突然ですが、自分、几帳面な性格なんです。
細かいところまで気になって、ついつい完璧を求めちゃうタイプ。
言い換えると「細かい人」「キレイ好き」「整理整頓好き」ってやつ?
でも、こんな性格だと「細かすぎる」とか「融通が利かない」とか批判する人もいます。
でも、これってそんなに悪いことなんでしょうか?
几帳面だからこそ、ミスを減らし、品質を高めることができるんです。
だいたい、雑な仕事よりも、細部まで気を配った仕事の方が信頼性が高いと思いませんか?
細かいミスがある人って、仕事ができない無能の証拠だと思うんです。
几帳面な性格だからこそ、丁寧な仕事が求められる職場で力を発揮できるんです。
むしろ、その正確さが高く評価されることも多いんです。
そんな私ですが、細かいことにこだわると周りからうざがられる職場を辞めちゃいました(笑)
その後、几帳面な性格が評価される職場に転職して、仕事が楽しくなりました!
「やっぱり、自分に合った仕事を選ぶべきだ」って思いましたね。
そんな私が徹底的に調べ上げた「几帳面な人ほど活躍できて評価される職業」を紹介していこうかと思います。
几帳面な人の特徴 ~欠点と強み~
向いてる仕事の紹介の前に、まずは几帳面な人の特徴について紹介していきます。
几帳面な人の欠点
- 決まりやルールにうるさく柔軟性に欠けることがある
- 過剰なこだわりや追求で無駄な仕事を増やすことがある
- 計画外の事態やトラブルへのストレスが人一倍強い
- 自他共に要求水準が高く否定的な態度に陥りやすい
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
几帳面な人の強み
▼几帳面な人が持つ意外な適性
- 整理する
物を整理整頓する、情報をまとめる、細かなミスに気づく、抜けや漏れに気づく - 計画性がある
スケジュールを守る、ルールや手順を守る、ルールを作る、規則正しい、細部にまで目を配る
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
几帳面な人に向いている職業【適性や才能を発揮できる仕事】
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
エンジニアリング・技術関連業務
エンジニアリング・技術関連業務は、几帳面さが求められます。
- ロケット開発エンジニア:宇宙開発プロジェクトの設計や試験を担当します。
- ソフトウェアエンジニア:プログラミングやシステム開発を手掛けます。
- 機械エンジニア:機械設計や製品改良に従事します。
- テクニカルイラストレーター:製品マニュアルや図解資料の作成を担当します。
- 測量士:土地測量や地図作成などの業務を行います。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は細かい作業やデータ管理能力を活かすことができます。
エンジニアリング・技術関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
デザイン関連業務
デザイン関連業務も、几帳面さが重要です。
- ファッションデザイナー:洋服やアクセサリーのデザインを手掛けます。
- インテリアデザイナー:住宅や商業施設の内装設計を担当します。
- インダストリアルデザイナー:製品や家電の外観設計を手掛けます。
- グラフィックデザイナー:広告やパッケージのグラフィック制作を担当します。
- ウェブデザイナー:ウェブサイトやアプリのUI/UX設計を手掛けます。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は細部まで気配りやデザインの調整ができます。
デザイン関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
行政・法務関連業務
行政・法務関連業務も、几帳面さが必要です。
- 国税専門官:税金の申告や徴収に関する業務を担当します。
- 行政書士:法的な書類作成や手続き代行を手掛けます。
- 法務担当者:企業内での契約書作成や法的トラブル対応を担当します。
- 公証人:公正証書の作成や遺言執行などを手掛けます。
- 地方公務員:地方自治体での事務職や福祉施策の推進などを担当します。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は正確性やルール遵守能力を発揮することができます。
行政・法務関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
タイム・スケジュール管理関連業務
タイム・スケジュール管理関連業務では、几帳面さが重要です。
- タイムキーパー:競技の時間計測や進行管理を担当します。
- プロジェクトマネージャー:プロジェクトの進捗管理やリソース調整を手掛けます。
- イベントコーディネーター:イベントの企画・運営やスケジュール調整を担当します。
- 航空管制官:航空機の離着陸誘導や飛行計画作成などを手掛けます。
- 旅行ガイド:旅程の立案や観光案内などを担当します。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は時間管理能力や計画性を発揮することができます。
タイム・スケジュール管理関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
健康・栄養に関する業務
健康・栄養に関する業務も、几帳面さが必要です。
- 栄養士:食事指導や栄養管理を担当します。
- ダイエットコンサルタント:ダイエットプランの作成やアドバイスを手掛けます。
- 健康促進担当者:健康教育や予防活動の企画・実施を担当します。
- 医師:診断や治療、健康相談などを行います。
- 看護師:患者のケアや医療補助などを手掛けます。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は正確性やデータ管理能力を活かすことができます。
健康・栄養に関する業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
警察・取締関連業務
警察・取締関連業務では、几帳面さが重要です。
- 麻薬取締官:麻薬の取り締まりや捜査を担当します。
- 警察官:治安維持や交通取り締まりなどを手掛けます。
- セキュリティオフィサー:施設の警備やセキュリティ対策を担当します。
- 刑務官:刑務所での受刑者管理や監視などを行います。
- 海上保安官:海上での船舶監視や救助活動などを手掛けます。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は細部への注意力やルール遵守能力を発揮することができます。
警察・取締関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
サポート・アシスタント業務
サポート・アシスタント業務も、几帳面さが必要です。
- 秘書:スケジュール管理や文書作成、会議運営などを担当します。
- アシスタントマネージャー:上司のサポートや業務調整を手掛けます。
- カスタマーサポート:顧客対応や問い合わせ対応などを担当します。
- オフィスアシスタント:事務処理や資料作成、電話応対などを行います。
- パーソナルアシスタント:個人の日常生活や業務サポートを手掛けます。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は細かい作業やデータ管理能力を活かすことができます。
サポート・アシスタント業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
建築・施工関連業務
建築・施工関連業務では、几帳面さが重要です。
- 大工:木造建築物の組み立てや修繕作業を担当します。
- 建築士:建物設計や図面作成などを手掛けます。
- 電気工事士:電気設備の取り付けや配線工事などを担当します。
- 工事監督:建設現場の進捗管理や品質管理を行います。
- 土木エンジニア:道路や橋などの土木工事の設計や施工を手掛けます。
これらの仕事に就くことで、几帳面な人は細部への注意力や正確性を発揮することができます。
建築・施工関連業務は、几帳面さが求められるため、几帳面な人に向いていると言えます。
細かい人が自分に合った仕事を見つけ出すコツ
ここからは細かい人が自分に合った仕事を見つけるために意識しておくことをご紹介していきます。
面接時のアピールや求人選びの際に参考になる情報も交えているので参考にしてみてください。
細部へのこだわりが評価される仕事を選ぶ
世の中には「細かいことにこだわるよりは行動量が重視される仕事」と「細かいことにこだわって品質向上を目指す仕事」の両方が存在します。
ですので、仕事の役割や会社の規模によっては細かいこだわりが評価されないこともあるので、仕事選びや会社選びは慎重にすべきでしょう。
たとえば、ベンチャーや中小規模の会社であればクオリティよりは行動量が求められやすい傾向にありますが、大きめの規模の中小企業であれば品質管理やクオリティの維持が求められるため、細部へのこだわりが評価されやすくなります。
ですので、仕事内容や会社の役割などを事前に調べて理解しておき、細かいことにこだわることが評価につながりやすいかどうかを事前に確認しておくといいでしょう。
企画・開発よりは品質管理・向上の仕事を選ぶ
サービスや新規事業立ち上げのために「数打てば当たる」となりやすい企画・開発職よりは、品質管理・チェックなどが主となる仕事の方が細かい人には向いてると言えます。
わかりやすく言えば「新しい物を生み出すよりは、既にある物の保守管理・改良」という仕事の方が向いているということです。
幸いにも、世の中には「既にある物を保守管理したり改良する仕事」が大半なので、これは細かい人にとっては喜ばしいことです。
ルールや規則の遂行を役割とする仕事を選ぶ
ルール・規則・マニュアルと言った「仕事上の決まり」がしっかりした仕事や業界を選ぶことも、細かい人が向いてる仕事を見つけ出すコツです。
一般的に、会社の運営年数が長く会社の規模が大きければ大きいほど、社内でのルールや規則がしっかりしていく傾向にあります。
逆に、会社の運営年数が短いベンチャー企業や従業員の少ない中小企業は自由な反面、ルールや規則がしっかりしていないので細かい人にとってはストレス多く感じるかもしれません。
会社は「法律」のような明確ルールを基準に動くことが多いため、その道の専門知識を活かす「税理士」「弁護士」「社労士」などの士業を目指すのもいいでしょう。
緻密な計算や設計が必要とされる仕事では高い適性が発揮しやすい
世の中には、感性や経験・勘よりも緻密な計算や設計が必要とされる仕事も存在します。
たとえば、建築関連の仕事は測量から設計書を作る過程で、細かいことを計算して仕事を進めていく能力が必要になります。
また、世間一般では「センス(感性)」でどうにかしていると思われる「デザイナー」の仕事全般も、実際は計算と設計をしっかり行った上で進めることが大半です。
そういった「世間の職業イメージと実際の仕事内容のギャップ」も理解しながら、細かい作業が大事になる仕事を見つけ出してみるといいでしょう。