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親に内緒で転職するには?実家暮らしや毒親家庭で退職の相談をしにくい時の対処法

「転職したいけど家族に相談するべきか?」
「転職したいので友人に相談しようかな?」

転職に関して、家族や友人に相談しようと考える人も多いと思います。

まず、言っておきましょう。

家族や友人には絶対に相談しないほうがいいです。

なぜかと言うと、家族や親はあなたのことを思って親身になって相談に乗ってくれるばかりに、あなたにとっては間違ったことを言うからです。

そして、その間違ったアドバイスを聞こうとするばかりに、あなたは辛い思いをすることになります。

あなたの仕事の経験やその中で育まれた価値観というものは、家族や友人とは絶対に分かり合えないものです。

今回は私の失敗談を交え、転職に関して家族や友人に絶対に相談するべきでない理由をお教えします。

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親世代は転職に無理解なので相談しない方がいいことが多い

まず、家族への相談は絶対にやめたほうがいいです。

とくに実家住まいの方は、十中八九反対されます。

家族というのは、愛があるばかりに間違ったことを平然と言ってきます。

もちろん、それはあなたを想ってのアドバイスですが、親や兄弟とあなたが歩んだ人生はまるで違うものですので、まったく参考になりません。

新卒から正社員として一途に勤めてきた父なら「転職などありえん!根性がない!」と言うことでしょう。

逆に、自営業経験のある父でも、あなたに苦労をかけたくない一心で「自営業や職を替えるのは大変だ。もっと今の職場で頑張ってみろ」と言います。

そして母親は結婚を経験したことのあるので、現代の結婚観から的はずれなことを言います。たとえば「結婚すればどうせ一回辞めるんだし、男が見つかるまで我慢したら?」という感じですね。

基本的に、一般家庭では昔のような「定職に勤めて、結婚して家庭をもつことが幸せ」という価値観が当たり前のように根付いています。それ以外に幸せになる方法がないと考えられていた時代に育っていますからね。

さらに言えば「早く孫の顔が見たい」「子供が稼いでくれるのを待って楽をしたい」という自分勝手さも持っています。

あなたにかけた愛情を、返してもらうのが当たり前だと考えているのですからね。頼んでもいないのに勝手にかけられた愛情を、返してもらうのが当たり前だと思っているのです。

そういった背景があるので「好きにしろ」「やりたいことをやれ」と言いつつも、裏では「親に楽させろ」「老後の楽しみに孫をつくれ」などと、平然と正反対のことを言います。

もちろん、親孝行をすることは大切ですが、あなたは親のおもちゃではありません。

親に相談すること=親の願望を聞き出すことを意味します。

それがもし、あなたの生きたい人生と一致しないものであると、家族としての愛情があるばかりに辛い思いをするだけになりますよ。

むしろ実家暮らしの方は「親と離れるために転職する!」ぐらいの気持ちで転職した方がいいです。

実家暮らしでない方は、転職済ませて事後報告でOKでしょう。報告しなくてもバレませんけどね。

友人への相談もやめておこう

転職に関して、友人への相談もやめておきましょう。

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もありますが、自分の人生の重大な決定に関して、友人を巻き込むことは後々面倒になります。

たとえば、友人が「転職はバンバンするべき!」と言ったとします。

その後、もし、あなたが転職で失敗した場合、その友人を責めずにいられるでしょうか?

口に出さずとも、あなたはその友人をどこかで恨んでしまうはずです。

友人ほど無責任で、簡単に縁の切れる存在はいません。

友人というのは、お互いに踏み込まない領域を守れるからこそ、成り立つ関係です。

あなたの友人で転職に成功した友人がいたとしても、決して誰にも相談しないで密かに転職したはずです。

人は重大な決心をする場合、孤独なんです。

友人が年収や待遇の話をあまりしたがらないように、仕事の深い話は基本的にタブーです。

家族や友人に転職に関して相談した結果、転職活動に遅れを取った私の失敗談

なぜ、私がこんな話をしているかというと私自身が家族や友人に相談して、転職に失敗したことがあるからです。

私は実家暮らしだったんですが、家族に相談すると「お前を育ててやってるのは誰だ?転職なんてダメだ」「結婚するまで我慢しなさい」などと、聞く耳を持ちませんでした。

今思えば、さっさと一人暮らしして自分一人で転職活動すべきだったと後悔しています。

友人にも話してみました。

すると、派遣社員の友人には「正社員なんて恵まれているんだから転職はしないほうがいいんじゃない」と言われ、正社員の友人には「まずは実家出てから言えば?私だって仕事は辛いしやめたいんだよ?」などと、厳しい言葉ばかりでした。

よくよく考えてみれば、転職と正社員・実家暮らしには大して因果関係はありません。しかし、世間の目はそういうものなんです。

そしてそういう言葉に流され、私自身、転職にはネガティブなイメージばかりでした。

転職=失敗という前提がある

でも、そう言ったアドバイスって「転職は失敗する」「転職=ネガティブ、逃げ」というイメージがあるからだと思うんです。

世の中には、転職して給料も待遇も上がった例もありますし、給料は横ばいでも理想に近い職場環境に就いた例もたくさんあります。

「お前なんてどこに行ってもやっていけない」
「転職は絶対に失敗する」
「みんな辛いんだから、お前も辛い思いしろ」

そういった、呪いのような言葉に、私はとらわれていました。

転職エージェントに相談して知った、私の可能性

そんな私が転職を成功させるきっかけになったのだ、転職エージェントという、担当の方に相談してからおすすめの転職先を紹介してもらえるサービスでした。

気軽な相談もOKということで、ダメ元で利用してみたんです。しかし、この転職エージェントがきっかけで、私の転職に関するイメージは大きく変わり、いかに周りの家族や友人が無責任で勝手なことしか言っていないかわかりました。

「私の経歴でいい職場なんてないですよね。実家暮らしで自立もできていませんし」

私はネガティブに、担当エージェントに相談しました。しかし、担当エージェントは今まで聞いたことないような答えをくれました。

いえいえ、そんなことはないですよ。あなたの経歴は立派ですよ。それに転職に実家暮らしもひとり暮らしも関係ないですよ。相手の面接官はそんなこと知らないんですから

そして、エージェントの方は私の具体的な職務経歴を聞いてくると、おすすめの転職先を紹介してくれました。


その後、転職エージェントの方の紹介と助けもあり、希望する職場から無事に内定をもらいました。

実際に行動してみてわかりますが、家族や友人のように失敗前提のアドバイスよりも、しっかりとした転職エージェントのアドバイスが一番参考になります。

自信のない私でも、すぐに転職先が決まりました。

そして、転職が決まったことを、家族や友人に報告するといかに無責任に人にアドバイスしていたかわかってきました。

「どうせ、簡単に転職できる会社なんてブラック企業でしょ?」
「お前にそんないい企業が勤まるわけがない」
「どうせ転職なんて後悔するに決っている」

…など、転職の決まった私に対して、勤める前から暗いことばっかり言ってきます。

私はそれから、一切家族や友人と仕事の話はしないことにしました。

転職先の会社では、ほぼ残業なしで前職よりも給料は上がっています。

もちろん、その話は家族や友人には内緒にしています。

話しても、どうせ妬まれたり、ウソをついていると思われそうだからです。

家族や友人って、近しい関係のように見えて、一番自分をわかっていない存在だと思うんです。

そして、場合によっては足を引っ張る存在だとも思うんですよね。

もちろん、そんなことを思ってしまうのはいけないことなんでしょうが、現実にはそういう人たちばっかりなんです。

成功したり裕福になって抜け駆けすると、妬まれるんですよね。

だから私は、友人には転職エージェントのことは絶対に話しません。

どうせ、信じてもらえないからです。

こうして私が体験談として転職エージェントの話を書いているのは、私と同じ悩み・境遇を抱えた人にだけ転職を成功させてほしいからです。

もし、あなたが誰にも転職に関して言えずに悩んでいるなら、まずは転職エージェントに登録して相談してみてください。

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転職コラム
著者・監修
スコシテン編集長

信念は「日本の生産性低い企業をなくす」「優秀なヤツはダメな企業で働いて自分を殺すな」 仕事について調べてたら謎に詳しくなったので「仕事が仕事」に。最近はDXコンサルティングや人材開発プロダクトのマーケティングに関わってます。

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