初めての転職で心がけておくべきこと。転職活動は何からすればいい?失敗しないコツは?

社会人男性
初めての転職に挑戦したいけど
何をすればいいかわからない
社会人女性
今の会社でダラダラ仕事を続けても先が見えない
マジもぅ無理…転職しよ

こういった「転職に挑戦してみたいけど、初めてだから何からすればいいかわからない」という方も少なくありません。

しかし、安心してください。それが普通です。

日本では、進学から新卒採用までエスカレーター式ですので、そもそも「転職という選択肢」は最初から想定されていないのです。

私も新卒で入社した会社の先行きに不安を感じて転職することにしましたが、最初は何をすればいいかわからない状態で、実際に行動にうつすまでには時間がかかりました。

その上で、結論から言っておきます。

ごちゃごちゃ考える前に、まずは行動した方が上手くいくぞ。

ぶっちゃけ、最初の数社は間違いなく落ちるので、面接の練習だと思っておいたほうが気持ちが楽です。

残念ながら、どれだけ考えたり調べたりしても「希望した求人に、絶対に受かる方法」なんていうのは存在しないので、考えるだけ無駄です。

今回は私自身の失敗も踏まえ、初めての方でも確実に転職を成功させる方法を紹介していきます。

初めての転職の主な流れ

現在の転職では、主に下記のような流れが主流です。

  1. 転職サイトやハローワークなどで希望の求人先を探す
  2. 希望の求人先向けに履歴書・職務経歴書を作成し、送付する
  3. 書類選考に通ると、面接の日程が決まる
  4. 企業人事と面接
  5. 後日、採用通知。内定をもらった場合は入社に向けての日程調整
  6. 現職の退職届けの提出と、場合によっては仕事の引き継ぎ

初めての転職先を探し出す方法

まず、初めての転職活動では、転職先の求人先探しから始まります。

予め言っておくと、インターネット・スマホの普及のせいで理想の求人を探すのにも一苦労するほど、最近では転職の求人情報があふれかえっています。

ですので、まずは片っ端から転職サイトを登録した上で、自分に合った転職先求人を紹介してくれるサービスだけに的を絞るのが効率的です。

また、地方ではハローワークの方が地域密着型の求人が多いこともあるので、ハローワークも場合によっては使っておきましょう。

履歴書・職務経歴書の作成方法

転職活動では当然ながら「履歴書」に加え、今までの職務経歴を簡潔にまとめた「職務経歴書」の作成も必須です。

この「職務経歴書」の作成が、初めての転職では非常に厄介なものとなります。

とくに今までキャリアアップや転職について意識して来なかった人は、何を書けばいいどころか、自分の職務経歴すら思い出すのに一苦労…ということも多いでしょう。

部署替えや転勤の多い大企業クラスならアピールできるポイントも多いですが、そうでない場合はキャリアをアピールする方法はなかなか思いつかないことでしょう。

初めての転職での面接は工夫が必要

転職の際の面接ですが、新卒時の学生の時と違い、社会人としての立ち振舞いや言動・マナー、そして自立した社会人としての高いコミュニケーション能力が求められます。

「御社の企業理念に惹かれて~」
「今までの経験を活かしたいと思い~」
「キャリアアップをはかるため~」

…といった、上辺だけ・小手先のテクニックだけでは、人事に見透かされてしまうのがオチです。

大切なのは、

  • なぜ弊社である必要があるのか?
  • 採用されることで、どんな貢献ができるのか?
  • 職場環境に馴染める人柄や性格か?

…といった、人事や会社側の疑問に具体的に答える能力です。

また、転職者側も自発性を持って「年収アップの実績は?」「待遇条件の実情は?」「実際の業務内容は?」といった、企業側の情報を引き出す質問能力も必要です。

人事の質問に答えるだけの受身の姿勢では、企業側は「この人は自発的に動けない人材だ」「この人は弊社の業務内容をわからないまま入社するつもりか?」と疑問に思われても仕方ありませんからね。

退職から転職先への入社手続きを知っておこう

いざ転職先の内定が決まると、今度は現職での退職手続きと引き継ぎ処理と並行して、内定先とのスケジュール調整が必要になってきます。

退職手続きについては、会社側には一切引き止める権利はありませんので、内定をもらったら着々と手続きを進めていきましょう。

会社側も辞表を受理した以上は、淡々と事務処理をこなすだけですからね。

もしあなたが今の会社で重要なポジションや、特定の顧客・システムに関わっているのであれば、引き継ぎ処理をしっかりしておくと現在の職場の方から喜ばれます。…が、これはあくまで義務ではなく、あなたの好意・責任の問題なので「こんなクソ会社さっさと潰れろ!」と思っているのであれば、あえて引き継ぎをしないのもありです。

そもそも、1人抜けただけで会社が回らなくなるようであれば、会社の経営や人材配置が間違っているだけですからね。

内定をもらった以上は、とにかく次の会社のことに集中しておきましょう。

初めての転職に挑む時の心構え

まあ、ここまで説明したのはあくまで一般論かつ方法論的なことであり、初めての転職を成功させるためにはどうでもいい情報です。

履歴書や職務経歴書、あるいは面接においても適当でも受かる時は受かりますからね。

あまり難しく考えすぎずに、直感的に行動することも、転職活動では大事なのです。

ですので、ここからは「初めて転職に挑む時の心構え」と称して、私自身が痛感した精神論的なことを語っていきます。

転職とは”孤独な戦い”である

まず、最初の胸に刻みつけておきたいのは「転職とは孤独な戦い」であるという事実です。

今の職場内の同僚や上司には当然ながら、転職の相談なんて言語道断どころか、会社から裏切り者として扱われることもありえますからね。

友人や家族も、基本的には転職には否定的な人が多いはずです。

後ほど説明しますが、未だに「転職=逃げ」と考えている人も多いので、表立って「転職するべき!」と肯定してくれる人も少ないはずです。

学校側の支援や、家族や友人が肯定的に応援してくれた新卒時の就職と違い、転職活動は周りの反対を押し切ってでも自分ひとりで孤独に行動していく強いメンタルが必要とされます。

転職を成功させるためには精神力が大事

転職で成功するためには、やる気・行動力を継続させるなど、精神力が必要です。

今の仕事を続けながら、並行して転職活動を行うことは、並大抵の精神では持続できません。

せっかく魂込めて書いた書類も「今後のご健勝をお祈りします」と無慈悲に選考落ちすることもあり、心が折れそうになります。

こちらが時間をかけて書いた履歴書・職務経歴書も、まるで読んだ形跡もないまま落とされますからね。

こういった「努力しても一切報われない・給料に結びつかない」という徒労感は、初めての転職活動で、かなりメンタルにダメージを与えてきます。

ですので「あーなんか落ちたよ」と、軽く受け流すメンタルも必要です。

転職とは”逃げ”にも”攻め”にも変わる

転職というと「逃げの選択肢」だと思われがちですが、それは間違いです。

キャリアアップを成功させている人ほど、転職に積極的です。

まともな判断力のある人なら「今の職場に先はない」「今の会社でダラダラ仕事し続けても成長余地がない」と思えば、即転職を考えますからね。

私からすれば「転職しないで今の職場にダラダラしがみついている方が逃げ」だと思います。

もし「転職が逃げ」だと思っているのであれば、それは「転職は今の仕事から逃げること」という固定観念から抜け出せていないからです。あるいは「転職しても年収が上がったり、待遇が良くなることはない」と、行動する前から諦めきっているからですね。

私の身の回りには転職に意欲的な人も多いですが「転職して待遇も給料も良くなった」という実体験談を聞いているかいないかでは、そもそも転職に対する意識が大違いです。

「転職は逃げ」と言っているのは、転職活動を本気で行ったことのない人の言い訳でしかありません。

転職に必要なのは”自信”である

面接は、あなたと企業人事の言葉の殴り合いです。

「私を採用しろ!」
「お前は採用しない!」
「オレはこれだけ価値のある人材だ!採用しろ!」
「なるほど、考えておくわ」

言葉がキレイで大人ぶっているだけであって、本質はケンカです。

早い話が「私は御社でも必ず大活躍できる、素晴らしい人材だ」と、強気でアピールしていく必要があるわけです。

逆に、人事の前で自信なく振る舞っているようでは、仮に採用されても職場で自分の能力を発揮できるわけがありません。

最初から「この会社落とされるかな…」と弱気な姿勢ではなく「私はこの会社に採用される気で面接に来た」という、強気の姿勢で挑みましょう。

面接は、大人のケンカです。企業へ殴り込みに行く気概で臨みましょう。

転職とは結局、人間同士の求め合いである

よく、大手求人サイトには「履歴書の書き方が~」「人事受けのいいアピールが~」とありますが、それらは小手先のテクニックでしかありません。

転職の際に、最後に採用・不採用を決めるのは「人」であって「機械」ではありません

この当たり前の事実を見失い、機械的な面接の受け答えやアピールをしていると、当然ながら採用は遠のきます。

機械的に質疑応答に答えるだけでなく「オレは機械じゃねえ!人間だ!」という”人材”としての価値もアピールする必要もあります。

人事や企業側はあくまで経歴や技術などで機械的に人材価値を判断していきますが、最後に採用するか否かは、完全に人間の不完全な判断力で決め込むわけです。

わかりやすく言えば「この人ならば、問題なくうちの職場でも働けるぞ」と、人事に思わせなければ、どんなに優秀で経歴のある人材でも、採用は勝ち取れないのです。

採用の是非を最後に決めるのは、経歴ではなく”人”だと言うことを意識すれば、面接に臨むマインドも変わってくることでしょう。

初めての転職に必要なのは”気持ち”である

完全に精神論ですが、転職を成功させるために最後に必要なのは”気持ち”なのです。

「何がなんでも今の会社よりいい条件の会社に勤める」
「もっと自分の能力を発揮できる職場に就く」
「絶対に年収アップを成功させる」

こういった原動力があってこそ、人は前に進めるのですからね。

逆に、こういった”気持ち”すらないまま転職を始めてしまっては、今の職場よりも待遇も年収も悪い転職をしてしまい「失敗した…」と後悔してしまうのがオチです。

転職活動の情報には様々な方法論・精神論があふれていますが、自分の行動原理だけは忘れずに心の奥底で燃やし続ける必要があります。

妥協せずに突き進めた人だけが、良い転職を成功させることが出来るのです。