突然ですが、自分、神経質なんです。
細かいことに気を取られてしまうんです。
たとえば、職場のいちいちうるさい人とか、クチャクチャ音を立てて食事する人は、とても不快…。
言い換えると「潔癖症」「完璧主義」「注意深い」ってやつ?
こんな性格だと「気にしすぎ」「気難しい」とか批判されることも…。
でも、これってそんなに悪いことなんでしょうか?
私から言わせれば、世の中の人間の多くが「何も考えてない」「デリカシーがない」と思うんですよね。
飲食店でゴキブリが出るほど衛生環境が悪いのに、営業停止しない会社のほうが頭がおかしいと思いませんか?
従業員に完璧や効率を求めるのに、法律は守らないし不正は気づかない企業のほうが愚かだと思いませんか?
そういう「放置してはいけない問題の気配」に敏感になることって、神経質というか「正常な感覚」だと思うんですよね。
で、歳を重ねて人生経験が増えていくと、気づくわけですよ。
「神経質になって少しの違和感も見逃さず、危険な兆候を見落とさないほうが自分の身を守れる」って。
逆に、神経質な人が気にするようなことも気にしない鈍感なやつばかりの職場、割と終わっていることが多いので、マジで早めに辞めたほうがいい。
たとえば、社内で間違った知識ばかり披露して得意げになってる社員ばかりの職場とか、お客の車をゴルフボールでぶっ壊すような異常行為を平気で行う会社とか…。
そんなわけで、周りが鈍感で想像力もない連中ばかりで呆れ果てた私が見つけた「神経質な人ほど強みが活かせて評価も上がる職業」を紹介していこうかと思います。
神経質な人の特徴 ~欠点と強み~
向いてる仕事の紹介の前に、まずは神経質な人の特徴について紹介していきます。
神経質な人の欠点
- 過度な完璧主義や潔癖症が弊害となることがある
- 他人の感情への敏感さや繊細さが負担に感じることがある
- 特定の環境に対する過敏さが身体・精神面で悪影響をもたらすことがある
- 過剰な心配症や不安から対人関係面で支障をきたすことがある
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
神経質な人の強み
▼神経質な人が持つ意外な適性
- 注意深い
細かなミスに気づく、トラブルの予兆を察知する、優れた観察眼や分析力を持つ、シビアな判断ができる - こだわりがある
興味のあることに集中する、他人に流されない、責任感が強い、専門性がある
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
神経質な人に向いてる仕事【解説付き】
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
Webマーケター
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 分析や計画重視なので落ち着いて進められる |
難易度 | ★★★☆☆ | 専門スキルはいるが未経験からでも学べば就ける |
年収目安 | 350万〜1000万円 | 会社次第では高収入も実現可能 |
働きやすさ | ★★★★★ | リモートワーク可能な企業が多くフリーランスにもなりやすい |
将来性 | ★★★★★ | デジタルマーケティングの需要拡大で将来性は抜群 |
マーケターは「マーケティングの仕事をしてる人」で、Webマーケターは「Webでマーケティングの仕事をしてる人」を指します。「デジタルマーケター」と呼ばれることも。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングでは具体的に以下のような仕事を行います。
1.情報を発信する
SNSやブログ、Webサイトを使って、商品やサービスの魅力を伝えます。たとえば「こんな商品がありますよ!」と多くの人に知らせる仕事です。
2.アイデアを出し合う(企画会議)
「どうやったらもっと商品が売れるか」「どんな広告が目を引くか」などをみんなで話し合い、作戦を考えます。おもしろいアイデアを出せると大きな成果につながります。
3.調査(リサーチ)
商品を買ってくれる人がどんなことに興味があるのか、他のお店がどんな売り方をしているのかを調べます。これによって次の作戦を立てやすくなります。
4.数字を見て分析する(データ解析)
どれくらいの人が広告をクリックしたか、どんなページがよく見られているかを数字で確認します。「どこを改善したらもっと良くなるか」を考えるための仕事です。
Webマーケターに向いてる人の特徴
Webマーケターは、下記のような経験や性格傾向があると長く続く可能性が高いです。
1.日頃からスマホやPCを使いまくってる
スマホやパソコンを使いこなしている人は、Webマーケターの仕事に必要なツールやサービスをスムーズに扱える素養があります。普段からネットに親しんでいるなら、新しい技術やトレンドも自然とキャッチできるでしょう。
2.自分で検索して調べる能力がある
Webマーケティングは、わからないことをその都度調べて解決する場面が多いです。「このツールどう使うんだろう?」や「競合はどんな広告を出している?」といった疑問に、自分で答えを探せる人にピッタリです。
3.オンラインでのコミュニケーションが得意
SNSやメール、チャットツールを使ったやり取りが多いため、対面でなくても円滑にコミュニケーションを取れる人は活躍しやすいです。ネット上での情報発信や、他者との連携が得意な人に向いています。
Webマーケターに就くメリット
今からWebマーケターになると、以下のような恩恵が受けられます。
1.ノウハウが普及しているので学びやすい
Webマーケティングのノウハウやツールに関する情報はインターネット上に豊富にあります。わからないことがあれば調べるだけで解決できるケースが多く、初心者でも学びやすい環境が整っています。
2.ツールの力で要領の悪さをどうにかしやすい
WebマーケティングにはGoogle Analyticsや広告運用ツールなど、便利なツールが揃っています。これらを使うことで、効率的に作業を進められるため、「要領が悪い」と感じる人でも成果を出しやすくなります。
3.マス広告からWeb広告へ予算が流れていて需要増大
多くの企業がWeb広告へシフトしているため、Webマーケターの需要は年々増加中。予算の増加に伴い収入が伸びやすく、求人も豊富にあるため、職に困る心配が少ないのが特徴です。
4.様々な適性が活かせるのでやっているうちに才覚を発揮しやすい
データ分析、クリエイティブな企画、SNS運用など、さまざまなスキルを活かせるのがWebマーケティングの魅力です。「何が向いているかわからない」という人でも、経験を積みながら自分の得意分野を見つけやすいです。
5.PC上ですべての仕事を完結できるため自由な働き方がしやすい
リモートワークが可能で、場所や時間に縛られない働き方が実現できます。自由度の高い環境を求めている人には理想的な職種です。仕事の進め方も比較的柔軟なので、自分のペースで働ける点も魅力です。
Webマーケターに就くための方法
1.未経験から就くには経歴かスキルが必要
Webマーケターは経験者が求められることが多めです。
やみくもに「求人を探しで応募する」という方法だけでは、まず採用されないと考えていいでしょう。
関連する経歴(営業や企画職、広告代理店など)やスキル(SNS運用、データ分析の知識など)を効果的にアピールする自己アピール対策をしておきましょう。
2.スキルを習得すれば未経験からでも就ける
ただし、Webマーケターを始めとしたIT系の人材不足が続いてるため、企業側からの需要は高く、未経験からでも就けるチャンスはあります。
Google Analyticsや広告運用ツールの使い方、SEO(検索エンジン最適化)の基本は公式ドキュメントを読むなどすれば独学でも学べます。
また、オンライン講座やスクー系サービスルを活用して、基礎的なスキルを積むのも手でしょう。
3.リスキリング支援を活用して転職
最近では、リスキリング支援を行うスクールやサービスが増えています。
リスキリングとは「学び直し」のことで、国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供し採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもWebマーケターになれるチャンス!
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にWebマーケターに転職することができます。
事務や管理業務
- 事務職:書類整理やデータ入力などのオフィス業務を担当します。神経を使う作業が多く、細かいミスを防ぐことが求められます。
- 税理士:税務代理、税務書類の作成、税務相談などを行なう仕事。細かい数字のチェックや記載漏れ、会計上のミスを見抜く能力が求められるため、神経質な人に向いてる。
- 人事担当者:採用や労務管理など、人材に関する業務を担当します。細かい情報を扱うため、神経質な人に適しています。
- オフィスマネージャー:オフィス内の業務全般を管理します。細かいスケジュール調整や予算管理など、神経を使う仕事です。
- プロジェクトマネージャー:プロジェクトの進行管理や予算管理などを行います。細かいデータやスケジュールを把握する能力が求められます。
これらの仕事に就くことで得られるメリットは、自己管理能力や細かな作業への耐性が高まることです。また、神経質な性格を活かして、正確性や注意力を発揮することができます。
伝統工芸職人
伝統工芸品職人になるために制度化された資格や技術の取得はありませんが、自分が本気で打ち込めるような職人技能にたどり着く自発性は必須です。一生をかけて工芸品作りに打ち込むほどの情熱が必要であるため、覚悟を決めて仕事に臨む必要があります。
2021年1月現在、国(経済産業大臣)の指定を受けた伝統工芸品は236品目あり、分類は以下の通りです。
織物
染織品
その他の繊維製品(紐や刺繍など)
陶磁器
漆器
木工品・竹工品
金工品
仏壇・仏具
和紙
文具
石工品
貴石細工
人形・こけし
工芸材料・工芸用具(金箔など)
その他の工芸品(版画、うちわ、提灯など)
伝統工芸職人になるためには、直接工芸品を作っている団体や職人に連絡して弟子入りするのが一般的ですので、その点について自発性は必要となります。
航空整備士
航空整備士とは、航空機の安全運航のために必要な保守点検などを行なう専門の技術者のことです。多数の乗客を運ぶ航空機は、ひとたび事故が起きれば取り返しのつかないことになってしまうため、機体の整備を担当する航空整備士の責任は重大となります。近年では航空会社が専門の航空機整備会社に機体の整備を委託しているケースが多いようです。
航空整備士になるためには、国土交通大臣指定の航空従事者養成施設で学び、国家資格を取得するのが早道といえるでしょう。航空機の安全を担う航空整備士には確かな知識と技術が求められ、第一線で働くためには国家資格が必要となります。国土交通大臣指定の航空従事者養成施設に認定されている専門学校で学べば、二等航空整備士の資格を得ることができ、学校によっては、さらに上位の一等航空整備士の取得が可能なコースも設けられているようです。
宇宙研究開発スタッフ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙の基礎研究から開発利用にいたるまでひとつの組織で一貫して行なっている組織で、アメリカのNASA(米国航空宇宙局)に次いで、欧州宇宙機関(ESA)と並ぶ世界的な宇宙研究開発組織となっています。
宇宙航空研究開発機構スタッフは、ロケットの開発や打ち上げ、人工衛星の開発と運用を行なっており、宇宙飛行士だけでなく、さまざまな分野のスペシャリストが必要とされています。たとえば、ロケットを作る仕事のほか、人工衛星から送られてくるデータを分析する仕事、宇宙探査を行なう仕事などはもちろん、それを支える事務系の仕事も重要です。このため、理系文系を問わず、自分の専門分野を究めていけば、宇宙開発に貢献するチャンスをつかむことができるのです。
JAXAではさまざまな職種で、定期的な短大卒以上の新卒採用を行なっています。職種は理科系や技術系だけでなく、官庁との予算折衝をする経理担当者や広報担当者など、文系を求めることも多く、経済や経営をはじめ、法律、会計、外国語などの専門的知識や幅広い能力を持つ人材が常に求められています。職種や募集人数などの詳細とその応募方法は、JAXAのホームページ上で発表されています。
採用試験は基本的に書類選考、筆記試験、面接で行なわれます。職種によっては新卒採用ではなく、社会での仕事経験が3年以上あると優遇されるものもあるため、自分が働きたい仕事がそれに当てはまるなら、一度社会へ出てその専門の経験を積んでからJAXAの試験を受けてみましょう。また各分野の研究者を対象にした採用枠もあるので、大学や大学院などで専門の研究者となってから応募するという方法もあります。
セキュリティエンジニア
ITシステムにおけるセキュリティの重要性は日ごとに増しています。コンピューターウィルスやハッキング、不正アクセスなどのサイバー攻撃によって、企業から機密情報などが盗まれる事件が後を絶たない現在、セキュリティエンジニアはこうした事件を防ぐため、クライアント(顧客)の要望を聞きながら、ウェブサイトをはじめとする企業内のITシステムのセキュリティを強化すべく、システムの設計と構築を行ないます。
システムの導入後は、企業と情報交換しながら脆弱性がないかどうかを検査しながら監視しています。情報産業のなかでもっともプログラミングの知識が必須となります。日々新たなサイバー攻撃の手法が考え出されているため、技術を高めることはもちろん、日頃からIT業界の動向を観察し、新しい脅威に対抗していかなければなりません。
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃を未然に防ぐように働くだけでなく、コンサルタント的な業務を求められることもあります。情報セキュリティ会社に就職して幅広い知識を吸収しておきましょう。できれば情報処理安全確保支援士の資格も取っておくと良いでしょう。
ひな鑑別師
ひな鑑別師とは、卵からかえったばかりのひよこのオスとメスを見分ける仕事です。一見、簡単な仕事と思えますが、実は奥が深く、日本には約100人しかひな鑑別師がいません。その理由として、ひなを鑑別するためには人間の目は判断が必要で、機械ではできない職人技の必要な仕事だからです。
プロのひな鑑別師の鑑別率は99.5%を誇り、その実力の高さから欧州を中心に世界各国へ派遣されております。後継者不足や後述する年齢や視力の制限など、プロになるための条件の厳しさから、ひな鑑別師は仕事内容の単純さの割に、極めて採用ハードルの高い希少性の高い職業なのです。
バイオ技術者
バイオテクノロジーとは、ウイルスや細菌などの微生物から動植物や人類をも含む生物が本来持っている物質変換、情報変換、エネルギー変換などの素晴らしい働きを上手に利用して、様々な形で人間の生活に役立てる技術のことです。バイオテクノロジーを用いた産業がバイオビジネスであり、現在では医療、環境、化学や発酵、農業、食品のほか、情報、電子や機械の分野まで幅広く応用されています。
バイオテクノロジーをそれぞれの分野に取り入れた企業がバイオビジネス企業と呼ばれているが、それらの企業に在籍するバイオ技術者の仕事は、各企業が扱う分野やその事業内容によってさまざまとなります。
バイオ技術者になるには、バイオの専門学校や理工系大学へ進学して、生物工学、生命工学遺伝子工学、生化学、微生物学、分子生物学、核酸・タンパク質・酵素工学などを学ぶ必要があります。それらの学問の基礎を学んだだけでも、企業によってはバイオ技術者として就職できる場合もあるが、さらに自分の研究したい分野を絞り込んで大学の研究室や公的研究機関などで学び続けたほうが、希望の企業へ就職できる可能性は高くなるでしょう。
また、日本バイオ技術教育学会が実施するバイオ技術者認定試験(上級・中級・初級)という認定制度があり、これを取得しておくと採用の際に有利になります。
神経質な人が向いてる仕事に就く方法
向いてる仕事を探して知ったとしても、実際に採用されるかどうかは別問題です。
とくにどれだけ適性があっても経歴やスキルが不足していると不採用が続きます。
それ以前に「向いてる仕事を知って満足…」で具体的な行動に移せない人も多いのではないでしょうか?

ギクッ…
私のことかも…
仮にそうだとしても、落ち込む必要はありません。
ここから解説する方法を知ればどんな人でも今すぐ行動できるようになることでしょう。
求人内容だけですべてを判断しない
多くの人が求人選びでしがちなミスが「求人内容だけですべてを判断する」ということです。
転職活動に慣れてないと、どうしても「給料」「残業時間」などの”自分側が受けられるメリットばかり”を見て選んでしまいがちです。
しかし、これは企業側目線で見ると「で、君は何ができるの?」としか思われないため、かなりの確率で不採用となる危険な考え方です。
適性はあくまで参考程度に
「こういう性格だからこの職業に向いてる!」という短絡的な考え方に陥るのも危険です。
なので、今回紹介した職業の数々も、あくまで「選択肢を知るための一つの手段」程度に考えておきましょう。