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INTJ(建築家型)に向いてる仕事3選。稼げる天職を厳選解説

この記事は2018年に公開してます。それから7年経ち、広くMBTIが浸透して他サイトにニワカ知識が増えて残念に感じます。

というのも私自身がINTJの診断が出ることが多かったので、そこから自己分析を重ねキャリア戦略を練り、現在はここで紹介する職業で必要とされるスキルを幅広く身につけてきたからです。

その立場から言わせてもらうとそこらのニワカ知識で紹介されてるINTJに向いてる仕事(笑)大してその職業のこと理解してない奴らが書いてんだろうなーって感じで白けてます。

…おっと、INTJ特有の批判家っぽさ全開になってしまいました。

しかしここで紹介するINTJに本当に向いてる仕事私自身の経験や知見から総合して厳選しているので、INTJの読者にとって圧倒的に参考になると思います。

→INTJに向いてない仕事はこちら

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INTJに向いてる仕事

INTJは、先々の見通しや、ものごとや組織の全体像について明確なビジョンを持ち、自分のアイデアを実現しようとします。全体的な枠組みや仕組みを独自に考えて、自ら課した目標達成に臨みます。

ものごとを熟知することを重視し、それに関して、自分や他者がベストを尽くすことを望みます。混乱、無秩序、非効率なことをとくに嫌うため、向いてる仕事とそうでない仕事が極端に分かれる性格だと言えるでしょう。

MBTIのいざない」ではINTJが惹かれやすい職業として「戦略プランナー」が紹介されており、逆に惹かれない職業として「小学校教諭」が紹介されています。

仕事に関するモチベーションとしては「長期的なインパクトのある問題解決を好む」とされています。

上記のINTJの特性を踏まえた上で、向いてると言える仕事を紹介していきます。

プランナー

項目評価説明
オススメ度★★★★☆計画立案やアイデアの実現が行えるのでINTJ向き
難易度★★★☆☆最低限のスキルさえあれば未経験からでも挑戦可
年収目安300~1000万円プランナーの範囲が広いのでピンキリ
働きやすさ★★★☆☆顧客対応や調整が多いので拘束時間はやや多め
将来性★★★★☆総合的なビジネススキルが身につくので応用は利きやすい

MBTIのいざない」ではINTJの惹かれやすい職業として「戦略プランナー」が紹介されています。

プランナーとは計画や企画を立てて実行する職業全般を指します。

この定義だと範囲が広すぎるため、下記にプランナーと呼ばれる職業の代表例を解説していきます。

プランナーの代表例

1.ファイナンシャル・プランナー

まずは資格化されており、馴染みのある方も多い「ファイナンシャル・プランナー」です。

ファイナンシャル・プランナーとは、ざっくり言えば「お金に関する計画を立てる人」のこと。

具体的には

  • 貯金や支出の管理
  • 投資でのお金の増やし方(株や不動産)
  • 退職金の運用の仕方

など、生涯を通じてのお金の使い方についての計画を立て提案する能力と知識が問われます。

ファイナンシャル・プランナーになる方法

銀行や証券会社といった「金融業界」、生涯の資産運用にも関わる「不動産業界」「保険業界」では、ファイナンシャル・プランナー相当のスキルが求められます。公認資格である「FP技能検定」も3級から1級まであります。

私が関わったことある人物の例で言えば、顧客のお金を取り扱う職業に就いてる人がスキルを身につけるついでにFP検定も取る…というキャリア形成してることが多いです。

2.ゲームプランナー

こちらも聞き馴染みの多い「ゲームプランナー」の紹介です。

ゲームプランナーがどういう仕事か理解するには、著名なゲームプランナーの名前と生み出した作品を見た方がわかりやすいでしょう。

  • 宮本 茂 氏:「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」シリーズ
  • 堀井 雄二 氏:「ドラゴンクエスト」シリーズ
  • 桜井 政博 氏:「星のカービィ」「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズ
  • 小島 秀夫 氏:「メタルギア」シリーズ

ゲームプランナーは企画から開発までゲーム制作の全工程に関わるため、クリエイティブスキルからプログラミングスキルまで総合的なスキルが求められます。

ゲームプロデューサー」「ゲームディレクター」と呼称が変わることもあります。

ゲームプランナーになるためには?

前述の伝説的なゲームプランナーの来歴を見てみるとデザイナープログラマーから始まり、そこから徐々に企画・開発まで関わり頭角を表した人物が多いです。

いずれにしても自分でゲームを作れる何かしらのスキルや経験は問われるでしょう。

なお、ゲーム業界自体の人材募集はかなり活発なため、ゲーム制作に関わった経験があればゲームプランナー候補は比較的目指しやすいほうだと思います。

たとえば、ゲーム業界専門の人材エージェント「シリコンスタジオエージェント」では、有名作品に関われる求人が多数出回ってるので要チェック。

3.ツアープランナー

旅行に興味がある人ならイメージしやすいのが「ツアープランナー」でしょう。

ツアープランナーは、高価格の豪華客船による世界クルーズから格安航空券を組み合わせた低価格帯のツアーまで、旅行計画をサービス化する仕事です。

ツアープランナーになるには?

ツアープランナーになるのには、まず旅行会社に就職するのが先決です。

実務を通してスキルアップしてからツアープランナーへキャリアアップしていきます。

資格は必要ありませんが、ほとんどの人がツアーコンダクターの実務経験を積んだのち「総合旅行業務取扱管理者」「国内旅行業務取扱管理者」「旅程管理主任者(ツアーコンダクター)」などの資格を取得しています。

4.アカウント・プランナー

最後にあまり聞いたことがない方も多いであろう「アカウント・プランナー」の紹介です。

アカウントプランナーは主に広告代理店の営業職を指します。

「アカウント」は「顧客」「取引先」という意味で、直訳するなら顧客の計画を立てる人になります。

実際の仕事内容としては、取引先企業に対して広告戦略の立案やそのための調査・ヒアリングを行います。

アカウントプランナーになるには?

ちなみに筆者にも広告代理店出身者の知り合いはいますが、アカウントプランナーという名称よりは「大手広告代理店勤務/出身者」というだけでだいたいの仕事内容が想像つくレベルです。

つまり、広告代理店に勤務すれば必然的にアカウントプランナー相当の仕事をしてる人が大半ということです。

なので、シンプルに広告代理店に転職するのが手っ取り早いです。

広告代理店に勤務したいなら「WorX(ワークス)」などでWebマーケティングや広告運用スキルを習得して転職するのが一番。

既にマーケティングスキルや広告運用経験があるなら、求人数最多の「リクルートエージェント」「doda」で「広告代理店」「アカウントプランナー」と条件指定して求人紹介してもらえば、該当求人が届きます。

後悔する前に知っておきたい

プランナーに就く際の注意点

MBTI公式書籍の記述をもとにINTJはプランナーに惹かれるという前提で紹介してきました。

しかし、安直にプランナーのみを目指そうとなると、下記の点は注意。

1. 「プランナー」だけだと範囲が広すぎる

「プランナー」という名称や役職は多くの業界・職種で使われており、それぞれ求められるスキルや仕事内容が異なります。漠然と「INTJだからプランナーになりたい…」とだけ考えてると、キャリアの方向性が曖昧になりがちです。

最低でも「この業界に就きたい」「この業界には興味がある」とハッキリさせておきましょう。

2. 総合的なスキルが求められる

プランナーは、企画立案や戦略設計だけでなく、データ分析、プレゼンテーション、プロジェクト管理など、幅広いスキルが求められる職種です。そのため、未経験からの転職はハードルがやや高め。

3. 計画立案以外の調整業務も多め

「プランナー」と聞くと机の上で計画を立てて自分は動かなくていいというイメージをしがちです。

しかし実際には真逆で、関係者との連絡やミーティングを頻繁に行ったり、そのために走り回るなど、かなり自分で動きまくる仕事だと言ってもいいぐらいです。

INTJのように論理的に動くタイプの人は、他者の感情やチームのバランスを考慮するのがストレスになることもあるので、注意が必要です。

コンサルタント

項目評価説明
オススメ度★★★★★論理的思考力があり課題解決に興味がある人には最適な職業
難易度★★★★☆高い専門知識と分析力がいるが未経験かれでも挑戦可
年収目安400万〜1500万円実力次第で年収が大きく変動。外資系なら2000万円超えも
働きやすさ★★★★☆一部は激務だが在宅ワークなどもしやすい
将来性★★★★★企業の成長戦略に欠かせない存在で今後も需要は高い

MBTIのいざない」で紹介されている「戦略プランナー」として実態に近いのは、先ほどのプランナーよりもここで紹介する「コンサルタント」のほうでしょう。

INTJは、仕事のモチベーションとして「長期的なインパクトのある問題解決を好む」とされています。

そのため、年間単位で企業の問題解決に取り組むコンサルタントは天職に感じやすいでしょう。

なお、コンサルタントは業界平均で年収1000万以上の仕事としても知られており「頭脳労働の最高峰」の一つと言っても過言ではありません。頭脳に自信のあるINTJであれば挑戦してみる価値大。

コンサルタントとは?

ざっくり言えば企業が抱える課題を解決するためにはなんでもやる仕事

1.どんな課題を解決するの?

企業が抱える課題とは「売上が伸び悩んでいる」「業務効率を改善したい」など。

2.具体的には何をするの?

ちまちまExcelにデータ入力したりPowerPointで資料制作するような雑務から、取引先への訪問営業、テレビでよく見るようなキレキレのプレゼンまで、文字通り「何でもやる」のが、コンサルタントの実態。

より専門的な範囲で言えば、調査からデータ分析、ビジネス知識や理論を応用した数百ページレベルの資料作成まで、あらゆる情報や知識をフル稼働させて問題解決に取り組むイメージです。

なので、デスクワーク全般だいたい幅広く対応できる人ほど向いてる可能性は高いです。

コンサルタントの種類

「コンサルタント」と聞くと1人で活躍している人物を想像する方もいますが、実際のビジネスではコンサルティング専門会社がチームで役割分担していることのほうが多いです。

以下、コンサルタントの具体的な職種についてご紹介していきます。

1.戦略コンサルティングファーム

経営戦略に特化しているのが戦略コンサルティングです。

コンサル業界の中でも最も難易度の高い分野と言われており、就活生人気の高い名だたる外資系企業が該当。

▼代表的な企業

  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
  • ベイン・アンド・カンパニー

業務内容は以下の通り。

  • 企業の経営戦略、成長戦略、M&A戦略を立案
  • 市場分析や競合調査を行い、経営層に向けた提案を行う
  • 企業の新規事業開発やグローバル展開をサポート

何言ってるか全然わかんない…

わかりやすく言えば「どうやったらもっと企業が稼げるようになるか?」「企業内の無駄な業務をどうやって劇的に減らせるか?」を考え提案し、実行を支援、行ったことを評価・改善していく…いわゆるPDCAサイクルを回していくイメージです。

PDCAサイクルとは、業務改善や目標達成のために、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)の4つの段階を繰り返すフレームワークです。

もともとは、品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミングが提唱した概念で、製造業の生産・業務プロセスの中で、改良や改善を必要とする部分を特定・変更するために用いられました。 Geminiによる解説

2.経営コンサルタント

大手企業や官公庁などの巨大な組織が主なクライアントとなる戦略コンサルと異なり、中小企業個人事業主スタートアップ企業などのスモールビジネスの経営支援に特化しているのが経営コンサルタントです。

経営コンサルタントは資格がなくても名乗れば開業できますが「中小企業診断士」の資格を持っている人が多め。また、日本最大級のビジネススクール「グロービス」で「MBA(経営学修士-Master of Business Administration)」を学ぶ人もいます。

中小企業診断士の科目との相性もあってマーケティング/金融業/会計などの出身者が独立していることが多いです。

3.総合コンサルティングファーム

総合コンサルは、戦略だけでなくITや業務改善など幅広い領域をカバーするのが特徴。

▼業務内容

  • 企業の課題解決を幅広く支援(戦略・業務・IT・財務・人事など)
  • クライアントの業務改善、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進
  • 官公庁・公共機関の政策提言や経営支援

経営戦略レベルから関与する戦略系コンサルと比べて実務寄りの案件が多く、経営企画・マーケティング・IT戦略など様々なコンサルティングを担当しています。

専門用語多すぎてまったくわからん…

超ざっくり言えば、

総合コンサルティング企業内で表面化した部署レベルでの業務改善を担う
(例:IT導入が遅れてる、会計人員が足りないで業務が回らないなど)
戦略コンサルティング組織改革レベルでの業務改善を行う
(例:海外に企業進出したい、グループ会社全体で業務の仕方を統一したいなど)

という風に企業の一部の業務か全体レベルで改革するかの違いだと理解しておけばいいでしょう。

代表的な企業は、会計事務所から独立した世界的経営コンサル「アクセンチュア」、同じく世界最大会計事務所「デロイトトーマツ」、監査や税務・法務に強い「PwCコンサルティング」など。

4.ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業のデジタル化…いわゆる「DXデジタルトランスフォーメーション)」により業務効率化を推進するために需要が増えています。

戦略コンサルよりも技術寄りの案件が多くITスキルが求められます。そのため、システムエンジニア(プログラマー)現場仕事からキャリアアップすることが大半です。

具体的に解決する課題としては、

  • 企業に導入したシステムが老朽化したのでどうにかしてほしい
  • DXを進めたいがやり方がわからない
  • 組織が大きすぎてシステムの仕様変更に不安がある
  • ITのことがわからないのでいつでも相談したい

など、ITに関するあらゆる問題解決を担当するというのが実態に近いです。

5.システム導入コンサルタント

ITコンサルの中でも、特定の業務システムの導入を専門とする場合、システム導入コンサルタントと呼ばれることがあります。

具合的には、世界中で導入が進んでいる顧客管理ツール「Salesforce」、企業の基幹業務プロセスを統合するソフトウェア「SAP ERP」などの導入支援、あるいは導入後のオンボーディングカスタマーサクセスなどを担当します。

オンボーディングとは、新たにサービス・ツールを導入した顧客が、スムーズに組織やサービスに慣れ、最大限に活用できるようにするためのプロセスです。

カスタマーサクセスとは、顧客が製品やサービスを利用して目標を達成し、成功体験を得られるように積極的に支援する活動のことです。 Geminiより解説

国内だと藤原達也がCMに出ているSky株式会社が、情報漏洩対策ソフトウェアや営業支援名刺管理サービスを提供しており、身近に感じやすいかもしれません。

難しい専門用語ばかりでわからない…

超ざっくり言うと、企業向けに開発されたシステムの導入を行い、使いこなして業務改善が行えるようにするのがシステム導入コンサルタントの役割です。

他のコンサルタントと比べると、最低限扱うシステムの知識や理解があればやれる仕事なので未経験からでも就きやすい部類かと思います。

コンサルタントになるには?

課題解決能力目的達成意識に優れるINTJなら目指す価値ありなので、以下の情報を参考にコンサルタントを目指してみる価値は大きいでしょう。

1.頭が良くないとなれない?

コンサルタントは学歴がある頭が良い人しかなれない」というイメージがありますが、そんなことはないです。

一般的な就職ルートだと、マッキンゼーやアクセンチュアのような超人気コンサルティングファームは倍率が高いので、高学歴人材の採用が目立ちます。

しかし実際には、コンサルになる数々のルートが存在します。

筆者自身、過去ニートだったにも関わらず、今はコンサルタントとして業の課題解決に貢献してるぐらいその気になれば誰でもやれる仕事だと思ってます。

2.未経験枠からの採用を狙う

コンサルタントと言ってもその多くは企業単位でのチームワークです。よって、他の会社同様に新人時代は資料制作の補佐など雑用から始まることが多いです。

また、外資系の超有名コンサルファームでも未経験からの採用が定期的に行わています。というのも外資系は日本企業と違いレイオフの文化があるので新人や未経験者の採用も積極的に行う傾向にあります。

レイオフとは、企業が業績不振や事業縮小などの理由により、従業員を一時的に解雇することを指しますが、近年では恒久的な解雇に対しても用いられます。欧米、特に北米などで一般的な雇用調整手段です。 Geminiより解説

見込みがある人や熱意がある人はとりあえず雇ってみて使い物にならなければレイオフで解雇するという外資系の考え方により未経験からでも採用される可能性はあるけど就いた後は実力主義…という構造になるということです。

未経験枠からコンサルタントを目指してみたい人は「LHH転職エージェント」の利用がオススメです。

LHH転職エージェント自体が外資系運営なので、独特な外資系企業の文化やコンサルタント業界への理解も高く、国内エージェントよりもコンサルタントになりやすいからです。

また、LHH転職エージェントは「ただ求人紹介してもらって応募するだけ」という事務的な国内エージェントと違い、担当者がコンサルとして優秀で交渉力もあります。

なので、LHH転職エージェントのサポートを受けて肌に合うのであれば、外資系企業やコンサルタントも向いてる可能性が高いです。

そういう意味で「外資系が合っているか?」「コンサルタントが向いてるか?」の確認もできるという点で、LHH転職エージェントの利用を推奨しております。

3.リスキリング支援を受ける

紹介したコンサルタントの中でも「ITコンサルタント」「システム導入コンサルタント」は、国内IT人材の不足に伴うリスキリング(学び直し)により未経験枠からでも講座などでスキル習得しての転職が容易になっております。

とくにオススメなのが、適職診断からスキル講座、その後の転職支援までまとめて行っている「WorX(ワークス)」という支援サービス。

WorXでは、前述のSalesForceに関するコンサルタントから、他の人気IT職まで、適性を診断してもらえるので、向いてる仕事がわからない人でも安心。

コンサル経験のある筆者の知見から見ても、最新のビジネス環境に合わせたサービス内容を提供しているので、かなりオススメ。

データアナリスト

項目評価説明
オススメ度★★★★☆データを活用できる職種として需要が高く、今後の成長も期待できる
難易度★★★★☆統計・プログラミング・データベースなど幅広い知識が求められる
年収目安600万〜1000万円スキル次第で高収入を目指せるが、実務経験が重要
働きやすさ★★★★☆デスクワーク中心でリモートワーク可能な職場も多い
将来性★★★★★データ活用の重要性が増しており、長期的に見ても需要が高い

アナリストとは「分析する人」なので、データを分析する人のことになります。

具体的には、市場動向や顧客行動などの統計データを分析し、マーケティング戦略や経営判断に役立つ示唆を提供する専門職です。

これだけ聞くとかなり難しく感じるでしょうが、要はデータや数字を見て傾向や法則、原因を発見して、その改善策を考える仕事です。なのでゲーム攻略ガチ勢かなり適性あります。

ネタではなくレアキャラのドロップ率を調べて、周回にかかるコストを考えて編成最適化…という作業をビジネス向けに調整するだけの簡単なお仕事です。

ただし、データアナリスト専門でやろうとなると、以下に紹介する高度な知識とスキルが必要になってきます。

データアナリストに必要なスキル

データアナリストに求められるスキルはかなり高度そうですが全部できる必要はないです。

下記に紹介するいずれかがほどよくできてるなら適性ありなので、確認してみましょう。

1. データや数値を読み取り解釈する能力

データアナリストにはデータが示す意味を解釈する力が不可欠です。

企業の売上データや市場動向を分析し「どのような要因が影響しているのか」「どのような改善策が考えられるのか」を論理的に導き出すことが求められます。

わかりやすくたとえると「社会科の資料集を見て法則を発見する洞察力」であったり「株価を見て何があったかを仮説立てて根拠を調べる力」があれば、実務でも適応できる素質は十分あると思います。

2. 統計学

統計学の基礎知識があると便利です。

統計学とは(中略)数字データというものを、どのように分析し、どのような判断をくだしたらよいかを論ずる学問である 出典:統計学入門 東京大学教養学部統計学教室 編

以下の概念を理解できるかどうかでも、データアナリストとしての適性は見えてきます。

  • 記述統計(平均値・中央値・標準偏差など)
  • 推測統計(回帰分析・仮説検定・統計的有意性など)
  • 機械学習の基礎(分類・回帰・クラスタリングなど)

ちなみに私は「感覚としてはわかるし言ってる意味はわかる」程度でガチの統計計算を組み立てるのはキツイ…ぐらいの理解度です。

要は統計学すべてを完璧に理解する必要はないけど、統計が意味することやどう役立つかはわかるというのがスタートラインに立つ上で重要ってことです。

3. プログラミングスキル

データ処理や分析を効率的に行うためにはPythonRSQLといったプログラミングスキルがあると便利です。

私はPythonは書けるけどほとんどAIに書かせてるレベル。統計計算はあまり使わない。

なんなら、簡単な統計計算であればExcelスプレッドシートでも十分なので必須というわけではないです。

統計を活用することで、データからより深い洞察を引き出し、精度の高い分析を行うことができます。

4. データベースやデータ設計への理解

データをどうやって取得しているか?」といった基礎知識を知っておくのも大事です。

  • リレーショナルデータベース(MySQL、PostgreSQLなど)
  • データ正規化・インデックス最適化

このあたりは、私は「なんかこうなってるんだろうな」ぐらいの認識で、詳細はエンジニアさんに任せたりツール頼みなことが多め。

5.解析ツールを使える

データアナリストになるには一番重要なスキルです。

解析ツールとは、データ分析を効率的に行い、有益な情報を抽出するためのツールのことです。

身近なものだと、前述のExcelスプレッドシートを始め「Googleアナリティクス」「Looker Studio」などがスムーズに使えるなら、かなり適性高め。

業界や企業によって使ってる解析ツールがまちまちなので特定の解析ツールを使えるよりは幅広く対応できる能力があると何かと便利。

ただし、大手企業がクライアントで大規模データを扱うクラスのデータアナリストとなると事情が変わってくるので、ケースバイケース。

データアナリストになる方法

1.Web解析業務を経験する

データアナリストとしてのキャリアを積むには、まずはWebマーケターとしてWeb解析の業務に携わるのが最近のキャリアの主流です。

とくに以下のような業務を経験することで、データを扱うスキルが身につきます。

  • Googleアナリティクスを活用したサイト分析
  • SNSや広告のパフォーマンス測定
  • ECサイトの売上データ分析

Webマーケティング職やECサイト運営、広告代理店での分析業務を通じて、データを読み解く力や、数値から改善策を考える経験を積むことが重要です。

2.リサーチ専門会社に転職する

より本格的なデータ分析に携わりたい場合は、市場調査やマーケティングリサーチを行う企業に転職するのも有効な手段です。

リサーチ会社では、以下のような経験が積めます。

  • アンケートや消費者行動データの収集・分析
  • 統計手法を用いたデータ解析(相関分析・回帰分析など)
  • 顧客ニーズの発見とマーケティング戦略への応用

データアナリストのスキルマップは「リサーチャー→アナリスト→データサイエンティスト」という風に進化していくイメージ。

なので、リサーチャーとしてデータを扱う経験から始めていくのが、割と王道。

3.リスキリング支援を活用

データアナリストは、デジタル化で今後ますます必要になるのに数が足りてない職業の代表格なので、リスキリング支援でスキル習得できます。

こちらもコンサルタント同様「WorX(ワークス)」がオススメ。

適職診断も受けられて、Webマーケターやデータアナリストのスキル習得もできるので、他の職業の適性も確かめることも可能。

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