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まともな会社の見分ける4つのポイント。優良企業はこうして見つけ出す

「まともな会社が見つからない…」

20代の時、私が求人情報を見ながら感じていたことです。

ネットが発達した現代では、あまりにキャリアに関する情報が多くて、何が真実でウソか見分けることは困難です。

できるものなら、

  • 土日祝休みで有給も取れる
  • リモートワーク対応
  • 家賃手当や交通費が出る
  • 残業なし

といった条件の良い会社で働きたいものです。

逆に「ハラスメントで潰された」「希望が通らなくて出来ない仕事を振られた」といった体験談もあふれすぎていて、そういった企業を避けようと慎重になりすぎる人も増えました。

そういった”騙し合い”とも言えるようなキャリア情報の中、私が様々な知見や経験の中から導き出したまともな企業を見つけ出すための考え方を、解説していきます。

まともな会社を見分けるにはここを見よう

極論、まともな会社かどうかは入ってみなければわからない部分もかなり多いです。

「それじゃ、この記事を読む意味ないだろ!」とツッコみたい方もいることでしょう。

ただ、傾向として「こういう求人はヤバい」「会社情報を調べてこれなら気をつけろ」といった要素はあるので、そうした事前に察知できる危険信号を、まずご紹介していきます。

求人情報が都合の良いキャッチフレーズばかり

ブラック企業かどうか見分けるシグナルとして有名なのが「求人情報に都合の良いキャッチフレーズばかり使われてないか?」という判断軸です。

よくあるのが、

  • アットホームな職場です
  • やる気次第でどんどん成長できます
  • 若手にも裁量があります
  • 未経験でも活躍できます
  • 夢を追いかけられる環境です

といった、一見すると魅力的に思えるキャッチフレーズです。

しかし、これらの文言は「人が来ないから過剰に魅力的なキャッチフレーズで募集を集めている」などの事情があると予想できます。

そもそもとして、この手の文言が掲載されてる求人自体が、

  • アルバイトなどの非正規雇用の募集
  • 無料で誰でも見れる求人媒体に掲載されている
  • 未経験からでも就ける営業職や小売・飲食

など、採用ハードルが低い求人で使われがちです。

さらに危険なのが、求人情報だけでなく企業ホームページに「やりがい」「仲間」「成長」「感謝」といった精神論ばかり書いてるような企業です。

この手の企業は、社長の教訓をありがたがっていたり、社内マニュアルが根性論ばかりで具体的な指導がないなど典型的なブラック企業の兆候が見られます。

事実、2023年に世間を騒がせたビッグモーターの不祥事でも、経営計画書に「思想が合わないなら今すぐ辞めろ」「営業マンを活かすも殺すも店長次第」とおぞましい精神論が書かれていたことが発覚し、世間を騒がせました。

一方で、まともな企業ほど求人情報には淡々と客観的な条件や業務内容、必要スキルが書かれている印象です。

むしろ、求めるスキルや経験年数のハードルを上げていたり、仕事内容も業界経験や専門知識がないと何をするかわからないような内容となっています。

なぜなら、そうすることで経験やスキルがない人弾け、選考コストを減らせるからです。

逆を言えば、キャッチフレーズばかり記載している求人は、まともに募集していては人が来ないから採用ハードルを下げている…という証拠でもあるのです。

客観的な企業情報を確認する

これは私が就活中の大学生によくするアドバイスなのですが客観的な企業情報を確認するだけでも地雷求人は見分けられます。

ここでいう「客観的」とは「誰でも再現可能な方法」なので、実際の手順と合わせてご紹介します。

  1. 会社名を「国税庁法人番号公表サイト」で検索する
  2. 所在地住所をGoogleMapなどで確認する
  3. オフィスがアパートの一室やコワーキングスペースでないか確認する

求人情報だけで判断していると忘れがちですが、これをやるだけでとんでもなくヤバい企業は見分けられます。

私が実際に見聞きした例としては、

  • 一時期ブームだったVtuber事務所の所在地がアパートの一室だった
  • IT/Web系の企業がコワーキングスペースの一室で1人社長だった

といったものがあります。

他にも、HP記載の企業情報から見えてくるものとして、

  • 運営年数が短い→社内制度が整っていない可能性大
  • 代表者情報がほとんど載っていない→経営者のワンマンかも
  • 何で稼いでいるのかわからない→闇バイトや法律的にグレーな商売かも

などの「怪しい兆候」を察知することができます。

この手の企業情報は求職者だけでなく、取引先企業も調べる情報なので、まともな企業ほどしっかり記載しているものです。

最近では、面接もリモートで済むことが多く見落としがちですが、こうしたネットで調べればすぐ出てくる情報もしっかり見ておくことも大切です。

コミュニケーションに細かな違和感がないか

仕事探しをしていると、ついつい「企業側に合わせなければ…」と意識が先行して、細かな違和感があってもスルーしがちです。

しかし、私自身が上手くいかなかった会社にしても、他人から聞いた短期離職の話にしても、だいたいは「入社するまでに感じてた違和感を放置していたから…」という理由で、後々トラブルになることが非常に多いです。

そうした事例を掘り下げると、求職者側ではなく企業側のコミュニケーションにも問題があるとしか思えない部分も多々あります。

たとえば、

  • 面接日程や合否の連絡がやたら遅い
  • 面接中に会話のズレが多い
  • こちらの質問を毎回はぐらかされる
  • 面接官の自己紹介やアイスブレイクがない

といったものです。

個人的には「面接官の自己紹介やアイスブレイクがない」は、かなり地雷率が高い印象です。

アイスブレイクとは、初対面の人が集まる場や会議の冒頭などで、緊張した空気を和らげ、参加者の心をほぐす手法や雑談のことです。

というのも、履歴書や職務経歴書でこちらの個人情報を一方的に渡しているのにも関わらず、相手側は自己紹介もないというのは、冷静に考えるとかなり失礼でフェアな行為とは言えません。

また、面接を受ける側は緊張するものですし、昨今では面接時の炎上リスクも大きくなっているため、アイスブレイクを挟んで雰囲気を良くしておいたほうが得です。

面接は必ずしも企業が採る人を一方的に選別する場でなく、求職者側も相手を見分ける場でもあります。

そういう意味で「なんか話が噛み合わないな…」「この企業は失礼だな…」だと感じたら、無理に入社しないという判断も問われます。

そうした「初対面での違和感」はだいたい入社後にも続くと考えたほうがいいです。

説明不足な会社は入社後も説明もなく理不尽な指示をしてきますし、アイスブレイクで雰囲気を良くしない会社はそもそも社内にそういう意識すらない人ばかりだったりします。

似たような求人と比べて給料が安すぎるor高すぎる

仕事の給料には「相場」が存在するものです。

相場とは、似たような仕事内容ならおおよそ似たような給与額になるということです。

相場より給与が低ければ人が応募してきませんし、逆に高すぎる場合は何か理由があるものです。

給料が安くなりすぎる原因としては、以下のようなものがあります。

  • 人件費をケチってる企業
  • 適正相場がわかってない採用経験の浅い企業
  • 感覚だけで給料を決めて外を意識していない企業

昨今、どこも人手不足で悩んでいるため、人が欲しいのに相場より安くするメリットは皆無です。

にも関わらず、相場よりも給料の低い企業は「この金額で人が来てくれたらラッキー」ぐらいにしか考えてない証拠です。

で、そういう企業に限って、アルバイトであっても正社員並の仕事を振ったり、優秀な人にすべてを押し付けるなど努力する人の善意を搾取してきがちです。

逆に給料が高すぎる場合には、以下のような背景があります。

  • 人材獲得競争で他社より給料を釣り上げて人を集めたい
  • 責任が重くキツイ仕事内容(営業や夜職の成果報酬制など)
  • 夜勤や休日勤務など時間拘束が多い(飲食店長など)
  • 絶賛炎上中で高額出してでもどうにかしたい(PMなど)
  • 結果を出さないと解雇される(外資系など)

以上のような「給料を上げてでも採用したい思惑」が必ずあるものです。

この手の相場より給料の高い求人は、耐えられる人なら見返りは大きいですが、そうでない人にとってはかなり肉体的にも精神的にもストレスフルだと言えます。

また、不誠実なやり方として

  • 固定残業代込みで月給だけ高く見せている
  • 次年度から給料を下げる予定で高く見せている
  • 内定後にアレコレ理由つけて給料を下げてくる

といった”後出しジャンケン”みたいな手段を使ってくる企業も存在します。

そういった罠も多数あるので、他と比べて明らかに給料が安いor高い求人は、警戒しておくに限ります。

まともな会社を見つけるためにやるべきこと

以上のように「まともでない会社」を見分けるコツはいくつもありますが、実際にまともな会社に入社できるかどうかは別の話です。

そもそも、経歴が足りないならまともな会社に応募したところで落とされます。

言い方はキツくなりますがまともな企業に入れない人自体がまともでないという視点も持つ必要があります。

本当に”まとも”な人なら、在学中に真面目に就活して良い企業に入社できてます。

そこからあぶれてしまっている時点で、企業から見たら「まともでない」と思われることを忘れてはなりません。

「自分はまともな仕事を選べる立場ではない」という現実を受け入れつつも、その中でも「他よりマシ」「自分にとってはまとも」を見つけ出すことが大事です。

ここから、そんな自分にとってまともな会社を見つけ出すヒントを紹介していきます。

何を基準に”まとも”とするか自分の許容ラインを明確にする

「まとも」と言っても、人によって基準が異なります。

筆者も、小さな会社でいつ仕事がなくなるかわからない環境で働いてますが、20代の頃だったら「そんなブラックな条件で仕事できるか!」と選んでなかったと思います。

逆に典型的な”まともな企業”である大手企業勤務の人の話を聞くと「よくそんなつまらんこと続けられるなぁ…」という感じです。

結局は、どれだけ条件や待遇が良い企業でも合わないものは合わないし、ブラックと思える仕事もやってみたら生き生き働けた…ということは普通にあり得るのです。

とくに若いうちは体力や集中力、柔軟性もあるので、まともでないと思う求人であっても応募してみる価値は十分あるといえるでしょう。

ネット情報を参考にし過ぎない

若手のキャリア相談に乗ってると、かなり多いのがネットの情報に振り回されているというケースです。

よくある例としては、

  • ◯◯業界はブラックだから…
  • あの企業は口コミでハラスメントがあった…

など、ネガティブな情報が一つでもあると、その会社に応募しないといった極端な偏りです。

かくいう私自身、ネットの情報がすべてだと思ってた若い頃は、この状態に陥ってました。

大きめの企業なら配属される部署で状況はガラリと変わります。

企業もバカではないので、問題が置きたら対策するので、数年前はブラックでも変化している可能性だってあります。

また、何もネットの口コミだけでなく企業側が出してる情報も参考にし過ぎるのも問題です。

今でこそ企業の採用側の都合も聞く機会が増えたのでわかりますが、必ずしも企業側がホームページや求人にすべての情報を書き切れているとは限らない…という視点も持つべきでしょう。

たとえば、

  • 求人の文章を他会社が書いてるので実態とズレている
  • ホームページの管理を他会社に任せているので更新できていない

といったことが、思っている以上によくあります。

なので「まずは会って話して確かめてみよう」と考えて、求人情報は必要最低限しか書いてない場合もあるのです。

選考過程の”ズレ”に敏感になる

まともな企業かどうかは自分自身が十分に納得した上で入社するかどうかで決まります。

ブラック企業がまともじゃないのは、人を騙すような方法で入社させてキツイことをやらせるからブラックなのです。

これが事前に「こういう部分でキツくて辞める人もいるけど大丈夫か?」「その分、将来はこうすれば年収はこれぐらい上がる」と約束してくれれば、誠実さを感じて続けることができるでしょう。

自分自身が納得できるかどうかは、書類選考から面接、内定のタイミングで「なんか違う」「この会社は不誠実だ」という自分自身の違和感に素直になれるかどうかにかかってます。

そういう意味で、真にまともな企業かどうか見分けるには、自分自身側からアクションを起こし、相手側がまともな態度で接してくれるかどうかを問わないとならないのです。

そのためにも、面接での違和感、内定前の「ズレ」「違和感」を放置せず、しっかり解消するということが何よりも大切なのです。

ちゃんとした転職サービスを使う

まともな求人を見つけ出したいならちゃんとした転職サービスを使うことが大事です。

無料で誰でも閲覧できる転職サービスは、企業側からすれば「誰でもいい」ということなので、まともじゃない求人が目につく可能性が上がります。

一方でしっかりした転職サービスであれば、

  • 面談対応や職務経歴提出などの基本ができる人を選別できる
  • 自分に合った転職サービスを見分けられる人が登録する

という感じで、企業側からしても”まともな人”を採用するために都合が良いのです。

事実、転職サービスでは「非公開求人」と呼ばれる見込みのある人にしか紹介されない求人あるので、そうした求人を紹介してもらえないと、まともでない求人ばかり目につくようになっても仕方ありません。

また、経歴や学歴のない未経験者であっても、20代向けの就職支援をしっかり活用すれば、まともな企業に就くことができます。

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