自分、あんまり趣味がなくて誇れるものが「アニメ好き」なぐらいなんですよ。
なので、履歴書の趣味の欄も「アニメ鑑賞」ぐらいしか書くことありません(笑)
でも、それだと書類選考で落ちまくりで、メンタル凹みまくりの激萎え…。
「こんな自分にできる仕事なんてあるのかな?」
一時期はそうふさぎ込んだことだってあります。
もしかして、あなたも同じ思いをしてませんか?
だったら、めちゃくちゃ
そんな私が徹底的に調べ尽くした「アニメ好きという長所を活かせる至高の職業」をこれから知ることができるからです。
自分で言うのも難ですけど、他のサイトよりガチで解説しまくってるので読むだけで自分の天職があわかって就職した後もガンガン活躍できると思いますよ(笑)
アニメ好きの弱みや短所:仕事でデメリットになりやすい性格的な特徴
向いてる仕事を見極めるためには、自分の欠点を理解しておくことが重要です。
アニメ好きなことを仕事に活かそうとする場合、
- 趣味と仕事のバランスが難しくなる
- アニメ関連の仕事にこだわりすぎると選択肢が狭くなる
- アニメファンとしての目線が強すぎて制作側に不向きなことがある
など、短所になってしまう可能性があります。
こういった短所がマイナス評価されやすい仕事では、活躍の機会を得られないかもしれません。
もし、自分の欠点がマイナスになりやすい職場で働くことになったら、
- 自分の欠点を上司によく指摘されるのでモチベーションが維持しにくい
- 価値観や性格がマイナス印象となり正当に評価されない
- 欠点が目立つため能力を発揮できずに仕事が長く働き続けられない
など、自分の能力や才能を上手く発揮できずに、思うように評価も得られなくなります。
相性の悪い職場を避ける考え方を
習得しておきましょう
向いてない可能性の高い仕事も
記事後半で紹介していきますよ!
本当に適性のある仕事を
見つけ出すヒントにしてください!
「アニメ趣味>仕事」となるため現実世界での優先順位のズレが生じる
アニメ好きな人々は、自分たちの興味関心や話題への偏りから社会活動に馴染むことが難しい場合もあります。彼らは日常的なコミュニケーションやビジネスシーンで必要なスキルを十分に身につけていなかったり、他者と共通する話題を持っていなかったりすることから孤立感を抱えることもあるでしょう。
興味関心や話題の偏りから社会活動に馴染めない場合がある
アニメ好きの人々は、消費者目線から抜け出せずにビジネスとしてドライな判断をすることが難しい傾向もあります。彼らはアニメやマンガのファンとして、作品やキャラクターに感情的な結びつきを持っています。そのため、ビジネス上で冷静かつ客観的な判断を下すことが難しく、意思決定において影響力を持つことも少なくありません。
消費者目線から抜け出せずにビジネスとしてドライな判断ができないことがある
アニメ好きとしての熱意は、ビジネスの観点から見ると、時に客観的な判断を難しくすることがあります。
特にアニメ関連の仕事に従事している場合、純粋な消費者としての視点から抜け出せず、ビジネスの側面でのドライな判断や施策の実行が難しくなることがある。
アニメ好きに向いてる職業や企業の例【適性や才能を発揮できる仕事】
「向いてる仕事」の定義は様々ですが、
- 適性や才能を発揮できる
- 興味関心が持てる
- 熱中できる
- 今までの経験が活かせる
といった仕事は、長く続いて活躍できる可能性が上がります。
そのためには、まず自分を知っておく必要があります。
周りと比べて自分の欠点を気にすることはありません。
自分の強みや長所を活かせる仕事こそが「本当に向いてる仕事=適職」です。
アニメが好きな人は、以下の隠れた才能を秘めています。
▼アニメ好きが持つ意外な適性
- アニメ知識の豊富さ
アニメ・漫画・ゲームなどのオタクカルチャーに詳しい、アニメファンの心理がわかる、好きなことなら延々と語れる、作品に対して考察できる - ”好き”を原動力にできる
好きなことを仕事にする熱意がある、趣味のために仕事を頑張れる、推しのために頑張れる、同人誌即売会やファンコミュニティ参加など活動的
こういった適性は、意外と自分でもわかってないことが多いです。
しかし、アピール次第では転職活動を有利に進めることができ、思いもしなかった天職を引き寄せます。
このような性質を踏まえ、アニメが好きな人に向いてる仕事を解説していきます。
アニメ制作に関わる仕事
アニメ好きの方にとって、アニメ愛を活かしながら創造的な仕事に携わることができる、直接アニメ制作に関わることは夢のような仕事と言えます。
アニメ制作の仕事といえば、原画制作を担当する「アニメーター」、声をあてる「声優」などの印象が強いですが、実際には以下のような職業も数多く存在します。
▼アニメ制作に関わる仕事
- アニメーター:キャラクターや背景の動画制作を担当し、ストーリーボードから完成まで携わります
- CGクリエイター:3Dモデルや特殊効果などのCG制作技術が必要。モーションキャプチャーを活かしたバーチャルYouTuberが人気になるなど、アニメ分野以外での技術活用の幅も広い。
- 声優:アフレコやキャラクター演技など声だけで物語を表現する役割です。
- 脚本家: ストーリーやセリフなど台本全体の構成・執筆を行います。
- アニメ会社の一般職:制作進行やプロデューサーなど、アニメ制作に関わるさまざまな業務を担当します。
- 声優事務所のマネージャー:声優のスケジュール管理や交渉、サポートを行う。
- 色指定:アニメの色彩を決定する。
- 美術監督:アニメの背景や世界観の美術面を監督する。
- 音響監督:アニメの音響面を監督し、効果音や声の録音を管理する。
- 制作進行:アニメ制作のスケジュールや進行状況を管理する。
- 企画・プロデューサー:アニメ制作の全体的な流れや資金調達を担当する。
アニメのEDで
クレジット表記されてる
職業名ばかりですね!
いずれもアニメ制作を行う上でなくてはならない仕事ですが、多くの仕事がクリエイティブな才能や独自のコネが必要など、未経験から目指すのは現実的ではないかもしれません。
一方で、アニメ制作会社も企業である以上、営業職や事務職のような一般職も存在するため、アニメ制作会社の一般職としてなら、中途採用枠からの転職は多くの人に可能性があるかもしれないです。
自分の経歴やスキルと合わせて
アニメ会社に採用されるルートがないか
可能性を見つけ出してみましょう!
コンテンツ制作に携わるクリエイター職
アニメ好きに向いてる仕事で真っ先に思いつくのは「クリエイターとして制作側に回る」という選択肢です。以下はその一例です。
▼コンテンツ制作に携わるクリエイター
- イラストレーター:キャラクターデザイン原案を手がけたり、書籍の挿絵などの制作を行う。アマチュアでも「絵師」としてpixivで活動したり、「同人作家」として商業誌デビューする機会を狙うなど、活動形態や収入の幅は様々。
- 動画クリエイター:アニメPVやプロモーション映像等の動画編集・制作を行う。編集技術があれば、アニメだけでなく実写映像やYouTube動画の作成など、仕事は幅は広い。
- 3Dモデラー:ゲーム会社等でキャラクターモデル・背景モデル等を製作します。
- YouTuber(VTuber):アニメ関連情報発信者またはバーチャルキャラクターとして活動します。
- 小説家:アニメの原作小説やオリジナル作品を執筆する仕事。近年では「なろう作家」と呼ばれるWEB小説からアニメ原作作品を生み出すクリエイターも生まれており、アニメ原案を目指すためのキャリアルートともなっている。
- サウンドクリエイター:BGMや効果音など、アニメにおける音楽制作を担当。「DTMクリエイター」「コンポーザー」と呼ばれることもある。
- 模型製作工:プラモデルやフィギュアなどの模型制作技術が求められる。アニメキャラの美少女フィギュアの造形案を手がけたり、ガンプラのように細部の技術にこだわるなど、アニメ産業とも関連性が高い。
これらの仕事に就くことで、自身が好きなアニメやコンテンツ制作に携わることができます。また、自分の才能や創造力を最大限発揮する場でもあります。
出版業界(マンガや雑誌)に関わる仕事
マンガや雑誌の出版業界も、アニメ好きに向いている職種があります。以下はその一部です。
- 雑誌編集者:マンガ・小説・エッセイ等の記事企画から編集・校正まで幅広く担当します。
- 漫画編集者:マンガ原稿の選定や執筆指導、連載管理などを行います。
- 校正者:文章中の誤字脱字や表現ミスを修正する重要な役割です。
- 出版社/印刷会社の一般職:編集部門以外でも営業・販売促進等多岐に渡り活動することができます。
- DTPデザイナー、エディトリアルデザイナー:レイアウトや装丁などのデザイン業務を担当します。
- ライター:記事執筆やコラム制作など、文章表現力を活かす仕事です。
これらの仕事に就くことで、自身が好きなマンガや雑誌に関わることができます。また、クリエイティブな要素も含まれており、自分のセンスや感性を発揮することができます。
アニメに関する企画やイベントに関わる仕事
アニメ関連企画・イベント運営も、アニメ好きに向いている職種です。以下はその一例です。
- イベントプランナー:アニメフェスティバル等のイベント企画・運営全般を担当します。
- コンサートプロモーター:芸能プロダクションからライブやコンサートの開催依頼を受けて、企画・制作・運営を取り仕切り、その収支を管理する仕事。「コンサート会場の予約/各地域での広報活動/各種許可の申請/チケット販売/売上の集計/観客の誘導や出演者の送迎などの手配」など、多彩な業務を行う。アニメ歌手の人気に伴い、アニメ関連のコンサートやイベント企画も増えているため、アニメ関係の大きな仕事に関われる可能性あり。
- コンベンションスタッフ:アキバ系イベント等へ出展しブース運営や来場者対応を行います。
これらの仕事に就くことで、アニメ関連のイベントや企画に携わることができます。自身が好きなアニメ文化を広める役割も果たすことができます。
アニメグッズの販売~マーケティングに関わる仕事
国内外のアニメ人気で市場が拡大するに連れ、様々なアニメグッズを扱う専門店も増えており、店舗運営する会社での採用も行われることとなります。
以下に紹介するような職業は、アニメファンにとっても親しみのあるショップも多く、アニメ知識を活かせる機会も増えるという意味で、向いてることでしょう。
▼アニメに関するグッズ販売を行うショップ店員の例
- アニメグッズショップ店員:「アニメイト」「ゲーマーズ」「ヴィレッジヴァンガード」など
- 同人ショップ店員:「とらのあな」「メロンブックス」「駿河屋」「まんだらけ」など
- フィギュアショップ店員:アクションフィギュア等の専門店で接客・販売業務を担当
- トレカショップ店員:トレーディングカードゲームの専門店。「ホビーベース イエローサブマリン」「カードラボ」「カードキングダム」など
- アニメコーナーのある家電量販店:「ソフマップ」「ジョーシン」など
これらの仕事に就くことで、自身が愛するアニメグッズを多くの人々へ提供する役割を果たすことができます。また、最新トレンドや需要予測能力も磨かれます。
また、上記のような職業からキャリアアップすることで、以下のように広く商品企画や販売に携わることができます。
▼ショップで販売する商品の仕入れや企画を行う職業例
- ショップ店長:本社の方針に従い、店舗ディスプレイや仕入/在庫管理を行う。
- 販売/流通企画:本社に近いポジションにて、商品展開戦略や在庫管理など、商品全体の企画立案から実施まで担当する。
- バイヤー:流通業者や小売業者向けに商品仕入れ・調達を行う。
- ECサイト担当者:通販サイトの管理などを行う。近年、リアル店舗の縮小が進み「とらのあな」などの企業はECサイトでの販売に力を入れている。ECサイト運営には幅広い知識とスキルが必要。「WEBマーケティング」に分類されることも。
マーケティング/広告の仕事でアニメの宣伝や広報に携わる
さらに、販売を促進するための「マーケティング(企画職)」「広告」も、アニメ好きを活かすことができる可能性の高い職業だと言えます。
- アニメグッズ制作会社の企画:グッズ開発・販売促進戦略等を担当します。
- マーケティング担当者:アニメ関連商品・サービス等の市場調査・分析からプロモーションまで行います。
- PR担当者:メディアリレーション、イベントPRなど幅広い宣伝活動を行います
これらの職種は、アニメ制作会社やグッズメーカーに所属して行うこともあれば、広告代理店やマーケティング支援会社にて委託を受けることもあります。
なので、一概にどの企業や職業に就くべきかが判断しにくく、実際の職務範囲もかなり多岐にわたります。
一方で、目的としては「会社が製作したグッズが売れるように宣伝やプロモーションを行う」という点では一貫しており、そのためにはアニメファンの心理を理解していたり、アニメ知識が豊富なことが強みに活きる機会は多めです。
コンテンツホルダー企業
コンテンツホルダーとは、アニメやキャラクターの版権を保有する企業のことを指します。
主に、営業職や企画職などの一般職として就職し、グッズのアニメキャラクター使用の企画を行ったり、著作権の管理や契約手続きに関する業務を行います。
▼有名なコンテンツホルダー企業と取り扱いIP
- バンダイナムコ
主要作品:機動戦士ガンダム、アイカツ!、鉄拳、テイルズシリーズなど - スクウェア・エニックス
主要作品:ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、キングダムハーツなど - カプコン
主要作品:モンスターハンター、バイオハザード、ストリートファイターシリーズなど - アトラス
主要作品:ペルソナシリーズ、真・女神転生シリーズなど - KADOKAWA
主要作品:涼宮ハルヒの憂鬱、この素晴らしい世界に祝福を!など - アニプレックス
主要作品:鬼滅の刃、ソードアート・オンライン、Fate/シリーズなど - 東映アニメーション
主要作品:ワンピース、ドラゴンボール、プリキュアシリーズ - タカラトミー
主要作品:ゾイド、デュエル・マスターズ、ベイブレードなど - サンリオ
主要作品:ハローキティ、マイメロディ、シナモロールなど - 京都アニメーション
主要作品:けいおん!、氷菓、CLANNAD、Free!など
これらの会社は規模も大きいため、数多くの職種もあり、中には中途採用している場合もあるため、転職できる可能性はあります。
また、事業全体でアニメやゲーム、漫画作品など、サブカルチャーコンテンツやキャラクター版権を取り扱っていることが多いため、アニメ好きにとっては求人が出ていないかチェックしておきたい企業だと言えます。
アニメ好きが向いてる仕事を見つけ出すために意識しておくこと
ここからはアニメ好きが向いてる仕事を見つけ出す際に意識しておいた方がいいことをご紹介していきます。面接時の質問や志望動機を考える上で重要なことなので、できる限り答えられるように自分の中でしっかりと軸を決めておきましょう。
「制作寄りか?消費者寄りか?」を決めておく
アニメに関する仕事は大きく分けて、
- 実際にアニメを制作する側
- アニメ好きに向けて商品やサービスを提供する側
- 両者の間で調整を行う立場
という3つのポジションに分かれます。
アニメを制作する側はクリエイターやディレクターとして特殊なスキルや経験が必要とされ、アニメ好きに向けての仕事を行う人はどちらかというと消費者側になります。
ですので、単にアニメ好きであるなら消費者側として販売職・企画職など、アニメに関わる一般職を選ぶのも手ですし、何より自分がアニメファンであることが仕事でも強みとして活きてきます。
また、消費者側の立場で働いていても、アニメ制作会社と関わる機会が増えれば制作側と消費者側をつなぐポジションとして活躍できるかもしれません。
「好き」を仕事の原動力にし続けられるかどうかも考えておく
仕事を選ぶ上で冷静に見極めたいのが「好きを仕事にしてもいいのか?」ということです。
とくにアニメ好きの場合、業界内の実情や裏側を知ってアニメ嫌いになる…という事例も珍しくはありません。逆に、アニメ好きで「どうしても仕事にしたい!」という気持ちが強いなら、勤務後に長く続けるパワーになることもあります。
アニメ好きであることがプラスに働く会社もあれば、そうでない会社もあるということです。
目安としては「給料がもらえなくてもその仕事に関わりたいと思えるぐらい好きかどうか?」で考えてみるといいでしょう。
クリエイターを目指すならスキル習得に時間がかかることを覚悟しておく
アニメ好きで、クリエイターになって制作に関わりたいと考えている方もいらっしゃるはずです。
ですが、アニメ関連のクリエイターになるにはスキル習得に時間やお金がかかる上、就職しても給料が低いなどの問題もあります。
すでに何かしらのスキルがあるなら、自分のスキルがどれぐらい現場で通用するかどうかを確認する意味でも、就職・転職活動を通してポートフォリオを作成しておくことも大事です。
ただ、職種によっては未経験からでもクリエイターに挑戦できる場合もあるので、求人情報を集めて業界全体でどれぐらいのスキルの人物を求めているかどうかを正しく把握しておくといいでしょう。
「職種」ではなく「業種」で求人を調べてみることも大事
アニメ好きが向いてる仕事を見つけ出すなら、職種だけにこだわらず「業種(業界)」で仕事を選ぶという考え方も重要です。
アニメ好きに関連性の高い業種は以下の通りになってきます。
- アニメ
- ゲーム
- 映像
- 芸能
- 音楽
- 出版
- エンタメ(娯楽)
- ホビー(玩具)
純粋なコンテンツ制作だけなら「アニメ」「ゲーム」業界だけ見ておけばいいですが、実際にアニメやゲームを流通させたり関連グッズやイベント企画は、その他の業種が担うことになります。
また、アニメ産業の構造上、制作委員会として出版社やホビー会社が参加して強い決定権を持つことも多いため、ディレクターや監督などになりたいならアニメ・ゲーム業界だけにこだわる必要はないでしょう。
プロに相談して本当に向いてる仕事を見極める
以上のように、向いてる仕事に就くためには考えるべきことが大量にあります。
これを何のキャリア知識も、求人情報を見極める能力もないまま行っても、考えもまとまらずに行動できなくて当たり前です。
なので、向いてる仕事を探しているなら、まずは転職サービスでプロに相談してみることを強くオススメします。