「自分に向いている仕事がわからない…」
「今の仕事が向いているかどうかわからない…」
そうお悩みではないですか?
私も当サイトを手がける過程で、様々な方の悩みを見てきましたが、
「自分が何をしたいかわからない…」
「やりたいことが見つからない」
「今の仕事が向いていない…」
「ここではない、どこかへと…」
…と、仕事と生き方に迷っている人は意外と多く感じております。
そういった方にひとつだけ言えることは、
向いている仕事なんて悩んで悩んで、
行動してみて後悔して、
それでようやく見つかるもの
…なので、考え込んでブログや本を読んでも、見つかるわけがないということです。
ですが、考えたり悩んだ分が全部無駄になるかと言うと、そうでもありません。
当記事では悩める現代人の方々に、本当に自分が向いている仕事を見つけ出すためのヒントや考え方をご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
ニートに向いている仕事は「性格」「職種/業種」「条件」の三要素から選ぶと失敗しない
ニートに向いている仕事を見つけ出すためには、
- 自分自身の性格傾向
- 就きたい職種/業種
- 働きたい条件(職場環境)
…の三要素から見極めておくと、失敗しないで済むはずです。
これらの要素に優先順位をつけておくことで「自分が仕事をする上で何を一番優先しているか?」が明確になってくるため、自分自身が仕事/会社に望んでいることも見えてきます。
ですので、まずはこの三要素毎に向いている仕事を見つける時の考え方を知っておき、どれが自分に一番合っているかを考えてみてください。
ニートに向いてる仕事は「性格」で選ぶ
向いてる仕事を見つけ出すなら、まずは「自分自身の性格」で選んでみるといいでしょう。
仕事選びに性格って関係あるんですかね?
転職では経歴が重視されがちだと思われているが
その人の性格/人柄/考え方/価値観も重要視されるぞ!
とくに経歴が他の同年代よりも劣る、無職/ニートの人は相対的に「性格/人柄/考え方/価値観」が先行の際に重視されます。
逆に言えば、経歴がほとんどないニートは性格/人柄で勝負するしかないのです。
性格も良くない/他人からも好かれないような人は
どうすればいいんですかね?
「自分と似たような性格の人が集まる会社」を
見つけ出せばいいのさ!
採用では何が重要視されるかは会社によって分かれますが、人事も人である以上は「自分と似たような経歴や性格の人」や「社内の人間と相性の良さそうな性格の人」を選びます。
▼向いてる仕事を性格から選ぶ時のポイント
- 自分と価値観や考え方の合う社員が多そうな会社を選ぶ
- 自分と似たような経歴を持つ社員が多く集まる会社を選ぶ
- 自分の性格傾向と相性の良い上司がいる職場を選ぶ
このような条件を見抜くためには、社長・社員の著書や発信情報(SNSなど)をチェックしてみたり、企業説明会などで話す機会を作るなど、求人票からは見えてこない情報を得ることが大事です。
また、単純ですが性格で向いてる仕事を見つけるなら「面接時に話が噛み合ったかどうか?」が最重要で、変に企業相手に気をつかわずに素直に自己アピールできるかどうかも自分の性格と相性の良い職場を見つけ出すコツとなってきます。
ですので、まずは自分自身の性格をしっかりと認識して言語化できるようにしておき、履歴書/職務経歴書/面接で企業側に自分の性格が伝わるようにしておくことが大事となってきます。
極論、仕事自体が嫌いであっても
周りの人と合う/人間関係が良好なら
仕事を続けることはできるからな!
自分に向いている仕事を探しているニートの方で、自分自身の性格を上手くアピールできない人は転職サイト「リクナビNEXT」内の「グッドポイント診断」を利用しておくといいでしょう。
グッドポイント診断では、18種類の「強み」から自分自身の性格の良い部分を知ることができます。
リクナビNEXTではこの診断結果をもとに、スカウト・オファー求人も届きますので、気になる方は登録だけでも済ませておくといいでしょう。
ニートに向いてる仕事は職種/業種で選ぶ
次に、転職活動でも多くの人が意識しているであろう「職種/業種」で選ぶという方法を紹介します。
職種/業種から仕事を選ぶ方法ですが、今までの経歴がある人なら選びやすい反面、経歴のない人や他の職種/業種へ転職したい場合、自分に向いている仕事を見つけにくいというデメリットがあります。
他にも、以下のような問題がある点に注意。
- 職種/業種だけで選ぶと、会社の社風や人間関係が合わないで居心地が悪くなる恐れがある
- 今までの経歴が年収が低い/待遇が悪い業界のものだと条件が悪くなりがち
- 向いていない職種/業種の経歴しかない場合、向いているかもしれない別の職種/業種に気づきにくい
職種/業種だけで仕事を選ぶ場合、書類上のステータスだけで選考が進みがちなので、それ以外の要素は無視されがちな結果になることが多いです。
ちなみに、転職サイト/エージェントに登録するだけでは経歴から自動的に「職種/業種」に合わせた求人が紹介されるだけなので、意図せずに職種/業種だけから向いている仕事を選んでしまっている人も多いです。
職種/業種で選ぶのは
当たり前の方法じゃないんですか?
なぜか当たり前になっているが
実はデメリットも多い方法なんだ…
職種/業種で向いている仕事を選ぶのは、そもそもが「その職種/業種の仕事内容を理解していないと向いているかどうかすら判断できない」という点で難易度の高い方法だと言えます。
とくに職歴・経歴に難のあるニートの人の場合、向いているかどうかの判断が難しいです。
ただし、未経験職からの就職/転職のしやすい20代に限って言えば「自分が挑戦してみたい仕事」を職種/業種から選ぶことができる点はメリットです。
「やりたい仕事」なんて
とくにないんだよなぁ…
もし、ニートの読者の方で「やりたい仕事がない」と悩んでいるなら、それは単に職種/業種に対する知識がないだけかもしれません。
ですので、
- 職種/業種の知識を身につける(業界分析/企業研究など)
- 職種/業種以外の要素から仕事を選ぶ
…のどちらかの方針で就職/転職活動を進めていくことが大事になってきます。
前者の方法は一から調べると時間がかかるので、現実的には職種/業種以外の要素で向いている仕事を見つけつつ、その過程で自分がやってみたい職種/業種を見つけ出すという流れになります。
「やりたい仕事」よりも「やってみたい仕事(職種/業種)」で
向いている仕事を見つけ出してみるといいかもな!
職種/業種で向いている仕事を見つけ出すなら、無料転職サイト「ミイダス」を使っておくのがオススメです。ミイダスの適職診断では全147の職種から自分の適性度がわかるため、自分に向いている職種を把握するためには非常に効率のいいツールです。
その他にも、ミイダスには転職サイトとして企業からスカウト/オファー求人が届いたり、企業の詳細な情報も閲覧できるので、向いている仕事を選ぶ際には非常に役に立つと言えます。ニートの方でもオススメ求人が届きますので、この機会に登録しておくといいでしょう。
ニートに向いてる仕事は条件で選ぶ
ニートが向いてる仕事を見つけ出すためには、求人票の条件や待遇、雇用形態などから選ぶという手もあります。
ただし、条件にこだわり過ぎるとまったく自分の希望通りの仕事が見つからないことが多くなるため注意が必要です。
とくに経歴がないニート/空白期間が長いニートなどは、企業側からも警戒される人材ですので、条件だけを見て企業を選ぶと「オトリ求人(条件を本来よりも吊り上げて客引きしている求人)」に引っかかりやすくなります。
経歴のある人でも条件にこだわると
転職が難しくなりがちだからね…
でも出来るなら条件にはこだわりたいものですよ…
仮に「条件(年収/待遇)」を最優先に向いている仕事を見つけ出すなら、以下のようなことは強く意識しておかなければ、就職/転職活動で難航しがちです。
- 「理想」ではなく「妥協できる条件」から選ぶ
- 自分の希望する条件で働ける会社が実在するのか知っておく
- 入社直後の条件ではなく「将来的な条件」を意識する
企業の採用条件にこだわり過ぎるあまり、現実の見えてない人は少なくなく、転職活動で失敗する最大の原因となりやすいです。
求人検索サイトを利用すれば「自分は仕事を選べる立場だ」と勘違いしやすいですが、採用を決めるのは企業側であり、賃金を払うのも企業である以上、仕事を選ぶ側の選択肢は限られているのが現実です。
ですので「条件」で向いている仕事を選ぶのであれば「どれだけ妥協できるか?」を軸に選ぶことが大事だと言えるでしょう。
向いている仕事を見つけ出すためには?
向いている仕事を見つけ出すためには、以下の3点が重要です。
- 自分に向いていない仕事を知っておく
- 適職診断を複数使っておく
- 自分の性格や価値観を理解しておく
とくに自分の欠点・弱点を知っておく意味でも「向いていない仕事」を抑えておけば、すぐに辞めたくなる仕事や毎日出社するのが苦痛に感じるような仕事は避けられるはずです。
また「仕事自体は好きだけど、周りの人間関係や労働環境が合っていない」場合は、会社や人間関係に原因があり、仕事自体には適性があるかもしれません。
ですので、まずは「仕事自体が合っていないのか?職場環境が合っていないのか?」を見極めておきましょう。
向いていない仕事を知っておく
向いている仕事を見つけ出すためには、まずは自分に向いていない仕事を知っておくことです。
今している仕事が向いていないと感じているのであれば、それだけで「向いていない仕事がわかった」と、向いている仕事にたどり着けるきっかけになるのです。
ただし、向いていない仕事を判断する時の注意点として、以下のことは考えておきたいです。
- 今の仕事のどの部分が向いていないと感じているか?
- 職場の人間関係が原因で仕事自体が嫌いになっている可能性
- 誰かに「向いていないよ」と言われて、自信を失くしている可能性→向いていないと言われた場合の対処法
ここを見誤ると「仕事自体には適性があるのに向いていないと思い込む」という状態になり、
たとえば、私は小売・接客業経験があるのですが、物を売るために戦略を考えることは向いている反面で、自分が戦略を考えられないでただ売ったり、接客をするだけの立場には向いていないと感じていました。
ですので、今の仕事が向いていないと思うのであれば、具体的に業務内容のどの部分が向いていないと感じるかは、しっかり言語化できるようにしておきましょう。
ちなみに「ミイダス」という登録制の転職サイトでは、本格的な適正チェックで向いていない仕事が診断できるのでオススメです。
ちなみに、私は公務員が圧倒的に向いていないという結果が出ております。
これも理由としては「上からの指示に忠実に従うだけの仕事にストレスを感じる」「問題や課題が見えているのに、解決できないまま放置するのがストレス」と、ハッキリと説明できます。
適職診断を使う
向いている仕事を見つけ出すためには、適職診断を使うのも意外と効果的です。
適職診断は、統計学や心理学をベースとしているため、それなりに当たるように出来ているので、試しに使っておくといいでしょう。
ただし、適職診断を使う際の注意点としては、
- いくつもの適職診断を使っておく
- ひとつの適職診断ツールだけをアテにしすぎない
- 人材会社や適性診断ツール開発会社の適職診断を
- 適職と診断された職種の内容や実態をしっかり調べる
- 適職が自分の経歴で転職可能なものかどうか冷静に見極める
…などの要素は頭に入れておきたいです。
たとえば、私の場合は多くの適職診断で「企画(マーケッター)」「金融系(アナリスト)」などが結果に出るのですが、大卒エリートでなければ間口のない職種でもあるので、正攻法での転職活動ではまず受かりません。
オススメの適職診断は「グッドポイント診断(リクナビNEXT)」「ミイダス適正チェック」の2つです。
とくにミイダス診断チェックは、自分に合った職種が細かく表示されるので、必ず使っておきたいです。
どちらも転職サイトとして、求人探しと同時に活用できるので、これから向いている仕事を探したい方は登録しておくといいでしょう。
自己分析を行う:自分の性格や価値観を理解しておく
自分自身の興味や価値観、得意なスキルや能力、性格傾向などを客観的に分析しましょう。自分の強みや好きなこと、やりたいことを明確にすることが重要です。
向いている仕事を見つけ出すためには、自身の性格や価値観を把握しておくことも大事です。
前述の通り、仕事内容自体は向いているのに、会社の人間関係や社風が合わない場合は、仕事が合っていないのではなく、職場環境が合っていないと言えます。
そうした時に「〇〇職向いていない…」と思って他の職種へ転職した場合に「実は前の職種の方が向いていたんじゃ…?」と、再度辞めたくなる可能性が出てきます。
ですので、自分の性格や価値観をしっかりと把握しておき、向いている・向いていないの判断基準として「仕事内容自体に原因があるのか?それとも職場の人間関係や環境に原因があるのか?」はしっかりと見極めておきましょう。
ニートに向いている仕事は働いてみないとわからない
以上、ニートに向いているオススメの仕事を紹介してきましたが、自分が就いてみたいと思える仕事は見つかりましたか?
もし、読んでも向いている仕事が見つからなかった方は、あれこれ悩まずに「まずは就職して実際に働いてみればいいや」ぐらいの軽い気持ちで就職先を探すことも大事ですよ。
たとえば、私などは「今の仕事で結果出さなきゃ、30代になって人生詰みだ!!!」ぐらいに考えてたので、向いている・向いていない以前に、体と脳が勝手にWEBマーケターとして適合しちゃった感じなので、結果オーライという感じです。
要は、向いている仕事とは無理なく続けられて、自分が環境適応出来そうな仕事のことなのです。
※ちなみに私の言う「無理なく」とは、1日中モニタ前に張り付いて文章を書き続けたり、データとにらめっこし続けて脳汁が乾くまで思考するレベルの作業のことです。
また、今回紹介したようなニートにオススメの仕事についても、会社によっては全然別の仕事内容だったりするので、企業の人事や就職支援サービスのアドバイザーに相談してみて「どんな仕事なのか?」と興味を持ってみることも大事です。
逆に、求人票だけの情報やネットの情報を参考にしすぎると、実際の仕事内容をまったく知らないまま「向いている・向いていない」と判断しがちなので、事前にしっかりと会社の仕事内容を確認しておくといいでしょう。
目標を設定する
自分が望むキャリアやライフスタイルについて考え、将来の目標を設定しましょう。具体的な目標があれば、それに合った仕事や職業を見つけやすくなります。
情報収集をする
様々な職業や業界について情報収集を行いましょう。インターネットや書籍、業界関連のイベントやセミナーなどを活用して、興味のある分野や仕事についてより詳しく知ることが重要です。
ネットワーキングを活用する
専門家や業界の人々との交流を通じて、仕事についての洞察やアドバイスを得ることができます。LinkedInや業界団体のイベントなどを通じて、関連する人々とつながることをおすすめします。
実践的な経験を積む
興味のある仕事や職業について、実際に経験してみることが重要です。ボランティア活動やインターンシップ、副業などの形で関わることで、仕事の実態や自身の適性を確かめることができます。
メンターを見つける
分が尊敬する人や経験豊富な人々を見つけ、彼らからのアドバイスや指導を受けることが大切です。彼らの経験や知識から学び、自分の進むべき方向性を見出すことができます。
向いている仕事を探すなら転職エージェントを活用しておこう
向いている仕事を探し出したい方は、転職エージェントの利用をオススメします。
転職エージェントでは、プロのアドバイザーが気軽な相談に乗ってくれ、自分に合った求人を紹介してくれ、転職先が決まるまで完全無料で利用できます。
転職エージェントと関わる中で、意外な自分の強みや適性や、今まで知ることのなかった天職と出会える可能性が増えるので、使っておくだけ損はありません。
私も積極的エージェントを使ったり、あるいは人材会社の中の人と話す機会を頂いていますが、その過程で自分に向いている仕事を見つけ出すための様々なきっかけが得られることに気づきました。