突然ですが、自分、ゲームが大好きなんですよ。
毎日何時間もゲームをプレイして、ゲームの世界に没頭することが楽しみ。
履歴書の趣味の欄にも「ゲーム」ぐらいしか書くことがない。
でも、それだと「時間の無駄」とか「現実逃避」とか思われるので、就く仕事が見つからないんすよ。
でも、ゲーム好きってそんなに悪いことなんでしょうか?
だって、今はゲーム実況とかe-Sportsとかゲームプレイヤーも稼げる時代になってきてるじゃないですか?
昔の人の「ゲームは1日1時間まで」とか「ゲームしてるとゲーム脳になってダメになる」とか、古くさい考え方だと思うんすよね。
そんな私ですが、ゲーマーであることを差別的に評価するクソな会社には応募しないで、ゲーム好きが有利にアピールできる会社に就職しました!
その経験から言わせてもらえば「ゲーム好きのほうが仕事できるし就職に有利」と断言したい。
そこでこの記事を通して、私が徹底的に調べ上げた「ゲーム好きを活かせる職業」を向いてる仕事として紹介していこうかと思います。
ゲームが好きな人の特徴
向いてる仕事の紹介の前に、まずはゲームが好きな人の特徴について紹介していきます。
ゲームが好きな人の欠点
- 長時間のゲームプレイによる依存症リスクや実生活への悪影響
- 攻撃的な性格が露呈したり一般常識に欠けることがあり社会適応が難しくなる場合がある
- 興味関心の範囲や身についてるスキル/経験に偏りがある
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
ゲームが好きな人の強み
▼ゲーム好きな人が持つ意外な仕事の適性
- 集中力がある
長時間ゲームをしても苦にならない忍耐力の強さ - 高い目標達成意識がある
レベリング方法を考えたり、周回作業を行うなど、目標達成を果たせる - 頭脳的
ゲームを攻略するために、戦略を考えたり効率化できる - 負けず嫌い
ランカーになったり、相手に勝つためにひたむきになれる競争心がある - ネット上のコミュニケーションに強い
Discordコミュニティに参加したり、協力型ゲームで連携できるなど
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
ゲーム好きな人に向いてる仕事
ゲーム業界と言えば、国内では1兆7,330円、世界では15兆6,898円規模の一大産業です。日本国内では、任天堂やSONYを始め、様々なゲーム会社が世界進出して活躍しており、ゲームが好きなことを活かせる仕事も多いと言えます。
一方で、大手ゲーム会社は人気企業も多く、就職に学歴やスキルが必要なこともあり、考えなしで就職・転職活動しても、中々入社できない現状もあります。逆に言えば、中堅のゲーム開発会社やクリエイティブを担当する会社、ゲームの広報・流通・販売に関わる会社なども候補に入れれば、選択肢は無数に広がります。
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「ゲーム好き」を活かせる職業を紹介していきます。
マーケター
評価項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | ゲームで鍛えられたスキルを使う場面が多々ある |
難易度 | ★★★☆☆ | 大卒以上の募集が多いが経験やスキルがあれば未経験からもOK |
年収目安 | 400~800万円 | 平社員で400万円台、専門職やマネージャーになると年収UP |
働きやすさ | ★★★★☆ | フリーランスやリモートワークが可能で柔軟な働き方ができる |
将来性 | ★★★★★ | どの企業でも通用する本質的なスキルが身につく |
マーケターとはマーケティングに関する仕事を行う人のことを指します。
人の心を読むのが上手い人は、マーケターとして大きなアドバンテージを持っています。
ゲーム好きな人は、戦略的思考やデータ分析、長期的な目標達成力といったスキルを活かしてマーケティングの現場で活躍できます。また、ゲームの広報などにも就けるかもしれない!

その理由を詳しく解説していきます
マーケティングってどんな仕事?
マーケティングは「買ってもらう仕組みをつくる」ことが最終目的。
わかりやすく言えば「自動販売機を置いておくだけで勝手に売れる」「お店を立てるだけで売れる」状態を目指すのが、マーケティングの役割。
そのためには、下記のように色んなことを関係者と会議しながら決定し実行していきます。
- マーチャンダイジング:
「どの場所にお店を出せば売れるか?」「品揃えや陳列方法はどうするか?」 - アカウントプランナー:
「どの媒体でどんな広告を出すと効果が高いか?」 - デジタルマーケティング(Web・SNS):
「公式サイトやSNSでどのように情報を発信するとフォロワーや売上が伸びるか?」 - ブランディング:
「商品や企業の好感度を高めるためにはどんなデザイン・ストーリーが有効か?」 - PR(パブリックリレーションズ):
「プレスリリースやメディア露出を通じて企業や商品の印象を向上させるにはどうするか?」
日常で目にする、CMや広告、製品やチェーン店など、ほぼすべての物にマーケティングが関わっていると考えると、イメージしやすくなるでしょう。

人々の手に情報や商品が届くまでに多くのマーケターが関わってるんですね
マーケターに向いてる人の特徴
マーケターの業務は幅広いので多種多様な適性を活かせます。
1.戦略を考えるのが好きで試行錯誤を楽しめる
ゲームで「次の一手」や「効率的な攻略法」を考えるのが好きな人は、マーケティングの戦略立案と相性抜群です。ターゲット層を分析し、どんな施策が最も効果的かを考え、実行後に結果を見て修正するプロセスは、ゲームの攻略に似た楽しさがあります。
2.ゲームの宣伝や広報に関わってみたい
ゲームが好きな人は、自分の好きな作品を広める活動にも熱意を持てます。SNS運用や広告キャンペーン、イベント企画など、ゲームの魅力を伝える仕事は、情熱を持って取り組むことでユーザーの心を動かしやすくなります。
3.売れるゲームを作ってみたい
ゲームが売れる理由やユーザーが求める要素を研究し、それを施策に反映させることがマーケターの役割です。ゲーム好きな人は、自分がプレイヤーとしての視点を持っている分、ユーザー目線で売れる仕組みを提案しやすいのが強みです。
マーケターになるメリット
1.社内向けのビジネスコミュニケーションスキルが身につく
マーケティング案件では、社内の関係者との連携やプレゼンテーションが多いため、論理的に物事を整理し、納得させるコミュニケーション力が自然と鍛えられます。
議論や発表が好きだったり、会議で発言するのが好きな人は才覚を表しやすいです。
また、文章や資料でのコミュニケーションも多いので、文章力がある人や基本的なPC操作やデザインができる人も、適性を発揮できる場があります。
2.幅広い分野で応用が利く経験が手に入るので将来性が高い
マーケティングの力がなければ、どんなに良い物を作っても売れずに会社は成り立ちません。
なのでマーケティング経験を積めば一生物のスキルになると言っても過言ではないでしょう。
転職するのが当たり前となった人生百年時代、どんな職場でも応用できる「どこでもやっていける本質的なスキル」が身につくマーケティング職は、非常に魅力的です。
3.様々な適性やスキルを活かす場が用意されている
さらにマーケティングの仕事は、トレンドや市場ニーズを掴むセンスや情報収集力、キャッチコピーやデザインなどのクリエイティブ、データ分析や統計計算など総合的な知力を試せる仕事でもあります。
仮に思うように実力が発揮できなくても、次のプロジェクトで売る製品や関わる会社が変わると思わぬ適性が発揮できることもある点も、向いてる仕事を探してる人にとっては魅力でしょう。
マーケターになる際の注意点
以上のように魅力的で人気のマーケティング職ですが、いくつかのデメリットもあります。
1.地味で地道な作業が想像以上に多い
まず第一に意外と地味なデスクワークが多いということです。
Excelにちまちまデータを入力したり、地道な調査を繰り返したり、社内との調整やミーティングをこなすなど、派手なイメージとは真逆の地味な作業にギャップを感じる人も多いです。
2.わからないことを自分で調べたり学ぶ能力が問われる
次に、マーケターは日々難しいマーケティング理論やトレンド情報を追う必要があるため、情報収集が得意であったり、好奇心旺盛でないと長く続かない可能性があります。
最低でも「わからないことがあったら理解できるまで調べる」ことができないと、仕事についていくのが難しいでしょう。
3.高度な専門スキルや高い知識レベルが求められることがある
最後に、マーケティングの中でもデータ解析を行うような仕事では、統計や経済学が理解できるレベルの高度な専門知識が求められます。知識がなくてもセンスや勘でどうにかできる人もいますが、いずれにしても高度なスキルです。
総じて言えば、求められる知識やスキルが高度で勉強が必要な分、マーケターになったとしても仕事についていけない可能性もある…というリスクをあらかじめ知っておきたいです。
ただ、マーケター自体が需要の割に人手が足りていない上に範囲がかなり広いため、SNSマーケターなど、知識がなくても挑戦しやすい仕事も多いため、過度に恐れる必要もないでしょう。
マーケターになる方法
1.未経験者が求人応募だけでマーケターになるのは難しい
マーケターは総合的な知識や頭脳が求められます。そのため、正攻法で転職しようとなると「大卒以上」の学歴か実務経験が求められやすいです。
求人での職業名に注意
また、求人では「マーケター」という呼称ではなく「販促企画」「商品企画」「流通企画」などの「企画職」として募集されていることもあります。業界知識がない人にとって求人情報だけでマーケティング職を見極めるのは困難です。
業種選びも重要
マーケターになりたいと考える人は「どの業種を選ぶか?」も重要です。
たとえば、美容品や化粧品に興味がないのに美容業界に就いても、消費者心理がわからないので職場に馴染むのが難しくなります。
自分の興味関心がある業種や、経験がある業種を選ぶと、マーケターへの道も開かれやすいです。
2.未経験者はWebマーケティングから始めるのが主流
なお、マーケターの中でもとくに人手が足りてないWebマーケターであれば、未経験から就きやすいです。スクール系のサービスやリスキリングを経由して転職するといいでしょう。
WorX(ワークス)を利用する
未経験からWebマーケティングに挑戦するなら「WorX(ワークス)」に相談するのがオススメです。
WorXでは適職診断が受けられるので「自分でもマーケティングはできる?」と不安な人、「他に適性が活かせる職業があったらどうしよう…」と迷っている人ほどオススメ。
3.これまで業界経験を活かしてキャリアアップ転職
営業経験、接客・販売経験があるとマーケティングでも応用が利きやすく、キャリアアップ転職が見込めます。
「キャリアアップ」とは、今の自分よりも成長しより良いキャリアを築いて、収入アップや上の仕事に挑戦することを指します。
キャリアアップ転職の例
たとえば、
- アパレル販売員 → アパレル企業の通販担当
- 飲食店の店長 → フードデリバリーサービスのマーケティング担当
- 家電量販店の販売員 → 家電メーカーのブランドマーケティング担当
など、同じ業界内でのマーケティング職へのキャリアアップ成功事例が多めです。
ただ、こうしたキャリアアップ転職は転職エージェント担当者の提案力がないと成功させるのが難しいのが現実です。
LHH転職エージェントを利用する
ですので、数ある転職エージェントの中でも担当者のサポート能力が高いと定評のある「LHH転職エージェント」の利用をオススメします。
LHH転職エージェントでは、求人だけでは知ることができない「企業文化」「詳細な仕事内容」などが事前にわかるので、本当に自分に合った会社を見極めやすいです。
Webマーケター
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 分析や計画重視なので落ち着いて進められる |
難易度 | ★★★☆☆ | 専門スキルはいるが未経験からでも学べば就ける |
年収目安 | 350万〜1000万円 | 会社次第では高収入も実現可能 |
働きやすさ | ★★★★★ | リモートワーク可能な企業が多くフリーランスにもなりやすい |
将来性 | ★★★★★ | デジタルマーケティングの需要拡大で将来性は抜群 |
マーケターは「マーケティングの仕事をしてる人」で、Webマーケターは「Webでマーケティングの仕事をしてる人」を指します。「デジタルマーケター」と呼ばれることも。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングでは具体的に以下のような仕事を行います。
1.情報を発信する
SNSやブログ、Webサイトを使って、商品やサービスの魅力を伝えます。たとえば「こんな商品がありますよ!」と多くの人に知らせる仕事です。
2.アイデアを出し合う(企画会議)
「どうやったらもっと商品が売れるか」「どんな広告が目を引くか」などをみんなで話し合い、作戦を考えます。おもしろいアイデアを出せると大きな成果につながります。
3.調査(リサーチ)
商品を買ってくれる人がどんなことに興味があるのか、他のお店がどんな売り方をしているのかを調べます。これによって次の作戦を立てやすくなります。
4.数字を見て分析する(データ解析)
どれくらいの人が広告をクリックしたか、どんなページがよく見られているかを数字で確認します。「どこを改善したらもっと良くなるか」を考えるための仕事です。
Webマーケターに向いてる人の特徴
Webマーケターは、下記のような経験や性格傾向があると長く続く可能性が高いです。
1.日頃からスマホやPCを使いまくってる
スマホやパソコンを使いこなしている人は、Webマーケターの仕事に必要なツールやサービスをスムーズに扱える素養があります。普段からネットに親しんでいるなら、新しい技術やトレンドも自然とキャッチできるでしょう。
2.自分で検索して調べる能力がある
Webマーケティングは、わからないことをその都度調べて解決する場面が多いです。「このツールどう使うんだろう?」や「競合はどんな広告を出している?」といった疑問に、自分で答えを探せる人にピッタリです。
3.オンラインでのコミュニケーションが得意
SNSやメール、チャットツールを使ったやり取りが多いため、対面でなくても円滑にコミュニケーションを取れる人は活躍しやすいです。ネット上での情報発信や、他者との連携が得意な人に向いています。
Webマーケターに就くメリット
今からWebマーケターになると、以下のような恩恵が受けられます。
1.ノウハウが普及しているので学びやすい
Webマーケティングのノウハウやツールに関する情報はインターネット上に豊富にあります。わからないことがあれば調べるだけで解決できるケースが多く、初心者でも学びやすい環境が整っています。
2.ツールの力で要領の悪さをどうにかしやすい
WebマーケティングにはGoogle Analyticsや広告運用ツールなど、便利なツールが揃っています。これらを使うことで、効率的に作業を進められるため、「要領が悪い」と感じる人でも成果を出しやすくなります。
3.マス広告からWeb広告へ予算が流れていて需要増大
多くの企業がWeb広告へシフトしているため、Webマーケターの需要は年々増加中。予算の増加に伴い収入が伸びやすく、求人も豊富にあるため、職に困る心配が少ないのが特徴です。
4.様々な適性が活かせるのでやっているうちに才覚を発揮しやすい
データ分析、クリエイティブな企画、SNS運用など、さまざまなスキルを活かせるのがWebマーケティングの魅力です。「何が向いているかわからない」という人でも、経験を積みながら自分の得意分野を見つけやすいです。
5.PC上ですべての仕事を完結できるため自由な働き方がしやすい
リモートワークが可能で、場所や時間に縛られない働き方が実現できます。自由度の高い環境を求めている人には理想的な職種です。仕事の進め方も比較的柔軟なので、自分のペースで働ける点も魅力です。
Webマーケターに就くための方法
1.未経験から就くには経歴かスキルが必要
Webマーケターは経験者が求められることが多めです。
やみくもに「求人を探しで応募する」という方法だけでは、まず採用されないと考えていいでしょう。
関連する経歴(営業や企画職、広告代理店など)やスキル(SNS運用、データ分析の知識など)を効果的にアピールする自己アピール対策をしておきましょう。
2.スキルを習得すれば未経験からでも就ける
ただし、Webマーケターを始めとしたIT系の人材不足が続いてるため、企業側からの需要は高く、未経験からでも就けるチャンスはあります。
Google Analyticsや広告運用ツールの使い方、SEO(検索エンジン最適化)の基本は公式ドキュメントを読むなどすれば独学でも学べます。
また、オンライン講座やスクー系サービスルを活用して、基礎的なスキルを積むのも手でしょう。
3.リスキリング支援を活用して転職
最近では、リスキリング支援を行うスクールやサービスが増えています。
リスキリングとは「学び直し」のことで、国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供し採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもWebマーケターになれるチャンス!
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にWebマーケターに転職することができます。
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
求人検索時にノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになります。
なので企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使わず、具体的なツール名をしているという背景になります。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
会社情報からノーコードエンジニアの採用を行ってるか見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職するのが確実
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
WorXを使えばスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
ゲームデバッガー
ゲームをプレイして予期しない不具合(バグ)が発生しないかを確認していくのがゲームデバッガーの仕事です。楽なように感じるかもしれませんが、実際はとても地味で大変な忍耐力を求められます。たとえばロールプレイングゲームなどの場合、オープニングからエンディングまでストーリーや会話がつながっているかも、ひとつひとつチェックしていきます。そのほかにも、ゲームキャラクターが不自然な動きをしないかなども細かく調べたりするのです。普通にゲームをプレイして動作チェックするだけでなく、通常プレイしないような操作をしても不具合が起きないかどうかも確認しなくてはなりません。
ゲームデバッガーになるのに特別な知識や訓練を積む必要はありませんが、どんなゲームも楽しくプレイできる好奇心があり、地味な作業を長時間こなす集中力と忍耐力は必要とされます。ゲーム会社内でデバッグを行なうこともありますが、ほとんどの場合は専門のデバッガー会社に依頼しています。そういった企業のアルバイト募集情報を確認してみましょう。
プロゲーマー
ゲームをプレイ することで収入を得ている人のことをプロゲーマーと呼びます。プロゲーマーとして生計を立てるには、e-Sportsチームに所属して報酬を得るか、ゲーム実況系YouTuberなどで広告収入を得る、またはプロゲーマーとしてタレント活動を行ないスポンサーについてもらうといったパターンがあります。
欧米ではゲーム競技も「e-Sports」としてスポーツとして認められ、プロゲーマーとして活躍する人もいる一方で、日本国内ではまだまだe-Sportsが浸透していないのが現状です。とはいえ、YouTubeやニコニコ動画から出てきたゲーム実況だけで生計を立てるプロゲーマーの登場など、ゲームをプレイすることで稼ぐ人の存在は幅広く認知されてきてもいます。日本国内でプロゲーマーとして活躍するには、ゲームのプレイングの上手さ以上に、トーク力はもちろん、企画力やタレント性なども強くなくてはいけない点には注意です。
プロゲーマーやゲーム系YouTuberをサポートする芸能事務所のマネージャーやe-Sportsの浸透のために企画や営業を行なう会社など、プロゲーマーを支援する立場で働くという選択肢もあることに注目しておくのも良いでしょう。
YouTuber
ユーチューブ(YouTube)では動画の閲覧数に応じて広告収入を得られるシステムがあり、それを使って収入を得ている人をユーチューバーと呼んでいます。ユーチューバーとしてのみで生計を立てている人はまだ国内では少ないですが、なかには年収が数千万円を超える人もいます。
ユーチューブへの動画投稿は誰でも可能で、動画内に広告を掲載することで広告収入が得られるようになる。広告収入は動画の閲覧数によって増えるため、多くの広告収入を得るには、より多くの人に自分の動画を見てもらう必要があります。視聴者を引き付ける魅力的な動画を配信できるかどうかがユーチューバーとしての成功に繋がりますが、技術やセンスが優れているからといって動画の閲覧数が伸びるとは限らず、運も絡んでくる難しい職業といえるでしょう。
ゲームシナリオライター
おもにロールプレイングゲーム(RPG)やアドベンチャーゲームなど、ストーリー構成が必要なゲームをつくる際にシナリオを作成するのがゲームシナリオライターの仕事です。ゲームに登場するキャラクターの会話文やアイテムの説明文などといったテキストデータを作成します。
ゲームシナリオライターになるには、ストーリー性のあるシナリオを書ける文章力が要求されます。ゲームクリエーターを養成する専門学校などでゲームの基礎を学びつつ、ゲームのシナリオが書けるだけの文章力と表現力を養いましょう。
ゲームグラフィックデザイナー
ゲームグラフィックデザイナーはゲームに登場するキャラクタ一や背景、アイテムなどをCG(コンピューターグラフィックス) で仕上げていくのが仕事です。キャラクターの原画は著名なイラストレーターやアニメーター、漫画家に依頼することが多いです。ゲームグラフィックデザイナーはその原画をもとに、ゲーム内で使用できるキャラクターに仕上げます。ゲーム機の性能によって使えるデータ容量に制限があるため、制約されたなかでもキレイでカッコいいグラフィックを作れる能力が必要とされます。
ゲームグラフィックデザイナーになるには、美術系の大学やデザイン系の専門学校を卒業し、ゲームソフトメーカーや制作会社に就職していることが多いです。技術やセンスをみがいてフリーランスとして活動している人や学生のうちから自分の作品を企業に持ち込んでグラフィッカーとして活動されてる人もいます。
イラストレーター
イラストレーターにはさまざまな活動パターンがあります。たとえば、アニメーターとして制作に関わったり、キャラクターデザイナーとしてアニメやゲーム制作に参加したり、ラフイラストを制作して他のイラストレーターと協同で制作を行なったりなどです。
画力を極めてアニメーターやデザイナーになるというのもひとつの手ですが、ラフイラストを描けるだけでもイラストレーターと一緒に仕事を行なうプランナーやディレクターとしての活躍が見込めます。
ゲームプログラマー
かつてゲームといえばテレビゲームが主流だったが、今では携帯ゲーム機やスマホなどがあり、ウェブやオンライン、SNS(交流サイト)など、形態もジャンルも多種多様となっています。それらのさまざまな環境にあわせてゲームが快適に動くようにプログラムをつくり上げていくのがゲームプログラマーの仕事です。プログラムを書くには論理的な思考が必要であるため、数学や物理など理数系の科目が得意な人が向いているでしょう。ゲームプログラマーの仕事は、ディレクターやデザイナーなどと協力して開発にあたるため、協調性とコミュニケーション能力も必須と言えます。
大手ゲームメーカーにプログラマとして就職するには、大学の情報系学部などでプログラムはもちろん論理的思考を学んでおくと良いでしょう。
CGクリエイター
通常のアニメーションは、手描きのセル画を何枚も描くことで動画を作成しますが、近年ではCG(コンピューターグラフィックス)によって映像が作成されることも増えています。2016年に登場したバーチャルYouTuber『キズナアイ』もCGアニメーションの技術を活用して作られたコンテンツです。プロの現場のCG制作では『Maya』というソフトが使われていたり、3Dポリゴンを動かす技術として『Unity』というプログラミング言語が使われています。
近年では、3D技術の進化によるハイクオリティ化やゲームのグラフィック向上、アニメでの3DCG利用が増加されており、CGクリエイターとしてのスキルを学んでおくことで、活躍する幅がぐんと広がることでしょう。
VRエンジニア
VRエンジ ニアは最新の技術を駆使してVRをつくり上げる技術者です。VRとはバーチャルリアリティ(Virtual Reality)の略で、仮想現実とも呼ばれています。コンピューターによってつくり出された仮想空間を現実のように感じさせる技術です。従来は視覚や聴覚が中心だったVRも、技術の進歩によって五感すべてで感じられるようになっており、ゲームなどのエンターテインメントをはじめとして、さまざまな分野で活用されるようになってきています。
大学や専門学校でVR制作に必要な最新の電子・工学系の知識を学び、その後も自ら貪欲に新しい技術を習得しましょう。VRを構成している技術は、CG (コンピューターグラフィックス) をはじめとした各種コンピューター科学をはじめ、ロボット工学や制御工学など多岐にわたっています。VR技術はまさに日進月歩で進化している分野なため、常に最新技術を学び取っていく姿勢が重要となります。
ゲームスクリプター
ゲームスクリプターは、プログラム言語のひとつであるスクリプト言語を使って、キャラクターの動きを指定したり、イベントを組み立てたりして、ゲームを構築するのが仕事です。スクリプト言語とは、プログラム言語のうち比較的簡易に行なうことができる言語の総称で、プログラミングの知識を持たなくても扱うことができるものです。
ゲーム業界に就職を考えていたり、ゲームプログラマーを目指したりしている人はまずスクリプターの仕事を経験しておくと、ゲーム制作の流れをつかむことができて良いでしょう。
ゲームプランナー
ゲームソフトを企画して、企画が通れば開発の人間に企画の内容を伝え、プログラム言語を用いて試作品を完成させ、商品化していくのがゲームプランナーの仕事です。ゲームクリエーター、ゲームデザイナーとも呼ばれれています。
ゲームプランナーの多くは、任天堂やソニーなど大手 IT 企業(プラットフォーマー)が構築したシステムで動くソフトを開発するセカンドパーティーと呼ばれる会社(ゲーム開発専門企業)に勤務しており、どんなゲームソフトをつくるのかという企画から関わっていきます。
ゲームクリエーターになるには、理工系の大学や ITソフトウェア関連の専門学校、ゲームクリエーターを養成する専門学校などでプログラミングの基礎を学ぶことで、ゲームメーカーやソフトウェア開発会社に就職しています。
ゲームディレクター(ゲームプロデューサー)
ゲーム開発チームの監督役としてゲーム制作の指揮をとり、それぞれの担当に指示を出しながら、消費者に喜ばれるゲームに仕上げていくのがゲームディレクターの役割です。小規模なプロジェクトであればゲームディレクターがゲームプロデューサーを兼ねることもあります。
1本のゲームがユーザーの手元に届くまでには、ゲームプランナーやゲームグラフィックデザイナー、プログラマー、サウンドクリエーターなど、それぞれの専門分野を持ったスタッフが大勢関わっ ています。これらのスタッフをまとめ上げるゲームディレクターは、それぞれの分野に対しての幅広い理解力と人をまとめ上げるマネジメント資質など、多彩な能力が求められます。
ゲームディレクターになるためには、まずはゲームプランナーやクリエイターとして現場での実務経験を積みながら、リーダーシップを身につけてディレクターとして活躍できるチャンスを地道に狙うといいでしょう。
ゲーム好きな人が向いてる仕事に就く方法
向いてる仕事を探して知ったとしても、実際に採用されるかどうかは別問題です。
とくにどれだけ適性があっても経歴やスキルが不足していると不採用が続きます。
それ以前に「向いてる仕事を知って満足…」で具体的な行動に移せない人も多いのではないでしょうか?

ギクッ…
私のことかも…
仮にそうだとしても、落ち込む必要はありません。
ここから解説する「向いてる仕事に就くコツ」を知ればどんな人でも今すぐ行動できるようになることでしょう。
求人内容だけですべてを判断しない
多くの人が求人選びでしがちなミスが「求人内容だけですべてを判断する」ということです。
転職活動に慣れてないと、どうしても「給料」「残業時間」などの”自分側が受けられるメリットばかり”を見て選んでしまいがちです。
これは企業側目線で見ると「で、君は何ができるの?」としか思われないため、かなりの確率で不採用となる危険な考え方です。
適性はあくまで参考程度に
また「こういう性格だからこの職業に向いてる!」という短絡的な考え方に陥るのも危険です。
なので、あくまで今回紹介した職業の数々も、あくまで「選択肢を知るための一つの手段」程度に考えておきましょう。
プロに相談して本当に向いてる仕事を見極める
向いてる仕事に就くためには考えるべきことが大量にあります。
これを何のキャリア知識もないまま1人で行っても、求人情報を見極めることもできず、行動できなくて当たり前です。
なので、向いてる仕事を探しているなら、まずは転職サービスでプロに相談してみることを強くオススメします。
自分に合ったサービスを選んで相談すれば、以下のようなメリットが得られるからです。
- 適職診断などで向いてる仕事を教えてもらえる
- プロを通すことで企業側の信頼も得やすい
- 条件が良い非公開求人を紹介してもらえる
- スマホ一つで簡単にプロにキャリア相談ができる
転職を成功させて年収を上げたり、理想の働き方を実現している人ほど、自分に合った転職サービスを選んでプロの力を借りています。
本当に向いてる仕事に就きたいなら「適職を知って満足」で終わらせず、プロに相談して具体的な進歩につなげましょう。