求人を見つけていると「事務職ばかり…他の仕事はないの?」と思ったこと、ありませんか?
仕事選びのコツを知らないと、前の職歴と似たような求人ばかり紹介されて、他の選択肢が見つからない事態に陥りやすくなります。
しかし、この記事を読むことで事務以外の仕事の種類を知って、さらに就く方法まで知れば、あなたのキャリアは劇的に変わると宣言させていただきます。
【厳選】事務職以外にオススメの仕事一覧
世の中には事務職以外にも数多くの魅力的な職業が存在します。
ここで紹介する職業を知ることで、あなたのキャリアの選択肢が圧倒的に広がること間違いなし。
みんなが知っている職業から意外と知られていない職業まで、幅広く集めてみました。

「知って終わり」にならないように「どうやったら就けるか?」まで紹介しています
【就きやすさが魅力】販売員
販売員とは小売店やブランドショップなどで働く店員のことを指します。
求人によっては「接客業」「店舗スタッフ」で募集されていることもあり、呼称は統一されてません。
そんな販売員の知られざる魅力に迫っていきます。
販売員になるメリット

販売員ってアルバイトでもできる仕事でそんなに魅力的じゃないのでは?
このように思われる方もいるでしょうが、販売員には以下に解説する多くのメリットが隠れています。
1.未経験でも就きやすい
販売員は、多くの店舗でアルバイト・パートからの募集を日頃から行っているため、未経験・年齢不問からでも採用されやすいのが魅力です。
仕事内容も「品出し・商品陳列」「レジ打ち」「接客」と簡単なものが多く、気軽に始めやすい点もメリット。
2.好きな商品の知識が活かせる
販売員に求められる本質的なスキルは「商品を売る力」です。
商品を売るために、接客対応してオススメ商品を教えたり、陳列を工夫して売れるようにする必要があります。
そのためには「商品の知識が豊富」「関連商品の最新の情報を常に追っている」「その商品が好きな人の気持ちがわかる」といった資質があるほど成功しやすいです。
3.店長クラスだと若いうちに高年収になりやすい
正社員として販売員になると、多くの場合は店長候補としての採用になります。
店長職は20代後半〜30代前半で年収400~500万円以上と平均より高めの傾向にあります。
販売員に向いてる人

販売員に興味あるけど自分でもできるかわからない…
そんな方に向けて販売員はどういう人に適性があるかの基準をご紹介していきます。
1.対人関係は深く狭くよりも広く浅く
販売員はBtoCと言われる業態となり不特定多数の消費者と関わることになります。
BtoCは「Business to Consumer」の略で、企業が消費者(一般顧客)に対して直接商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。
対してBtoBは「Business to Business」の略で、企業が他の企業に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。 AI Geminiによる解説
そのため、1人1人の顧客と深く付き合うことが多くなるBtoBと違い1人1人のお客と広く浅く関わるのが特徴です。

コミュニケーションが苦手な私でもできるかな?
販売員は「接客があるから無理…」と避ける方も多いです。
しかし、実際にはさほど高いコミュニケーション能力は求められません。
なぜなら、お客さんと関わると言っても「お店や商品のことについて聞かれる」「レジ打ち対応の決まったトーク」ぐらいだからです。
また、自分から積極的に話しかける必要のある営業職と異なり、店に来たお客さんの問い合わせ対応がほとんどで受け身で済みます。
他の職業と比べると求められるコミュニケーションスキルは低めだと言えます。
2.自分の好きなものについて情報収集したり他人に説明するのが好き
販売員は数多くの商品を取り扱うことになり、お客さんから商品について聞かれることもあります。
「すべての商品について詳しい」とまではいかなくても、「扱う商品を自分もよく買う」「扱う商品の最新情報はプライベートでもよくチェックしてる」という店を選んだほうが、向いてると感じやすいでしょう。
3.ひとつのことに打ち込むよりは同時に作業をこなす方が得意
販売員は長時間同じ作業に集中するというよりは、
- お客さんから何か聞かれたら接客
- 精算したいお客さんがいたらレジ打ち
- 空いてる時間は陳列や商品補充
といった具合に色んな仕事を幅広くこなすことが基本となります。
なので「長時間座りっぱなしで毎日同じ事務作業ばかりなのが苦痛…」という人なら向いてる可能性大です。
また、色んな作業内容があるので「接客対応してたらなぜか商品を買ってもらえる」「売れ筋商品を見つけるのが得意」「商品陳列を効率的にやる方法を考えるのが得意」など自分の意外な適性を発見できることもあります。
4.決まった時間に出社して働くより土日勤務でも平日ゆっくり休みたい
販売員はシフト制の職場が大半です。
シフト制とは、従業員の勤務時間や曜日が固定ではなく、一定期間ごとに異なる勤務スケジュールで働くことを指します。 AI Geminiによる解説
販売員が忙しくなるのは世間の人が休みの土日・祝日となるので、土日・祝日が休みにくいです。逆に言えば世間の人が働いてる平日に休みが取れるということを意味します。
また、店の営業時間が長い場合、朝から出勤することもあれば、昼から深夜まで出勤することもあるなど、時間は不定期です。
これは見方を変えれば平日なら自分が休みたい時には休めるということになります。
販売員になる方法

自分も販売員に挑戦してみようかな…
そう思っていただいた方に向けて販売員になる方法をアルバイト~社員までまとめてご紹介していきます。
1.働きたい店に直接連絡する
多くの販売店では、常に「人手が欲しい」という状態です。
なので、近場の店で働きたいと思ったら、電話やメールで連絡してみて「働きたい」「採用してますか?」と聞くのが一番手っ取り早いです。

いきなり連絡したら迷惑じゃないかな…
そう不安になる方もいらっしゃるでしょうが、求人の張り紙がなくても意外と面接してくれる企業もかなり多いので働く意欲があるならダメ元で連絡してみるといいでしょう。
2.アルバイト系の求人情報を探す
「どんな会社や店があるのかわからない…」という場合はアルバイト系の求人情報で探すのも一つの手。
ただ、以下の点には注意。
- 他にも応募者が殺到していることがあるので採用されにくいことがある
- 求人情報だけではわからない情報を見落とす(店の雰囲気、他のスタッフの年齢層など)
ちなみにアルバイト系の求人メディアは数多くあって探すのが面倒です。
なので大手求人メディア20社の情報を一括で閲覧できる「アルバイトEX」が便利でオススメ。
3.社員採用の求人情報を探す
月給20万円以上の収入が欲しかったり、フルタイムで将来を見据えてしっかり働きたいならアルバイトからではなく会社員として販売員を目指すといいでしょう。
▼社員採用のメリット
- アルバイトより収入が高い
- 店長候補などより多くの仕事を任される
- 福利厚生がある(交通費や住宅手当など)
- 大手企業の求人も多い
名前のよく知られた大手企業や有名企業の求人もかなり多いので、アルバイトでなく正社員からチャレンジしてみるのもいいでしょう。
とくに「学生時代に接客業でのアルバイト経験がある」といった経歴があれば採用されやすいので、正社員を目指してみる価値大。
社員として販売員を目指すなら「LHH転職エージェント」がオススメです。
LHH転職エージェントは外資系運営で担当者の求人提案力が高く、穴場求人が見つかりやすかったり、年収高めの難しい求人でも採用してもらえるようにサポートしてくれるので、使っておく価値大。
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営業職
閉じこもった人間関係が嫌で頭を使う仕事がしたいなら営業職への転職もオススメです。
▼営業職に向いている人の特徴
- 向上心や競争心が強いで負けず嫌い
- 見知らぬ他人と関わったり話すことが苦にならない
- 人間関係は「広く浅く」の方が向いていると思う
- 様々な範囲の仕事や業務に関わりたいと思う
- 自分一人でハイペースで仕事することが好き
営業職と接客業はどちらも不特定多数の人を相手にする仕事ですが、接客業が「受け・守り」だとするなら、営業職は「攻め」のコミュニケーションが求められる仕事です。
会社によっては自分一人で自由に仕事の時間を割り振ったり、成績によって給料の上乗せもされるので、非常に自由度の高いところが営業職の魅力だと言えます。
また、営業職の仕事は頭の回転の速さや機転が活きる場面も多いので、様々な範囲の仕事や業務に関わって、自分自身の力をフルに活かしてみたい人にとっては、天職とすら感じることもあります。
向いている人にはトコトン向いている仕事が営業職だと言えるので、苦手意識があって敬遠している人は、営業職も選択肢に入れておくといいでしょう。
広報・企画・マーケティング
クリエイティブな仕事がしたいなら広報・企画・マーケティング職も挑戦の価値ありです。

広報・企画・マーケティング職って
具体的に何をする仕事ですか?
広報・企画・マーケティング職は、販売・小売店が置いているような商品を企画・開発したり、企業の宣伝や広報を担当する仕事で、実際の業務内容は多岐に渡ります。
決まった作業の多い事務職と違い、広報・企画はクリエイティビティ(工夫・創意)が求められるので、アイデアを出したり挑戦することが好きな人には向いていると言えます。
ちなみに、当サイトの運営者も多くの適性診断で「クリエイティビティ(創造的思考力)」が高いと出ており、実際の仕事内容も広報・企画・マーケティング領域に該当します。

広報・企画に向いているかどうか知りたいなら
「ミイダス」の「コンピテンシー(適性)診断」を使ってみましょう!
ミイダスは様々な適性診断の使える転職サイトで、自分に向いている職業が見つけやすくなります。
適性診断以外にも「自分が仕事でストレスに感じる要素」「上司と部下の相性」などの診断結果も出て今後のキャリアの参考になること間違いなしなので、この機会にぜひ登録してみてください。
プログラマー・エンジニア
事務以外の仕事がしたい人で柔軟な働き方や将来性を重視するなら、IT・WEB系の仕事(プログラマー・エンジニアなど)も選択肢でしょう。
▼IT・WEB系の仕事に就くメリット
- 若手なら未経験からでも転職チャンスがデカい
- 様々な働き方が出来る(在宅ワークなど)
- スキルを習得すれば将来性が高い
- 将来的に独立・副業・フリーランスなどのキャリアも考えられる

でもIT・WEB系の会社に入るには
プログミングスキルがないと無理なのでは…?
プログラマー・エンジニアと聞くと、何か特別なスキルがないと就けないと思われがちですが、未経験からでも採用してもらえる会社は意外と多いです。
実際にプログラマーとして働いている人の話を聞いてみても「実際に仕事をする中で覚えた」という人も多く、入社前にはそこまで経歴やスキルを求めない会社も多いです。
もちろん、適性や向き・不向きはありますが、以下のような人にはとくに向いているかもしれません。
▼IT/WEB系のプログラマー・エンジニアに向いている人
- 人と関わるよりは黙々と細かい作業に打ち込む方が好き
- 他人にアレコレ指示されるよりは自分で学習していくことにやりがいを感じる
- 何かを作って動かすことや誰かに見てもらうことが好き
- 人と遊ぶよりはインターネット・スマホでコンテンツを楽しむ方が好き

もしIT・WEB業界でプログラマーとして働きたいなら
20代向けの就職支援「ウズキャリ」がオススメです
ウズキャリは20代の若手向けの就職・転職支援サービスで、IT・WEB系の会社とも強いコネがあります。プログラミング研修も行っており、向いてない場合は他の職種・業種への紹介も行ってくてるので、スキルや経験がない人でも安心して利用できます。
ウズキャリはカウンセリングにも時間をかける方針で、転職に関する相談にも親身に乗ってくれるので、接客したくない人で他人と話すのが怖い人でも利用しやすい業者さんです。
工場勤務
事務以外の仕事がしたいなら、工場勤務として働くのもありでしょう。
▼工場勤務として働くメリット
- 全国区で求人があるので選択肢が非常に広い
- 寮ありの仕事や高収入の仕事もある
- 年齢不問の仕事も多いので年齢層関係なく働ける
- 学歴・経歴不問で働ける職場も多い
- 単純作業の仕事が多いので頭を使わなくて済む
工場勤務は、全国区/年齢不問/短期間の単純作業~寮あり高収入の仕事など、選択肢の広さが魅力だと言えるでしょう。
事務職・デスクワークなどと違い、頭を使わない単純作業も多いところも工場勤務の魅力です。
仕事内容自体もマニュアルに沿って作業していくだけの仕事ばかりなので、他人と関わるのが苦手な人にはオススメな仕事だと言えます。

もっと工場勤務のメリットを知りたい人は
以下の記事も参考にしてみてください!
一般職/デスクワーク(総務・経理など)を目指してキャリアを積む
事務以外の仕事に就きたいなら、他の一般職/デスクワーク(総務・経理など)を目指すのもありでしょう。
▼事務職から他の一般職を目指すメリット
- 他の会社でも汎用性の高いスキルが身につく
- 事務職の経歴も活かせる
- キャリアアップ転職なので年収アップも目指せる
▼事務職から他の一般職を目指すデメリット
- 事務職と似たような仕事内容も多い
- 企業内の重要な仕事に関わるので人間関係の悩みがつきまとうこともある
- 中小以下の募集が多いので大手では採用されにくい
- キャリアアップ転職となるので覚えることや仕事量は増えがち
事務職から他の一般職のデスクワークに転職すればキャリアアップ転職で年収アップに期待できる一方で、仕事量が増えることが多くなる点には注意です。
ただし、今までの事務職としての経歴やスキルの応用が利く分、選べる業種・会社の幅は広がるという点では、一般職内での転職も考えておく価値はあるでしょう。
福祉士系の仕事全般も目指せるが資格取得は必須なので時間がかかる
事務以外の仕事に就きたい方で、とくに女性であれば福祉系の仕事を目指すのもありでしょう。
▼福祉士系の仕事には何がある?
- 介護士
- 看護師
- 保育士
- 薬剤師(登録販売者)
- 社会福祉士
ただし、福祉系の仕事は働くのに国家資格が必須なことが多いので、勉強・資格取得に時間がかかる点には注意です。
逆に言えば、一度資格さえ取ってしまえば今後のキャリアでも有利になることが多いので、時間とお金に余裕がある人は、一から勉強して福祉系の仕事に就くのもありかもしれません。
【指南】事務職以外の仕事に就くためのコツ
現場作業のスキルを磨く
デスクワーク以外の仕事に就くためには、現場作業に必要なスキルを磨くことが重要です。建設業、製造業、農業など、手作業や体力を必要とする仕事は多岐にわたります。これらの仕事では、実際の作業経験や特定の技能が求められることが多いです。関連する資格やトレーニングプログラムに参加し、専門的なスキルを習得しましょう。
アクティブな職種を選ぶ
デスクワーク以外の仕事には、体を動かすアクティブな職種が多く存在します。例えば、物流や運送業、警備員、イベントスタッフなどがあります。これらの職種は、日常的に体を動かし、外での作業が多いのが特徴です。自分の体力やライフスタイルに合った職種を選び、アクティブな仕事に挑戦してみましょう。
事務以外の仕事に転職する志望動機を考えておく
まずは事務以外の仕事に就きたいと考えている人が、どのような理由で退職・転職を考えているか抑えておきましょう。
▼事務職を辞めたい人の主な理由
- 地味に頭を使う作業ばかりでしんどい
- デスクワーク続きで目・肩・首に負荷がかかる
- 閉じこもった職場で人間関係が独特で疲れる
- 事務以外の仕事も振られてめんどくさい
事務職以外の仕事に就きたい理由として「事務の仕事自体に向いていない人」と「事務職自体は向いているが職場の人間関係が理由で辞めたい」という2つのパターンに分かれます。
この両者の違いによって、今後のキャリアプランが大きく変わります。
事務の仕事には向いているけど職場環境が合ってない→職場を変えて事務の仕事は継続
事務の仕事自体に向いてないと感じている人は、未経験職へ転職する必要があるので転職の難易度が上がる一方で、他の会社に転職して事務の仕事自体は継続する場合はキャリアアップ転職から収入は据え置きで職場を変えるだけ…という形になります。
経歴・年齢・スキルによって、どちらを選んだ方がいいかは変わって来るので、まずは冷静に「事務職自体が嫌いなのか?それとも職場・会社が嫌いなのか?」を見極めておくといいでしょう。

事務職に向いてないと感じている人は
以下の記事も参考にしてみてください
また、事務職を辞めたい人に多い理由としては「職場の人間関係が陰湿…」「他の部署から邪険に扱われて辛い…」なども、事務職特有のストレスだと言えます。

事務職の人間関係に疲れている人は
以下の記事で職場の問題点を確認しておきましょう