いるんですよ。
「資格とっておけば仕事に困らない!」と思っている人。
ひとつ思い出してみてください。
「学校の勉強は仕事に役に立たない!」
…と考えてた方は多いことでしょう。
そうなんです。
知識なんて仕事の現場ではクソの役にも立たないんです。
むしろ「見て覚えろ」「とりあえずやってみろ」という、経験主義な現場では、余計な知識は邪魔になるぐらいですからね。
つまり「資格が仕事や転職に役に立つ!」と思い込んでいる人は、手段と目的履き違えているバカなので、仕事でも役に立たなくなるわけです。
そもそも”資格”はただのビジネスです
資格制度はほとんどが民間ビジネスであることが多いです。
某通信講座などを見てもわかりますが、取得しても大して仕事の役に立ちません。
「資格を経た!」という満足感と、知識がたまに役に立つ程度です。
ナントカ公共法人が趣味で運営している資格講座は、ほとんどそういった「ビジネス」という側面を持ちますね。
言ってしまえば、ちょっと勉強して金さえ払えば、誰でもとれる程度の資格なんです。
そんな資格を得意げにアピールされても、会社側からすれば「お前の金の使い方や知識には興味ない」というのが本音です。
99%の仕事で重視されるのは「経験」ですからね。
資格マニアが知識だけの頭でっかちで、使えない人間ばかりになるのも当然です。
転職市場を意識していない資格マニアは採用されない
そもそも、転職市場は「ステータス主義」です。
高学歴であったり、勤務経歴、あるいは国家資格やTOEICのような実践的な英会話力の証明など、転職市場に権威のある資格しか、評価されません。
転職を成功させているキャリアアップ思考の人材は、そういった「転職先に評価される資格」を優先してとるように心がけています。
ところが、資格マニアは趣味レベルの資格ばかりとって自己満足に走るため、評価されにくいばかりか「ただの知識オタク」とマイナス評価されてしまうわけです。
実際、転職市場のクソの価値にもならない資格を、得意げにアピールされても滑稽でしかありませんからね。
転職市場を意識していないを資格は、ただの知識自慢証明書でしかありません。
経験>資格
何度も言いますが、知識や資格などよりも、仕事では経験が何百倍も大事です。
たとえば、よく資格で重視される「Word」「Excel」などの事務用のソフトも、1級資格よりも実務経験で「どんなことに使ったか?」「どれぐらい使ったか?」「業務上の工夫は?」などといった、経験の方が重視されますからね。
この事実を踏まえておかないと、手段と目的を履き違えた、勘違い資格マニアが生まれてしまうわけです。
せいぜい、実務経験がない人がアルバイトレベルの現場で仕事する際に、習得速度が上がる程度の知識しか資格では得られないのです。
頭でっかち資格マニアはむしろ「仕事が出来ない」
また、資格マニアをこじらせて、知識ばかりに頼っている人間は、仕事が逆にできなくなる罠も潜んでいます。
早い話が、職場が「1+1=3」という数式で動くのであれば、それに応じて仕事しなければなりません。そうなった際に今まで学んだ「1+1=2」という常識は、邪魔になりますからね。今まで「1+1=2」というルールで生きてきた経験の際で、逆に覚えが悪くなる自体になるのです。
こういった、
「知識は知識」
「経験は経験」
という、切り分けができていなければ、いつまで経っても頭でっかちの資格マニアとして、仕事の覚えも悪いままです。
仕事において、正解は常に変わるばかりか、正解すらないまま暗中模索のこともありますからね。
資格マニアになるぐらいなら行動して経験を積むべきです
こうしたことから、いかに資格にこだわるかがバカバカしいことかわかってくるでしょう。
大事なのは、百の知識よりも、一の経験です。
資格に時間をあてるよりも、まずは現場で勤めて経験を積むほうが評価されるわけです。
資格をたくさんとったところで「こいつ使えなそうだな」と思われれば採用されませんし、社内での評判もあがるわけではありません。
無駄な資格をとるぐらいなら、もっと他のことに有意義に時間を使いましょう。