突然ですが、自分、完璧主義者なんですよ。
何事も細部までこだわり、完璧に仕上げないと気が済まない。
言い換えると「細かいところに気を配る」「高い基準を持っている」「妥協しない」ってやつ?
嫌いな人種は、手を抜く人やテキトーな人。
こんな性格だと「細かすぎる」「融通が利かない」「仕事が遅い」とか言われるけど、知ったことではない。
だってそうでしょ?
失敗やミスは無能な証だし、細部までこだわった品質の高いものこそがプロの仕事の証。
逆に妥協したり品質の悪いものを作ることは恥ずべき行為だと思うんですよ。
世の連中は言うんすわ。
「完璧主義者は仕事ができない」って。
でも、私の考えは逆です。
「完璧を目指さないで妥協するお前らの方が仕事ができない」てね。
そんな私ですが、過去、妥協の塊のような信念もこだわりもない連中だらけの会社を辞め、完璧を追求できる会社へ転職しました。
そういう職場に入れば完璧主義は強みになりますし、周りが妥協主義者ばかりだと欠点にしかなりません。
「やっぱり、自分に合った仕事を選ぶべきだ」って思いましたね。
この記事では、そんな私が徹底的に調べ上げた「完璧主義者に向いてる職業」を紹介していきます。
ぜひ、完璧主義者の諸君らも、自分の強みを活かしてガンガン年収を上げられる職場を目指してほしい。
完璧主義者の特徴 ~欠点と強み~
向いてる仕事の紹介の前に、まずは完璧主義者の特徴について紹介していきます。
完璧主義者の欠点
- 自他ともに過度なプレッシャーやストレスを与えがち
- 細部へのこだわりが仕事の生産性を下げる要因となる
- 臨機応変さや柔軟性に欠けることがある
- 自由な発想や創造性を妨げることがある
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
完璧主義者の強み
▼完璧主義者が持つ意外な適性
- 細部にこだわる
高い品質を維持する、精度の高い仕事をする、ミスを見抜く、反省と改善を重ねる、責任感がある、理想を追求する - 形式を重んじる
スケジュールを守る、ルールや規則に従順、決まりに反する者を見抜く
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
完璧主義者に向いてる仕事や業界
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
品質管理・品質保証に関する仕事
品質管理・品質保証に関わる仕事は、製品やサービスの品質チェックや改善活動が中心です。完璧主義者は細部まで見逃さず、高度な精度と正確さが求められます。
- 品質検査員:製造工程や完成した製品の品質チェックを行い、問題点を見つける役割です。
- 自動車製造工:自動車の組み立てや検査作業を通じて、品質管理に貢献します。
- セキュリティエンジニア:セキュリティシステムの設計や監視、改善などを行い、安全性と信頼性を確保します。
- 航空整備士:航空機の点検・整備作業において、高い品質基準を守ります。
- メカトロニクス技術者:機械と電子制御技術の統合に関わり、製品の品質向上に貢献します。
これらの仕事に就くことで得られるメリットは、自己満足感や達成感があります。完璧主義者は細部まで気配りし、高い精度で仕事ができるため、信頼される存在となります。また、正確さや細かさが求められるため、自身の能力を存分に発揮することができます。
工場の作業員→品質管理部門
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★☆☆ | 作業の流れが明確で、迷うことが少なく仕事に集中しやすい |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 未経験歓迎の求人が多く専門スキルがなくても始めやすい |
年収目安 | 300万〜500万円 | 残業や夜勤手当が加わると収入アップも期待できる |
働きやすさ | ★★★☆☆ | 体力仕事が多い一方で、職場によっては定時退社が可能 |
将来性 | ★☆☆☆☆ | 現場作業のままだけど収入が上がりにくいので将来設計が必要 |
工場の作業員は、製品を作るための工程を担当する仕事です。
「工場の仕事って低収入でつらいだけでなんか嫌だ…」
そう思う方もいるでしょうが、完璧主義者が適性を発揮できるのは作業員から班長や主任などにランクアップして品質管理に関われるようになった後。
品質管理部門は、製品の品質を維持・向上させるための重要なポジション。ミスを見逃さない鋭い目と、細部へのこだわりが大切です。完成度の高い仕事に誇りを持ちたい人に最適。
品質管理部門とは?
品質管理部門では、製品が決められた基準を満たしているか確認します。たとえば、食品工場では「異物が混入していないかチェックする」、自動車工場では「部品の動作が正確かをテストする」などがあります。どの仕事も製品の安全と信頼を守るために欠かせません。
細かいミスを落とさず、製品のクオリティに責任を持てる完璧主義者向きの仕事だと言えるでしょう。
品質管理部門の仕事内容
工場の作業の中でも、品質管理部門では下記のような業務を行います。
- 製品の検査・測定:製品のサイズや性能が基準通りか確認。
- 不良品の分析:不具合が出た原因を特定し、改善策を提案
- 検査手順の改善:効率的で正確な検査方法を考え、導入
- 報告書の作成:検査結果をまとめ、関係者に共有
これらの検査には、企業ごとに基準やマニュアルがあったり、JIS規格などの業界標準があります。それに沿って自社の製品が基準を満たしているかチェックしていくのが、品質管理部門の役割です。
品質管理部門のある業界
品質管理の仕事は、下記のような製造メーカーで幅広く存在し一定の需要があります。
- 食品メーカー
食品の安全性とおいしさを保証するための検査が中心です。たとえば、異物混入や賞味期限の確認、成分の分析などを行います。消費者が安心して購入できる製品作りに欠かせません。 - 自動車メーカー
自動車の部品や完成車の性能・安全性をチェックします。耐久テストや動作確認など、精密な検査が求められます。人命に関わる分野のため、特に高い精度が必要です。 - 繊維メーカー
衣類や布地の品質を管理します。色落ちや縮み、肌触りなど、製品が基準を満たしているかを確認。素材や加工の違いを見極める知識が求められます。 - 家具メーカー
家具の耐久性や仕上がりの美しさを検査します。たとえば、椅子の強度試験や木材の品質確認などが挙げられます。デザイン性と実用性を両立するための重要な役割を担っています。

自分の気になる業種やメーカー企業を見つけるのが適職に近づくコツです
品質管理に向いてる人の特徴
1.ルールや基準に完璧に従うことに快感を覚える人
工場作業では、決められた手順や基準に従うことが重要です。「正確さ」を求められる環境で働くことにやりがいを感じる人や、規則通りに進めることに安心感を覚える人に適しています。
2.細かいミスや粗にすぐ気づき、改善せずにはいられない人
製造の現場では、小さなミスが大きな問題につながることがあります。そのため、注意深く作業を進め、異常をすぐに見つけて対応できる力が求められます。「細かいところに気づくのが得意」という人にピッタリです。
3.一つの会社で長く働きたい人
工場作業では、製品の品質を保つことが最優先。高いクオリティを目指す仕事に携わりたいと考える人や、自分が作った製品に誇りを持ちたいと思う人には、満足感を得られる職場です。
品質管理部門に就くメリット
- 未経験でも就きやすい
多くの工場では研修制度が整っており、特別なスキルがなくても始められます。正社員として入社すれば「続けるだけ」で安定を得やすい点が魅力です。 - 地方でも求人が豊富
地方の製造業が多く、田舎暮らしを希望する人にとって強力な選択肢です。 - 福利厚生が充実している
大手企業では寮完備や手当、健康保険などの福利厚生がしっかり整っている場合が多く、安心して働けます。 - 期間工で稼げる
一時的に出稼ぎで働ける「期間工」も人気があり、短期間でまとまった収入を得たい人におすすめです。
就く際の注意点
- アルバイトや派遣では収入が不安定
正社員以外の雇用形態だと、収入が安定せず、スキルも身につきにくい場合があります。 - 二交代制や夜勤の可能性
夜勤が含まれる場合、生活リズムに影響が出ることがあります。体力に自信がない人は注意が必要です。 - 古風な企業文化が多い
愛社精神が求められる古い企業文化の職場もあるため、現代の「転職前提」のキャリア観とは異なる可能性があります。
品質管理に就く方法
1.製造系の求人を探す
求人検索サイトや地域密着型の冊子、ハローワークを活用して求人をチェックしましょう。とくに地方では、地元に根づいた製造企業が多いため地域特化の情報が意外と役立ちます。
求人数の多い転職エージェント「リクルートエージェント」「doda」で「工場」「製造業」を希望しておけば、大手製造業の求人を受けられることもあります。
「求人を探す手間が惜しい…」
「どの求人なら受かるのか判断できない…」
そうした経験があるなら「LHH転職エージェント」がオススメ。先ほどの大手エージェントと違い、利用者一人一人に合わせた質の高い求人提案や転職サポートで、より自分に合った求人が見つけやすくなるからです。
▶LHH転職エージェントを使う際のコツ
紹介された求人に応募しない場合に却下理由を伝えると次はより自分に合った求人を提案してもらえるように!
2.理系・技術系の学歴を活かす
工業高校や技術系学部・理系出身者は、高度な製造業務に就きやすく有利になる場合があります。
工場での現場経験を通して、将来的には品質管理や設計などに携わるキャリアプランを持っておくと有利です。
製造業の転職に強い「メイテックネクスト」であれば、実績豊富で相談してみると思いもしない選択肢が得られることでしょう。
▶メイテックネクストを使う際のコツ
「品質管理がしたい」「どんな業種があるのか知りたい」など自分の要求をハッキリ伝えると合った求人の紹介や良いサポートが得られます。
3.既卒・第二新卒向け支援を利用
未経験から工場勤務や製造業で正社員を目指すなら既卒・第二新卒向けの就職支援サービスを活用すると、スムーズに入社できます。
とくに研修がある分、優良企業に入社しやすくなる「就職カレッジ(JAIC)」なら対象年齢も34歳までと広く使えるのでオススメです。
▶就職カレッジを使う際のコツ
「無職期間や非正規期間が長い…」といった理由で採用されない人の最後の砦。ここで紹介した仕事以外の選択肢も確保できる。
監査・コンプライアンス
法規制や内部規則を遵守し、その確認や監視を行う職種です。
- 内部監査員
- セキュリティコンサルタント
- コンプライアンスオフィサー
- 法務スタッフ
- リスク管理者
完璧主義者は、ルールやガイドラインの徹底的な遵守や、それに関する詳細な調査能力が求められるこの分野で、その能力を発揮します。
創造的な職業における品質チェック
クリエイティブな作品やコンテンツを制作する中で、その完成度を追求する職種です。
- 編集者
- 映画監督
- DTPオペレーター
- グラフィックデザイナー
- サウンドエンジニア
細部への注意力と高い品質を求める姿勢は、これらの職種での作品作りの中で、最上級の出来を追求するために不可欠です。
高度な技術力を要する仕事
一般の人々が難解と感じる、高いスキルや専門知識を必要とする職種です。
- 時計技術者
- 造船技術者
- CADオペレーター
- 機械技術者
- ロボット技術者
これらの仕事では、細部に渡る技術の習得や応用が必要とされるため、完璧主義者の高い目標設定やこだわりが大きな強みとなります。
緻密な作業を要求される仕事
手間と時間を惜しまず、高い集中力で取り組む必要がある職種です。
- 精密機械技術者
- 宝石研磨師
- 医療機器技術者
- 電子回路技術者
- 光学技術者
完璧主義者の持つ忍耐力や、一つ一つの作業に対する緻密さが、これらの仕事での成功の鍵となります。
情報管理・情報セキュリティに関する仕事
情報の保護や管理、そしてそのセキュリティを確保するための職種です。
- データベース管理者
- サイバーセキュリティアナリスト
- セキュリティエンジニア
- 情報セキュリティマネージャー
- システムアドミニストレータ
細かい設定や監視、修正作業が要求されるこの分野で、完璧主義者の丁寧で徹底的な作業姿勢は大きな武器となります。
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
求人検索時にノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになります。
なので企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使わず、具体的なツール名をしているという背景になります。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
会社情報からノーコードエンジニアの採用を行ってるか見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職するのが確実
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
WorXを使えばスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
教育・指導に関する仕事
知識や技術の伝達、そしてその品質の確保を目的とする職種です。
- 教育カウンセラー
- 教育コーディネーター
- トレーナー
- 研修プランナー
- 教材開発者
正確で緻密な情報提供や、高い品質の教育プログラムの提供が求められるこの分野で、完璧主義者の能力は極めて価値のあるものとなります。
完璧主義者が自分に合った仕事を見つけ出すコツ~就くまでの方法
「向いてる仕事がわかっても求人が見つからない…」
「適性があっても経歴やスキルが足りない…」
「惹かれる求人がを見つかっても受からない…」
向いてる仕事を見つけたとしても、直面するのがこのような問題です。
そこで最後に、本当に自分に合った仕事を見つけ出すコツから実際に就くための方法まで、すぐに行動に移せる実践的なノウハウを紹介していきます。
向いてない仕事を見極める
世の中には数多くの転職サイトや求人があり、選択肢に迷うものです。
その中で、効率良く理想の仕事にたどり着くためには「自分はどの職業に惹かれないか?」「どんな仕事が続かなそうか?」を見極めましょう。
▼完璧主義者に向いてない仕事の例
- 一つ一つの結果よりもスピードが重視される仕事
例:ファストフード店のクルー、日刊新聞記者、コールセンターのオペレーター、工場のライン作業者、配達員
向いてない理由:一つ一つの仕事に時間をかけて細部までこだわるより、効率が重視されるため。業務改善やクオリティ向上はもっと上の仕事。 - 常に変動や変化が求められる環境の仕事
例:イベントプロデューサー、TV放送のディレクター、PRエージェント、広告のクリエイター、ファッション業界のデザイナー
向いてない理由:流行や変化が激しく、考えたアイデアが白紙に戻ったり、納期からクオリティを妥協する必要があるため - 作業の完璧さよりも大局的な視野や人間関係が重要な仕事
例:営業職、HRや人事関連の業務、チームリーダーやマネージャー、社会福祉士、教育者や教師
向いてない理由:対人関係が主な仕事では、相手の不完全さにイライラするとストレス過多になり、相手との関係もこじれかねないため
こういった「向いてない可能性の高い業界や職業」と「向いてないと言える理由や根拠」を知っておくだけでも、迷いが少なくなります。
また、職業そのものだけでなく、
- 一緒に働く人との相性(社員の価値観や性格傾向、上司の仕事観や方針)
- 社風(会社の組織風土や企業理念、経営者の考え方)
- 会社の扱っている商品(サービス内容や製品)
といった要素でも、向き・不向きが変わってくる点に注意です。
そのためには、仕事内容や採用条件以上に、
- 面接時に、多くの社員とフィーリングが合ったか?
- 会社の理念やビジョン、経営層の考えに惹かれるか?
- その会社が扱っている商品に惹かれるか?
といった点も重視して判断するといいでしょう。

「この職業=向いてる」ではなく
会社/人/扱ってる商品やサービスなど
様々な情報から判断しましょう
改善や品質向上を担う仕事を行う
完璧主義者は、より良い品質を追求する一方で、既に世にある物に多くの欠点を見出す傾向があります。欠点を見つける能力は一般的に嫌われがちですが、新たな改善策を可能性を生み出せる能力でもあります。ですので、完璧主義な性格ならすでに世にある物の改善や向上を目指す仕事に就くのもいいでしょう。
具体的には、開発者や企画者、コンサルタントなどになりますが、改善案を採用してもらえるような立場になるにはそれなりの実績や経験が必要になる点には注意しましょう。
また、ライターやデザイナーなどのクリエイティブ系の職業であれば「ディレクター」「プランナー」が改善案の提示や最終チェックを行うことになるので、自分の性質を活かせる上の立場を目指してキャリア形成していくといいでしょう。
これまでに身につけた専門知識や技術を活かしやすい仕事を選ぶ
完璧主義者に向いてる仕事の多くは専門知識や技術が必要です。
そのため、これまで身につけた知識や技術を整理して把握し、活かしやすい仕事を選ぶことも重要になります。
たとえば工業校に通った経歴があるなら、関連する職種や業種を選んだ方がこれまで学んだことを活かせる可能性は上がります。
これが0から完全未経験職へ就くことになると応用できる幅も少なくなり、これまで学んだ自分の常識を捨てないといけないこともあるため、完璧主義者にとっては苦痛となるかもしれません。
完璧主義は言わば「これまで自分が人生を通して培ってきた偏見や先入観にこだわる」ことでもあります。それが強みやモチベーションになることもありますが、まったくの未経験分野では足枷になることも多いため、過去の自分の経歴や習得スキルを把握することは欠かせないでしょう。
資格習得や職業訓練を経た上での転職ルートも考えておく
当ページで紹介した仕事の中には、事前に勉強して資格を取得しておいたり職業訓練で技術習得をした方が就職しやすい仕事も多めです。
とくに技術系の仕事は職業訓練などを行った上で就職した方が良い条件の求人に受かりやすい傾向があります。逆に、一般的なビジネススキルやコミュニケーションスキルが求められる仕事の場合は資格取得は必須ではないこともあるため、先に就職を見つけた方がいいこともあります。
これに関しては、業界や仕事の通例や人材状況、教育や研修制度の充実具合でも大幅に変わってくるので、社会人向けの技術習得支援が充実しているかどうか調べておいたり、未経験可能人材向けに研修も行っている求人を重点的に探してみるといいでしょう。
マニュアルやルールなどの決まり事のしっかりした会社を選ぶ
社内制度が明文化されている企業を選ぶのも完璧主義者が自分に合った仕事を見つけ出すコツでしょう。
これは会社の規模が大きければ大きいほどしっかりしている傾向にあります。
具体的には、
- 求人情報に福利厚生(社保完備)の明記はあるか?
- 休暇制度はしっかり用意されているか?
- 上場済みの企業か?
- 入社前にしっかり雇用契約書を提示しているか?
などの要素がしっかりしているほど、社内制度が明確だとわかってきます。
完璧主義者の中でも「決まりごとをしっかり守る」「判断に迷った際は決め事や原則に従って動く」ことに安心感を覚えるのであれば、しっかりとした基準や原則の存在する会社で働く方が快適なはずです。
個人プレイが許されやすい職種や会社を選ぶ
多くの仕事はチームワークや分業で為されるものであり、完璧主義者にとっては息苦しく感じることもあるかもしれません。
自分のやり方や主義を貫くのであれば、個人プレイの許されやすい職種や会社を選ぶ必要が出てきます。
ただ何度も紹介している通り、実績や経験のないうちは個人プレイが許される状況は少ないので、下積み期間は耐えることも重要なことはお忘れなく。
いずれにせよ、自分の中の理想や完璧を追求するには、最終的に仕組みやルールを作る側になるほかないでしょう。