「アルバイトを続けてたらリーダーになってしまった…」
「シフトリーダーは責任の割に合わないと思う…」
「バイトリーダーを続けるとどうなるの?」
このように
お悩みではありませんか?
バイトリーダーは、「アルバイト人材の中のリーダー」「社員がいない時間帯の社員の代理人」というポジションとなります。「シフトリーダー」「時間帯責任者」などとも呼ばれ、企業によって呼称が異なります。
バイトリーダーの業務内容は、
- シフト作成・管理
- 新人アルバイトの教育・指導
- アルバイトスタッフの業務指示・管理
- トラブル対応
- 店長・社員のサポート
- 売り場作り
- 清掃
など、職場環境によっては社員同様の内容が振られることもあります。
そんなバイトリーダーですが、
アルバイトの給料なのに
社員同様の責任や仕事を振られるのは
割に合わないかも…
と考える人も少なくありません。
そこで当記事では、
- バイトリーダーになるメリット/デメリット
- バイトリーダーを続けたらどうなるのか?
- もしバイトリーダーを辞めたいと思ったらどうするべきか?
など、バイトリーダーに関する悩みについて、お伝えしていきます。
バイトリーダーは2種類のタイプしか続かない
私は色んな職場でバイトリーダーを見てきて、自分自身もバイトリーダーを経験しました。
そこから痛感してわかったことがあります。
バイトリーダーを長く続けられるのは、2種類のタイプの人間しかいません。
それは、
- バイトレベルの仕事に変にプライドを持っているタイプ
- 意識が低すぎてダラダラバイトリーダーを続けているタイプ
…この2種類ですね。それ以外は例外なく、すぐに辞めていきます。
この2種類のタイプって、ある意味ではバイトリーダーにピッタリな性格で、企業側からすれば都合のいい人材なんですよね。
ただ、現場のアルバイトや店長などの社員・管理職からすれば、厄介な存在でもあります。
その理由を、私の経験から紹介していきます。
プライドの高いバイトリーダーは”無能な働き者”
無駄にプライドの高いバイトリーダーは、バイトレベルの仕事に意識が高くやり甲斐を感じていることが多いです。
もちろん、仕事のやり甲斐や意識レベルは、個人の勝手なのでそれは構わないんです。
ところが、勘違いバイトリーダーは「どうでもいい仕事」「アルバイト・現場目線だけの仕事」にもやり甲斐を感じていることが多く、その下で働くアルバイトや、会社の意図をくんで業務を割り振りする店長クラスからすれば、厄介な存在なんです。
なまじ、現場での経験は長く知識もあるため、プライドの高さにさらに拍車がかかり、ひどい場合は店長=会社の方針を無視して、勝手な仕事の割り振りをすることもありましたね。
このタイプのバイトリーダーは、こじらせると「バイトの賃金引き上げろ!」とデモやっちゃうタイプの人種だと感じますね。
一応言っておくと、ほとんどの企業はバイトリーダーでも社員候補として採用される制度を導入しているはずですので、バイトリーダーで留まっているってことは、社員になる気がないのに無駄に意識やプライドが高いか、人格に問題があって社員から評価されないような人材です。
また、変にプライドや意識が高く、新人にスパルタ教育施してすぐにやめさせるので、他のアルバイトや店長からしても、悩みのタネのような人材です。
学生バイトさんなんかは、しっかり反面教師にする分では見本になる人材ですが、職場からすれば厄介な存在です。
ダラダラバイトリーダー続けている”無能な怠け者”
逆に、意識やプライドがまったくなく、ただダラダラアルバイトを続けていて成り行きでバイトリーダーになったタイプもいますね。
このタイプのバイトリーダーは、前者の勘違いバイトリーダータイプよりは、職場としても企業としても扱いやすい存在に感じました。
自発性はゼロなのですが、言われたことはほどほどにこなすので、通常業務レベルでは卒なくこなしてくれ、企業や店長からしても扱いやすい存在として重宝します。
ただし、やる気や意欲は低く、業務改善や自発的な仕事はほとんどしないため、それ以上の成長が見込めないバイトリーダーも多いです。
私もこのタイプのバイトリーダーの方はたくさん見てきましたが「この人成長性ゼロだなあ」と常々感じていました。
中には”有能な怠け者”タイプもいて、意図的に手を抜いているバイトリーダーもいますが、そういう人はアルバイトの教育やフォローが上手く、店長の目を誤魔化して手を抜くのも上手いタイプが多くて、色々と参考になりましたね。
しかし”有能な怠け者”タイプは、社内の待遇に不満を抱いて、ひっそりと辞めていくことが多かったです。
私がバイトリーダーにすぐ見切りをつけた理由
そうはいっても、私もバイトリーダーとして勤めることになったので、人のことはとやかく言えません。あるいは、バイトリーダーとして自分の立ち位置をしっかり考えたからこそ、今までの先輩方を客観的に評価できたのかもしれません。
思えば、私は割とアルバイトの仕事も意欲を持ってやっているタイプでしたので、バイトリーダーになった直後は「よし!やってやるぞ!」と燃えていました。
さらに言えば、社員としての採用されることも視野に入れていたので、それで仕事のやり甲斐やモチベーションも保っていました。
ところが、私はバイトリーダーとしての仕事を始めていくと、だんだんと不満が募ってきました。
時給の評価が不当に低すぎる
まず、何と言ってもバイトリーダーの仕事は「時給の評価が低すぎる」という点ですね。
企業目線から言えば「アルバイトだから当然」という言い分はわかるんですが、明らかに周囲のスタッフより業務量や責任が増えているにも関わらず、時給+数十円程度は、いざつきつけられてみると「あーオレの仕事ってその程度の価値なのね」と、くだらなさを感じずにはいられませんでした。
社内規則にもよるんですが、バイトリーダーでどれだけ頑張って成果を出してみても、企業からすればそんなことはどうでもいいレベルの仕事なので、時給は上がりません。
実際にバイトリーダーとして働いて、その上で企業の意図や評価なども考えてみると、バイトリーダーは「搾取先」として、とても都合のいい人材なんです。
仕事の発展性や適応力が上がらない
また、バイトリーダーは仕事の発展性や適応力など、単純に能力が上がりにくい仕事です。
もちろん、現場視点で言えば、細かな売上げアップへの取組や人材教育、効率的な業務の割り振りなど、学んで試していくことはたくさんあります。
ただ、そんなもの正社員目線からすれば「一つの店舗でしか通用しない」程度のレベルなんですよね。
正社員として転職した今だからこそわかりますが、部署・店舗替えでも適応できる人材や、時代環境にも適応できる社員が、企業側からすれば価値のある人材なんです。
どんなに一つの店舗で効率よく仕事が回せても、企業側からすればそんなに価値のある人材ではないんですよね。だから、バイトリーダーの賃金は仕事の割に低いんです。
バイトリーダーの仕事は頭打ち
バイトリーダーの仕事って、結局は現場単位の仕事を極めて行くだけなので、そのうち頭打ちになります。
そのため、前に紹介したとおり、
「バイトレベルの仕事で威張っているバイトリーダー」
「ダラダラフリーター続けているバイトリーダー」
の、二通りの人材が環境要因で生まれるのだと感じました。
少しでも向上心があれば、社員クラスを目指すか、転職を考えますからね。
まあ、ある意味ではバイトリーダーを長年続けられるのも、才能のひとつだと感じます。
バイトリーダーに不満を感じたら転職すべきです
そんなわけで、私は今回紹介したような「バイトリーダーがくだらない仕事」という現実を身をもって体感し、本腰入れて正社員を目指して転職することにしました。
最初は「フリーターだから転職先はない…」と不安でしたが、いざ転職活動を始めて見ると、そんなことはありませんでした。
アルバイト・バイトリーダーレベルの仕事でも、具体的に努力した実績があれば、マネジメント(店長候補)クラスとして採用してもらえる企業はかなり多いです。
また、小売・飲食などではなくても、他業界に「現場経験のある人材」として、営業・企画・広報などとして採用されることもあります。
「フリーターだからいい転職先は見つからない…」というのは、本気で転職先を見つけてチャレンジしていない人の言い訳です。
はっきり言って、正社員でもバイト以下の仕事をしている人はたくさんいますので、フリーター経歴を負い目に感じず、自信を持って転職先を探してみましょう。
就職支援サービスを活用する
ここまで解説したように、考えなしにシフトリーダーになってしまうと、アルバイトの割に責任や仕事量は多いものの給料はさほど上がらず…という事態に陥りやすくなります。
今の職場の企業に正社員としてつもりがないのなら、早いうちに行動して就職先を見つけておいた方が、後々の人生で後悔せずに済むことでしょう。
ただ、なまじシフトリーダー経験があると「同じ業種でしか転職できないんじゃないか?」「今の仕事に慣れてるからこのまま社員目指したほうがいいのでは?」といった悩みも出てきます。
その結果、「未経験の職種に就けるかもしれないチャンス」「給料や待遇が上がるかもしれないチャンス」を逃し、ダラダラと中年までシフトリーダーとして働き続けるしかない…という末路を迎える人も一定数います。
そういった未来を迎えたくないのであれば、20代向けの就職支援サービスでプロに相談して今後のキャリアを見直すことを、一度経験してみるべきでしょう。
20代向けの就職支援サービス?
怪しくない?ブラックばかりじゃない?
このように思われる方も多いでしょうから、20代向けの就職支援サービスが成り立つ理由について少しだけ解説させてください。
フリーターは卒業後3年以内なら「既卒」と呼ばれます。既卒は人材市場では「若いという理由だけで価値がある人材」として需要があります。卒業後3年が経過していても、20代までは未経験職への就職をサポートしている業者は数多く存在します。
これは企業目線で考えた際にも、若手向けの人材紹介サービス経由で採用するメリットが大きいからです。
「企業は完璧な採用ができる!」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
企業からすれば、若手の採用の際に判断ポイントとなるのが「すぐに辞めないかどうか?」「社内で問題を起こさないか?」といった点です。「職歴なしかどうか?」「経歴が足りない」「能力がない」といった要素は、実はさほど見られてません。
「採用ノウハウがなく求人を出しても人がこない」
「応募が来ても自社に合うかどうか見抜けない」
「誰でもOKな無料求人で募集したら変な人まで来て面接の負担が増える」
「すぐ辞める社員やモンスター社員の採用だけは避けたい」
こういった悩みを抱える企業の代わりに、就職支援サービスを運営する会社が採用や面接の負担を背負っている…という構図になるわけです。
ここまで説明すれば勘の良い方はお気づきかもしれませんが、就職支援サービスを利用すること自体が「採用企業の代わりに人材の選考や教育を行う=就職支援サービスのサポートをちゃんと受ければまともな職に就ける」ということになります。
自分一人で就職活動する場合に、ゼロから「求人探し→履歴書作成→面接対策」しなければならない負担を、就職支援サービスが代わりにしてくれるというわけです。その証拠に、ほとんどの就職支援サービスでは「履歴書なしで面接可能」となっています。
「自分一人で就職活動しなきゃ…」と思ってたけど
そんなことしない方が実は効率的だった…!?
企業目線で見た場合も、無料求人で「誰でも応募できる」状態にするよりは、実績のある就職支援サービスを経由して人を雇った方が「すぐ辞める人材や問題社員を採用するリスクを減らせる」というメリットがあります。
ですので、採用に慎重で「いい人ほどを雇いたい」という優良企業ほど、実は表に求人を出さず、就職支援サービスを経由して人を雇おうとするわけです。
今までハローワークや無料求人サイトで
条件の良くない求人ばかり見ていた時間が
無駄だったかも…
この記事に訪れた「このままシフトリーダーを続けるべきか悩んでる…」という人ほど、就職支援サービスに相談した方が間違いのない仕事選びができるはずなので、この機会にチェックしてみてください。