スコシテン(https://sukoshiten.com/)は「生き方」というテーマを元に、主にキャリアや人生・仕事の悩みについて、役に立つ情報を提供するサイトです。
スコシテン運営者のポリシーと目的について
スコシテンの運営ポリシーはシンプルに一つ。
「より多くの人に、自分の能力・才能・適性を活かせる仕事にたどり着いてもらう」
ただ、これだけです。
このポリシーにたどり着いた経緯は、以下のような要因や筆者の経験があります。
- 日本の就職活動方法が時代とまったく合っていない
- 親世代や教育機関のキャリアに対する認識がズレている
- 採用力のない企業や人を見る目のない人事が多く、ミスマッチ採用につながりがち
このような問題があるにも関わらず、何十年も日本国内では放置され続けています。
その結果、筆者のように「就職活動で挫折してしまい、自分の能力・適性の活かし方がわからないまま、無職期間を過ごす」という結果になっている方も、非常に多いはずです。
何もそれは無職に限った話ではなく、在職中の正社員とて、同じことが言えます。
ひどい場合には、自分に合っていない仕事で無理にがんばってしまい、うつ病になってしまったり、あるいは過労死にまで追い込まれる人までいます。
いずれにせよ、日本国内では「それぞれの人材にあった仕事の選び方や見つけ方」に関しての情報やサービスがまだまだ不十分で、多くの人が望まぬ形で働き続けているように感じます。
そのような課題に対し、私は情報を発信することで、解決に向けて挑んでいく覚悟で、当サイトを運営しております。
人材会社や企業が抱える課題について
多くの人がより良い仕事を見つけ出すためには、まずは人材業界および、各企業が抱えている課題について認識しておかなければなりません。
現在、国内の企業や、人材業界は以下のような課題を抱えております。
- 企業側の採用力不足
- 企業側の人材育成力の欠如
- 人材会社の広告力・事業規模に身を任せた採用方法
企業の採用力不足を補うために、リクルート・マイナビなどの人材サービスが代わりに採用・人事を担当する…という形が、現在の日本の主流の人材ビジネスモデルです。
当サイトでも、転職活動を始めるに際して「転職エージェント」を始めとした、人材サービスを紹介しています。
ただ、転職エージェントを始めとした人材会社には、以下のような問題点が存在します。
- 人材会社の情報に広告面が多く、正確な情報が得られない
- 人材会社の担当者が必ずしも提案力に優れているとは限らない
- 効率のため、職務経歴書から自動的に紹介求人が抽出されるため、適性に疑問が残る
- ノルマや利益のため、自分に合っていない求人を紹介されることもある
どの会社もこれらの課題に対策は行っているものの、すべてのサービスや担当者が完璧なわけではありません。
とは言っても、人材会社を経由して求人紹介してもらったり、情報を得た方が自分一人で転職活動するよりも効率・マッチング精度ともに良い結果になりやすいのも、事実です。
求職者が抱える課題について
キャリアの問題を考えるにあたって、求職者側も考えておかなければならない課題を抱えていることが非常に多いのも、無視できない事実でしょう。
とくに目立つのは、以下のような課題です。
- 自己分析不十分で、自分の人材価値を把握していない
- 業界分析・企業研究などをしっかり行っていない
- 職務形態に関する知識が不足している(非正規雇用の契約形態など)
- 転職エージェントに任せっきりで、協力する姿勢がない
- 精神状態が不安定で、転職活動に臨めるようなコンディションではない
転職エージェントを始めとした人材会社は、あくまでビジネスですので、内定見込みの高い利用者から優先して対応します。
そのため、求職者側もある程度の知識やモチベーションがなければ、転職エージェントを活用しきれずに終わってしまうことも、十分に考えられるのです。
さらに言えば、このような求職者側の課題を解決するためのサービスは、現段階ではほとんど出て来ていないのが実情です。
当サイトでも出来る限り、求職者側に対して知っておいて欲しい事前知識や情報を掲載していますが、それを効果的に活用できるかどうかは読者の能力に依存してしまいます。
また、転職エージェントはあくまで仲介業でしかないので、人材の教育に関しては専門外であることにも注意。
そのため、自発的に動ける人材や、自己学習できる人材でなければ、中々優遇してもらえないのが現実なのです。
いずれにせよ、転職エージェントを始めとした人材サービスは「利用するだけ」ではなく「お互いに協力して転職を成功させるためにある」という意識で、効果的に活用する姿勢が大事になってきます。
20代の方の場合は、就職支援サービスを利用することで、研修・教育面に関してのサポートが受けられることもあるので、転職エージェントと使い分けておくことも大事でしょう。
多様化する働き方の価値観について
現代の日本では終身雇用制度は実質崩壊してしまっており、多様な働き方について考えなければならない時代になっております。
たとえば、現在では以下のように働き方や収入も多様化しております。
- 正社員として一つの会社に勤め続ける
- 転職・キャリアを意識し、一つの会社に依存しない
- 派遣社員として柔軟な働き方をする
- 社員として働きながら、副業で収入を得る
- フリーランス・経営者として起業する
このように多様化している働き方に対して、大多数側の人は「一つの会社に勤め続ける」という前提で語っているのが、現在の実情です。
※とくに親世代、中高年以上の世代には多い考え方。
どの働き方にもそれぞれメリット・デメリットが存在し、その人自身の価値観や適性、生活に合わせて選ばれるべきであって、決して誰かの意見や世間体で選ぶものでありません。
当サイトでは、働き方が多様化する時代に合わせ、それぞれの読者に合った仕事観が見つかるためのきっかけや手助けができると信じて、情報を発信し続けます。