突然ですが、自分、ゲームが大好きなんですよ。
毎日何時間もゲームをプレイして、ゲームの世界に没頭することが楽しみ。
履歴書の趣味の欄にも「ゲーム」ぐらいしか書くことがない。
でも、それだと「時間の無駄」とか「現実逃避」とか思われるので、就く仕事が見つからないんすよ。
でも、ゲーム好きってそんなに悪いことなんでしょうか?
だって、今はゲーム実況とかe-Sportsとかゲームプレイヤーも稼げる時代になってきてるじゃないですか?
昔の人の「ゲームは1日1時間まで」とか「ゲームしてるとゲーム脳になってダメになる」とか、古くさい考え方だと思うんすよね。
そんな私ですが、ゲーマーであることを差別的に評価するクソな会社には応募しないで、ゲーム好きが有利にアピールできる会社に就職しました!
その経験から言わせてもらえば「ゲーム好きのほうが仕事できるし就職に有利」と断言したい。
そこでこの記事を通して、私が徹底的に調べ上げた「ゲーム好きを活かせる職業」を向いてる仕事として紹介していこうかと思います。
ゲームが人の弱みや短所:仕事ができないと思われやすいデメリット
ゲームは多くの楽しみや学びを提供する一方で、過度なプレイや偏った興味関心が生まれることがあります。ここでは、ゲーム愛好者が持つ可能性のある弱みや短所について詳しく探ります。
長時間のゲームプレイによる依存症リスクや実生活への悪影響
ゲームの魅力に引き込まれるあまり、長時間のプレイが続いてしまうことがあります。
その結果、実生活に対する影響や依存症のリスクが高まることが懸念されます。
- 仕事や学業の成績が低下する
- 体調を崩すリスクが増大する
- 家族や友人との関係が希薄になる
他人からは、「責任感がない」「時間の使い方ができない」と思われることがある。
攻撃的な性格が露呈したり一般常識に欠けることがあり社会適応が難しくなる場合がある
一部のゲームは競争心を刺激し、その結果、攻撃的な性格が露呈することがあります。
また、ゲームの中の世界観に浸りすぎると、一般的な常識や社会のルールを忘れがちになることがあります。
- 職場での人間関係が悪化する
- 社会的なルールやマナーを守れなくなる
- 対人スキルが低下し、チームでの仕事が難しくなる
他人からは、「自分勝手」「社会的な感覚がない」と思われることがある。
興味関心の範囲や身についてるスキル/経験に偏りがある
ゲームに没頭するあまり、他の興味関心やスキルの習得をおろそかにしてしまうことがある。
その結果、偏った知識や経験しか持たなくなることが懸念されます。
- キャリアの選択肢が狭まる
- 他のスキルや知識を身につける機会を逃す
- 多様性を求められる職場や環境での対応が難しくなる
他人からは、「一面的」「専門的すぎる」と思われることがある。
ゲーム好きな人に向いてる仕事【解説付き】
「向いてる仕事」の基準は色々とありますが「才能を発揮できる仕事」「今までの経験が活かせる仕事」などが該当します。
ゲーム好きな人には、以下のような隠れた才能や適性があります。
▼ゲーム好きな人が持つ意外な仕事の適性
- 集中力がある
長時間ゲームをしても苦にならない忍耐力の強さ - 高い目標達成意識がある
レベリング方法を考えたり、周回作業を行うなど、目標達成を果たせる - 頭脳的
ゲームを攻略するために、戦略を考えたり効率化できる - 負けず嫌い
ランカーになったり、相手に勝つためにひたむきになれる競争心がある - ネット上のコミュニケーションに強い
Discordコミュニティに参加したり、協力型ゲームで連携できるなど
こういった適性は、意外と自分でもわかってないことが多いです。
しかし、アピール次第では転職活動を有利に進めることができ、思いもしなかった天職を引き寄せます。
ゲーム業界と言えば、国内では1兆7,330円、世界では15兆6,898円規模の一大産業です。日本国内では、任天堂やSONYを始め、様々なゲーム会社が世界進出して活躍しており、ゲームが好きなことを活かせる仕事も多いと言えます。
一方で、大手ゲーム会社は人気企業も多く、就職に学歴やスキルが必要なこともあり、考えなしで就職・転職活動しても、中々入社できない現状もあります。逆に言えば、中堅のゲーム開発会社やクリエイティブを担当する会社、ゲームの広報・流通・販売に関わる会社なども候補に入れれば、選択肢は無数に広がります。
ゲームデバッガー
ゲームをプレイして予期しない不具合(バグ)が発生しないかを確認していくのがゲームデバッガーの仕事です。楽なように感じるかもしれませんが、実際はとても地味で大変な忍耐力を求められます。たとえばロールプレイングゲームなどの場合、オープニングからエンディングまでストーリーや会話がつながっているかも、ひとつひとつチェックしていきます。そのほかにも、ゲームキャラクターが不自然な動きをしないかなども細かく調べたりするのです。普通にゲームをプレイして動作チェックするだけでなく、通常プレイしないような操作をしても不具合が起きないかどうかも確認しなくてはなりません。
ゲームデバッガーになるのに特別な知識や訓練を積む必要はありませんが、どんなゲームも楽しくプレイできる好奇心があり、地味な作業を長時間こなす集中力と忍耐力は必要とされます。ゲーム会社内でデバッグを行なうこともありますが、ほとんどの場合は専門のデバッガー会社に依頼しています。そういった企業のアルバイト募集情報を確認してみましょう。
プロゲーマー
ゲームをプレイ することで収入を得ている人のことをプロゲーマーと呼びます。プロゲーマーとして生計を立てるには、e-Sportsチームに所属して報酬を得るか、ゲーム実況系YouTuberなどで広告収入を得る、またはプロゲーマーとしてタレント活動を行ないスポンサーについてもらうといったパターンがあります。
欧米ではゲーム競技も「e-Sports」としてスポーツとして認められ、プロゲーマーとして活躍する人もいる一方で、日本国内ではまだまだe-Sportsが浸透していないのが現状です。とはいえ、YouTubeやニコニコ動画から出てきたゲーム実況だけで生計を立てるプロゲーマーの登場など、ゲームをプレイすることで稼ぐ人の存在は幅広く認知されてきてもいます。日本国内でプロゲーマーとして活躍するには、ゲームのプレイングの上手さ以上に、トーク力はもちろん、企画力やタレント性なども強くなくてはいけない点には注意です。
プロゲーマーやゲーム系YouTuberをサポートする芸能事務所のマネージャーやe-Sportsの浸透のために企画や営業を行なう会社など、プロゲーマーを支援する立場で働くという選択肢もあることに注目しておくのも良いでしょう。
YouTuber
ユーチューブ(YouTube)では動画の閲覧数に応じて広告収入を得られるシステムがあり、それを使って収入を得ている人をユーチューバーと呼んでいます。ユーチューバーとしてのみで生計を立てている人はまだ国内では少ないですが、なかには年収が数千万円を超える人もいます。
ユーチューブへの動画投稿は誰でも可能で、動画内に広告を掲載することで広告収入が得られるようになる。広告収入は動画の閲覧数によって増えるため、多くの広告収入を得るには、より多くの人に自分の動画を見てもらう必要があります。視聴者を引き付ける魅力的な動画を配信できるかどうかがユーチューバーとしての成功に繋がりますが、技術やセンスが優れているからといって動画の閲覧数が伸びるとは限らず、運も絡んでくる難しい職業といえるでしょう。
ゲームシナリオライター
おもにロールプレイングゲーム(RPG)やアドベンチャーゲームなど、ストーリー構成が必要なゲームをつくる際にシナリオを作成するのがゲームシナリオライターの仕事です。ゲームに登場するキャラクターの会話文やアイテムの説明文などといったテキストデータを作成します。
ゲームシナリオライターになるには、ストーリー性のあるシナリオを書ける文章力が要求されます。ゲームクリエーターを養成する専門学校などでゲームの基礎を学びつつ、ゲームのシナリオが書けるだけの文章力と表現力を養いましょう。
ゲームグラフィックデザイナー
ゲームグラフィックデザイナーはゲームに登場するキャラクタ一や背景、アイテムなどをCG(コンピューターグラフィックス) で仕上げていくのが仕事です。キャラクターの原画は著名なイラストレーターやアニメーター、漫画家に依頼することが多いです。ゲームグラフィックデザイナーはその原画をもとに、ゲーム内で使用できるキャラクターに仕上げます。ゲーム機の性能によって使えるデータ容量に制限があるため、制約されたなかでもキレイでカッコいいグラフィックを作れる能力が必要とされます。
ゲームグラフィックデザイナーになるには、美術系の大学やデザイン系の専門学校を卒業し、ゲームソフトメーカーや制作会社に就職していることが多いです。技術やセンスをみがいてフリーランスとして活動している人や学生のうちから自分の作品を企業に持ち込んでグラフィッカーとして活動されてる人もいます。
イラストレーター
イラストレーターにはさまざまな活動パターンがあります。たとえば、アニメーターとして制作に関わったり、キャラクターデザイナーとしてアニメやゲーム制作に参加したり、ラフイラストを制作して他のイラストレーターと協同で制作を行なったりなどです。
画力を極めてアニメーターやデザイナーになるというのもひとつの手ですが、ラフイラストを描けるだけでもイラストレーターと一緒に仕事を行なうプランナーやディレクターとしての活躍が見込めます。
ゲームプログラマー
かつてゲームといえばテレビゲームが主流だったが、今では携帯ゲーム機やスマホなどがあり、ウェブやオンライン、SNS(交流サイト)など、形態もジャンルも多種多様となっています。それらのさまざまな環境にあわせてゲームが快適に動くようにプログラムをつくり上げていくのがゲームプログラマーの仕事です。プログラムを書くには論理的な思考が必要であるため、数学や物理など理数系の科目が得意な人が向いているでしょう。ゲームプログラマーの仕事は、ディレクターやデザイナーなどと協力して開発にあたるため、協調性とコミュニケーション能力も必須と言えます。
大手ゲームメーカーにプログラマとして就職するには、大学の情報系学部などでプログラムはもちろん論理的思考を学んでおくと良いでしょう。
CGクリエイター
通常のアニメーションは、手描きのセル画を何枚も描くことで動画を作成しますが、近年ではCG(コンピューターグラフィックス)によって映像が作成されることも増えています。2016年に登場したバーチャルYouTuber『キズナアイ』もCGアニメーションの技術を活用して作られたコンテンツです。プロの現場のCG制作では『Maya』というソフトが使われていたり、3Dポリゴンを動かす技術として『Unity』というプログラミング言語が使われています。
近年では、3D技術の進化によるハイクオリティ化やゲームのグラフィック向上、アニメでの3DCG利用が増加されており、CGクリエイターとしてのスキルを学んでおくことで、活躍する幅がぐんと広がることでしょう。
VRエンジニア
VRエンジ ニアは最新の技術を駆使してVRをつくり上げる技術者です。VRとはバーチャルリアリティ(Virtual Reality)の略で、仮想現実とも呼ばれています。コンピューターによってつくり出された仮想空間を現実のように感じさせる技術です。従来は視覚や聴覚が中心だったVRも、技術の進歩によって五感すべてで感じられるようになっており、ゲームなどのエンターテインメントをはじめとして、さまざまな分野で活用されるようになってきています。
大学や専門学校でVR制作に必要な最新の電子・工学系の知識を学び、その後も自ら貪欲に新しい技術を習得しましょう。VRを構成している技術は、CG (コンピューターグラフィックス) をはじめとした各種コンピューター科学をはじめ、ロボット工学や制御工学など多岐にわたっています。VR技術はまさに日進月歩で進化している分野なため、常に最新技術を学び取っていく姿勢が重要となります。
ゲームスクリプター
ゲームスクリプターは、プログラム言語のひとつであるスクリプト言語を使って、キャラクターの動きを指定したり、イベントを組み立てたりして、ゲームを構築するのが仕事です。スクリプト言語とは、プログラム言語のうち比較的簡易に行なうことができる言語の総称で、プログラミングの知識を持たなくても扱うことができるものです。
ゲーム業界に就職を考えていたり、ゲームプログラマーを目指したりしている人はまずスクリプターの仕事を経験しておくと、ゲーム制作の流れをつかむことができて良いでしょう。
ゲームプランナー
ゲームソフトを企画して、企画が通れば開発の人間に企画の内容を伝え、プログラム言語を用いて試作品を完成させ、商品化していくのがゲームプランナーの仕事です。ゲームクリエーター、ゲームデザイナーとも呼ばれれています。
ゲームプランナーの多くは、任天堂やソニーなど大手 IT 企業(プラットフォーマー)が構築したシステムで動くソフトを開発するセカンドパーティーと呼ばれる会社(ゲーム開発専門企業)に勤務しており、どんなゲームソフトをつくるのかという企画から関わっていきます。
ゲームクリエーターになるには、理工系の大学や ITソフトウェア関連の専門学校、ゲームクリエーターを養成する専門学校などでプログラミングの基礎を学ぶことで、ゲームメーカーやソフトウェア開発会社に就職しています。
ゲームディレクター(ゲームプロデューサー)
ゲーム開発チームの監督役としてゲーム制作の指揮をとり、それぞれの担当に指示を出しながら、消費者に喜ばれるゲームに仕上げていくのがゲームディレクターの役割です。小規模なプロジェクトであればゲームディレクターがゲームプロデューサーを兼ねることもあります。
1本のゲームがユーザーの手元に届くまでには、ゲームプランナーやゲームグラフィックデザイナー、プログラマー、サウンドクリエーターなど、それぞれの専門分野を持ったスタッフが大勢関わっ ています。これらのスタッフをまとめ上げるゲームディレクターは、それぞれの分野に対しての幅広い理解力と人をまとめ上げるマネジメント資質など、多彩な能力が求められます。
ゲームディレクターになるためには、まずはゲームプランナーやクリエイターとして現場での実務経験を積みながら、リーダーシップを身につけてディレクターとして活躍できるチャンスを地道に狙うといいでしょう。
ゲームライター
ゲームショップ店員
WEB解析士
ゲーム好きな人が向いてる仕事に就く方法
向いてる仕事を探して知ったとしても、実際に採用されるかどうかは別問題です。
とくにどれだけ適性があっても経歴やスキルが不足していると不採用が続きます。
それ以前に「向いてる仕事を知って満足…」で具体的な行動に移せない人も多いのではないでしょうか?
ギクッ…
私のことかも…
仮にそうだとしても、落ち込む必要はありません。
ここから解説する「向いてる仕事に就くコツ」を知ればどんな人でも今すぐ行動できるようになることでしょう。
求人内容だけですべてを判断しない
多くの人が求人選びでしがちなミスが「求人内容だけですべてを判断する」ということです。
転職活動に慣れてないと、どうしても「給料」「残業時間」などの”自分側が受けられるメリットばかり”を見て選んでしまいがちです。
これは企業側目線で見ると「で、君は何ができるの?」としか思われないため、かなりの確率で不採用となる危険な考え方です。
適性はあくまで参考程度に
また「こういう性格だからこの職業に向いてる!」という短絡的な考え方に陥るのも危険です。
なので、あくまで今回紹介した職業の数々も、あくまで「選択肢を知るための一つの手段」程度に考えておきましょう。
プロに相談して本当に向いてる仕事を見極める
向いてる仕事に就くためには考えるべきことが大量にあります。
これを何のキャリア知識もないまま1人で行っても、求人情報を見極めることもできず、行動できなくて当たり前です。
なので、向いてる仕事を探しているなら、まずは転職サービスでプロに相談してみることを強くオススメします。
自分に合ったサービスを選んで相談すれば、以下のようなメリットが得られるからです。
- 適職診断などで向いてる仕事を教えてもらえる
- プロを通すことで企業側の信頼も得やすい
- 条件が良い非公開求人を紹介してもらえる
- スマホ一つで簡単にプロにキャリア相談ができる
転職を成功させて年収を上げたり、理想の働き方を実現している人ほど、自分に合った転職サービスを選んでプロの力を借りています。
本当に向いてる仕事に就きたいなら「適職を知って満足」で終わらせず、プロに相談して具体的な進歩につなげましょう。