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就職四季報はいつ買うべき?買った方がいい人といらない人の違いは?

「就職四季報は本当に買うべき?買うならどれ?」
「就職四季報はいつ買うべき?就活が始まってからでは遅い?」
「就活に就職四季報はいらないんじゃない?」

このようにお困りではありませんか?

就職活動を有利に進め、自分に合った長く働ける企業を見つけ出すためには、就職四季報を早めに購入して業界分析や企業研究を進める必要があります。ただ、必須ではありませんし、新卒生の置かれてる状況によってはかえって情報量が増えてしまい、就職先を決める速度の低下を招く事態が想定されます。

ですので、結論から言えば就職四季報を買うべきかどうか必要ないかは人による…としか言えません。

ただ、それだけではこのページに訪れてくれた方にとっては、何の参考にもならないと思うので、本記事では

  • 就職四季報を買ったほうがいい人とそうでない人
  • 就職四季報の中でもどれを買うべきか?(総合版/優良・中堅企業版/女子版)
  • 就職四季報はいつ買うべきか?

について、就活生のお悩みに答えを示していこうかと思います。

就職四季報を買うべき人/いらない人の違いは?

就職四季報では主に、企業の以下のような情報が掲載されています。

  • 従業員数
  • 平均給与
  • 有給休暇取得実績
  • 3年後の新卒定着率
  • 採用実績校
  • 求める人材像
  • 企業の特色や近況
  • 業績

以上のような情報から読み取れることは非常に多く、少なからず、就職後すぐに辞めたくなるようなミスマッチな会社を避けて長く働き続けたい人にとっては、お宝情報ばかりだと言えます。

ただ、上記情報だけではいまいち実感が湧かない方も多いと思いますので、より詳しく就職四季報を買っておくべき人の特徴をご紹介していきます。

平均年収や初任給に興味があるなら買っておくべき

就職四季報では「平均年収」「大卒初任給」の2つの給与額基準が記載されています。

実際に就職四季報を見ればわかるのですが大卒時点での初任給は18万~30万と幅が広いため、予め知っているかいないかだけでも就職後のスタートラインが変わってしまいます。

平均年収に関しても、将来自分がその年収にたどり着けるかどうかは別としても、平均年収が高い業種や会社にはそれ相応の理由があるため、業界ごとの年収傾向を知っておくだけでも就職活動時の選択が変わってくることでしょう。

逆に、平均年収が低い業界も見えてくるため、予め年収の低い業界や会社は避けられるという点でも、就職四季報を買っておく価値はあると言えます。

有名大学に通っているなら一読の価値あり

就職四季報は新卒生が対象ということもあり、各企業の採用実績校が記載されてる点に注目です。

建前上、企業は学歴差別はしないかのように振る舞っていますが、有名企業ほど有名大学の採用に偏っているなどの傾向が見えてきます。

また、企業の採用には「学閥」による採用基準もあるので、特定の大学からの採用数が極端に多い企業も見抜けます。

もし、自分が就きたい企業が自身の所属する大学からの採用実績が多いなら採用される確率が高くなりますし、逆に自身の所属する大学からの採用実績がないなら書類選考時点で落ちてしまう確率が高くなるかもしれません。

新卒生は実務経験がないことから、せいぜいサークル活動やアルバイトぐらいでしか書類選考にアピールできるポイントがないわけですから、中途採用と比べて相対的に学歴で判断されやすくなります。

ですので、新卒生最大の強みである学歴を活かしてより良い条件の企業に入社する意味でも、有名大学に通う人ほど就職四季報で各企業の採用実績校を参考にしておいた方がいいと言えます。

就職活動で悩みたくない人や情報過多になると困る人は買わない方がいいかも?

結論から申し上げておくと「9割の就活生に四季報は要らない」というのが、私の見解です。

厳密に言うと「四季報は就活生に必須と言われているから、隅々まで読んでおくべき!」と考えているような真面目な方は、絶対買わなくてOKです。

あまりに情報量が多すぎて、かえって頭を悩ます事態になりますから。

さらに行っておくと「就職四季報」はもっと要りません。

出版社が「就活生のため!」と言っていても、それが本当に就活生のためになるかどうかは別問題です。

正直言って、リクルートを始めとした、営利企業側の言う「就活生に求めるもの」というのは、かなりのズレがあるからです。これは社会に出れば、すぐにわかります。

とくにバカ真面目に「就活生に必要なもの」という情報をうのみにしたり、求人票とにらめっこして「ベターではなくベスト」を求めるような慎重な人は、確実に邪魔になります。

いくら福利厚生などを参考にしたところで、あなたが就職する企業の実態は「入社してみるまでわからない」からです。

本やネットの情報と実態がまるで違う会社のほうが、世の中には多いぐらいです。

思ったよりも待遇も社内環境もいい会社もあれば、知名度やブランドがあるにも関わらず、中身はブラックだった…ということもありますからね。

例の電通の東大卒女性社員過労死の件なんかは、いい例でしょう。

1割の学生は「四季報 業界地図」を買っておくべき!

さて「9割の就活生ないは四季報は無用」とお伝えしてきましたが、逆に言えば「残りの1割の就活生には役に立つ」わけです。

その「1割の就活生」とはどんな学生でしょうか?

「四季報」を読んでおく価値のある学生とは?

  • 経済学・統計分析に理解のある人
  • 年収・出世などに強い関心がある
  • 投資関連の職業に興味がある(四季報は投資家向け情報誌でもあるから)
  • 「就きたい仕事・業種」がとくにない

それぞれ、ざっくり理由を説明していくと、以下の通りです。

経済学・統計分析に理解のある人→四季報のデータは非常に参考になる。分析力があれば、業界動向や将来性についても1冊で把握できる。

年収・出世などに強い関心がある→各業界・企業の力関係、平均年収のデータなど、数字に関しての統計データが多数掲載されているから。

投資関連の職業に興味がある→四季報自体、投資家向けの経済雑誌という側面があるから。

「就きたい仕事・業種」がとくにない→金回りのいい業界、将来性の高い業界をチェックしておけば、進路に間違うリスクは減るから。

就活は「広告力・営業力の強い会社ばかりが目立つ」という面もありますが(ブランド力の強い大企業人気などがその証拠)、評判や世間体に流されないためには「徹底して客観的なデータを分析する」ことが重要になってきます。

「企業研究」が重要なのも、それが本当の理由です。

もっとも、社会経験のない学生さんは、情報に流される部分が出てくるのはしょうがないでしょう。

しかし、四季報でしっかりとデータを見ておけば「この業界はブラック!」「この業界は将来性がない!」という、根拠のない口コミに流されるリスクはだいぶ減ります。

四季報を読んでおくメリットとは?

年収・業界情勢などにシビアで現実的な視点が持てる

四季報を読んでおくメリットの一つは、年収や業界情報について、シビアで現実的な視点を持てることです。

社会経験の浅い就活生は、とにかく企業や社会の実態についての理解がありません。

「公務員なら一生安定して働ける」
「大企業勤めなら勝ち組!」
「〇〇業界は将来性がない」

企業研究の足りていない学生さんはこの程度の認識でしょうし、社会人でもこの程度の人はたくさんいます。

これの何が行けないかというと、就職した後に「思ったよりも収入が低かった」「思ってた仕事と違った」「将来性感じない、先行きが不安…」と感じてしまい、長く続かない原因になってしまうということです。

一方で、四季報でおおよその数字を把握しておけば、ある程度の覚悟を持った上で、就職先を選ぶことができます。

40代で平均年収〇〇ぐらいの業界だ」と知っておけば、少なからず「思ったよりも年収が低かった」「将来的に年収が上がる見通しがない」と不安になるリスクは減らせますからね。

ただし、四季報の情報をあまり参考にしすぎないこと

ただし、あまり四季報の情報を参考にしすぎることも考えものです。

たとえば「平均年収〇〇万円」と四季報で書かれていても、必ずしも10年後にその年収が達成できるとは限らないからです。

就活って、実は「株の銘柄選び」みたいなもんなんですよ。

改めて言いますが、四季報は本来は投資家向け雑誌です。

つまり「就活生向け」ではなく、こう考えることができるんです。

「自分の将来の時間を投資(=就職)する、会社や業種の情勢を知っておくための雑誌が”四季報”である」

この前提を理解しておけば、グッと有用な情報源として四季報を活用できるようになりますよ。

業種の選択肢が圧倒的に広がる

四季報では、あらゆる国内企業や業界の情勢について、幅広いデータが掲載されています。

つまり、今まで興味も関心もなかった業界についても、知ることができるんです。

ですので「13歳のハローワーク」的な読み方をすると、将来の選択肢が広がるかもしれませんね。

「〇〇学部だから〇〇業界!」という狭い考え方は、自分の思わぬ適性や可能性を自らつぶしかねない危険な考え方でもあります。

学生程度の想像する「社会人像・業界内情」なんて、偏った物の見方しかできていないので、まずはなんでも試してみる姿勢が大事ですからね。

将来に対して、新しい選択肢が見つかることを考えると、それだけで四季報を読んで見る価値はあります。

単純に読み物・資料集として面白くて参考になる

四季報は単純に読み物としても面白いのも魅力です。私も暇な時に、適当に目を通して楽しんでます。…ていうか「これを読んで絶対に就活に活かそう!」というよりも、こっちの読み方の方がいいですよ。

たとえば四季報では「財閥」「宗教法人」というニッチな業界なデータも掲載されています。しかも、具体的な収入源や出資先などの情報も書いてますね。こういった意外な情報から、大人の世界の複雑な事情なんかも、学生のうちから知っておくことができます。

取引先の客観的データが得られる

ビジネスにおいて、取引先や顧客の情報収集は、当たり前の努力です。

四季報では、各業界についての情報が掲載されているので、要点をざっくりと理解できます。

この”情報の重要さ”に気づくのは、実際に働いてみないと難しいでしょうが、意識だけでも社会人を真似ておくことも就活生には大切です。

というのも、就活は「企業と学生の対等な立場での取引」だと言えるからですね。

別に「企業人事が学生より偉い」なんて道理は、まったくありません。

むしろ、学生の交渉力・営業力を評価する人事もいることを踏まえておくと「お前の会社に人生捧げてやるんだから、しっかり選考しろや!」ぐらいの方が、威勢や活力があり、魅力的な人材に思われることでしょう。

しかし、そういった強気な駆け引きをするためには「情報=データ」というものは、非常に重要になってきます。

たとえば、私が取引先として提携している企業についても、前年度比の売上・利益を確かめることが出来て、今後の将来性などを考慮する際の判断材料にしています。

たとえば、ある会社に面接に受けに行く際に「競合他社」「親会社」の情報を知っておくといないのでは、天と地の差があります。

「御社の競合他社は〇〇社と存じ上げますが、すでに私は〇〇社から内定を頂いております。ですが、どうしても魅力を感じきれず…」

…という、まさに”駆け引き”も出来るわけですね。

結論:就活生は四季報を一冊でも読んでおくと便利!

このように「なぜ、四季報が就活生に薦められているのか?」を知っておくことで、情報の価値は大きく変わります。

冒頭では「就活生の9割には無駄」と言っていますが、それは「9割の就活生は四季報の価値を活かしきれない」と思っているからです。

しかし、ここまで当記事をお読みの方であれば、間違いなく四季報を読んでおく価値はあるでしょう。

とりあえず「四季報 業界地図」に関しては、絶対に読んでおく価値はあります。大人になった私でも「これは毎年買っておきたい!」というぐらい、充実した情報が詰まっています。

この「業界地図」を読んで「参考になる!」と感じたら、就活生向けも買ってみるといいでしょう。

これを言っちゃあれなんですが「四季報は本当に参考になるのかどうか、自分の目で確かめるてみる」ために読むだけでも、すごく価値や気づきのある本です。

何度も本文中でも言っているとおり「就活生に役に立つらしいから隅々まで読んでおこう!」という買い方が一番ダメなパターンです。

要は「なぜ、四季報は就活生必見と言われているのか?」を考えるところに真価があるわけです。

「四季報」を読んで”考える力”を育もう!

最近では大学受験・就職についても「考える力」というのが、重要視されてきています。

これは、逆に言えば「自分で考える力のない学生が増えている」とも言えるわけですね。

では、なぜ考える力のない学生が増えているか?

簡単です。

スマホで検索すれば、すぐに答えのわかる時代になってきたからです。

Googleで検索すれば、先人が導き出した「答え」が、誰でも簡単に手に入る時代になりましたからね。

これは言わば「カンニング」のようなもので、労せず答えを手に入れる学生が増えているわけです。当然「カンニング」のような就活アピールをしてくる学生なんて、企業は一発で見抜きます。

だからこそ「考える力」が重要になってきているのです。

そういった社会情勢を踏まえた上で「考える力を身につける」という意味で、四季報を学生のうちに読んでおく価値はあるでしょう。

たかだか数千円で買えますので、試しに買って流し読みしておくだけでも、就活に対する意識が変わってきますよ。

就活生・学生
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