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2年目で仕事が向いてないと感じたら?見直すべきことや辞めるかどうかの判断基準とは?

勤務2年目で「今の仕事辞めたい」「今の仕事向いていない」と感じている方もいることでしょう。

おそらく、そのような方は1年目の段階で「とりあえず1年間耐えてみよう!」と必死にしがみついてきた方だと思います。

世の中には「入社1日目で退職した」という大バカモノもいるので、まずは1年間耐えて頑張った自分に自信を持ってください。

さて、本題。

2年目で今の仕事が向いてないと感じて辞めるのはありか?

もちろん「あり」だとは言えます。

ただし、一般的に新卒入社した会社は最も安定性と将来性が高いこともありえるので、一概には「辞めてもいい」とは断言できません。

また、1年間耐えた実績があれば、2年目も耐えて今の会社で立派に成長できる可能性もあるので、判断に迷うところでもあります。

当記事では転職業界の事情を踏まえた上で、2年目で辞めるべきかどうかの判断材料を記していきますので、ご参考にしていただければ幸いです。

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入社2年目で仕事が向いてないと感じる要因

入社2年目は、初めての環境に慣れ、自身のキャリアパスを真剣に考え始めるタイミングです。

しかし、この時期に「仕事が向いていない」と感じる要因は多岐にわたります。

以下では、そのような要因を詳しく掘り下げてみましょう。

仕事についていくのに必死で余裕がない

入社2年目になっても、日々の業務に追われる生活から抜け出せないでいることは、仕事が自分に向いていないサインかもしれません。

毎日がタスクの消化で終わり、自己研鑽やキャリアプランニングのための余裕が全くない状態は、長期的な視点で見ると成長の停滞につながります。

仕事に追いつくことに精一杯で、将来への展望を描けない状況は、再考の時が来ているかもしれません。

その場しのぎの仕事ばかりでスキルが身についてる実感がない

仕事の多くが短期的な問題解決に終始し、自分のスキルセットや専門性が深まっている感覚が持てない場合、モチベーションの低下を招く原因となります。

プロフェッショナルとして成長するためには、挑戦的な業務や新しいスキルの習得が必要です。

しかし、そのような機会が少なく、毎日が単調なルーチンワークに終始するのであれば、自己実現の場としての適合性を見直す必要があるかもしれません。

社内評価が上がらず給料も上がらない

成果や努力が認められず、社内での評価が停滞している場合、職場環境やポジションの適合性を疑うべきです。

特に、給与の上昇が見込めない状況は、働く上での大きなモチベーションの低下となります。

自分の努力が適切に評価され、それが給与やポジションの向上につながることは、キャリアを通じての大きな満足感に繋がります。

そのような報酬システムが整っていない職場は、長期的なキャリア形成に適していない可能性があります。

大きな仕事を任せられないでやってることが1年目と同じ

入社2年目になっても、新たな責任や挑戦的なプロジェクトが任されない状況は、職場における自分のポジションやキャリアの停滞を意味します。

1年目と同様の業務に留まり続けることは、新しいスキルの習得やキャリアアップの機会が限られていることを示唆しています。

プロフェッショナルとしての成長とは、新しい挑戦を経験し、それを通じてスキルや知識を拡張していくことです。

このような成長機会が提供されない職場は、再評価の対象になるかもしれません。

仕事に慣れたことの飽き

職務に慣れ親しむことは、一見、成長の証とも言えます。

しかし、その反面、日々の業務に対する新鮮さが失われ、ルーチンワークに飽きてしまうことも少なくありません。

この「慣れ」による飽きは、仕事のモチベーション低下の大きな要因となることがあります。

特に、挑戦的な業務や新しい学びが少なくなると、自己実現の機会が減少し、プロフェッショナルとしての成長が停滞しているように感じられます。

同じタスクの繰り返しによって、仕事の日々が単調に感じられ、仕事への情熱や充実感が徐々に薄れていくのです。

また、「仕事に慣れたことの飽き」は、自己評価にも影響を及ぼします。

常に新しい挑戦や学びがある状態では、自分自身の成長を実感しやすく、それが自信や満足感につながります。

しかし、成長の実感が薄れると、その分、自分の仕事への価値や職場での位置づけに対して疑問を抱きやすくなります。

仕事はできるけど、熱意があるわけではない

仕事の技術や知識を身につけ、業務をこなす能力があっても、その仕事に対する熱意が湧かない状況は意外と一般的です。

この状態は、仕事の適性と情熱の間にギャップがあることを示しており、長期的なキャリアの観点から見ると、重要な転換点になり得ます。

仕事のスキルを持ちながらも情熱を感じられない主な理由としては、仕事内容が自分の内面的な価値観や興味、情熱と一致しないことが挙げられます。

例えば、高い技術力を持っているITプロフェッショナルが、日々のタスクにおいて技術的な挑戦よりも繰り返しの作業が多いことに飽き飽きしているケースなどです。

このような状況では、仕事における成就感や充実感が得られにくく、キャリアに対する満足度が低下します。

また、仕事に対する熱意がないと、新たな学びや成長の機会を積極的に追求するモチベーションも低下しやすくなります。

これは、プロフェッショナルとしての成長停滞に直結する問題であり、将来的にキャリアの可能性を制限する恐れがあります。

2年目で辞めるべきなのか?耐えて続けるべきか?

「入社2年目で見切りをつけて辞めた方がいいのか?」
「それとも我慢して耐えて続けてチャンスを待つべきなのか?」

この問いに答えを出すことは難しいです。

また、人によって答えは異なり、最終的には「自分自身で答えを出す」必要があります。

世の中には「我慢してでも耐えるべき苦労」と「理不尽なだけで耐える価値もない苦労」の二種類が存在します。

たとえば「仕事がつまらない」「面白い仕事を振られない」というのが原因なら、ひとまず続けてみて、大きな仕事が振られたり評価が上がる機会を待った方がいいかもしれません。

しかし、給料が悪いブラックな職場や、給料がそこそこで企業の知名度が高くても人間関係が険悪でストレスで潰れそうなら、無理せずに辞めた方が上手くいくこともあります。

2年目で辞めない方がいい人

まずは客観的に見て「2年目で辞めない方がいい人」について、紹介していきます。

2年目で辞めない方がいい人は、

  • 将来性や安定性、年収面を重視している人
  • 勤める会社の価値観が「ブランド力=ステータス>待遇の良さ」

…などの「新卒時にしか採用されない企業」に勤めている人です。

大企業や公務員クラスの、一般的に「安定性・将来性のある職業」は、会社がよほどブラックでもなければ、長年続けたほうが年収アップや将来の安定につながる立場ではあるので、安易に辞めないほうがいいのは事実です。

また、多くの大手企業・有名企業は、教育の効率面の観点から新卒採用しか行っていないため、転職するにしても同じような条件の企業に転職出来ることは少ない点には注意です。

逆に言えば、上記の条件に合わない企業であれば、ぶっちゃけ辞めても2年目で辞めても取り返しがつくレベルの企業も多いので、転職を考えてみるのもありでしょう。

就職活動を適当に行った人

2年目で辞めてもいい人は、就職活動を適当に行ってしまい、自分の望まない職場環境に就いてしまった人でしょう。

実際、就職活動で妥協したり、適当に内定をもらった人は早期離職しがちで、20代の転職は「就職活動の失敗のリカバリー」とまで言われることもあるので、それ自体は珍しくも悪くもありません。

とくに新卒2年目は「第二新卒」として扱われ、就職活動失敗のリカバリーとして新たな転職先を見つけ出すという意味合いが強いです。

どういうこと言うと「年収を上げるためのキャリアアップ転職は出来ないが、待遇や職種・業種を改善するための転職は可能」となるので、待遇面や労働環境自体は転職すれば容易に改善可能だということです。

明らかにブラック企業に就いてしまった人

明らかなブラック企業に入社してしまい耐えかねている人も、辞めてもいい部類に含まれます。

とくに新卒2年目で、ブラックな業界だと辞める人は、

  • 保険・不動産関連の業界
  • 広告代理店・マスコミ業界
  • IT・WEB業界の下流・下請け企業

…など、一般的に華やかで高年収だと言われている業界についていけない方が多めです。

正直、ブラック企業は事前に口コミ・評判を念入りに調べても避けられるものではなく、それも社会経験のない学生なら判断力もない時期です。

なので、一定数ブラック企業に入社してしまう人材がいるのは仕方ありません。

仮に今のブラック企業で長く続けて出世や昇進のチャンスがあるとしても、体を壊したり精神を病んでしまうリスクもあり、ついていける保証はありません。

今の自分の限界や力量を知り、引くことも立派な人生の選択肢です。

上司や先輩の指導やマネジメントがクソな会社

上司の指導がひどい会社も、正直言って辞めてしまってもいいでしょう。

とくに中小企業で狭い職場の場合、その上司と定年退職まで付き合わないといけない可能性も十分ありえます。

そのため、従業員500人以下の企業では新卒3年以内の離職率が大企業に比べて高い傾向があります。

また、新社会人となれば、まずは上司や先輩の仕事を見て覚えるわけですので、上司や先輩が手本にならないのであれば、ハッキリ言って話になりません。

とくに余裕のない企業は、上司や先輩が指導・教育する余裕もないのに新卒を採用することもあるので、あまりに上司や先輩が放任主義で自分の成長が感じられない職場は、早めに辞めてしまっても構わないでしょう。

将来に期待できない会社

2年目で辞めてもいい会社は、将来に期待できない会社です。

具体的には、

  • 構造的にブラックな職場環境が改善できない業界や企業
  • 業績が年々下降傾向にあるにも関わらず、改善策を行っていない会社
  • 上司や経営陣に人徳や能力がなく、社員が疲弊している会社

…など、会社が良くなっていくビジョンの見えない会社は、将来性に不安が残ります。

仮に今の会社で定年退職後まで働くことを視野に入れているのであれば、将来的に管理職・役員クラスになってブラックで潰れそうな会社を支えないといけない立場になるのは、他でもない自分自身になる可能性もあります。

そう考えた時に「今の会社でそこまで意欲を持って働きたくないなあ…」と思ってしまうようであれば、辞めることを前向きに考え、長く働ける職場をしっかり見つけ出したほうが将来の不安は消えるはずでしょう。

2年目の転職=第二新卒扱いになるので比較的有利

新卒2年目で辞める場合、卒業後3年以内の「第二新卒」に含まれますので、この時期は転職で有利になります。

とくに第二新卒の場合は「社会人経験の基本があるので基礎研修の必要がないので、新卒と中途採用者の中間地点」として、多くの企業から需要があります。

第二新卒層を積極的に採用している企業は、具体的には、

  • 新卒者から人気がない知名度の低い企業=隠れた優良企業
  • 即戦力級が欲しいわけではないが、将来に備えて若手を確保したい会社
  • 立ち上がったばかりのベンチャー企業で、熱意や意欲の高い若者を求めている企業

…などが主な対象となります。

また、採用方針も「学歴・経歴よりは人柄・人間性重視」「将来性・ポテンシャル重視」という感じで、新卒時の「学歴・ブランド力重視」とはやや違った方向性になってきます。

もともと、第二新卒層の採用自体がビジネス的にはそこまで利益効率がいいわけではないので、じっくり転職先を選べば、自分に合った長く働ける職場を見つけ出せる可能性が高いです。

ですので、新卒2年目以内で辞めるのであれば、第二新卒層を欲しがっている企業を狙って、応募してみるのがいいでしょう。

「向いている・向いていない」の判断は時期尚早

新卒2年目で辞めたい方は「今の仕事向いていない…」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

働くのであれば、誰もが自分に向いている適性のある仕事をしたいものです。

ただし、2年目で転職する場合は「向いている・向いていない」の判断にはあまりこだわらない方がいいでしょう。

それには以下のような理由があるからです。

  • 1年目に雑務・下積み経験しかしていないのであれば、向き・不向きは判断できない
  • その職種には向いているのに、入った会社の環境が悪すぎただけ
  • 学歴・夢などの過去にこだわりすぎて、意外な天職を見落としがち

社会人経験1年であれば、まだ自分のことで精一杯で周りが見えなくて仕方のない時期ですので、自分一人だけで向き・不向きを判断するのは早とちりになりがちです。

ですので、辞めるにしても転職活動をしっかり行って、今よりも自分に向いていると感じる転職先から内定をもらってからでも、遅くはないでしょう。

また、職場の一部の人間に「この仕事向いてないよ」などと言われた場合も、あくまで一個人の感想でしかなく、本当に向いているかどうかは長く続けてみないと判断できませんので、あまりに気に病む必要はないでしょう。

少なからず、単に「今の仕事向いていない…」と伸び悩んでいるだけであれば、まだその時期ではないので、前向きに続けてみることも大事だということです。

新卒2年目で辞めたいなら転職エージェントを使っておこう

新卒2年目で辞めたいのであれば「転職エージェント」でプロに相談しておくのが、間違いないアドバイスをもらえるはずです。

転職エージェントは無料で使え、今の経歴に合わせた求人を紹介してもらえます。

またキャリアカウンセリングでは、今の仕事を辞めて転職するべきかどうかについての相談もできるため、新卒2年目で辞めようかた悩んでいるのであれば、プロに相談してみて判断材料を増やすのも手ですよ。

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