仕事で「何をすればいいかわからない…」と悩むことはよくあります。
もう一度言います。
仕事では頻繁に「何をすればいいかわからない」と悩むことがたくさんあります。
いわゆる”スランプ”ってヤツですね。
とくに私などはクリエイティブ・ライター業ですので、毎日「次は何をすればいい?」と自問する日々が続きます。
しかし、仕事で「何をすればいい?」という悩みを解決するのはさほど難しいことではありません。私は毎日乗り越えています。
そこで今回は「仕事で何をすればいいかわからない」時の対処法をご紹介していきます。
「何がわからないか?」を掘り下げる
「この世にわからないことなど何一つない」
これが私の座右の銘です。
なぜなら「わからないのであればわかるまで調べ・考え・悩み通し、とにかく行動してみる」からです。
ここで大事なのは「とりあえず動きながら考える」ということですね。
まずは仕事で何かしらチャレンジしてみてください。
”わからないことだらけ”だと気づくはずですから。
そこで一回反省点を洗い出し、次はひとつずつ潰していけばいいだけです。
俗に言う「PDCAサイクル」ってヤツですね。
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
ただ気をつけておきたいことは「サイクル」でしかないので、慣れないうちは「Do=実行」から始めちゃうのが一番だということです。
計画は適当でOKです。
なぜなら、世の仕事の大半は計画通りに進まないからですね。
先輩や上司からアドバイスをもらう
仕事では素直に他人にアドバイスをもらうことが一番です。
とくに新入社員時代は、忙しい上司に嫌な顔されようがしつこく聞きまくりましょう。
部下が仕事できるようになって喜ばない上司はいません。
この時のポイントは「指示」ではなく「アドバイス」をもらうことが重要です。
細かい指示を守るだけであれば、アルバイトや機械でもこなせます。
また、先ほど「わからないことを洗い出す」と言ったように、後からまとめて要点を聞き出すという方法も有効です。
先輩や上司にも教え上手・下手な人がいますが、まずは「教わり上手」を目指すのがコツですよ。
なぜなら、人に自分の経験や知識を教えるのは非常に気持ちのいい行為であり、後輩や部下がメキメキと育つのは嬉しいものだからです。
ビジネス本を読む
仕事で何をしていいかわからない、あるいは試してもみても上手くいかない人は、ビジネス本を読んでみるのもいいでしょう。
本は知恵の宝庫です。
とくにビジネス書は仕事に関する”ヒント”がたくさんつまってます。
各業界経験者の考え方や経験談がたくさん詰まっており、読むだけでアイデアの足しになります。
今どき、AmazonKindle(電子書籍)でビジネス本は手軽に買えますので、軽く目を通しておくだけでも違ってきます。
お金をかけたくない方は、1ヶ月間無料で読み放題の「Amazon Kindle Unlimited」もオススメですよ。
自己啓発書ベストセラーの「仕事は楽しいかね?」を始め、様々なビジネス書が読み放題ですので、意外な発見があります。
まったく関係ない仕事をやってみる
オススメしたいのが「普段の自分とはまったく関係ない仕事をやってみる」ということです。
組織では一部のスペシャリストよりも、広く浅く多彩な仕事がこなせる人間のほうが価値が高いです。
なぜなら、ひとつの仕事を極められるのは一部の天才だけだからですね。
大概、出世したり有名になるのは「マルチな才能を持つ人」であり、一部の技術や仕事だけで成り上がるのはごく少数です。
戦国時代の大名も政治・教養・武芸とマルチな能力を持っていましたが、それと同じで現代においても多芸である人ほど、活躍できるように出来ています。
であれば、若いうちに色々な仕事を経験して様々な経験やスキルを身につけておくべきでしょう。おまけに人脈が広がるので一石二鳥です。
組織で働く以上「自分の業務範囲」だけではなく、他人の仕事も奪うぐらいの気持ちでやるほうが、いい結果を生み出しますよ。
目標設定を見直す
仕事をこなすためには、普段から目標設定をしておくことが重要です。
「何をしていいかわからない」という人は、単に目標がないからでしょう。
長期的な目標だけでなく、月・日・時間あたりの細かい目標を設けておき、着実に進めていくことが仕事で悩まないためのポイントです。
そして、目標が達成できずとも、あまり気にしないことも重要ですね。
筋トレのエクササイズやゲームを攻略していくように、小分けに仕事を進めていくことが、仕事に集中するための秘訣ですよ。
転職を考えておく
どうしても今の仕事で何を為すべきかわからないのであれば、転職活動をしておくのもいいでしょう。
今の仕事で役目や目標が見つけられないのであれば、それは今の会社で限界を迎えている証拠かもしれません。
とくに会社の要求するものが高すぎたり、何らかの失敗で閑職に追い込まれている場合、一度キャリアプランを見直すべき時が来ているのかもしれません。
ありていに言えば「自分にはあまりにハードルの高すぎる会社であった」わけですが、目標設定を見直す上で、自分の役割が適度に達成できる職場に就いたほうがやり甲斐も感じられていい結果につながるでしょう。
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また、仕事には「向き・不向き」「適性」というものもありますので、仮に今の仕事についていけずとも「自分には無理だった」と気負わずに考えるのも重要です。引き際をわきまえるのも社会人には大事な判断です。
たとえば、あの「夏目漱石」も英語の優等生であったにも関わらず、イギリス留学後についていけずに神経衰弱を患い、その後国内に帰国して文学家として才能を開花させていった事例もあります。
自分を追い込みすぎる前に、別の働き口や道を探ってみることも、一つの方法でしょう。
転職エージェントでプロに相談して将来設計を見直しておこう
転職を考えるのであれば、プロに相談して具体的なアドバイスをもらっておくといいでしょう。とくに気分が落ち込みがちなときは、転職サイトの情報を見てもイマイチやる気がわかないですからね。
転職エージェントというサービスであれば、キャリアアドバイザーがカウンセリングしてくれた上で最適な転職先を紹介してくれるので、気軽に利用することができます。転職サービスは完全無料で利用できますので、キャリアプランの見直しや心の整理をするためにも、利用しておいて損はないでしょう。