ポートフォリオの作品数が少ない時はどうすればいい?デザイナー諦めてデザイナー雇う側になった目線で教えます!

ども!

デザイン学校卒業後、デザイナーになれなかったスコシテン編集長です!

今はデザイナー雇う側に回ってます!

クリエイターさんが就活・転職をする際に避けて通れないのが、

「うわ、ポートフォリオの作品数少なすぎ!?」

…という、悩みですね。

私も「経歴がクリエイティブ系なので、デザイナーになるしか道はない…」と思っていた頃、本当にポートフォリオ作成には悩みました。

編集長
ポートフォリオの作品が少くて
転職(就職)できる気がしない…

デザイナーを目指し挫折してしまい、今はデザイナーに仕事を頼む側になった私の目線から「ポートフォリオの作品数の少なさをどうにかする方法」を紹介していきます!

採用側がポートフォリオに求める要素とは?

「ポートフォリオの作品数が少ない…」とお悩みの方に尋ねたいことがあります。

クリエイターのポートフォリオで一番重要なことはなんだと思いますか?

ポートフォリオに悩まれている多くの方は、こう答えるでしょう。

・ポートフォリオに悩んでいる人がしている勘違い

「見た目のいいポートフォリオが企業にウケる」
「作品数が多く自分の個性や能力を見てもらえるポートフォリオがいい」
「制作過程やプレゼンテーションも兼ねた作品集なら説得力バツグン」

…はい。どれも間違いです。

そんなことはおまけでしかないです。

重要なことはただひとつ。

ポートフォリオを見た面接官に、
「こいつにならウチの仕事を任せてもいい!」
…と思わせられるか、どうかです。

どんなに時間をかけて作った、オシャレですごいデザインのポートフォリオでも「この人にウチの仕事を任せるのはちょっと…」と思われては、元も子もありません。

ここに気づかずに「ポートフォリオは〇〇すべき!」「作品数は◯点がいい!」なんて小手先のテクニックばかり気にしていると、本質を見失います。

私自身、ポートフォリオ作成に悩んでいる時は、小手先のテクニックばかり気にしていましたから。

面接に持ち込むポートフォリオは「私はこれだけの仕事が出来る!さあ、雇ってみろ!」と、今までの制作実績で企業人事に訴えかける必要があるんです。

いわば、ポートフォリオは企業への挑戦状

今までの制作実績を相手に叩きつけるためにあるんです。

ポートフォリオの作品数が少ないのは致命的!

さて、本題に入りましょう。

「ポートフォリオの作品数が少なくても大丈夫か?」

…大丈夫じゃないです。常識的に考えて。

先ほどの「クリエイターを雇う側の目線」で考えてみましょう。

ポートフォリオの作品数点のクリエイターなんて「こいつ本当に仕事出来んの?」と、不信感満々ですから。

企業人事
キミ、なんでこんなに作品数少ないの?
就活クリエイター
…ええと、
制作に時間がかかってですね…
企業人事
(面接で持ちこめる作品数これだけかよw)
(あ〜^こいつ学生時代に課題しかやってねえなw)
(ネットで独学で勉強して、
デザインできちゃった気になってるタイプかな?)

…とまあ、面接官の本音はこんなところでしょうか。

採用で落ちても理由を述べない会社が多いので、厳しい本音ですが、あえて書かせてもらってます。

面接官も色んなデザイナーを見てきているので、

デザインを仕事にすることを意識していない人
制作実績が足りていない人
ポートフォリオの数合わせに作品数水増ししている人

…というのは、ポートフォリオを見ればすぐ見抜けちゃいます。

作品数が少なくても評価できるパターン

ただし、いくつか例外もあって、作品数が少なくても評価されるパターンもあります。

その場合は作品数の少なさを気にせずに、自信を持って就職・転職に臨みましょう。

すでに実績や知名度のあるクリエイター

まずは、フリーランスのイラストレーターやデザイナー。それも、すでに高い実績や知名度のある方限定。

あの〇〇のキャラクターデザインを勤めた、人気絵師の〇〇!」なんて泊がつけば、ポートフォリオ見るまでもなく、高単価の仕事を発注する人がうじゃうじゃ湧いてきます。

ただし、そういった有名クリエイターさんも、下積み時代はおびただしい数の作品を作り上げ、地道にポートフォリオを作って営業して仕事をしていた時期があるという前提は、お忘れなく。

制作に時間がかかるコンテンツのクリエイター

コンテンツ制作に時間のかかるクリエイターさんも、ポートフォリオの作品数が少なくても問題ないケースもあります。

たとえば、動画系のクリエイターさんですね。あとはゲームの背景画など、書き込み量の多いイラストレーターさんなんかも。

この場合、基本的に仕事での制作はチームワークで分業して行うのが常なので「量より質」が求められることが多いです。

わかりやすく言えば「アニメーター志望のクリエイター」が、完成品としてのアニメ動画1本を持ち込めば、それだけで評価されることもある…ということです。

もし「私の制作には時間がかかる」としっかりと説明できるタイプのクリエイターさんは、ポートフォリオ作成について「マイナビクリエイター」でキャリアアドバイザーに相談してみるといいですよ。

大手ゲーム会社を始め、クリエイターを雇う余裕のある会社も多数紹介してもらえますので、実力次第ではいくらでもチャンスがありますからね。

ポートフォリオに載せる作品数が少ない場合の対策

デザイナー女性
どうしよう…
私ポートフォリオに載せられる作品、
少ないんだけど…

ここまで読んで、不安になっている方もいるかと思います。

厳しく言うと「今まで頑張ってこなかったのが悪い」と言えますが、過ぎたことをあーだこーだ言っても仕方ありません。

ポートフォリオの作品数不足については、ハッキリ言って「クリエイターの努力不足」であるわけですからね。

しかし、諦めてはいけませんよ。

大事なのは、これからです。

デザイナー・クリエイティブ系の道を目指すのであれば、ポートフォリオの作品数充実は必須。

学生さんならともかく、社会人で転職を考えているような方は「今すぐ転職しよう!」と考えず、これからオススメする方法を参考にして、ポートフォリオ制作を進めていくことを意識しましょう。

対策1.クラウドソーシングで受注して制作実績を増やす

一番オススメで確実なのは「クラウドソーシング」という、ネット越しに仕事を受注できるサービスで、ガンガン制作をこなしていくことですね。

とくに「クラウドワークス」は、デザイン系の案件が豊富ですので登録して、仕事の募集だけでも見ておくといいですよ。

コンペ式ですと、腕に自信がなくとも気軽に提案できるので、ポートフォリオの作品数稼ぎにはもってこいです。おまけに採用されれば、報酬ももらえます

学生でも利用できるので、こづかい稼ぎにはオススメですね。実力さえあれば、ここで生計を立てるフリーランスを目指すことも出来ます。

…ただまあ、ここだけの話。

あまりクラウドソーシングのザイン案件の単価は高くないので、利用者も「値段相応の仕事、ポートフォリオの作品数稼ぎ」という感覚で使うのがいいです。

ここで経験を積みながらポートフォリオを充実させ、就職・転職に結びつけるという意識で使いましょう。とにかく「質より量をこなす」には、もってこいですよ。

>>「クラウドワークス」でデザインの仕事を探してみる【無料登録1分】

職業訓練校・通信講座を活用しておく

ポートフォリオの作品数の少なさで悩んでいるのであれば、職業訓練校・通信講座を活用するのも手です。

職業訓練校や通信講座のいいところは「学んだ後の就業サポートもしっかりしてくれる」ところにあります。

※もし、今在学中の方でしたら、勉強するだけで満足せず、しっかりと仕事先も斡旋してもらいましょう。でないと、ほんと勉強して作品制作するだけで卒業してしまい、後々の仕事探しで困ります。

仕事での「デザイン」に関しましては、センスなんかよりも現場で通用する技術のほうが何倍も大事なので、学校や講座で一から基礎を学んでいる人というのが、強いですね。

とくに最近求人数の多い「WEBデザイン」に関してはWEBコーティング(プログラミング技術)が重要ですので、どちらかというと「技術寄りの仕事」でもあります。

何度も言いますが、デザインセンスは二の次です。

デザインや芸術を学んでいたけど、仕事で活かせる技術がなくて仕事に就けない…」とお悩みの方は、WEBデザインについて一から学んだほうが、確実に仕事見つかりますよ。

ぶっちゃけ、実力や才能がなくても、勉強して技術を身につけるだけでOKな上に、求人数も多いので。

WEBデザインは「職業訓練校(都道府県毎に用意されている)」で学べますが、失業中の人や若年層が優先される上に、時期も限定されているので、確実に通える保証はありません。受けてみたい人は、最寄りのハローワークに問い合わせて、確認してみましょう。

学校で学ぶ時間がない!」「確実に学びたい!」という方は、短期間で自宅で学べる通信講座「TechAcademy [テックアカデミー]」がオススメですね。

一ヶ月の短期間集中なら価格もかなり安くで学べますし、パソコンがあれば自宅からでも勉強可能なので、時間のない社会人でも技術を習得可能です。

無料体験講座も行っているので、まずは試してみるといいでしょう。

>>「TechAcademy」でWEBデザイン講座を無料体験してみる

仕事での制作物をポートフォリオに組み込む

仕事でクリエイティブ系に勤めているけど、ポートフォリオの作り方がわからない…」と言うような人は、仕事の制作物をポートフォリオに組み込めばいいだけの話です。

仕事での実制作物ほど、説得力のあるものはありません。

理想で言えば、自分のポートフォリオサイトを持っているのがベストです。

ただし、著作権の問題や社内機密を考えると、どうしても個人のポートフォリオサイトに組み込めない範疇も出てきますので、そこらへんの判断力も必要になってきます。

会社勤めのクリエイターの方が転職を考えている場合は「マイナビクリエイター」に相談して、ポートフォリオの作り方や転職先についてアドバイスをもらいましょう。

著作権・社内機密に関わるデリケートな話も相談できますので、仕事の制作物をポートフォリオに載せる場合は、転職のプロから聞いておくのが一番です。

デザイナー(クリエイター)を諦める!!!

これを言っちゃ元も子もないんですけど、ポートフォリオに載せる作品数の少なさで悩んでいるんなら、クリエイター諦めちゃうのも手ですよ。

私もこのパターンです。

だって、ポートフォリオに載せる作品作るのが辛くて辛くてしょーがなかったんですもん。

それで「ああ、俺デザイン大嫌いだわwww他人に作らせるほうが向いてるww」と気づいちゃいましたね。

…ということもあるので、いっそクリエイター諦めちゃったほうが楽ですよ。

別にクリエイティブ系の専門学校や美大に通ったからと言って、全員がクリエイティブ系の仕事に就くわけでもないですし、新卒後仕事に就いても、途中で辞めちゃう人多いですからね〜。

専門学校にクリエイターになれないで講師になった方とかたくさんいますけど、別に途中で挫折したって、いくらでもクリエイティブに関わる仕事なんてあります。

自分にはクリエイティブの制作しか道はない!」と可能性を狭めず、色んな仕事に興味を持つのも、選択肢のひとつですよ。

最近は、ネットでクリエイティブ系趣味や副業の選択肢も広がってますし、あまり無理して「クリエイティブを絶対に仕事にしよう!」と悩みすぎるのもよくないです。

マイナビクリエイターに相談しておく

文中でも何度か紹介していますが「マイナビクリエイター」という、クリエイター向けの就職・転職支援サービスでポートフォリオについて相談してみるのもオススメですね。

転職のプロに相談するのが、まず間違いないです。

しかも、無料で利用できるので、相談しておくだけトクです

企業人事がポートフォリオで見ているポイント」をマイナビクリエイターはよくわかっているわけなので、もはや答え合わせしながらポートフォリオを作っているようなものです。

一人で悩み、見当違いの方向でポートフォリオに時間をかけるぐらいなら、プロに的確なアドバイスをもらった方が、効率的ですからね。

また、マイナビクリエイターはIT・WEB・ゲーム系の求人に強いので、意外な職場にも出会うチャンスが生まれるので、登録しておくだけトクです。

ポートフォリオ作成についてもプロからアドバイスをもらえるので、在職中でポートフォリオがきっかけで転職に踏み出せない方は、転職先の相談がてら利用しておくべきでしょう。

マイナビクリエイターは新宿での面談、関東圏の求人が多めですが、その他の地域の求人や、電話・ビデオチャット面談にも対応しているので、クリエイティブ系の経歴がある方はひとまず登録しておきましょう。

学生さんも利用できるので、専門学校の就職サポートに不満があるなら、利用しておくべきです。

他の学生よりも一歩リードできるので、将来クリエイティブ系で食っていくつもりなら、早めに行動しておきましょう。

卒業後に「仕事どうしよう…」「ポートフォリオに載せる作品がない…」となってしまうと、クリエイティブ系の道は何倍もキツくなるので、ほんと在学中に出来ることはなんでもやっておいてください。

まとめ:作品数が少ないならまだ転職は早い!

最後にまとておきますと「ポートフォリオの作品数が少ないことで悩んでいるなら、まだ転職は早い!」ということですね。

やる気や熱意と将来性でカバーできる学生さんならともかく、そうでないなら転職活動しても落とされまくるので、まずはポートフォリオをしっかり作るところから始めたほうがいいです。

私も、まだデザイナーを目指していた頃は、作品数の少ないポートフォリオで仕事先を探しましたが、

「え?これだけ?w」
「うーん、作品数少ないなあ…」
「うちは即戦力しか雇ってないから^^」

…など、厳しいことを言われ「デザイナーなんてなるもんか!」「ふざけやがって、オレがデザイナー雇う側になったるわ!」と決心しました。

…まあ、デザイナー挫折した私の目線で言えば、とにかく若いうちはガンガン数をこなすべきだと、今さらになって反省していますね。

どーせ、若いうちにすごい作品なんて作れないんだから、数こなす方が後々のためになります。

ポートフォリオで人事が見ているのも、そういった「努力の跡」でもあるわけです。

決して「センスがいい」「オシャレ」とか、ファッション大好き学生レベルの感覚ではありません。

ともあれ、デザイナーを挫折してデザイナーに仕事を発注する立場になった私から、今悩んでいるクリエイターさんの参考になりそうな情報を、惜しみなく出させて頂きました。

ぶっちゃけ、自称デザイナーのポートフォリオ作成ノウハウは「私のデザイン(ポートフォリオ)すごいでしょ!ね?ね?」「私、オシャレでしょ?」みたいな意識高い系勘違いノウハウも多いですが「人事はそんな自己主張求めてねえよ!」という感じなので、流されないでください。

まずは「ポートフォリオは、企業人事に”私は仕事が出来る人材だ”と伝えるためにある」ということを優先的に意識してみましょう。

その上で「作品数の少ない自分が、今すべきこと」を見つけ出してみてください。

・当記事で紹介したサービスまとめ

ポートフォリオの作品数を増やしたい
クラウドワークス」でデザインの仕事をガンガンこなしていく

WEBデザインの技術を習得して確実に手に職をつけたい
TechAcademy [テックアカデミー]」もしくは「職業訓練校」を利用する(ハローワークに聞いてみよう)

ポートフォリオについて、就職・転職でも通用するアドバイスを受けたい
マイナビクリエイター」を利用して、プロのキャリアアドバイザーから具体的な相談をもらう