転職したいけど行動できない人の特徴と理由。本当は転職したいのに踏み切れないなら読んでおこう。

元転職アドバイザーのヒビキです。

「転職したいけどなかなか行動できない」
「転職に興味あるけど今の仕事よりも悪くなるのが不安」
「転職したいけど何からすればいいかわからない」

このように「転職したいとは思っているけど、なかなか踏み出せない」という方は結構多くいらっしゃいます。

ここだけの話、転職サイトに登録して面談の紹介をしても、実際に行動するのは1割ほどです。行動すれば人生を変えるチャンスが得られるにも関わらず、なかなか行動できない人は意外と多いんですよね。

そこで私は転職アドバイザー時代「なぜ、人は行動にうつせないのか?」を徹底的に研究しました。

そうして、見えてきたことがあります。

転職活動に踏み切れない人は、単に心の整理がついていないだけなんです。

私は数多くの転職希望者の相談を聞いてきましたが、そのほとんどが「自分がなぜ転職したいのか?」「どういう将来を送りたいのか?」を言葉にできない状態から転職を始めていました。

もしあなたが「転職には興味あるけど不安で行動できない…」と悩んでいるのであれば、落ち込む必要はありません。

多くの人は、不安な状態から転職活動を始めることがほとんどですよ。

その証拠に、転職の盛んな欧米では「キャリアカウンセリング」を行い、まずは転職希望者のカウンセリングから不安を取り除くところから始めます。

それだけ、転職活動には不安がつきものなわけですね。

今回はそんな「転職したいけど不安で行動できない」という方々の心理を掘り下げていきます。ぜひ、一度自分の心理状態を確かめて整理してみてください。

やりたいことがわからない

転職希望者に圧倒的に多いのが「やりたいことがわからない」という理由です。

これは意外に思われている方も多いのではないでしょうか?

転職成功者のインタビューや体験談では「自分にはやりたいことがあって、転職を成功させた」という風の語り口が多いですからね。

ですので、転職を成功させる人全員に「意志の強さ」があるように感じるかもしれません。

しかし、実は多くの転職希望者は、最初は自信がない・やりたいことも見えない状態から活動を始めるんです。

そもそも、やりたいことや転職先の希望がハッキリしている人は、転職サービスなんて使わずに自分からガンガン営業・コネ作り・応募など行動してますからね。

ですので、実は「自分にはやりたいことがあって転職した!」と言っている人の多くも、最初は自信がない状態で転職活動を始めることがほとんどです。

「やりたいことがわからない、けど今の仕事は向いていないと思う」という方でも、キャリアカウンセリングや面談を受けていくうちに、自分のやりたいことが見つかることがほとんどなので、一度しっかり転職活動を行っておくべきでしょう。

関連:仕事をやめたいけど「何をしたいかわからない」「やりたいことがない」という人こそ転職するべき!

失敗への不安

転職に踏み切れない多くの方が「失敗」を恐れています。

もともと日本は完璧主義思考で失敗を恐れる保守的な体質があるため、転職についても「失敗してしまう」と考えがちです。

しかし、世の中には多くの方が転職を成功させている事実を忘れてはいけません。

そもそも、転職が成功するか失敗するかは、誰にもわかりません。

なぜなら、今の仕事を続けても「あの時転職しておけば…」と後悔してしまうかもしれませんし、逆に転職したらしたで「前の職場で働き続けておけば…」と後悔するでしょう。

何をするにしても、失敗のリスクはつきまとうのです。

「失敗の反対は何もしないこと by星野仙一」

「失敗するのが怖くて行動できない」という人は失敗できないのが怖いのではなく「何もしたくない」んです。

なぜそのようなことになるかというと、今の環境にはほどほどに満足しているにもかかわらず、何かが変わるのを心のどこかで待っているからですね。

当然ながら、待っているだけで何かが変わるほど人生は甘くありません。

そもそも、転職活動は在職中から並行して行うことができますので、情報を調べたりプロからアドバイスをもらうだけなら「失敗するリスクなし」で行えます。

関連:転職に失敗してしまう人の特徴と原因。転職先で後悔してしまう人の共通点とは?

スキルが足りない

転職をしない人の多くは「自分にはスキルが足りない」という理由から転職活動すら始めません。

日本では学校教育の弊害か「まずは勉強してからでないと評価されない」と考えている人が多いんです。

普通に働いている方なら経験されているでしょうが、ビジネスでは仕事をしながら勉強することのほうが圧倒的に多いです。

ビジネス用語には「OJT(On the Job Training)」という言葉があります。

OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)または現任訓練(げんにんくんれん)とは、職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。企業内で行われるトレーニング手法、企業内教育手法の一種である。

出典:OJT|Wikipedia

ビジネスにおいては、出来る人ほど「勉強は仕事で必要になってからすればいい」と考えています。逆に仕事ができない・目的と手段を履き違える人ほど「勉強して完璧に予習してから仕事に就く」と考えます。

そもそも「学校で学んだことの9割が実務では役に立たない」と気づいているにもかかわらず、なぜか資格取得に必死になる人は多いです。

その深層心理には「勉強したり資格がなければ評価されない」という自信の無さがあり、仮にそのような人は資格をとっても転職活動に失敗してしまうでしょう。

転職活動では、資格を取って行動する前にまずはしっかりとした情報集めが大切です。

資格が必要な業界でも「実務と並行して資格取得を目指してもらう」というパターンも珍しくはありません。逆に「この資格が評価される!」と言われている業界であっても、実際に入社したら資格がまったく役に立たなかったということも十分ありえます。

もったいない

転職しようか迷っている人は「もったいない」と感じてしまう方もいます。

  • 大企業や公務員など「安定している仕事」で働いている人
  • 他人に薦められ、今の仕事に望まずにして就いてしまった人
  • 給料はそこそこだけど、本当にやりたいことがある人

今の仕事から転職することに「もったいない」とジレンマを抱えやすくなる傾向があります。

「転職してしまうのがもったいない」と感じてしまうような人は、在職中に転職活動をしっかりと行っておき、今の会社としっかりと比べておくことが大事です。

転職活動を始めることは、必ずしも今の仕事を辞めることを意味しません。

転職活動で自分の転職先候補を知って、今の会社が続けるべき価値があるかどうか判断すれば「本当にもったいないのか?」を判断することができます。

逆に「もったいないと思う…」という理由でスッキリしないまま今の仕事を続けても、将来後悔してしまうかもしれません。

どちらにせよ「現実を正しく知っておく」ことは重要です。

「安定を捨てて挑戦を選ぶ!」というと、他人の成功談ではよく「背水の陣の覚悟で臨む」「すべて捨てて挑む」という”演出”が為されてますが、実際は入念に下準備して「行ける!」と確信を持った上で行動しています。

「辞めてしまうなんてもったいない!」と思うのであれば、徹底的に準備と調査を行って上で転職先を決めましょう。

周りの評判・世間体

転職活動に踏み切れない方は、周りの評判や世間体に流されやすい方も多数いらっしゃいます。

そのような方は、実は今の仕事も「誰かに選んでもらった」というケースが多く、実は自分で選んだ仕事ではないのです。

また、日本人は自らの仕事を”世間体”で選ぶ方も大勢います。

そもそも”世間体”で仕事を選ぶ人は、イメージや評判ばかりを先行させて仕事を選んでいるため、実際の業務内容や会社の事情を知らないまま入社してしまうのです。そんな入社の仕方をしてしまっていては、当然「自分に合った仕事」に就けるわけもありません。

さらに深刻なケースは「親の意向」で選んだ場合です。

いつの時代も「親の都合」「親の出来なかった自己実現」を子供が押し付けられることは十分にあり得ます。

新社会人数年目ならともかく、転職を意識する20代後半以降の方が親の意向を気にする必要はまったくありません。親に反対されるのであれば、無視して一人暮らしして距離を置けばいいだけです。

世間体や周りの評判が気になって思い通りに生きられない方は、親離れするためにも、いっそ思い切って転職活動に踏み切ってしまう方がいいでしょう。

関連:転職の相談は家族や友人にするべき?転職相談は家族や友人の関係を引き裂きます

関連:上司に「仕事を辞める」相談をする奴はバカ。上司の気持ちを考えろ!

後ろめたい

転職活動をする際に「バレたらどうしよう…」と後ろめたさを感じ、不安になる方も少なくありません。

転職サービスは完全個室で面談を行い、プライバシー配慮を徹底しています。

あとは利用者がメールや電話についてしっかり管理しておけば、まずバレることはありません。

それでも不安と感じる方には、心理的な問題があります。

たとえば、精神疾患として有名な「統合失調症」では「自分は誰かに見られているんじゃないか?」と不安になるという症状が特徴にあります。

ただ、統合失調症の場合とは違い、転職の後ろめたさは考え方だけで改善可能です。

人は「後ろめたい…」と無意識で感じていることをする時「誰かに見られているんじゃないか?」と警戒してしまう心理を持っています。

下品な例えですが「エロ」「性的な話」なんかがそうです。学生時代は親や異性にバレないようにコソコソとやってますが、「実はみんなえっちなことに興味があるんだ」と知ってからは、ある程度はオープンに話せるようになります。

つまり、無意識下に「転職は悪いこと」という意識があるから、後ろめたい気持ちになるんです。

転職は悪いことではなく、犯罪でもありません。

むしろ「今の会社に不安や不満がある」という状態であり、出来れば今の仕事なんて無責任に辞めてやりたい方も多いぐらいでしょう。しかし、日本人は「他人に迷惑をかけてはいけない」と教え込まれているため、転職活動も後ろめたく感じてしまうわけです。

会社もバカではありませんので、誰かが辞める可能性なんて想定済みで、辞めたところで何も問題はありません。むしろ、辞めたい会社でダラダラ仕事し続けている方が、会社からすれば迷惑です。

自分に正直になりましょう。

関連:転職活動がバレたら不味い!転職活動がバレて転職に失敗してしまうケースを紹介

時間がない

多くの現代人は「時間がない」という理由で、転職活動に踏み切れません。

その結果、ダラダラ今の仕事にしがみつき、中高年になって「あの時行動していれば…」「こんなはずじゃなかった…」と後悔するハメになるんです。

まず、言っておくと「時間がない」なんてことは絶対にありえません

「現代人は忙しい!」なんて言いますが、よっぽどのブラック企業でもなければ、最低限のプライベートの時間は確保できるはずです。今あなたが、こうしてダラダラ無料サイトを閲覧しているのがその証拠です。

「時間がない」のではなく「どれだけ時間がかかるかわからない=無限に時間がかかる」と思っているから、時間の割り振りができなくなるのです。

あなたは「転職活動におおよそどれぐらいの時間がかかるか?」を即答できますか。

多くの方は「半年ぐらい…」「一発目で決めれば1週間」など、非常に曖昧な答えを返してきます。

実は「時間がない」のではなく「どれぐらい時間がかかるか把握していない」からこそ「転職活動は時間がかかる=時間がない自分には出来ない」と考えてしまうわけです。

それも「失敗し続けたらどうしよう?」と悩んだ状態でいては「転職活動は無限に時間がかかる」という恐怖から抜け出せず、一切行動できなくなります。

たとえば今の仕事で考えてみましょう。

「仕事が終わるまで帰れない+仕事の終わりを一切教えてもらえない」という条件だったとします。普通なら、耐えきれませんよね。あなたが今想像している「転職活動」も、それと同じことなんです。

「時間がない」から転職活動が出来ないのではなく「具体的なプラン=終わるまでの基準」がないから、忙しさを理由に行動できなくなるわけですね。

関連:転職活動の時間がないほど忙しい人はプロに全ておまかせするべし。転職エージェントでは転職がスムーズに進められます

お金がない

転職活動を行えない切実な悩みは「お金がない」という理由ですね。

しかし、転職活動は効率的に行えば、それほどお金はかかりません。

なぜなら、転職希望者にお金がない旨を伝えておけば、転職業者も紹介先企業もしっかり対応してくれるからです。

たとえば遠方の面接であれば、事前にメール・電話・ビデオチャットで打ち合わせをし、そこから面接の是非を考える企業も少なくはありません。

あるいは、持ち金が少ない・借金があるなどの事情を考慮してもらって、転職先を紹介してもらうことも可能です。

社宅・寮付きの求人、祝い金ありの企業など、意外と「お金がない人向けの転職先」というのもあるものですよ。

とくに「借金」については、それだけ転職先で辞められない理由が増えることになるので、正直に話したほうが転職で有利になります。

そもそも、マイホームローン組んだ後に倒産してしまった社員などは「お金がない」など言い訳に出来ない状況ですからね。

「お金がない」という理由で諦めず、まずは転職エージェントなどでしっかり相談してみてください。日本では「失業保険」からの再就職支援も受けられるので、お金がなくても再就職・転職は十分可能なのです。

まとめ:転職したいけど行動できない人は「心理」に問題がある

「転職したいけど行動できない人の理由」を紹介してきましたが、もう一度まとめておきましょう。

  • やりたいことがみつからない
  • 失敗することが怖い
  • スキル不足による不安
  • 仕事を辞めることを「もったいない」と感じてしまう
  • 周りの評判や世間体を気にしてしまう
  • 後ろめたい
  • 時間がない
  • お金がない

ほとんどの場合が「心理」に問題があり、転職活動に対して誤ったイメージを持っていることが原因です。

その結果「本当は今の仕事なんて続けたくない」「本当はやりたいことがあるのに…」と思っているにも関わらず、行動しない理由を探してしまうのです。

転職を成功させるために必要なのは「現実的かつ客観的情報」です。

自分の中だけで考え続けても、自分が知っていることや経験したこと以上の判断はできません。

にも関わらず「自分には無理そう」「どうせ自分は採用されないだろう」と感じてしまうことこそ、転職に踏み切れない人の”弱さ”なのです。

転職において「無理か可能か」を決めるのはあなたではなく、採用する人事側です。

「無理…」と決めつける前に、まずは自分自身の目と耳で転職に関する情報を確かめ、転職のリアルを知りましょう。

転職エージェントでプロに相談しておくことがオススメ

思い切って転職に踏み切りたい方は、転職エージェントというサービスでプロに相談しておくことをオススメします。

転職エージェントはプロに無料で相談でき、カウセリングや転職に関する応募・書類作成のサポートが受けられます。

しかも、自分に合った転職先を提案してもらえるので、やりたいことがわからない人でも理想の転職先を見つけ出すことが可能です。

転職に踏み切れない人は「転職サイトの求人を見てもイマイチパッと来ない」という方も多いでしょうから、プロにオススメの求人を紹介してもらった方が確実に自分に合った転職先が見つかりますよ。

転職エージェントは無料でバレないように利用でき、強引に転職を迫られることもないので、転職に興味があるなら早めに利用しておきましょう。

タグ:仕事辞めたい

とくにオススメの転職エージェントは「リクルートエージェント」と「DODA(デューダ)」です。

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しかし、大手である「リクルートエージェント」と「DODA」は全国に面談拠点があり、プロのアドバイザーも多数在籍していますので、経歴問わずにキャリアカウンセリング(面談)の予約を受けられる可能性が高めです。

確実に転職を成功させたいなら両方とも登録しておくのが間違いありません。

キャリアアドバイザーとの面談まで行き着けば、様々なサポートを受けられるので、自信のない方でも転職を成功させやすくなります。

転職エージェントは紹介先の企業が費用を負担しているので、転職希望者は最後まで完全無料でサービスを受けられます

ちなみに、転職サービスは法律で無料利用が義務づけられているので、途中で料金を請求されるようなことは一切ありません。

大手二社の転職エージェントは非常に効率よく転職を成功させやすいと評判で、求人数は10万件以上・転職者成功実績も数十万人と、実績もバツグンです。

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転職エージェントは国内でも400以上ものサービスが存在し、選ぶのが大変になってきています。

それぞれにメリットやデメリットがありますので、興味のある方は当サイトの情報を参考にしてみてください。

転職エージェントの登録方法

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転職はタイミングが重要ですが今は景気がよいおかげで優良求人多め・転職が成功しやすいので行動は早めにしておくべきです。

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後日、面談の日程についての連絡が来るので、スムーズに対応しておきましょう。

転職エージェントを上手く活用するマル秘テクニック

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転職エージェントは無料で誰でも登録できる分、冷やかしや意欲の低い人もたくさん登録しているため、必ずしも面談の招待を受けられるとは限りません。

とくに「登録して後は待つだけ」という人は、連絡が来ない可能性もあります

しかし、転職エージェントの仕組みや事情をよく理解した上で、上記のコツを試せば、より有利な条件を引き出しやすくなるのは間違いないので、本気で転職を成功させたい方は登録して試してみてください。

詳しくは以下の記事にもまとめていますので、もし数日以内に面談の案内が来ない場合は参考にしてみてください。

転職エージェントの面談に呼ばれやすくなるためには?→転職エージェントから面談の案内が来ない原因と見直すべきポイント

今の仕事に不満のある方は、転職エージェントをかしこく活用し、より良い転職を成功させてください。

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