ばかりでウンザリしたこと、ありませんか?
しかし世の中には「誰かの指示に従うだけ」「自分で決断しなくていい」仕事が、実はたくさんあります。
思考停止で淡々と毎日同じ作業を繰り返せたら、難しいことは考えなくていいので最高だと思いませんか?
この記事では、そんな夢のような何も考えなくていい仕事を厳選してお伝えしていきます。
【厳選】考えなくてもいい仕事一覧
「求人情報を見てると”自分で考える力”が求められて嫌になる…」
そう思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
しかし、世の中の大半は実は考えなくていい仕事ばかりです。
なぜなら、9割以上の労働者は1割の頭の良い人が考えた方法に従って仕事してるだけだからです。
その証拠に頭の良い人ばかり集まる印象のある大手企業ですら、外部のコンサルタントにやることを決めてもらわないと何もできない…そんな情けない会社もあるぐらい、実は考えなくても仕事はできるのです。
ここでは、そんなマジで考えなくていい仕事を、コンセプトに紹介していきます。
マニュアルがあり日々の業務内容が決まっている仕事
まずは「マニュアルがあって毎日同じようなことを繰り返す仕事」というテーマでお届けします。
ここで紹介する職業は、
- どこの職場でもだいたい似たような仕事内容
- アルバイトからでも募集が出てて簡単に就ける
- 特別な資格やスキルが要らず誰でもできる
など、とにかく就きやすいし、簡単なのが魅力。
- レジスタッフ:スーパーやコンビニなどでレジ業務を担当し、商品の会計や精算をマニュアルに基づいて行う職業です。
- データ入力職:企業のデータを入力し、整理・管理する仕事です。入力するデータや手順が決まっており、ミスを防ぐためにマニュアル通りに作業する必要があります。
- デリバリースタッフ:宅配業務で、指定されたエリアに荷物を届ける仕事です。ルートや時間が決まっており、効率的に配達を行うためにマニュアルに沿った作業が重要です。
- カスタマーサポート:電話対応などを行う仕事で、事前に準備された対応マニュアルその後、問題解決や案内を行います。
- ホテルフロントデスク:ホテルの受付業務を担当し、チェックイン・チェックアウトなどを手動で行います。
- オフィスアシスタント:企業内での事務作業や書類整理を行う仕事で、決めた手順に基づいて業務を進めます。
- 製造ラインの作業員:工場や製造ラインで製品の組み立てや検査を行う仕事で、作業手順が決まっており、迅速な作業が求められます。
肉体労働・単純労働が主な職業
次に肉体労働で単純作業が多い職業をご紹介。
- 農業労働者:農場での作業や収穫、草刈りなどを行う単純労働の仕事です。定型的な作業を繰り返し、農作業に取り組みます。
- 清掃員:公共施設や建物の清掃業務を担当し、掃除やゴミ収集など単純な作業が主な業務です。
- 工場ライン作業員:工場の生産ラインで製品の組み立てや検査を行い、同じ作業を繰り返す単純労働の仕事です。
- 飲食店キッチンスタッフ:飲食店での調理や調理補助を行う仕事で、定型的なメニューの調理が主な業務です。
- ガソリンスタンドスタッフ:ガソリンスタンドでの給油や洗車など、単純な作業を行います。
- 建設作業員:現場での土木作業や建築作業を行い、体力を使った単純労働が求められます。
- 貨物積み込みスタッフ:倉庫での荷物の積み込みや運搬を行う単純労働の仕事です。
- 販売スタッフ:ショップでの接客補助や商品陳列などを行い、単純な業務が主な業務です。
手先を使う軽作業の技術職
手先の器用さは求められるものの、無心で作業に打ち込める技術職もオススメ。
- 製菓・製パン職人:菓子やパンの製造を手作業で行う技術職で、手先の器用さが求められます。
- 美容師・理容師:ヘアスタイリングやカットなどの美容技術を提供する仕事で、手先の繊細さと技術が重要です。
- 裁縫職人:洋服や衣類の縫製や修繕を行う仕事で、かなりな手作業が必要とされます。
- 宝飾品製造職人:宝飾品アクセサリーの製造を手作業で行う技術職で、精密な手先が求められます。
- インテリアコーディネーター:家具やインテリアの配置やデザインを慎重な仕事で、創造的な手先の活躍が期待されます。
- ガラス職人:ガラス製品の制作や装飾を手作業で行う技術職で、繊細な手先が必要とされます。
- 陶芸家:陶器や焼き物の制作を手作業で行う仕事で、器用な手先が求められます。
- 木工職人:木材を加工して家具や木製品を製作する技術職で、手先の器にはさと創造力が重要です。
- 花屋:花束やアレンジメントの制作を手作業で行う仕事で、繊細な手先と美しいセンスが求められます。
- 絵画・彫刻家:絵画や彫刻の制作を手作業で行う芸術家で、創造的な手先の才能が重要です。
専門性や複雑な思考を求められずに直感だけでこなせる業務
こちらは「考えなくてもセンスがある人なら感覚だけでできる」という意味で紹介。
- イベントスタッフ:イベントの運営や誘導、接客などを行う仕事で、即興的な判断や柔軟な対応が求められます。
- ホテルルームサービス:ホテル内でのルームサービスや飲食提供を行う仕事で、スムーズな対応が求められます。
- グラフィックデザイナー:広告やポスターなどのデザインを今後の仕事で、クリエイティブな発想と即興性が重要です。
- インフルエンサー:SNSなどで自分の個人ブランドを発信し、フォロワーとのコミュニケーションに重点を置いた仕事です。
- セールスプロモーター:商品の販促活動やプレゼンテーションを行う仕事で、コミュニケーション能力が求められます。
- 旅行ガイド:観光地や名所を案内し、旅行者とコミュニケーションをとる仕事で、フレキシブルな対応が必要です。
- パーティーコーディネーター:イベントやパーティーの企画・運営を行う仕事で、即興的な判断力が重要です。
- 研究助手:研究や調査のサポートを行う仕事で、柔軟な対応と問題解決力が求められます。
- カメラマン:写真撮影を行う仕事で、瞬間の判断力や視覚的なセンスが必要です。
責任範囲や評価基準が明確な環境での仕事
最後に「大きな決断や複雑な判断をしなくていい=考える必要はあるけど難しすぎることを考えなくていい」という意味で、以下の仕事をご紹介。
- 派遣社員:派遣会社にいる他の企業に一時的に雇用される形態の社員です。業務内容や責任範囲が明確に定められているため、派遣社員はその範囲内での業務に集中しやすく、自分の仕事への責任を遂行しやすい特徴があります。
- 契約社員: 一定期間の雇用契約を結んだ社員で、通常の定期とは異なり、雇用契約の期間が限られています。契約社員も、雇用契約によって業務の範囲や評価基準が明確に定められることが多いです。契約期間中に求められる業務を遂行し、契約の条件を満たすことで、自らの仕事への責任を果たすことができます。
- アルバイト:一般的に時間限定のパートタイムの雇用形態で、主に短い間の仕事をすることが多いです。 アルバイトとして働く場合、業務内容や責任範囲が明確に示されていることが多く、シンプルな業務が多い傾向があります。自分の仕事に対する責任を明確に定められた範囲内で果たすことが求められます。
- 地方公務員:地方自治体に所属する公務員で、地方公共団体のやサービスを提供します。評価基準も明確であり、公務員としての責任があることが重要です。
- 大手企業グループ社員:大手企業のグループに所属する社員は、グループ内の各企業で派遣社員や契約社員として働くことがあります。そのことが一般的であり、社員は自らの仕事に対して責任を持って業務を遂行します。
【指南】考えたくない人はこう自己PRしよう
「色んな職業を知っても就く方法がわからない…」
このように感じて、行動に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに朗報。当サイトでは1人でも多くの読者が「読んで終わり」ではなく「読んで行動できる」ように、実践的なアドバイスもお届けしていきます。

これを読んで他の人と差をつけましょう!
「考えなくていい仕事」という理由でアピールするのはNG
仮にここで紹介した求人に応募するとしても「考えなくて良い仕事だと思ったから…」とバカ正直に言っちゃうのはNGです。

じゃあどうすればいいんですか?
以下のような言い換えを行うと面接通過率が目に見えて上がるので効果的に自分の強みをアピールしてみましょう。
1.単純労働の業務遂行能力が高く効率良く作業を行える
考えたくない人は単純労働を効率良く行えるという点が強みになります。
なぜなら「考えない=目の前のことに集中できる」ということだからです。
例としては「飲食店のキッチンスタッフ」「製造業の流れ作業」「データ入力の仕事」などが該当します。
変に頭を使ってしまう人は、単純作業でも「もっとこうした方がいいのでは?」と考えてしまうため、集中して行うことが苦手なことがあります。
要は考えるのが得意な人ほどアルバイトでもできる単純作業が苦手…という逆転現象が起きてしまうわけです。
そういう意味でも「仕事で考えたくない=一つの作業に集中できる」と効果的に自己アピールにつなげることができます。
2.ルーチンワークやマイクロマネジメントへのストレス耐性
ルーチンワークとは「決まった手順で行う作業」「毎日(あるいは定期的に)同じことを繰り返す仕事」を指します。
具体的には、
- 文書のファイリング
- データ入力
- 決まったフォームでの書類作成(日報など)
- 小売店のレジ打ち
- 製造業の流れ作業や検品作業
- 清掃などの雑用
などが該当します。
マイクロマネジメントとは、上司が部下の細かい行動まで指示し、管理する方法です。
マイクロマネジメントは、自発性があって自分で考えたい人にとっては、強いストレスを感じる原因ともなり、一般的にはモチベーションを低下させる方法だと考えられています。
ところが、仕事で何も考えたくない人は、マイクロマネジメントにて細かいことまで指示してもらった方が、仕事がやりやすいと感じることが多いかもしれません。
逆に、吸収力が高く日々の業務に飽きっぽい人、頭の回転の速い人、あるいは創造性があって自分で工夫ができる人は、これらのルーチンワークやマイクロマネジメントに対するストレスが大きく、向いてない傾向があります。
その点で、ルーチンワークやマイクロマネジメントに対しても抵抗がないなら、考えたくない人にとって適性が高いと言えるでしょう。
3.上の方針を疑わないことによる組織適性の高さ
中途半端に頭良かったり考えることができると「自分の会社の方針は時代に合わないのでは?」「上の方針は間違っていて業績が落ちているのでは?」など、組織の方針を疑ってしまうことが増え、仕事に集中できないばかりか、転職などで会社から離れるリスクとなります。
一方で仕事で考えたくない人は、良く悪くも上の方針に対して思考停止したり、意図的に目を背けられるので、組織適性の高さに期待できます。
また、会社方針だけでなく、直属の上司の指示に素直に従えるかどうかというのも、強みになりえます。
中途半端に知識や経験があって優秀な部下の場合、上司の指示が不適切であったり効率が悪いと不満を抱え素直に従わないことがありますが、部下が考えない性格だと上の指示が間違っていて非効率でも素直に従うため、職場単位で人間関係が悪くなるリスクを下げられます。
4.社内制度が明確で研修制度がある組織では一定以上の成果を出せる
公務員や大企業ほど、社内制度が明確となります。
社内制度が明確とは、具体的に
- 就業時間や就業規則が用意されている
- 社員教育制度が用意されている
- 部署ごとの仕事の役割や責任範囲が明確
- 社内の評価制度が明確
- 昇進や出世も能力よりは勤務経歴などの明確な指標が重視される
などを指します。
制度が明確なため、業務マニュアルがしっかり用意されていたり、研修制度が用意されているなど、考えたくない人でも真面目に勤務しておくだけで最低限の成果が出せる仕組むづくりがされていると言えます。
一方で、
- 社内制度を固めるほどの余裕がないベンチャー企業~中堅企業
- 少数精鋭のWEB系企業やコンサルティング企業
- 社員個人の自発性に依存している営業系の企業
は、社内制度が明確でないことが多かったり、制度があっても社員や部署ごとの柔軟な対応が重視されるため、考えたくない人には組織風土が合わなかったり、求められる人材像に合わない可能性が高くなります。