突然ですが「飲み会が多くて辞めたい…」と思ったことはありませんか?
「飲みニケーション」などと言って、飲み会での交流が仕事に影響を与える職場もあります。
でもそれって、正直「業務時間にやれ」って思いません?
そういう職場は、残念ながらプライベートな時間が削られ、精神的にも肉体的にも負担がかかることが多くなります。
なので、プライベートの時間や健康を大事にする人は、辞めたいと感じても不思議なことではないでしょう。
そうでなくても飲み会で「うぇーいw」系のノリの職場は、余興や一気飲みを後輩に共用してくるなど「ハラスメントの香り」がするものです。
自分、思うんすよ。
いくら「仕事だから」と言っても、耐えるべきストレスとそうでないストレスは切り分けるべきだって。
飲み会で好きでも相手に媚びを売ったり、苦手なアルコールを飲むことが、果たして耐える価値あるストレスなのでしょうか?
もし仮に、キャバクラやホストとして働いてるなら、それは耐えるべきストレスでしょう。
しかし、そうでない一般職の社員が耐えるべきストレスではないですよね?
この考えに賛成できるあなた、その感覚、大事にしたほうがいいですよ。
なぜなら、飲み会を開かなければまともに対人関係の構築もできずに仕事も進まない会社はレベルが低い証拠だからです。
そう断言できる理由について、この記事を通してお伝えしていきます。
飲み会の多い会社が苦痛でしかない理由
参加しないといけない「強要感」がつらい
私が飲み会の多い会社に見切りをつけた理由その①
それは「飲み会に参加しないといけない強要感」が苦痛だったからです。
アルコールが嫌いとか、会社の人間とコミュニケーションを取りたくないわけでは、決してありません。
じゃあ、何が嫌かって?
それは、飲み会に参加しないことで「ノリが悪い」とか「空気読めよ」とか「コミュニケーションする気がない」とか思われることです。
ほら、なんかいるじゃないですか?
飲み会に参加しないだけで「あいつはやる気がない」とか仕事と関係ない評価してくる上司とか、「なんか感じが悪い」とか陰口叩いてくる同僚とか…。
そういう「無言の圧」で、参加したくもない飲み会に参加しないといけない「強要感」こそ、私が飲み会が多い会社を嫌う第一の理由です。
垣間見える「人間の本性」に対する嫌悪感
私が飲み会の多い会社に見切りをつけた理由その②
それは「飲み会で見えてくる人間の本性に対するおぞましいまでの嫌悪感」です。
酔っ払った同僚や上司の本性、正直見ていられません。
新年会での出来事を思い出すだけで嫌になります。
新入社員の女性が恋愛話やセクハラまがいのトークを強要され、男性はビール瓶一気飲みを強要される…。
酔った上司が飲み屋の店員に横暴な態度を取るのを見た瞬間なんかは「この会社、本当に大丈夫?」と心配になる。
こんな下品な行動や理不尽な余興、暴力的な態度は、まさに「ハラスメントの香り」。
見るだけで不愉快だし、精神的に消耗します。
飲み会が苦手な人は、無礼講と称してストレス発散の矛先にされるだけ。本当に許せません。
飲み会を重視する会社の生産性の低さにウンザリ
私が飲み会を重視する会社に見切りをつけた理由その③
それは「飲みニケーションを重視する人らって仕事の生産性が低すぎる」ことです。
たとえば、業務中にミーティングで話せばいいことをわざわざ飲み屋でないと話せないとか「人としてどうなの?」って思うんすよ。
百歩譲って、おごってもらえるなら、わかりますよ?
でも自腹切って飲みたくもないアルコール飲みながら、好きでもない上司や同僚のくだらん愚痴や武勇伝聞かされるって、ただただ苦痛じゃないですか?
付き合わされてる側からすれば「そんなに話し相手が欲しいならわざわざ会社の人間じゃなくて、辺でキャバクラでも言ってくれば?」って感じ…。
飲み会は人間の本性が現れるもの
私が2つの会社での飲み会を経験してわかったことは「飲み会は人間の本性が現れる場」だということですね。
飲んでいることを理由に、パワハラ・セクハラまがいのことをしてくる上司や職場は、仕事でも当然ながらパワハラ・セクハラまがいのことを平然と行ってきます。
そういった職場では、人間関係で耐え難いストレスを感じ、仕事の能率も低下していきます。
一方で、しっかりと理性を保った大人な飲み方が出来る職場では、有意義な飲み会になることが多いですね。
たとえば「社内の評価」「今後の仕事の話」「プライベートと仕事の兼ね合い」「職場で嫌われている人間の愚痴」など、有意義な情報が得られるので、こういった同僚や上司との飲み会であれば、参加しておけば得られるものも多いと感じます。
冒頭にも説明したとおり、会社の飲み会は上司や同僚の本性を見極めるための場です。
飲み会で上司や同僚の本性を知ってうんざりした方は、どの道今の職場で働き続けても苦痛でしないので、辞めることを前向きに考えたほうがいいでしょう。
人間の本性というものは、部下の仕事の出来やコミュニケーション能力だけで、変えられるものでもないですからね。
結局、環境を変えられるのは、自分の行動力だけなんです。
飲み会が苦痛でしかない会社は辞めた方がいい
このように、会社の飲み会が苦痛にしか感じない職場は、辞めること考えたほうがいいです。
体育会系大学生のような職場には、飲み会でも「うぇーいww」という感じの人間だけが残り続け、パワハラ・セクハラをなんとも思わない人間や、それに耐えられる人間でなければ、長くは続かないものなんです。
そんな職場に残り続けたところで、アルコールで脳細胞壊されて、頭のおかしくなる未来しか待っていません。
もっと、社会人や大人として成長していきたいなら、しっかりと理性を持って、大人な態度で飲める職場に転職するべきですね。
会社の飲み会では「人間の本性」はもちろん、会社の「社風」や「伝統」といったものも見えてきます。
思っている以上に、飲み会は「今いる会社の本性を見極める」という側面が強いわけです。
仕事の退職理由は”人間関係”がほとんどです
「飲み会が理由で会社を辞めるのは甘えじゃないの?」と感じている方もいるでしょうが、それは違います。
退職の主な理由は「人間関係」がほとんどです。
飲み会での会社の付き合いにストレスを感じているのであれば、それは立派な転職理由につながります。
実際問題、社会人の多くが声に出さないだけで「ウチの会社は無駄な飲み会が多い」「上司や先輩が飲み会で席を外すので疲れる」と思っていますからね。
会社の飲み会で、上司や先輩の本性を徐々に知っていくうちに「ウチの会社はおかしい」「こんな上司にはついていけない」と感じて、こっそり転職を考える人は結構多いです。
もし、飲み会が原因で会社を辞めようと考えているのであれば、それはまったくおかしいことではありません。
どちらかと言えば、普通の感覚です。
自信を持って、前向きに辞めましょう。
飲み会が原因で辞めるなら転職エージェントに相談しておこう
飲み会が原因で会社を辞める場合は、まずは転職エージェントでプロのキャリアアドバイザーに相談しておくのがオススメですね。
私も転職の際に、転職エージェントを利用しました。
そこで「飲み会のノリが異常すぎてついていけない」「飲み会で知った上司の本性にうんざりして…」と相談したところ、意外とそういった”飲み会が理由”で辞める人も多いことを教えてもらいました。
それぐらい、会社での飲み会は、良くも悪くも会社と自分の相性を見極める上で、重要な事なんです。
転職エージェントは、会社にバレないようにプライバシー厳守で利用できます。
会社帰りや、土日の面談も受け付けていますので、会社のくだらない飲み会に参加するよりも、よっぽど有意義に時間を活用できますね。
私も転職エージェントを利用する中で、自分の会社が異常であることを知っていき、前向きに転職活動できるようになりました。
転職エージェントでは「職場の人間関係」「社風」なども教えてもらえるので、飲み会で無駄に消耗してしまう会社に転職してしまうリスクを下げられます。
今の会社の飲み会にうんざりしている方は、転職エージェントに相談して、前向きに新しい職場を探してみましょう。
いい会社に転職し「大人の飲み方」を身につければ、社会人として得るものも大きくなりますよ。